じゃまた来年!
やべえ魔法少女。
ねえ、えへへ。
大丈夫?大変だったね、敵にさらわれるなんて。
…ごめん、こんなことになって。私のせいだ、君を巻き込んだ。
ごめん、ホントに本当に。
でももう大丈夫!悪い奴らは私が倒してあげる!君に近づく悪い奴ら全部!全部ね。
だから安心して?もう大丈夫だから。
なんで、震えてるの?もしかしてまだ敵が残ってるの?
違う?だったらどうして?
え?血が付いてる?
…あっ、あー、拭き忘れてたやーあはは。
……え?なんで殺したのかって、だって敵じゃん、アイツら。
私たちの敵は帝国であって、人じゃないだろうって……
───ぷッ、くふふ、あはははは!
そんな、あはは!そんなわけないでしょ!もー何言ってるの!
君を傷つける奴らはみんな敵!人も怪物も関係ないよ!
殺しとかなきゃ君が傷つけられるって、そう思っただけでも十分殺す価値はあるんだよ?
わたし、おかしなこと言ってないよ?
それに!アイツらだって帝国と手を組んでたんだよ?
なによりあの女怪人の君を見る目、とても卑しくて汚くて……。
…っきもちわる、ホント最悪だ。
私の君なのに、ぉぇっ。
っはぁ、はぁ、ん、ごめんね。
君を奪われるって考えると、ほんとにむりで。
…ほら、もう帰ろう。今日は学校も休も?
お母さんもきっと許してくれるよ、だからほら、
手、握って?
俺がいないと生きられらないやつ
おい……おい!聞いてるのか!?早く茶を持ってこいと言うとるに!!
全く、これだからガキは使えんなぁ?せっかく私のような偉大なる崇高なる、高貴なる師に教えを乞える恵まれた人間のくせして、どーしようなく使えん低脳のカスときた。
笑い話にもならんわ戯けめ、わしより図体が少しデカいだけで、脳みそはダニ以下か?いやノミか?それとも塵か?
お前のようなゴミにも優しく接するワシの温情に頭を垂れながら、美味しいお茶とビスケットをもってこい!
……は?ビスケットは聞いてない?今から焼くにも時間がかかる?
しるかぁっ!
わしが欲しいと言うからにゃ、お前はそれを用意する義務があるのだ!
なけりゃ買ってこい、市場はすぐそこじゃろ!
そら、行った行った!
ん、待て、行ってきますのナデナデとぎゅーがないぞ。ばかめ。ぼんくらめ。
……毎度毎度、よくもまぁ忘れられるもんだの、おまえも。
一応言っとくがの、三十分以上外に出るでないぞ、お前は変なものを寄せつけすぎる。
魔物だとか女だとか、気付けば害虫の糞尿にまみれているような男じゃ、会話は必要最低限にしろ。
それと新しいお守りじゃ。もっとけ。
……なにぃ?もう三十個も作って貰ったからもういらないぃ?
ばかが。お前のようなドジはこれくらいしないと気が気でないわ。
かすり傷のひとつも許さん。蚊に刺されのひとつも許さん。自傷も他傷も病の軽度重度関わらず何も許さん、お前を害すものなど排斥して当然じゃ。
……一応言うとくがのぅ。
お前が死んだら後追いするから、己の命には努めてこだわるがいいぞ。
その命は二人分だ。
次はちゃんと書くから!おにーさんゆるして!