ウマ旅! ~第四回ウマ娘短編合作~   作:サイリウム(夕宙リウム)

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※これは作者の妄想と実地に行けない苦悩のサンドイッチの産物です。事実と異なるであろう描写が推測されます。ご容赦を


1:盾旅行記

 盾。防具の一種であり、古今東西、多くの地域でその歴史を見る。バックラー、アスピス、タリカー、タージェ、クリペス、ジャヌイヤ、ペルテ、スクトゥム、シパルー、プリドゥエン、スヴェル、エキュ。実際に戦場で活躍した物から、神話や伝承に登場する物、或いは何かの象徴として、様々な形で『盾』は歴史に名を残す。

 

 では現在では? 勿論現在でも盾は存在している。公的機関の武装等として、今でも現役の防具だ。そして……象徴の『楯』として、記念品や、賞状の楯は、防具の盾より多くの人が目にする。だが、もう一つ

────ウマ娘のレースの世界には『盾の名前』を持つ者達が居る。

 

 

 

 

 ────デュオ家。名門とは言えぬ家系ではあるが、レースの世界で残り続ける家系の一つ。知名度は大体レースマニア十人の中で何人かが「ああ、そんな名前の子達が居るよね」と反応する程度。世間一般からの評価はお世辞にも高いとは言えない十二人のウマ娘が、今日……トレセン学園のカフェテリアの一角に集まり、賑やかに話をしていた。

 その内容は────

 

 

「それじゃあ『ウマ旅』の行き先は奈良の平城宮跡で決定~ッ!」

 

 

 三つ編みで鹿毛のウマ娘、デュオ家の中でも比較的高い知名度を持つ逃げウマ娘のデュオスヴェル。彼女が立ち上がりつつ、手に持つ雑誌を掲げる。様々な旅行先が書かれている雑誌、その開かれたページは奈良の平城宮跡に関する紹介で、あちこちに付箋が貼られている。

 

 

「諸々の日程は後日、旅費の方は理事長から出して頂けるそうですけど、出来る限り節約する方向で考えておきますから任せて下さい」

 

 

 芦毛の眼鏡のウマ娘、デュオプリュウェン。彼女も雑誌(但し交通機関に関するものが殆ど)を山の様に積み上げ、その中を一つ一つ精査している。その隣では談笑をしながらサイドテールのウマ娘、デュオタリカーと芦ショートのデュオバックラーが雑誌のお土産の類が載っているページを広げている。

 その他のデュオ家のウマ娘達……青鹿毛の三つ編み眼鏡のデュオエキュ、同じく三つ編み眼鏡だが鹿毛のデュオタージェを筆頭に、他の娘も各々が雑誌やネット記事にて行き先の事を調べ、様々な雑誌が積み重なっている。北道から沖縄まで日本の頭から爪先まで色々な観光地に関する資料……十二人の彼女達はそれぞれがお薦めしたい行き先や気になる行き先を持ち寄り、学園理事長から通達された『ウマ旅』の企画にて行く場所を決めたのだ。最も、こうして決まるまでにはかなりの悶着があった。何せ最初も最初、発表当初に集まった時は各々が好きなように行き先の希望を集めたのだ。具体的には……

 

 

「日本の三英傑所縁の地を巡る……と言うのはどうでしょう……か」

 

 

 少し気弱そうな芦毛のロングヘア、デュオペルテは歴史の資料というよりミステリー事件の凶器になり得る分厚さの本(+雑誌)を積み上げ、一先ず目を通すだけでも二日は掛かりそうな状況を作る。

 

 

「やっぱり盾なら"アイギス"とか有名だしいっそギリシャとか行かない?」

 

 

 と、黒鹿毛のミニツインテの長身娘デュオジャヌイヤはギリシャの都市アテネに関する旅行雑誌を叩き付け……それに触発されたデュオプリュウェンは

 

 

「ならアーサー王の盾も有名ですしアーサー王伝説所縁の地に……」

 

 

 そう、自分の名前の元にもなった一つであるアーサー王伝説に所縁のある土地の資料を重ねれば盾になりそうな程の量を用意する。

 

 

「んー、でもここはゆったりと温泉も良く無いかしら?」

 

 

 比較的良心的だったのは鹿毛のふわりとしたポニーテールのデュオアスピス。彼女自身がデュオ家のグループの中では長女気質故に『精神的な疲労』を取る事を重視した……までは良かったがどの温泉に行くかで更に意見が別れかけたので一旦保留された。

 

 

「もう面倒だしあれだよ登山! 登山やろう! 富士山登って帰って来ようよ!」

 

 

 富士山に登るのは面倒なのでは? とは誰も敢えて言わなかったそれをデュオスヴェルが言ったが、同時に「そうかスポーツもありだよね」と更に選択肢が増えてしまい……

 

 

「気ままにサイクリングなんて、どう?」

「どうせなら県三つぐらい横断する感じで行こうよ」

 

