ダイヤのA〜世代最強右腕〜   作:ホークス馬鹿

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97話です。


97話

惇「もう1つ変化球を覚えたい?」

 

暁「うん。」

 

そう、暁に言われた惇は

 

惇「お前、言うのは簡単だけど、そう簡単に会得出来るもんじゃねーぞ。」

 

惇「指先の感覚とか人それぞれだし・・・オフでも十分間に合うんじゃねーのか?今でも、十分通用してるしよ。」

 

無理に会得する必要は無いのではないかと言った。

しかし

 

暁「それでも、もう1つ変化球を覚えたい。」

 

それでも暁は会得したいと言った。

 

惇「つってもなぁ~・・・」

 

そう言い、頭を掻いて悩んでいると

 

落合「その件、俺が預かろう。」

 

惇「落合コーチ・・・」

 

落合が現れてそう2人に言った。

 

惇「・・・何とかなるんすか?」

 

落合「全ては降谷次第だがな。」

 

惇「そっすか・・・」

 

惇(つーか、この短期間でもう1つの変化球を会得出来るのか?)

 

惇(仮に出来たとしても、本来コイツの持ち味のあの真っ直ぐの影響が出るんじゃねーのか?)

 

この時、惇は新たに変化球を会得する事で、暁のボールに悪い意味で影響が出るんじゃないのかという思いが芽生えた。

これに

 

落合「少しコツを教えてやるだけだ。本人が望んでいるなら、やってみる価値はある。」

 

落合は惇の心中を察するかのようにそう言った。

 

惇「まあ・・・確かにそうっすね・・・」

 

落合「そういうわけだ。俺が何とかしよう。」

 

惇「分かりました。そんじゃあな、暁。」

 

暁「うん・・・」

 

そう言い、惇はその場を後にした。

 

落合「まずは何からいくか?スライダーあたりか。」

 

そして、暁は落合に変化球のコツを教わったのだった。

一方、川上に声をかけられた御幸は

 

御幸「珍しいな、ノリ。お前から声かけてくるなんて。」

 

川上と一緒に室内練習場に入った。

すると

 

川上「・・・シンカーを解禁しようと思う。」

 

と川上は言った。

そのボールは、決め球であるスライダーに匹敵する程のキレなのだが、1年の秋大で1イニング3死球してしまい、それ以来封印してきたボールなのだ。

 

御幸(もう傷は癒えたのか・・・?)

 

御幸「あ!もしかして落合コーチに?」

 

そう思った御幸は川上にそう聞くと

 

川上「えっ?いや、自分で決めたけど?」

 

川上「・・・あの3人にここまで置いて行かれるとね、焦るし・・・やっぱ悔しいよ。」

 

川上はそう悔しそうな表情を浮かべながら言った。

それを見た御幸は

 

御幸「分かった、付き合うぜ。納得いく球が投げれるまでとことんやろう。」

 

そう川上に言い、練習に付き合ったのだった。

そして、暁と別れた惇は

 

惇(暁・・・真っ直ぐの球威のまま変化球会得したら、エグいな・・・)

 

惇(まあ、そう簡単にこのエースナンバーは譲らねーよ。)

 

そうボールを指で弾きながら思い、ある人物を探していた。

その人物は

 

惇「いたいた。狩場!」

 

狩場だった。

 

狩場「うん?足立か。どうした?」

 

惇「お前、この後何かあるか?」

 

狩場「いや、特に用は無いけど、何で?」

 

惇「ああ。ちっと試してーボールがあるんだよ。」

 

そう言い、惇は指先で弾いていたボールを持って言ったのであった。




投稿出来ました。

主人公君が試したいボールは何か?

それでは、また。



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