どうも、最近は一段と色々とありまして疲れました…ですが書きます。では
「おいおい!よーいドンはねぇ~ぞ!早く行った行った!」
「マジかよ…」
プレゼントマイクの一言で全員が一斉に得点に向けて走り始めた。これが雄英の受験方法である。
~E会場~
ドラゴン!ジャックと豆の木!ふむふむ…習得二閃!
「とりゃー!」
「聖菜ちゃんスゴッ!どんどん倒してるよ…うちも頑張らないと」
爆音が戦争のごとく流れる中、火の剣士がこの会場を支配していると言っても過言ではないほどに得点を荒稼ぎしていた。
「あの子だけで俺たちの得点取られてねぇか?」
「もう得点ヴィランいねぇじゃん…むりじゃね?」
「でも何人かは諦めてない様子だぞ?なら俺たちも…「ドカン!」…ってなんだ!」
重たい機械音を立てて0点のヴィランが今ここに見参した。
「あれって、説明であった0点ヴィランってやつか?」
「あぁそうだあれはほっといていいやつだから無視だろ」
たくさんの受験生が0点ヴィランどころではない中でそれすらも倒そうとしている者が一人ビルの上に立っていた。
「‼あれが0点ヴィランか!説明で聴いてた以上にでかいな~」
セイバーはどでかい0点ヴィランを見下すように眺めているとそのヴィランの下にけがをしたのか動けそうにない受験生がいることに気が付いた。
「うぅ…」
「あの子もしかして動けないんじゃ…助けるしかないね!」
そしてセイバーはけが人を救うために自分の全長より遥かに大きいヴィランに立ち向かっていった。
「私の約束は誰にも邪魔させない!」
セイバーは聖剣をドライバーに納刀しトリガーを一度押した。
必殺読破!
再度抜刀するとその剣は炎が纏わりセイバーはヴィランに剣技を名乗った
烈火抜刀!ドラゴン一冊切り!ファイヤー!
「火炎十字斬!」
炎をまとった聖剣が次々にヴィランの体を切り刻んでいき、ヴィランは機能を停止した。そして怪我をして動けなかった受験生に手を差し伸べた。
「君、大丈夫?けがしてるみたいだったけど?」
「すみません…ありがとうございます。そちらこそ私なんかのために時間を割いてしまって申し訳ないです…」
「いやいやもうここら辺のヴィランは私が倒しちゃったからもういいかな…だから平気だよ。立てる?」
「はい。」
「じゃあ残り時間まで頑張ろうね…えっと…」
サイドテールをしたその少女は自分の名を名乗った
「拳藤一佳。一佳でいいよ!あなたは…」
「一佳ね!私は剣聖菜!この姿はセイバーっていうんだ!よろしく!じゃ!」
「聖菜…よ~し私ももう少しだけ頑張るぞ!」
二人の出会いは今後どうなるのやら…
~一方C会場では~
「やっほ~い!俺っち強~い!俺っち最強!」
こっちの会場ではセイバー同様にリバイスが得点ヴィランたちを壊しまくっていた。
「あいつらめちゃくちゃだ…これじゃあ俺たちの得点実質0だぞ…」
「勝ち目もないぞ!他には雑魚のヴィランしかいないし…」
「俺なんてさっきヴィランか!って言われて襲われた…」
他の受験生にも異端扱いされながらもリバイとバイスは得点ヴィランをなぎ倒していった。
「油断すんなよ」
「大丈夫だって!どうせ何とかなるか…「ドカン!」アイタ!何かにぶつかったんですけど!」
バイスは目の前が見えていなかったため真ん前にあった鉄の塊に頭をぶつけてしまった。
「おいおいだから言っただろ!ってこれって0点ヴィランじゃねぇか!」
「う~わでっけ~!カッコイイし!」
「でもこれぶっ倒しても0点なんだよな?なんで0点なんて置いとくんだ?」
「そんなことどうでもいいじゃん!せっかく0点なんだしだしさ海電、レックスだけじゃなくて他のスタンプ使おうぜ!」
「だなこいつを練習台がてら使ってみるか!」
そしてリバイは腰のホルダーから一つのバイスタンプを取り出した。
プテラ!
COME‼プ!プ!プテラ!COME‼プ!プ!プテラ!
バディアップ!上昇気流!一流!翼竜!プテラ!Flying by!…Complete
バイスタンプ型の培養液の中からプテラの形をかたどったリバイとホバーバイクに変わったバイスが現れた。
「やっぱこの姿、違和感しかねぇ~!」
「お前がなりたいってい行ったんだろ?やるしかねぇーよ!行くぜ!」
リバイがドライバーにセットされているバイスタンプを一度たおし、ボタンを起動させた。
リミックス!バディアップ!必殺!撃ってな!見てな!プテラ!
リバイはその音声とともにバイスにまたがった。
「バイスのバイク発進しま~す!」
ホバーバイクは宙を浮きながらエネルギー弾を出して0点ヴィランの体に風穴を開けていく。
「そろそろか…一気に潰すぜ!」
「俺っちも行くぜ!」
リバイは再度バイスタンプを2回たおした。
プテラ!スタンピングフィニッシュ!
