友達0と俺っち悪魔のヒーローアカデミア   作:部タッ区

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戦闘訓練~ヴィラン悪魔VSヒーロー~

前回の続きとなります

 

 


 

 

「今年から雄英高校、A組の副担任になりました。中野五月と言いますどうぞよろしくお願いいたします」

 

相澤先生から放たれた副担任制度、俺たちの前に現れたその人物は俺や剣に衝撃を与えた。

 

「なんで五月姐さんが雄英の副担任なんだよ!」

 

驚く俺に五月姐さんは周りを気にせずに抱き着いてきた。

 

「海電~やっぱりA組だったんだ!よかった~」

 

「やめてくれよ五月姐さん~」

 

離れようとする俺に五月姐さんは動く意思はないようでずっと抱き着いている。

 

「え~!上杉君とこの副担任知り合いかよ!」

 

「おい上杉…一体前世でどんな事したらこんな徳が降ってくるんだ…おい上杉おしえてくれや…」

 

「上杉さんと中野先生はどういった関係なのでしょうか?」

 

この状況を切るように質問してきたのは推薦入試で入ってきたお嬢様の八百万百だ。五月姐さんはその質問に対して何の辱めもなく答えた。

 

「海電は私の姉の息子、すなわち甥っ子なんですよ~小さいときからずっと見てきたからつい嬉しくなっちゃって」

 

「できる限り一線は引いてほしいですね中野さん…いくらご親族だからってひいきしてたら他のクラスに変更、最悪除籍も考えますよ」

 

照れていた姐さんに相澤先生は冷たく注意喚起をした。

 

「あぁ…オールマイトさん、そんな感じですので訓練の話の続きしてもらっても構いませんよ…てかなんでそんな隅っこに座ってるんですか?」

 

副担任の説明を終わらせてオールマイトに授業の続きをお願いしようとするとオールマイトは指令室の端っこの方で体操座りをしてあからさまに落ち込んでいた。

 

「だって…相澤君と中野君が来てから私、空気状態だったからこのまま№1ヒーロー小さくなろうかなぁとおもってね…」

 

「あんたがそんなんだと生徒のやる気が落ちますよ…」

 

「そうですよ!オールマイトさん!生徒のためにもお願いいたします!」

 

「私、必要とされてるのかい?ならヒーローとして授業しないとな!」

 

端っこから立ち上がったオールマイトはくじ引き箱を取り出し、生徒はくじを引いたパートナーとそれぞれグループを作成した。

 

のはいいんだが…

 

「先生~俺のこのラッキーってやつなんですか?」

 

「わたくしもですわ」

 

「海電といっしょだ!」

 

「俺もだ…」

 

どうやらラッキーのくじを引いたのは上杉・剣・八百万・轟の四名だった。

 

「おっ!ラッキーを引いたのは君たちか!君たちは特別にヴィラン役の生徒かヒーロー役の生徒どちらかを選ぶことができるぞ!しかし君たちはヒーロー役をやってもらう!それとラッキー同士で組むのはなしだよ!」

 

「それって順番次第じゃ終わったらもう一回やる人もいるってことか」

 

「オイラは選ぶなよ上杉!」

 

「けどよ!俺は上杉と一度戦ってみたいところだけどな!」

 

「上杉少年たちは誰と組みたいかい?」

 

悩むところだな…正直誰でもいいんだけど相性とかの関係もあるし、まだ全員の個性の把握もできてない…

 

誰と組むか考えていると一番乗りに八百万が手を挙げて誰と組むか決めたようだ。

 

「わたくしは常闇さんと組むことにしますわ」

 

「俺を選ぶか八百万よ…いいだろう」

 

選ばれたのは俺と少し個性が似ている鳥頭のような常闇踏陰となった。

 

次に剣が手を挙げて答えた。

 

「私は爆豪君で!」

 

「なんだと!俺と組もうなんざ百年はぇーわ!」

 

「でもラッキーと特権だから無理だよね?よろしく爆豪君」

 

「チッ…」

 

以外だなあいつ受験の時ですらいがみ合ってたのに…

 

俺が手を挙げようとするよりも先に轟が手を挙げた。

 