 

 サイクリング派閥、芦毛姉妹の姉デュオシパルーと妹デュオスクトゥムがサイクリングに関する資料を集めて来て更に雑誌に資料に自転車のカタログの山が生み出された。

 

 

「いやぁ、もう動物園とかでのんびりしようよぉ。癒され系にしよぉ」

「そ、そう……ですよ。わたしも、ウサギとかと……」

 

 

 ここで待ったを掛けるのがのんびり家のデュオタリカーと小声で寂しがり家のデュオバックラー……二人としては……というかみんながみんな、何処に行くにせよ全員一緒、しか想定していない為に班を分けると言う発想が無いのである。そして全員で回れそうな大きな動物園に行きたいとサイクリングや登山にアテネにコーンウォール、日本の歴史本と此処まで来たら流石に「あ、これ決まらなくなる」となってしまい一先ず全員で「提案する行き先を国内に絞る」「動物園とサイクリングはまた別日」とだけ決めて一旦振り出しに戻る。

 

 

「さて、そろそろ決めないといけませんねー」

 

 

 頬に手を当てつつ悩むのは芦毛ロングのデュオクリペス。口論になりそうになる度にそれを宥める事の多い彼女としては全員の行き先を良い感じの場所にしてあげたい。が、身内での印象がテンション暴走族とされるデュオスヴェルと行動力静脈流と言われるデュオバックラー。この二人は仲は悪くは無いが真反対に近い性質の為どうしようもない、とクリペスも諦めていた。

 さてまた行き詰まった……と言うタイミングでふと、エキュとタージェが一冊の資料……ペルテの持ち込んでいた歴史系雑誌の一つを持ち上げお互いに一言

 

 

「そう言えば日本で『盾』って感じの余り見ないですよね」

「うん、何かこう、サムライとか兵士が盾持ってるイメージも無いし、どうしてかな」

 

 

 それが程良く全員が気になるワードだった。この場に居る全員は盾の名前を持っており、それ故にそれなりに盾に関するワードには拘りが生まれている。そして……

 

 

「あ、ここ日本の楯が出土したんだって」

 

 

 誰かが指差したページ────それこそが先程掲げられた雑誌のページであり、今回の行き先……『平城宮跡』だった。

 

 

 

 

 

 


 

 

 

 

 

 

 ────と、言う訳で

 

 

「来ましたね……! 奈良!」

 

 

 私、デュオエキュことエキュ含め、デュオ家十二人でやって来ました! ……と言っても着いたのは前日でしたが、もう日暮れなのもあり直ぐにホテルで一泊してからなので実際は昨日から来ました、になります。

 まあ気にする程の事では無いですよね! 寧ろ……こう、いつも通り真面目な表情をしているプリュウェンさんが、こう……

 

 

「……その、何でスヴェルちゃんはロープで腰を結ばれてるんですか……?」

 

 

 プリュウェンさんが犬のリードを握る様にスヴェルちゃんの腰のロープを握っている事が凄く気になる……

 

 

「エ~キュ~、たすけてぇ~」

「すみません。彼女、昨日就寝の際からエネルギーが有り余っているらしく、ふとした瞬間に走り出して逸れたりしないよう……まあリードですね」

「そ、そうですか……あはは」

 

 

 努めてスヴェルちゃんからのSOS目線と目が合わない様にしながら晴れた空に目を向ける。……良い天気だし、きっと楽しく観光も出来ますね!

 

 

 

 

 

 徒歩移動(良い位置のホテルが取れたのは良かったです!)で少し。雑談*1をしながら歩めば直ぐに着く距離で……そして! 今私達の目の前には、ズバリ!

 

 

「うわぁ、大きな門だねぇ」

「今歩いてきた広場も、ね。少しだけ走りたくなっちゃうわ」

 

 

 タリカーちゃんとアスピスさんが門を見上げている。赤い柱で支えられていて、白い壁で作られた門。横幅ではスターティングゲートを簡単に超えてそうだ。

 

 

「一先ず写真を撮りましょう! 昨日ホテルの大浴場で決めたメンバー毎に、此処では一枚ずつですね」

 

 

 クリペスさんが中々高そうなカメラを取り出す。そして手早くタージェさん、ペルテさん、ジャヌイヤさん、バックラーさんを集めて一枚。次に私とスヴェルちゃん、プリュウェンさん、アスピスさんを並べて別の角度から。最後にクリペスさんはカメラをアスピスさんに渡してクリペスさん、シパルーちゃん、スクトゥムちゃん、タリカーちゃんで一枚。こうやって要所要所で写真を撮っていく予定らしいです。

 余談ですけどスヴェルちゃんは撮られる時にふざけようとして早速プリュウェンさんに怒られてました。

 

 

「朱雀門ひろば、広い……ですね」

 

 