「「はぁーー!」」
リバイの足とバイスのプロペラにエネルギーが集約しライダーキックをヴィランに決めた。
壊れていくヴィランを他の受験生は眺めることかできなかった。そしてどうやらすべての0点ヴィランが殲滅されたのかプレゼント・マイクが終了の合図を鳴らした。
「終・了!」
こうして雄英高校の受験が終了した。
~一週間後カフェなかの~
合格発表の通知書が全員きた報告を受けて海電、剣、耳郎、芦戸はカフェなかのに来ていた。
「ついに来たよ~通知書」
「勉強面は五月さんと頑張ったから落ちたくないなぁ」
「でもやっぱ剣ちゃんはあのセイ…「あー聞こえない!聞こえない!」って嘘だよ…」
セイバーのことを話そうとした耳郎に顔を赤くして剣は口止めしていた
「なんか今セイ何とかって言ってたけど⁉」
「ほ、ほら早く結果開けようよ!ね?」
「サンセー!」
そして各々手紙を開けた。するとプロジェクターが出現し、そこからオールマイトが4体投影された。
(オールマイトが4人とは圧巻だな…)
「「「「あつじうしるろえどぎうすぎ少女年!…」」」」
「あーこれみんなで聴いてるせいで声が混じってる!離れて離れて!」
騒音被害になりかねなかったため、それぞれ別の席で合格発表を聴くこととなった。
「やあ!上杉少年!君の個性は他の教員に説明するのがかなり大変だったがうまく受験できててよかったよ!ちなみに君は分かっていると思うけど筆記は全科目満点、そして実技もほぼすべてのヴィランを倒し、第一位だよ!流石だ!君は主席合格者だ!おめでとう!これからはここが君のヒーローアカデミアだ!」
「おい!海電聞いたか?満点主席合格だってよ!俺っちたちが一番じゃん!やったぜ!って海電?」
オールマイトの合格の通知を見て喜んでいたバイスが海電の方を見るとそこには滝のように泣きまくっている海電がそこにいた。
「うぅ…うぅ…よがっだよ~おれ…おれ…ゆうえいにうがったよ~」
「ぼろ泣きかよ!」
泣いていた海電はそのままみんなのもとに再度集まった。
「海電!うち受かったよ!ってなんでそんな泣いてんの⁉」
「つるぎ~おれ…うがったよ~よがった~」
「正直こんな海電見たことない…」
「聖菜ちゃんから聞いてた以上に精神的に弱いだね上杉…」
そう4人で話していると二乃たちが裏からでてきた。
「あんたち、結果はどうだったの⁉」
「にのねえざん~おれ…うがっだ~」
「あんたは心配しなくても受かるでしょうよ…一番余裕な奴がよくも泣いてるわね」
「でもカイデンもよく頑張ったね。努力していたの私は知ってる。オンパの練習中も勉強してたし、外で特訓もしてたのも知ってる。無個性だったカイデンがここまでできたのはすごいと思う」
「みぐねえざん~」
「…で剣ちゃんたちはどうだったの?」
「私たちも受かってました。五月さんにも感謝しないと」
「よかったわ。じゃあ今日はお祝いしないとね。三玖?」
「もう準備はできてるみんな今日は好きなだけ食べていいよ。カイデンのおじいちゃんのおごり」
「えっ海電のおじいさんが私たちに?」
すると二乃たちはメニュー表を海電たちの席に置き事情を説明した。
「どうやら最近、海電がよく剣ちゃんたちのことを電話で話てたみたいでね受かったらその人たちにもおごってあげろっていう事聞かなくてね」
女子中学生3人は飛び跳ねるように自分たちの食べたいものを述べた。
「やった!じゃあ私パンケーキ!」
「そしたらうちはパフェを」
「私はハバネロパスタ!」
「づぐっでぐれるならなんでもいい~」
「あんた本当によかったわね。このことをフー君たちにも教えてあげたいわ」
「二乃!今はそのことは言わない…はいカイデン、テッシュ」
三玖は泣くのが止まらない海電にテッシュを渡し、落ち着くのを待っていた。
「うぅ…」
ある程度海電の号泣が止まったことを確認した。二乃は海電にあることを尋ねた。
「あんた今あいつは出せるの?」
「あいつ?」
「あんたの個性の奴よ」
「バイスのこと?なんで?」
「そのバイスにもお礼を言いたいから」
「分かった」
海電はそのことを了承し、レックスのスタンプを自分に押印してバイスを外に顕現させた。
「俺っち出していいの?」
「少しだけこっちに来てくれる?海電の前であまり話したくないから」
「オッケー!」
二乃たちは顕現したバイスを連れて厨房裏に消えていった。
厨房裏に入ると二乃たちはバイスに海電のことについて真剣に話し始めた。
「あんたのおかげで海電がこんなに仲間を増やしたり、ヒーローなんて目指そうと思ってくれた、だからあんたも多少は褒められるべきだと思ったのよ…本当にありがとう」
「私からもありがとう」
彼女たちはバイスに深々と礼をした。
「そんなのいいって!」