「俺は誰でもいいんですけど一人とかはだめですか?」

 

「う~ん訓練だとは言えみんなとの交流も兼ねてやるから決めてほしいな」

 

「そしたら障子、組んでくれ」

 

「分かった」

 

轟はタコのように複数の腕を持っている障子目蔵を選んだ。

 

「では最後は上杉少年だね!君はどうするんだい?」

 

ここで俺は考え付いたことがあった。

 

「すみません俺は逆に戦いたい相手を選択してもいいですか?」

 

「OK!ヴィランの場合は二人選んでもらうけどどうする?」

 

「そしたら俺はバイスと緑谷でお願いします」

 

「⁉」

 

「ぼ、ぼく⁉」

 

「俺っちも⁉」

 

まぁ驚くのも無理ないな俺の個性と個性把握テスト最下位の緑谷と戦いたいなんて普通の奴は考えないが、俺は違った。

 

「俺の個性は常闇のダークシャドウと違って完全分離、つまりは自分の意思をもって動けるのでカウントとして一人としてもいいと思いました。緑谷に関しては単純に戦ってみたいってだけです」

 

俺の意見にオールマイトは何も言わずに承諾してくれた。

 

「上杉君!僕なんかでいいの?ほら個性もあんなだし…」

 

「緑谷も俺の個性について知りたいんだろ?いいチャンスかなとおもってね。それにバイスも戦いたくてうずうずしてるみたいだし」

 

「俺っちと海電なら俺っちが勝つからな!」

 

「言ってろ…俺は一人でも問題ない…」

 

 

こうして戦闘訓練が開始された。

 

 

戦っていない生徒と教員は指令室で戦っている生徒の様子をモニター越しで見ていた。俺はどっちに今いるかって?なぜか最初だよ!

 

「一応あの姿に変身して悪魔くんがヴィランの位置についた段階でスタートするからね!」

 

「分かりました!」

 

俺は緊張しながらもドライバーを腰に当てて変身した。

 

「変身!」

 

仮面ライダー!リバイ!バイス!リバイス!

 

「それじゃバイスは緑谷の方に行って来い!」

 

「俺っちに負けて泣きべそかくなよフフハハハ!」

 

「負ける気はしない」

 

数分後、バイスが定位置についたのかオールマイトの無線からスタートの合図がなった。

 

俺は高揚感に身を任せてビルに足を踏み入れた。

 

 

〇緑谷サイド

 

ど、どうしよう…バイス君としっかりと話したこともないし、ヴィランって作戦とかするのかな?どうしよう…

 

僕が緊張で立ち止まっているとバイス君がゆっくりと近づいてきた。

 

「おい!緑谷っち緊張してんのかよ!海電みたいだな!」

 

「バイス君は上杉君と戦うこととかあったかな?」

 

「いいや、あいつが変身しないと俺っちは実体化できないからな。ただあいつがやりそうなことは大体わかるぜ!」

 

「そしたら考えていることがあるんだけどいいかな?」

 

「おう!緑谷っちとは今はチームだからな!」

 

そして僕は震える自分の足を叩いて作戦をバイス君に伝えた。

 

 

〇海電サイド

 

さてと…とっとと爆弾回収して終わらすとするかな。そう思い、爆弾の場所を探すために上の階を目指していると天井がいきなり崩れ落ちてバイスが顔を出した。

 

「フハハハハハ!海電み~っけ!俺っちは裏切りの悪魔様だぜ~フハハハハハ!」

 

「お前、まじでヴィランじゃなくてよかったよ…似合いすぎだ」

 

バイスは俺に向けて拳をぶつけてきた。

 

「これはお前の作戦か?それとも緑谷の作戦か?」

 

「ヴィランの俺っちが言うと思うか~そんなわけねぇ~じゃん!」

 

話ながらもバイスは俺に攻撃を続けてくる。

 

時間稼ぎするために攻撃パターンを知ってるバイスを前に出したってところか…ってことは緑谷の作戦だな、バイスが考えられるはずがないな…

 

バイスの攻撃を交わしながらも俺は緑谷が考えそうなことを探っていたその時だった。

突然、俺の背中に何者かがしがみついてきた。

 