 ふとバックラーさんが背後の……さっきまで歩いてきた大道を振り返って呟き、それにみんなが耳をピクリ、と動かして反応しつつ同じ様に道を見る。

 

 

「そうですねぇ……そう言えば、此処から真っ直ぐ先に行くと羅生門跡の公園もあるんですよね」

「そうなんですか?」

「はい、この前調べている時にちょっとだけ。何でも羅生門から朱雀門までの大路は3700メートルもあったらしいですよ?」

「うへぇ……昔の人達大変そぉ」

 

 

 スヴェルちゃんが明らかに気分がダウンした。私も比較的長距離を走るウマ娘ではあります、が……3700は基本的にトゥインクルシリーズのウマ娘なら走らない距離。ステイヤーズステークスはGII だけどトゥインクルシリーズ最長距離……だった筈です。それより100メートル長い道、と聞くと私達ウマ娘からすれば凄く長い道に見えて来ますね。

 

 

「みんなぁ、先に行かないとぉ、時間どんどん過ぎてっちゃうよぉ」

 

 

 それぞれが今は住宅街になっていますが、昔はそこにあったと思われる大きな道を思い浮かべているとトントン、と背後からタリカーちゃんに背中を小突かれ、急かされたので私たちは朱雀門ひろばを後にしました。

 朱雀門を越えてその奥に見える正殿を目指し、近鉄の線路を越えてから周りの緑を楽しみつつ歩いて行き……中央区と呼ばれる場所を超えて

 

 

「ひっろい……」

 

 

 スヴェルちゃんが口からそう溢したように、とても広い空間……第一次大極殿院にまで歩いて来ました。ただスヴェルちゃん以外、私達もそれぞれ口には出していないだけで広さを感じていて……何人か、そう、"何人か"! 顔が面白い事になっていてクリペスさんに変な表情の写真を撮られてしまいました後で消して貰わないと……

 

 

「クリペス、後でさっきのは消してよ……?」

「ふふ、勿論分かってるわ」

 

 

 タージェさんが口を尖らせながらクリペスさんの脇腹を摘む。特に山は出来ずにタージェさんはそっぽを向いちゃいましたね……。因みに後ろで他のみんながクリペスさんの摘まれても山のできないお腹と自分のお腹の差でダメージを受けて……ま……

 

 

 ……私も、少し食事制限した方が良いんでしょうかね。

 

 

 っと、いけない話が逸れちゃいました。いち早くダメージから回復したジャヌイヤさんとペルテさんが此処で取る写真の為に……此処だけは集合写真の予定なので、カメラをセットする台を組み立て、私とシパルーちゃん、スクトゥムちゃんで全員が枠内に入る様に誘導しておく。

 

 

「みんな、やっぱり体重gんぐ」

「姉さん、それは言っちゃダメだ。それ戦争の引き金だから……」

 

 

 シパルーちゃんが何か言いかけたけど……うん。ありがとうスクトゥムちゃん、折角こう、富み易い人達が立ち直れそうなタイミングで死体蹴りするのは余りにもあんまりですから……

 

 

「カメラの用意出来ましたよ~」

「あっ、はーい!」

 

 

 クリペスさん達がカメラを設置し終え、手を此方に振ってくる。流石にお腹周りの悩みから立ち直った皆さんも整列してカメラに向けて姿勢を整えて……クリペスさんがカメラを操作して、列に加わり数秒。シャッター音が聞こえ、その後またクリペスさんがカメラに小走りで近付き、カメラを覗いて……こっちに指で作った丸を向け、にっこり笑いかけて来る。どうやら良い感じに撮れたみたいですね!

 タリカーちゃんやタージェさんは写りが気になるらしく真っ先にクリペスさんの持つカメラを覗き込んでますね。私も気になるし見てみようかな? そうして私もカメラを覗きに行くと他のみんなもぞろぞろと……

 

 

「あの、そんなに一斉に集まっても見えませんよ~?」

「良いから良いから見せてって!」

 

 

 クリペスさんが揉みくちゃにされながらもカメラを死守する様に上に掲げ、何人かがカメラに手を伸ばし……てますが身長的にクリペスさん私達の中でも結構大きい方なので届いてませんね。私? 挑戦するまでもなく分かってるので手は伸ばしません。正直胸より身長が欲しかったですね。言ったらジャヌイヤさんと戦争が始まるので言いませんけど

 三十秒程の攻防が繰り広げられ、最終的にタリカーちゃんをタージェさんが肩車してクリペスさんからカメラを奪取。そのまま……あっ、 これさっき取られたあの惚け顔を消すチャンスですね! 寄越せ!

 

 

「良い感じに撮れてるね」

 

 

 タージェさんがそう言えば皆さんは形だけ頷いて……タージェさんがカメラを操作する指の方に注目してますね。私もそうですけどね、だってクリペスさん私達の写真で何してくるか分からないですし……悪用はしないでしょうけど、弱みは握られたく無い……!