バイスは感謝されることになれていなかったのか少し赤くなっていたが、しかし照れるバイスに二乃は表情を変え問い詰める形で質問した。
「それはいいとして…あんたはいつまで四葉のことを海電に黙っているつもりなのかしら?」
「いやいや永遠に…ってえ~何のことでしょう⁉」
「とぼけないで!あんたのことはフー君が研究してたことも知ってる!それにあんたが別の世界からきてさらには6年前から海電にあんたが入っていたこともね!」
「え~全部ばれてたの!ショキングなんですけど!」
自分の素性がばれて戸惑うバイスに三玖はやさしく聞き直した。
「でもバイス、私たちは責めているわけじゃない…その…四葉たちの行方を知ってるか聞きたいだけ…」
するとさっきと打って変わってけろっとしたバイスがかつて自分に起きたことについて説明しだした。
「それか~俺っちもこの世界に来た時、変な空間であいつにあったきりだからなぁ~どこにいるかっていうのは知らねぇんだよな…」
「そう…それは悪かったわ」
「でもこの世界の悪は分かったぜ!確かオールフォーワンってやつだ!そいつが悪いってことだけはあいつ言ってたぜ!」
ある単語に引っかかったのか三玖がバイスに尋ねた。
「オールフォーワン…ヴェノムなんとかじゃない?」
「そんなのは聞いてないぜ!ねぇそれはいいから俺っちにもパフェってやつ食わせてくれよ!」
「はいはい。分かったわ、でもこのことはやっぱり海電には言えないわ。だからこのことは私たちの中の秘密にしていい?」
「アイアイサー!」
「なら良し!テーブルに戻ってなさい作ってくるから」
そういうとバイスは楽しそうに海電たちのところに戻っていった。バイスは席に戻ると海電はバイスがいつもの子供のような顔をしていたことに気が付いた。
「バイス、二乃姐さんたちとどんなこと話してたんだ?」
「ただの世間話~」
「そんなはずないだろ~お前が」
「俺っちだって世間話ぐらいするもん!」
バイスと海電のいつものパターンが展開されていく中でバイスとの初対面の芦戸と耳郎はそれぞれの第一印象を口にしていた。
「へぇ~この子が上杉の個性のバイスか!なんでマスクしてるの?」
「これはお前たちを喰わないようにするためだぜ!バクッてな!」
「怖っ」
一方、皆でにぎやかに会話をしている裏で調理をしていた二人は海電たちとは異なり重い空気が漂っていた。
「オールフォーワンねぇ…四葉の存在は分かったけど…フー君は分からずか…」
「でも一番有益な情報だよ。一花にも話しておくよ」
「そうねあの子にも世話になってるし……というかなんでいなくなったのよ…フー君」
「…でも今はあの子たちの合格を祝おうよ」
「そうね」
彼女たちは彼らの合格祝いの品を作り始めた。
〇ヴェノムショッカーサイド
鉄格子が張り巡らされた檻の中で一人の白衣を着た男性が檻の外にいるエージェントDにバイスタンプを渡していた。
「今回も随分と傑作を作ってくれましたね…ドクターH」
バイスタンプに喜んでいるカエージェントDに対してドクターHは怒りを露わにして答えた。
「知るか!俺はお前らのためにはたらいてるんじゃねぇ!」
「そんながっつかないでくださいよ同じイニシャライズの仲間でしょ?」
そう言われるとドクターHは鉄格子を握りしめて怒りを抑えながらエージェントDに訴えた。
「それはあいつの勝手ではいってただけだ!俺はあいつを救うためにここにいる…それだけだ」
エージェントDはため息を吐いてドクターHに自分の言葉を述べた。
「愛ですか…私にはまったくもって意味がないものですが働いてくれるなら問題ありません。引き続き研究のほうお願いしますねドクターH」
そしてエージェントDは檻の中の研究所を出ていった。
「クッソ早くあいつを助けなければ…これがまた使えれば…」
彼は研究所内の機械から一つのドライバーを取り出した。それには二つの顔が押印されたスタンプ台と掃除機のような形をしたものがくっついていた。
「ツーサイドライバー…やるしかないのか…」
その研究所の様子を盗撮カメラで眺めていた者が一人…
「彼も助け出す必要があるが今はこれを誰に渡すかが問題だな…」
彼の手にはオレンジ色のドライバーとコブラの形を模したバイスタンプが握りしめられていた。
今回は気持ち急ぎめです(と言うか何文字ぐらいがちょうどいいかいまだつかめてないから書きたいことが端折られちゃうんですよね…)。雄英受験に関しては緑谷、爆豪は受かっております。そして二乃と三玖はこの世界に転移し、この世界について調べていたことが分かりました。これからの彼女たちの活躍にも期待ですね。
次回でようやく1巻分が終わる予定となっています!他のクラスメイトや先生たちにも必見です!では