「そう来るのかよ!緑谷!」

 

しがみついてきたのはなぜかボロボロの緑谷だった。

 

「君をここで足止めする!バイス君!」

 

「アイアイサー!いくぜ緑谷っち!」

 

「何する気だ!」

 

緑谷の合図とともにバイスは壊した天井に消えていった。俺はすぐに緑谷を振り払い、バイスの不穏な行動に身構えた。

 

緑谷はそれでも俺に個性を使わないで足止めをしようとしてくる。

 

まじで考えられない…何考えてんだ緑谷…

 

「バイスを最初に出して俺と戦闘させて次に爆弾を顧みずに緑谷が特攻してきた。合図と同時に消えるバイスそして音沙汰なし…なるほどそういう事か」

 

全てを理解した俺は特攻してくる緑谷を置いて消えたバイスがいる上の階に向かった。

 

上に向かうと爆弾の前に必殺を決めるために力をためていたバイスが構えていた。

 

「ほんじゃあいってみようか!ライダーキ~ック!」

 

力をためたバイスは俺に向かってキックを放った。

 

ここまでは緑谷の作戦通りだろうな…でも

 

「分かってんだよ…その作戦はすでに攻略したから来たってわからなかったか?」

 

「なんだって!待ってバイス君!」

 

俺は必殺を放ったバイスに対してドライバーのレバーを倒して対抗するように必殺技を発動した。

 

レックス!スタンピングフィニッシュ!

 

リバイの足にエネルギーが収束しバイスに向けてキックを放った。

 

「これでどうだ!」

 

「なにを~!」

 

「「はぁーーー‼‼」」

 

二人のキックが緑谷の言葉をかき消すように激しくぶつかり、爆風で緑谷と監視カメラもろと砂埃に消えた。

 

それを見て心配したオールマイトは指令室で無線を使い、三人の安否を確認した。

 

「上杉少年!緑谷少年!悪魔くん!無事か!平気そうなら返事をくれ!」

 

返答がないオールマイトたちは砂埃が消えるまでカメラを確認していた。

 

「どうなったんだ!」

 

「ものすごい爆音だったぞ」

 

「これって上杉君はまだしもデク君は無事なのだろうか…」

 

「おい!カメラに見えてきたぞ!」

 

砂埃が晴れて二人のぶつかり合いの結果が姿を現した。

 

「おいおい…これはアンビリバボーな結果だな…」

 

そこには爆風で伸びている緑谷とふらふらと立ち尽くしているバイスがそこにいた。

 

「上杉のやつはどこ行ったんだ⁉」

 

「それに爆弾もなくなってる」

 

「まさかキックの反動で消えたのか⁉」

 

「あれ見ろよ…あれが結果だろうが…」

 

轟が緑谷たちがいる階が移っているカメラではなく、その一つ上のカメラを指さした。そこには爆弾を担いだリバイが屋上に立っていた。

 

「何とか間に合ったな!爆弾回収完了!」

 

「なんで上杉さんが屋上にいるのでしょうか?バイスさんと相打ちになっていたはずなのに…」

 

海電がどうして屋上にいるのかと言う疑問はおいてオールマイトはこの勝敗の結果を伝えた。

 

「君は本当にすごいやつだな…ヒーローリバイWi---n!」

 

勝利の合図が鳴り響いた。

 

「マジ最悪なんだけど!俺っち海電に負けるなんて!てか緑谷っち大丈夫か~白目になってるけど」

 

バイスが衝撃で倒れこんでいる緑谷に声をかけたが、意識が飛んでいて返答がなかった。するとそこへ上の階から降りてきたリバイが心配そうにやってきた。

 

「お~い緑谷っち?お~い」

 

「バイス、緑谷大丈夫だったか…って緑谷大けがじゃね~か!意識もないし!おいバイス肩貸せ!運ぶぞ」

 

「そうゆうことだったかすまんすまんって…了解だぜ」

 

二人で指令室に戻る途中で担架ロボが重症の緑谷を連れて医務室へ運んでいった。その様子を見守った後、俺たちは指令室に向かった。

 

 


 

今回はこの辺で。

 

次回は剣&爆豪チームの対戦となります!どうなるんでしょうね…

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