 

 

「よし」

「「「「「「「「「「よし!」」」」」」」」」」

「あ~……」

 

 

 悪は去りました。世界に悪は栄えません。クリペスさんそんな残念そうな顔してもダメですよ、貴女この前もみんなの寝顔保存してたじゃないですか。

 まあこれで一安心ですね。憂い無く大極殿を観光出来ます!

 

 

 

 

 

 

 

「改めて……実際に見ると立派でしたね」

「はい、復元だとしても立派でしたね。それに国家の儀礼を行う場でもあった様ですから、大事な場所は相応に立派でないといけない、という事ですよね」

 

 

 私の呟きに反応するペルテさんの表情は想像以上に生き生きとしていて、隣のジャヌイヤさんも「偶にはこう言うの良いよねぇ」と同じ様に楽しそうです。勿論他のみなさんも楽しそう何ですけど……ああ、多分あの二人共、アオハル杯で樫本理事長代理のチーム〈ファースト〉で走ってたのもあってみんなで遊ぶ時間、結構減ってたんですよね。レースに打ち込むのは良い事ですけど……何だか寂しかったしこう言う雰囲気に戻るのも嬉しいですね。

 

 

 ……さて、何か忘れてる気がしますね。こう、此処に来た根本的な……目的……

 

 

 

 

 

 

 

 

「あの……そう言えば、"盾"を見に来たんでした、よね……そろそろ、行きませんか?」

「えっ、あ、そうだった! すっかり忘れてたぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!」

「うるっ……!? もう……! プリュウェン!「ぐえっ」っと、此処に決めた理由……それだったね……」

 

 

 バックラーさんが控えめに手を挙げながら言うとスヴェルちゃんが頭を抱えながら「しまったーっ!」と騒がし目のリアクション。続いてタージェさんが苦笑いでプリュウェンさんと共にスヴェルちゃんを絞め……鎮めつつも頷く。正直さっきの惚け顔騒動で私も頭から此処に決めた理由忘れちゃってましたね……いやまあだって……いや言い訳はしませんはい。普通にみんなで出掛けるのが楽しくてもうただの観光気分でしたね。多分、理事長の思いとしてはそれで良いんでしょうけど、条件で色々レポートとか出さないといけませんし、ちゃんと見るものは見ていかないと、です!

 

 

「ほら、スヴェル? 起きて起きて、ダウンするには半日速いわよ」

「……じゃ、さっさと行こうよ。確か展示されてるの直ぐ側だったでしょ」

 

 

 沈黙したスヴェルちゃんのほっぺをペチペチと叩いて起こそうとするアスピスさんを見て呆れながらもスクトゥムちゃんが近くに見える資料館を親指で示す。まあスヴェルちゃんも直ぐに起きるだろうし、プリュウェンさんも「仕方ない子……」と言いたげな顔でスヴェルちゃん抱っこ……いや担いで……あっ、米扱いなんだ……

 

 

「エキュさん、スヴェルは下手に動かすとエンジン切らして何も出来なくなるでしょう。定期的に仮眠(強制)が必要なのはいつもの事ですよ」

「いやせめて背負ってあげませんか???」

「起きた時に首を絞められたら堪らないので」

「あー……」

 

 

 ごめんねスヴェルちゃん……私には貴女を救えないの……

 

 

「はやくぅ、行こうよぉ」

 

 

 タリカーちゃんスヴェルちゃんの事気にしてあげて……っ!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ────それで、まあ資料館前に着く時にはもうスヴェルちゃんは復活してました。頑丈だなぁ……と、ちょっとだけ関心しつつも館内に入ればスヴェルちゃんもちゃんと館内では静かになりましたね。良い子良い子、頭を撫でてあげましょう……

 

 

「あっ、ちょ、撫でるなエキュー!」

「「あらまあ、器用」」

 

 

 小声で叫ぶスヴェルちゃんを見てクリペスさんとアスピスさんは楽しそうにクスクスと笑って、ほっぺを膨らませたスヴェルの肩を背後から押して先に進み始める。

 入り口入って直ぐのロビーから右手に向かってインフォメーションを足早に抜け、ガイダンスルームに入り込む。ガイダンスルームでは此処での発掘調査の歴史を含め、平城宮跡の事が書かれているみたいです

ね……

 

 

「……成る程、発掘調査と平城宮跡の歴史……んふふ」

「あっ、もうペルテが魅入られた……!?」

「引っ張れば動くし、何か聞きたい事あった時に聞くだけで良いでしょ」

 

 

 ペルテさん……そう言えばデュオ家の中でも行き先の相談で真っ先に日本の歴史に関する場所出してきましたね、確か……あとスヴェルちゃん、魅入られたって言い方……は……合ってますね。何か血眼って言葉が似合いそうと言うか、行方知れずになった恋人見つけたみたいな目力で読み入ってます……スクトゥムちゃんの言う通り必要に応じて引っ張った方が良いねこれ……

