ダイヤのA〜世代最強右腕〜   作:ホークス馬鹿

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80話です。


80話

秋大本選の初戦、帝東との試合の日がやって来た。

先攻は帝東となり、守備についた青道。

そのマウンドに、足立が上がった。

 

御幸「良いか、まず先頭には気を付けよう。帝東には足の速いのが揃ってるからな。」

 

惇「了解っす、カズさん。」

 

そして、御幸が戻るのを確認した惇は、いつものルーティンである股割りストレッチを行い、セットポジションに構えた。

そして、主審の手が上がり、足を上げて投げた初球

 

ズバアアンッ!!

 

膝元に真っ直ぐを投げ、ストライクを取った。バッターは思わず腰が引け、電光掲示板の球速表示を見ると

 

「っ!?」

 

そこには、『140㎞』と表示されていた。

 

(相変わらず速えー・・・150㎞に見えるぜ・・・)

 

これには、バッターはそう感じた。

2球目は外にスローカーブを投げ

 

キン!

 

バッターはファールにしたのだが、あっさり追い込まれた。

 

(クソッ・・・!何つー緩急だ・・・!)

 

そして3球目

 

ズバアアンッ!!

 

「ットライーク!バッターアウト!!」

 

外高めの141㎞真っ直ぐで空振り三振に打ち取った。

次の2番には初球スローカーブを投げ、ストライクを取った。

2球目

 

ズバアアンッ!!

 

140㎞の真っ直ぐで空振りを取り、3球目

 

ズバアアンッ!!

 

真ん中高め141㎞の真っ直ぐで空振り三振に打ち取った。

 

御幸(相変わらずボールがよく走ってる・・・)

 

御幸(恐らくまだ5割程か・・・まだ手は耐えれる・・・)

 

この時御幸は、惇のボールの状態の良さと自身の手の状態をそう感じていた。

次の3番には、初球のスローカーブでセカンドゴロに打ち取り、初回は3者凡退の立ち上がりとなった。

 

乾「・・・。」

 

乾(相変わらず相当な伸びだ・・・)

 

この時、帝東の4番で主将、捕手もやっている乾は、惇の真っ直ぐを見て冷や汗を掻いた。

 

岡本「憲剛!太陽!」

 

すると、帝東の監督岡本が乾と1年生エース向井を呼び

 

岡本「流石甲子園準優勝投手だぜ!『東都の怪腕』の異名も納得だ!」

 

岡本「だが、おめぇらも負けてはいねぇ!魅せてやれい、太陽!」

 

そう、檄を飛ばしてマウンドに向かわせた。

 

御幸「良いボールだ。」

 

惇「あざっす。」

 

御幸「今のところ、5割程度か?」

 

惇「おっ、よく分かったっすね!まさにその位っすよ!」

 

御幸「まあ、投手陣の中でお前のボールをよく受けてるのは俺だからな。」

 

惇「そっすか・・・」

 

この時、青道ベンチでは惇と御幸はそんな話をしていた。

その裏、マウンドには向井が上がったが

 

向井(何なんだよ、あの野郎・・・!)

 

初回の惇の立ち上がりにムキになっていた。

 

向井(何でお前は、俺より先に行ってやがる・・・!)

 

そんな気持ちで、向井は先頭の倉持の膝元に真っ直ぐを投げストライクを取った。

 

倉持(流石に甘めぇ所にはこねぇな・・・)

 

そう思った倉持。

 

続く2球目

 

倉持「っ!?」

 

インハイ厳しいコースに投げ込み、思わず仰け反った倉持。

マウンドの向井は帽子を取って謝罪の言葉を述べているが、全く謝罪が伝わらなかった。

 

倉持(初球膝元。2球目はインハイ。なら3球目は・・・!)

 

この時、倉持は向井が次に投げるボールを予測し

 

倉持(外のボール!軽打で良い!出てやる!)

 

予測通りのボールが来たため、流し気味にバットに当てて、ライト前に落とした。

 

「おっしゃああ!初回先頭打者出塁!」

 

前園「ナイバッチ!倉持!」

 

続く2番の春市に、片岡はセオリー通りバントの指示をした。

しかしその初球

 

「スチール!」

 

倉持は初球スチールを仕掛けた。

これには、向井、乾バッテリーは動揺し、倉持の盗塁を許してしまった。

そして

 

コン

 

春市は確実に送り、一死三塁の形にした。

そして

 

「3番ピッチャー、足立君。ピッチャー、足立君。」

 

惇が打席に立った。

 

惇(さーて、洋さんをキッチリ返すとすっか!)

 

そう思い、惇はバットを構えた。

 

向井(んだその表情!お前の球なら確実に打てるって!)

 

向井(ふざけんじゃねー!)

 

これに、向井はそう感じ、初球外からスライダーを投げストライクを取った。

続く2球目は、外のスクリューが外れ、1-1となった。

 

惇(やっぱ良いコントロールしてんな~!さて、次の球は・・・)

 

向井のボールを見て、そう思った惇。

そして3球目。向井は先程と同じく外のスクリューを投げた。

 

惇(やっぱスクリューか・・・!もらった!)

 

しかし、惇はスクリューが来る事を読んでおり

 

キーン!

 

向井「っ!」

 

綺麗に一、二塁間に流した。

それを見た倉持はゆっくりとホームに帰り、青道が1点先制した。

 

信二「ナイバッチ、足立ぃ!」

 

東条「鮮やかな流し打ち!」

 

春市「ナイバッチ!足立君!」

 

これには、青道ベンチは盛り上がり

 

吉川「初回幸先良く先制しましたね!」

 

唯「うん!惇君自らのバットでね!」

 

スタンドも大盛り上がりだった。

そして、次の御幸も

 

キーン!

 

ライトフェンス直撃の長打を放ち、それを見た惇は一気にホームに帰ろうと思ったが、ライトからの鋭い送球を見てストップした。

次の前園は

 

キーン!

 

レフトに大きな当たりを飛ばしたがレフトが何とか捕ってヒットにはならなかった。

しかし、それを見た惇はタッチアップしてホームに帰り、2点目を取った。

次の白州は、良い当たりだったがセカンドライナーとなり、3アウトになった。

しかし、青道は初回向井の立ち上がりを確実に捉え、2点先制したのであった。




投稿出来ました。

相変わらず試合描写が下手ですが、ご想像にお任せします。

また、活動報告にてお聞きしたいことがありますので、時間があればで良いので、見ていただけるとありがたいです。

それでは、また。
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