ダイヤのA〜世代最強右腕〜   作:ホークス馬鹿

76 / 129
75話です。


75話

片岡の指示でブルペンに入った惇。

 

惇「ふっ!」

 

ズバアアンッ!

 

惇「んっ!」

 

ズバアアンッ!

 

御幸「ナイスボール!良い球来てんぞ!!」

 

栄純(相変わらず綺麗なストレートだな・・・)

 

暁(やっぱり・・・惇のストレートは僕より凄い・・・)

 

その後ろで、栄純と暁はそう思いながら見ていた。

因みに落合も、様子を見るためにブルペンに来ていた。

 

片岡「今のはどの程度の力で投げた?」

 

惇「6割程っす。」

 

片岡「昨日の試合でも、その程度か?」

 

惇「あ、はい。」

 

片岡「良し・・・。次は8割程の力だ!」

 

惇「はい!」

 

そう片岡に言われ、惇は少し力を入れて投げた。

 

ズバアアンッ!!

 

すると、先程よりも伸びのある真っ直ぐが投げられた。

 

御幸「っ!」

 

これに、御幸の顔が少し歪んだ。

 

御幸(マジかよ・・・これで8割かよ!)

 

御幸(既に10割の力なんじゃねーのかよ!?)

 

それは、あまりにもボールのスピン量が増し、予想以上に伸びてきたためだ。

何とかミットに受けたのだが、少し左手が痺れてしまった。

それでも

 

惇「んっ!」

 

ズバアアンッ!!

 

惇「ふっ!」

 

ズバアアンッ!!

 

何球か受けていくと、少しずつボールをしっかり受けれるようになっていった。

 

御幸(ふぅー・・・何とか受けれるようになったな・・・)

 

御幸(これは想像以上に伸びてるな・・・昨日の試合は1イニングだけで良かった・・・)

 

御幸(あの真っ直ぐとSFFをこれ以上受けれる自信が無かったからな・・・)

 

その時、御幸はそう思いながら昨日の試合を思い出していた。

 

片岡「御幸。手は大丈夫か?」

 

その時、片岡は御幸にそう尋ねた。

 

御幸「あ、はい。1球だけなら、まだ・・・」

 

これに、御幸はそう答えると

 

片岡「そうか・・・良し足立!ラスト1球、本気で投げろ!」

 

惇「はい!」

 

惇にそう伝えた。

そして、ラストに真っ直ぐを投げたのだが、先程とは比べものにならない程の伸びのある真っ直ぐで

 

御幸「っ!!」

 

バシィィンッ!!

 

御幸「クッ!!」

 

御幸のミットは弾かれ、ボールは後方に転々と転がった。

 

惇「あっ、ヤベ・・・」

 

そう呟いた惇は

 

惇「カズさん!大丈夫っすか!」

 

御幸に近付いてそう言った。

 

御幸「ああ・・・大丈夫だ。」

 

これに、御幸はそう惇に言った。

 

片岡(これは・・・想像以上だ・・・!昨日の試合時点で、ボールが以前より鋭くなっていると思っていたが、まさかここまで鋭くなっているとは・・・!)

 

落合(何てボールだ・・・!これは・・・想像してたよりも・・・!)

 

片岡と落合は、惇のボールが想像してた以上に成長している事に驚きを隠せなかった。

この2人だけじゃなく

 

栄純(んだよ今の球・・・!?また更に浮き上がったぞ・・・!!)

 

暁(惇・・・!)

 

栄純と暁も、驚きのあまり目を見開き立ち上がった。

これに、少し何とも言えない空気がブルペンの中に漂った。

 

惇「えっと・・・ちょっとクールダウンしても良いっすか?」

 

これに、惇は少し複雑そうな表情を浮かべながらそう片岡に聞いた。

 

片岡「・・・ああ。ストレッチして上がれ。」

 

惇「・・・はい。」

 

そう言われ、惇はブルペンを逃げるようにその場を後にしたのだった。




投稿出来ました。

本日はブルペンでのお話を書いてみました。

ちょっと後味が悪い感じになってしまいました。

すいません・・・。

それでは、また。
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。