 

 

「あ、私とタリカー先に進んでるね……」

「じゃあねぇ~」

「はーい、行ってらっしゃ~い」

 

 

 クリペスさんが後ろでジャヌイヤさんとタリカーちゃんを見送るのを尻目に、小声でブツブツと言っているペルテさんから思わず数歩横に離れてしまう……いや、本当にごめんなさいちょっと怖い……待ってもしかしてジャヌイヤさんとタリカーちゃんペルテさんから逃げ……「────エキュちゃん」

 

 

「はいっ!?」

「凄いん……ですよ。このジオラマを見てください、これ、調査の方法の……説明をとーってもわかりやす

く、してくれてます……ね、エキュちゃん」

「アッハイソウデスネ」

「時代と……共に、移り変わる。素敵だと、思いません……か?」

「スゴクソウオモイマス」

 

 

 圧が凄いですこれ。ペルテさん、今レース中に匹敵するんじゃないでしょうか……

 

 

「じゃ、ペルテのこと宜しくー」

 

 

 スヴェルちゃんっ!?

 

 

「すみません。 生贄(スケープゴート)とさせて頂きます……」

 

 

 プリュウェンさんっ!?

 

 

「まあ……頑張れ」

 

 

 スクトゥムちゃんもっ!?

 

 

「頑張ってね……」

 

 

 あっ、まってシパルーさっ!?

 

 

「ごめん。強く生きて」

 

 

 タージェさんっ、そんなっ!

 

 

「ごめんなさい……」

 

 

 バックラーさんっカムバックッ!

 

 

「はいチーズ」

 

 

 いや撮ってないで助けて下さいよクリペスさっ、いやごめんなさい先に行かないでぇ!?

 

 

「……」

 

 

 あ、アスピスさんっ! アスピスさんは残ってくれますよね!? 今がっちり腕掴まれてるんですよ私! 残ってくれないと暫く話してくれなさそうなんですけ「……」何で今目を逸らしたんですかぁっ!!! あっ、待って行かないで下さい! ちょっ

 

 

 

 

 


 

 

 

 

 

「あっ、見て。こっちは……」

「その、ペルテさん……さま? その話多分三回目です……ので……みんなも先に居るのでそろそろ先に……

「……先に?」ピエッ」

「……そうね、みんな先に、行ってる……行きましょう……か」

 

 

 助かった……今も隣でニコニコ笑顔のペルテさんがやっと拘束を解いて次の官衙の復元展示に向かえます……あ

 

 

「あっ、生きてたんだねエキュ」

ええ、はい無事に生きてますよ(この恨み、晴らさでおくべきか)……スヴェル」

「ゴメンサイ」

 

 

 次のエリアに入って直ぐ。意外と直ぐそばに仇その1……じゃないスヴェルちゃんが……何でしょう……平城宮跡の全体像の様なジオラマを見ていましたね。逃がしませんからね

 

 

「あー、えーっと、ペルテ~、あっちにペルテの好きそうなのあるから見てきたらど、どう?」

「ありがとう、行ってみる……」

 

 

 それをさっきやって欲しかったなスヴェルちゃん??? まあ今は良いですよもう……

 

 

「それで、まあルート的に私達も行くので……行きますよ」

「ウェー」

 

 

 嫌そうな顔しないっ! ペルテさんに失礼でしょうも……はい失礼しましたペルテさん……っと、ジオラマの向こう側には……

 

 

「当時の執務室? みたいなのの再現らしいよ。アタシにはあんまり良くわかんないけどペルテが嬉しそうだしなんか凄そう」

「なんか凄そうって……」

「具体的にはルドルフ会長とかに似合いそう」

「……あ、ちょっと分かります。何だか正座してひたすらに書類の処理を……」

 

 

 スヴェルちゃんは執務室と言っていたけれど厳密には平城宮内の役所の再現らしく、その前ではペルテさんが手を合わせて拝み始めていますね。ちょっと暫く知らない人のフリしていましょう……「そう言えばスヴェルちゃん腰のロープ……」「さっきどさくさに紛れてプリュウェンから脱獄した」「脱獄って」

 さて……他のみんなも居ないし

 

 

「あ、ペルテさーん。スヴェルちゃんが色々、じっくりお話聞きたいそうです」

「えっ!?」「え゛」

 

 

 私を挟む様に希望と絶望の「え」が重なる。そして事態を悟った 脱獄囚(スヴェル)ちゃんの二本目の尻尾の様に垂れ下がったロープを掴み、即座にペルテさんに明け渡す。

 

 

「そうね、さっき……役所を執務室って、言ってたし……一から全部。教えてあげなきゃ、ね……!」

「エキュ????? あの、エキュ……????? 置いて行ったりはしないよね……?????」

 

 

 スヴェルちゃんが捨てられた子犬みたいな顔でこっちを見ていますね。

 

