秋の都大会本選の組み合わせが決まった。
その結果、青道の初戦の相手は
倉持「・・・初戦が・・・帝東・・・」
前園「その次勝っても・・・稲実やと・・・」
倉持「死のブロックじゃねぇか!!てめぇ、クジ運にもムラがあんのかよ!!」
御幸「はっはっはっ!でも燃えんだろ?」
倉持「うっせぇ!!」
今年の夏の東東京代表で、甲子園ベスト16に進出した常勝軍団、帝東に決まった。
惇「確か、向井が甲子園で投げてたよな?」
春市「うん。凄いコントロールだったよね。」
惇「ああ。左のサイドスローで、スクリューがメッチャエグかったな・・・」
惇「俺も中学の時戦った事あるけど、あの頃からコントロールもスクリューもエグかったわ・・・」
春市「そうなんだ・・・」
惇「ああ・・・コイツマジで俺達とタメなのかって思っちまったぐれーだ・・・」
その横で、惇と春市がそう話していた。
すると
片岡「甲子園でも、彼のコントロールは通用した。それは全国トップクラスだ。低めの変化球を見極め・・・甘く入ってきたボールを叩く。」
片岡「シンプルだが、これを徹底してやろう。後はエンドラン!足を絡めた攻撃で、徹底的に揺さぶりをかけるぞ。」
片岡「当然、向こうだって仕掛けてくる。その中で、如何に自分達の野球が出来るか。」
片岡「まずは強者との戦いを楽しめ!その上で、この一戦を獲る!」
片岡が、そう選手に檄を飛ばし
「「「はい!!!」」」
片岡「それで、帝東の試合の先発だが・・・足立、お前に任せる。」
惇に帝東戦先発を託した。
惇「はい!」
その横で
栄純「ぐぬぬぬ・・・アイツが先発・・・!」
暁「僕も投げたい・・・」
栄純と暁が、闘志を剥き出しにしながらそう呟いた。
この日の練習は、実戦形式のシートバッティングで、帝東の機動力やバッターの対策を行った。
その翌日。野手陣は向井対策の練習をしており、ボール球に手を出さず、ギリギリまで引き付け、センターから逆方向へ飛ばす練習をした。
中でも前園がよく飛ばしており
高島「見慣れない左のサイドスローとはいえ・・・右バッターの方が、ボールの軌道が見えやすいですし、帝東の試合で鍵を握っているのは、右バッターになりそうですね・・・」
太田部長「ええ・・・特に前園はブロック予選でも打ってましたから。彼が打つと盛り上がりますしね。」
それを高島先生と太田部長はそう見て言った。
ブルペンでは、惇がボールを投げていた。
御幸「ふぅー・・・ストレート!」
ズバアアンッ!!!
御幸「っ!」
御幸は、惇のボールを身構えて
御幸(ようやく、コイツのストレートに慣れてきたな・・・)
ここ最近やっと惇の真っ直ぐを何とか収められた。
御幸「カーブ!」
ククッ!
カーブは変わらず捕球出来たが
御幸「ふぅー・・・スライダー!」
ククッ!
御幸「っ~!」
御幸(いってー・・・!)
スライダーは上手くポケットで捕球出来ず、痛みで顔が少し歪んだ。
それでも、以前後ろに逸らしていたのと比べればまだマシだった。
惇「大丈夫っすか、カズさん!」
これに、惇はそう声をかけると
御幸「ああ、悪い!次、SFF!」
御幸は切り替え、返球しミットを構えた。
そして、惇は足を上げ、SFFを投げた。
御幸は集中して構えていたのだが
ストンッ!
御幸「っ!」
捕球出来ず、ミットに収まらなかった。
しかし、何とか後ろに逸らす事は阻止し、体で止めた。
御幸(まだ上手く捕れねー・・・!体で止めるので精一杯だ・・・!)
これに、御幸は内心悔しい感情が湧き出た。
惇(チッ・・・!真っ直ぐもそうだけど、スライダーもSFFもキレすぎて上手くコントロール出来ねー・・・!)
惇(スゲぇ良い感覚なのに・・・クソッ!)
惇は、良い感じで投げれても上手くボールを扱えない事に内心苛立ちを感じていた。
惇(つっても、んなの言い訳だ・・・。上手く扱えなきゃ意味ねー・・・)
惇(カズさんだって必死なんだ・・・!カズさんの思いに応えなきゃいけねー!)
しかし、すぐに切り替え
惇「カズさん!真っ直ぐ良いっすか?」
御幸にそう声をかけた。
御幸「あ、ああ!来い!」
そして、御幸はミットを構え、それを見た惇は足を上げ
ズバアアンッ!!!
真っ直ぐを投げた。
その2人の様子を
落合(相変わらず凄まじいキレだな・・・最早高校のレベルを超えてる・・・)
落合(御幸もよくついて来れてる・・・。普通だったら無理だ・・・)
落合(足立も、御幸の思いに応えてくれてる・・・。良いバッテリーだな・・・)
落合はそう感じながら見ていたのであった。
投稿出来ました。
途中からグダグダになりました。
読みにくかったらお許し下さい(土下座)
さて、秋の本選、青道はどうなるか?
それでは、また。