 

「(にっこり)」

「(にっこり)」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「じゃ、ペルテさんの事宜しくー」

 

 

 スタスタと背を向けて歩き、次の宮殿復元のエリアに進む。背後から呪詛みたいな声が聞こえて来たのは多分気のせいですね。さて、此処はどんな所……あっ、ジャヌイヤさんと……タリカーさんだ。最初に逃げ出……先に行った割には比較的近場に居ましたね。

 

 

「おぉ、解放されたんだねぇ、エキュちゃん」

「あれ、スヴェルは……」

「脱獄囚が居たので保安官に引き渡しました」

「「あっ……」」

 

 

 おや、なんでお二人は前のエリアの方を見ているんでしょうね。まあ気にしたのは数秒で直ぐに「南無南無」と手を合わせてましたが……

 

 

「それで此処は……成る程、皇族の生活の再現……ですか」

 

 

 パッと軽く説明書きを読み、大体どういうエリアなのかを理解……したんですが、トレセン学園に本当に皇族なファインモーションさんとかいらっしゃるので何となくイメージが……向こうに引っ張られて繋がり難いですね。敷き布の上に乗せられた食器類も和食なのは分かりますが……こう、その上でどんぶりでラーメンを啜ってるファインモーションさんのイメージが重なって……

 

 

「エキュもぉ?」

「私なんか黒いお椀がどんぶりに見えて来たんだよね……」

「末期……!? どういう状態ですかそれ……!?」

「因みにさっきのエリアではトレーナー……理事長代理がアレで役所仕事したら『足痺れて倒れて搬送されそうなイメージ』しか出てこなかった……」

「嘘でしょう……???」

 

 

 あの人そんなに貧弱なんですか……? いやラーメン汚染も酷いですけど……

 

 

「それにしてもぉ、こう食器が並んでるの見るとさぁ。もう少し沢山デュオ家で集まって食べたいよねぇ」

「だよね。今度そう言う時間作れないかペルテと一緒にトレーナーに聞いてみる」

 

 

 ……あ

 

 

「良いですね。その時はいっそピクニックみたいにしてみたいです。それじゃあ先に行きますね」

「あれぇ、もう行くのぉ?」

「急がなくても良いと思うんだけど……」

「んー、何となく……?」

「「?」」

 

 

 ちょっとペース上げた方が良さそうですね。"また"捕まりたくはないですし……

 

 

「それではっ」

 

 

 次は遺物展示……つまり御目当てのエリア、ですね、多分。少し曲がった境の向こう側に辿り着くと同時に背後から「あっ」と引き攣った声と「道連れぇぇぇ……」と言うスヴェルちゃんっぽい亡者の声が聞こえて来ましたね。いやあ、説明書き読むために二人より前に位置が移動してて良かったです。あはは……

 

 

「あら、来ましたね。皆さん、エキュちゃん無事でしたよ~」

「おお……良くぞご無事で」

「あ、ご、ご機嫌よう……?」

何とか無事ですよ(どの口が言うんですか)

「「「ごめんなさい」」」

 

 

 先に此処に居たクリペス、タージェ、バックラーの三人が綺麗に直角かと見紛う角度の礼。残り……シパルーと、スクトゥム、アスピス、プリュウェンが居ません……もっと先には確か休憩所と……ミュージアムショップに企画展示、考古科学の展示……でしたね。

 

 

「それで、例の盾ってどれなんですか?」

「それなら、こっち」

 

 

 バックラーが手をある一箇所に向け、其方に目線を向ければ……

 

 

「おお……! おお……?」

 

 

 御目当ての盾……『隼人の楯』と言う遺物が展示……されているのですが、何というか……

 

 

「看板っぽいですね」

「分かる」

「ね~。私達の知ってる盾とは違うわね」

「模様は、可愛いと思います」

 

 

 S字を反転させ、更に内巻きにした様な黒い模様が描かれた木の看板……と言うのが第一印象です。上部は緩やかに尖り、三角形の黒い模様が幾つか、その影響で……更に不思議なデザインに見えますね。

 

 

 

 

「隼人の楯。飛鳥、奈良時代に……『隼人』と呼ばれる人々が使った、と言われる盾ですね。木製の長い盾……なのでまあ、一見看板と言うのも……仕方ないです」

「ヒッ」

 

 

 気付いたら背後にはデュオペルテさん────と同時に肩と腕が背後から三人分の手で掴まれる。

 

 

「「「元気ぃ?」」」

「(にっこり)」

 

 

 スヴェル、ジャヌイヤ、タリカー三人のエントリー……ッ! 抵抗……不可能……ッ!

 

 

「トントン、ですよね?」

 

 

 口元が少し引き攣りながらもそう問いかける。三人はお互いにお互いの顔を見合わせて────

 

 

 

「復讐は」

「復讐を」

「生むんだよぉ」

 

 

 

 ────無念、有罪でしたっ!

 

 

「はーい、そこら辺で一先ずお仕舞いにしておいて~。それで、ペルテ。この盾、どうやって使ってたの?」

「端的に言えば……置き盾ではないか、と言う話がありますね。縦の長さ150Cm……まあ、ウマ娘なら軽々と……扱えるでしょうけど、片手で持てる重さではない、ので……膝も使って、支えて使う置き盾……という話を、聞いた事が」

「「「「へぇ」」」」

「成る程……」

「あとは井戸枠に……転用される事も、あった……とか。でも歌舞の、一部として使う……事もあるらしいで

すね」

「「「「へぇ」」」」

「もう、みんなったらペルテが折角話してるのに……」

 

 

 すみません、普通に聞いてました……けど、成る程。面白い盾ですね、これ……

 

 

「この模様、勝負服みたいですよね」

「うん。ちょっと分かる」

「模様……綺麗」

「あー、走ってたら背中側の子が目を回しちゃいそう」

「そんな催眠装置じゃないんだし……ねぇ?」

「どぁかなぁ……もしかしたらぁ……?」

「勝負服……良いわね。このデザイン取り込んでみようかしら?」

 

 

 クリペスさん、正気ですか? 実際勝負服っぽいですけど……色合い的には地味、何ですよねぇ……あとスヴェル、背中の子は流石に目は回さないと思いますよ……ほらジャヌイヤさんも呆れてるし……タリカーちゃんは悪ノリしてるし……

 

 

「さ、私は休憩所の方に向かってるわね。プリュウェン達、もう「一先ず資料は見たから今できる内容は書き上げておく」だなんて言って、もうレポート書き始めてるのよ?」

「うわ真面目……っ!」

 

 

 スヴェルちゃんは真逆で最後まで宿題残して悲鳴上げながらやるタイプだもんね……っと、もうレポートを……仕事が早いなぁ。て言うことはもしかして……

 

 

「シパルーちゃんとスクトゥムちゃんもですか?」

「ええ、だから私も手伝ってくるわね」

「分かりました!」

 

 

 レポート先駆けに免じてペルテさんに売った件に関しては許しておきましょう……流石にレポートの邪魔になる事はしたく無いですし。

 

 

「多分、あの子達熱入っちゃってこのまま内容清書し続けちゃうだろうし、一旦此処で自由行動! と言っても最低でも二人以上で行動で、一先ず二時間後に合流しましょう!」

 

 

 クリペスさんがそう言った瞬間に背後からガチリと三人分の拘束アゲイン────ッ!

 

 

「エキュ、二時間自由だって!」

「時間はたっぷりありますね」

「楽しもぉ、じゃないかぁ……はっはっはぁ~」

「クリペスさん私多分無事に戻って来れないです……!」

「ふふ、行ってらっしゃい。危ない事はしないようにね~」

 

 

 

 

 


 

 

 

 

 

 

 ……え、あの後ですか? あんまり語りたくないですね、はい……クリペスさん、止めて下さいよ……バックラーさん……は良いですねそのまま巻き込まれそうですし……まあ、時間は過ぎて……一先ず二時間後にお土産を買うと同時にホテルまで帰還! そして全員の手でレポートの残りも仕上げて……今はお風呂です。このホテル大浴場なので全員で入っても良い感じなんですよね。実際みんなでお風呂に入る機会、そうそう無いので嬉しいです。

 

 

 

 

「────昼間の決着ぅ!」

「何ですかその泡の量っ!?」

 

 

 まあ問題はスヴェルちゃんが未だにペルテさんバトンパスした事根に持ってる事ですね。何ですかその泡! 人の頭二つ三つ分はありますよね!? そんなんで包まれたら息できないですよもう!

 

 

「ブクブクブクブクブクブクブク」

 

 

 あ……ペルテさんが顔真っ赤にして潜水してる……ペルテさん、好きな物の事早口で喋っちゃった~って恥ずかしがって潜水してるんですよね……いや、言うほど早口でしたかね……?

 

 

「バブルロックゥ!」

「何のシャワーッ!」

「あー……流れ落ちるぅ……ッ!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

おまけ(お土産)

「あ、樫本トレーナー。いつとペルテさんとジャヌイヤさんがお世話になってます……! この前はウマ旅に行く許可を頂けて本当に嬉しかったです! それでこれ、みんなが各々選んだお土産です。どうぞ……えっ、あー……その、ポストカード……らしいです……形かなり奇抜ですが……何か、ペルテさんとジャヌイヤさん、『重い物は不味い』とか『硬い物も不味い』ってやたら選ぶのに苦労した結果……はい、このポストカードの束ですね……」

 

 

 

*1
昨日のスヴェルちゃんが暴走したらしい事件のあらまし。ベッドの上で五回転したらしい。






・デュオ家
デュオのモブ娘自体は以前からデイリーレースで定期的に見かけ、アオハル杯によりジャヌイヤとペルテのレギュラーモブ化によりある意味で一定の勢力……と、言える存在になったと思われる。そう思いたい。みんなも推そう、デュオ家の娘。


・デュオエキュ
私最推しのウマ娘、皐月賞やクラシック有馬などで目撃例があります。黒髪眼鏡胸部重装甲三つ編みの性癖詰め合わせ。恐らくこのモブウマ娘をデザインした奴は相当の変態。尚中距離D長距離Cなのでチャレンジャー側です。育成するなら因子継承は必須


・デュオスヴェル
私の推しのウマ娘、三つ編みその2で薄い赤い感じの鹿毛。眉可愛い。中距離A、長距離マイルBと優秀な距離適性! しかしデイリーはマイルでその中距離Aは見せ場なく、尚且つ逃げウマ娘だがデイリーレースでは最後尾でゴールが基本。出るデイリーレースはマニーでお馴染みムーンライト賞


・デュオシパルー
私の推しのウマ娘、褐色ショート垂れ目眉の優しそうな娘。中の人の性癖でスクトゥムと姉妹にされてるが実際はそんな設定存在するかは不明。マイルA短距離中距離B、優秀。しかし差しなのにパワー不足なのかデイリーレースに出ているというのにあまり活躍の場は見られない。スヴェルと同じくムーンライト賞


・デュオプリュウェン
私の推しのウマ娘、実はアニメで名前だけは出ている。眼鏡芦毛、ショートの一部の性癖所有者を殺す組み合わせ。中距離Cの長距離マイルD、こうなると勝つ姿を見難いのが辛いが結構長距離GIで見かける気がする。君も距離適性への挑戦者だと言うのか……?


・デュオスクトゥム
私の推しのウマ娘、褐色芦毛可愛いよね。芦毛はマックイーンの様な紫っぽい色合い。シパルーとは褐色で同じデュオなので姉妹に。尚且つ髪の色を芦毛の法則と当て嵌めより白いシパルーが姉扱いになった。長距離Cの中距離D、しかし中距離レースにも顔を出す事は多いチャレンジャー。逃げウマ娘なのでカメラに良い感じで写る事は多いと思われる。


・デュオアスピス
私の推しのウマ娘、短距離AとスプリンターだしGIII ぐらいなら高確率で入着もできる。先行型なのでバクシンしてると見掛けやすい。お姉さんっぽくて可愛い。個人的にもう少し出番を上げたかったが姉キャラが殆どクリペスに使われている。ある意味不憫枠、ごめん。


・デュオバックラー
私の推しのウマ娘、芦毛でショート。比較的高めの身長、具体的にはスペちゃんより少し高い。中距離Cの長距離マイルD、胸のサイズバックラーとか言ったら顔面シールドバッシュの刑。先行なのでカメラには映りやすいが、距離適性上最後には沈みがち。今回はバックラーが小さい盾なので小声キャラにされた。小声いいよね


・デュオタージェ
私の推しのウマ娘、鹿毛で三つ編みでスヴェルと被りかけるが眼鏡と毛色の濃さ、目元で差別化されている。中距離C長距離マイルD、今回は見た目から受けた印象でため口系のキャラだけど実際話したらもっと可愛い筈なのに自分の解像度の低さが恨めしい。


・デュオジャヌイヤ
私の推しのウマ娘、黒髪ミニツイン、高身長、そしてチーム〈ファースト〉の魔改造枠。この娘ダート短距離BマイルCなのにファーストでは芝に居る。リコピンも魔改造の民だった様です。あとファーストではセンタードン! する事が多いので多分印象に残ってる人は多いし苦い汁飲まされた事もあるだろう。私はある。


・デュオペルテ
私の推しのウマ娘、芦毛ストレート垂れ目。素直に可愛いがチーム〈ファースト〉のヤベー奴、何を隠そう差しで短距離A、賢さは唯一Aランク帯なので短距離舐めてると潰しに来る。賢さの高さの結果今回は妙な位置に配置されてしまった。実を言うと筆者が初めて惚れたモブウマ娘でありある意味この娘が始まり。賢さを無礼るなよ


・デュオタリカー
私の推しのウマ娘、鹿毛サイドテールで少し小さい。ダート短距離B勢、なのでウララで会える。しかも差しなので差しウララなら並走する事もある。今回は間伸びした妙な言葉遣いの娘に。小さい子の間伸び口調が好きなんだよ俺はよぉ……


・デュオクリペス
私の推しのウマ娘、芦毛ストレートなのはペルテと同じだが彼女の方が白い。お姉ちゃん味を感じた。結果が本編。姉の使命(?)としてみんなの写真撮ってそうという偏見からカメラ担当化していた。短距離CマイルDだが実はメインシナリオ名物で怪物化したモブ娘として出るとか、具体的には日経賞。任意のタイミングで走る姿を見れる娘の一人とも言える。

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