友達0と俺っち悪魔のヒーローアカデミア   作:部タッ区

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第4章
ついに始まる体育祭!


どうも、少し映画の影響で投稿が止まってました…五等分の花嫁3回目を見に行ったんですけど何度でも泣けてしまうのとそのたびに虚無感に襲われてメンタル的にきつかったです…恐らくしばらくはごとよめ成分多めに出すかも


 

あの事件のほとぼりが冷めて生徒たちも安心して登校ができるようになった。

俺は今日も剣と一緒に学校へ登校していた。

 

「ねぇ海電?聞きたいことがあるんだけどさぁ…一花さんって女優業の他に何かお仕事とかされてたりする?」

 

「一花姐さんにあったのか?だとしてもあの人の怠惰っぷりは世間に出てないから分からないだけで実体は休日は一日中寝て起きて飯食って寝るとか言うとんでも姐さんだから女優業以外に何かするってイメージないけど…」

 

「そう…ならいいんだけど…」

 

なぜか一花姐さんについて聞いてくる剣に疑問を抱きながらも教室へ到着した。

その時の彼女の顔の意味を俺はよく知らなかった。

 

「おっ!上杉君!今日もアツいねぇ~モデルみたいな女の子と登校ですか~」

 

教室に着くといやみコンビの上鳴と峰田が迎えてきた

どうやら二人は俺と剣が一緒に登校していることに対してからかいたくて仕方ないようだ…

 

「いじるな上鳴…それと峰田それやったらお前切り刻まれるぞ…」

 

「いいだろうがよ!お前みたいな天才でスポーツ万能野郎には理解できない思考だ!おいらは剣のあのスカートの向こうへプルスウルトラするんだー!」

 

後はどうなったかは君たちの想像に任せるよ…

 

「君たち?フッ…なんか疲れてんのか?」

 

「何一人で笑ってんの海電?」

 

そしてミイラ姿の相澤先生と五月姐さんが教室に入ってきたためホームルームが始まった。

 

「センセー!その姿大丈夫なんですか⁈」

 

相澤先生はつぶれかけの声で答えた。

 

「俺の安否はどうでもいい…それよりもまだ戦いは終わってない」

 

「⁉」

 

「どうゆうことでしょうか?」

 

「迫ってるぞ…雄英体育祭!」

 

またこれか…恐らく俺も含めてこの言葉を言うだろうな…

 

「クソ学校っぽいのキターーーーーー!」

 

すると近くの席のセロテープを肘から出せる個性の瀬呂範太が先生に自分の疑問を投げた。

 

「でもあんな事件が終わった後にやってもいいんですか?」

 

その質問に対しては隣の五月姐さんが説明しだした。

 

「先生方の話によると逆に体育祭を開催することで危機管理体制を盤石にしておきたいみたい…それにこのイベントは簡単に中止にできるものでもないからね」

 

「簡単に中止にできない?」

 

海電がつまっていると緑谷が眼をキラキラさせて俺に話しかけてきた。

 

「上杉君雄英体育祭見たことないの!」

 

「まぁちょこっとぐらいしか見たことないからさ…なんかまずかったか?」

 

そこへ再び相澤先生が割って話し始めた

 

「うちの体育祭はそこらのものとはわけが違う…このイベントはもはや日本の代名詞ともいわれるほどに成長している!全国の人が見るわけだ…上杉ならこの意味が分かるだろ?」

 

そういうことね…

 

「言ったとおりだが全国中継で見られることになれば今後ヒーロー事務所からのスカウトの材料にもなるしそのままサイドキックとして活躍する者もいる、当然有名な事務所に入れば名前も乗っかって自分自身の経験値にもなる…だからこそ3年で計3回のチャンスを逃さないよう努力してくれ…以上だ」

 

こうしてホームルームは終了した。

皆の盛り上がりは頂点に達しており、放課後は教室で体育祭について話し合っていた。

 

「テンション上がるぜ!目立ってプロへの道の第一歩を踏み出せる!」

 

「それな!」

 

騒いでいる中、海電はその様子を眺めているだけだった。

内心はものすごく上がっているが…

 

「はぁ…体育祭ねぇ(めっちゃみんなの中に入りたいけどどう入っていいか今更だけどわからねぇ…)」

 

すると海電の後ろでものすごい気迫を出しているお茶子ちゃんが俺を見ていた。

 

「お茶子ちゃん?」

 

「上杉君…私頑張る!それにみんな!私!頑張る!」

 

「おぉ…どうしたのお茶子ちゃん…」

 

剣と海電、飯田と緑谷は教室を出て廊下で彼女のことについて聞いた。

 

「お金?」

 

「私…ヒーローになってお金を稼いで父ちゃん母ちゃんを楽させたくってさ…そのためにヒーロー目指したんだよね~って上杉君とか飯田君みたいな立派な動機じゃないのにごめん…こんなん恥ずかしいわ…」

 

顔を赤くして恥ずかしがるお茶子ちゃんに海電はにこやかに言葉を返した。

 

「なんというかさ…お茶子ちゃんの目指す先ってのは今はお金を稼ぐってことだけど、その先は両親を安心させるっていうヒーローらしい立派な動機なんじゃないかな?」

 

「⁉」

 

すると隣の飯田はメガネ裏で涙を流した。

 

「上杉君がそんなことを言うなんて!君もヒーローらしい動機があるのかい?」

 

海電はしんみりしている飯田に自分の動機を答えた。

 

「いや…俺はシンプルにバイスとヒーローになることってのが目標だそれと友達を増やす!のでそんな大した理由じゃありませ~ん」

 

それを聞き、冷めた飯田が強く言い返した。

 

「やっぱり君も爆豪君と同じ感じがするぞ!その言い方はやめるべきだ!」

 

「悪かったって飯田…それと剣とバイス!笑うんじゃないよ!」

 

「ハハハハハ…ゴメンゴメン!海電から友達ってワードが出てきてつい…ハハハハハ!」

 

「俺っちも海電からそんなことが聞けるのは面白すぎるんですけどフハハハハハ!」

 

俺の過去を知ってる剣とバイスはツボにでも入ったのか廊下に響き渡るほどの笑いを披露していた。

 

「そしたらさ…上杉君良ければだけど、というか今更だけど友達にならない?」

 

「うちもうちも!」

 

「君にはがっかりだが君の実力は確かだからな…」

 

「「「えっ」」」

 

いきなりのことで海電とバイス、剣が驚いて目が点になった。

 

「マジで…」

 

「うん!それに今まで友達と思ってたんだけど…ちがったかな?」

 

「う…う…」

 

「上杉君?」

 

「うわーーーーーーん!友達が出来ちまった!マジかよ!今のセリフ録音しておきたいぐらいだ!是非頼むよ!」

 

喜びのあまり飛び跳ねる海電であった。

その後、海電は緑谷・麗日・飯田の連絡先を手に入れた。

 

 

~体育祭前日~

体育祭に向けてプランを練っていた海電はカフェなかのにてスマホに登録された友達の履歴を見てひとり楽しんでいた。

 

「フフン♪フフン♪はぁ…フフン♪フフン♪」

 

「それなんなの?」

 

「いや~友達とはいいものですな~なんか世界変わった気がするよ~」

 

「浮かれてるけど明日は体育祭でしょ?早く帰らないと起きれなくなるわよ!あんた楽しくなったら眠れないんだから…」

 

完全に友達ができて喜んでいる海電に二乃は帰宅を催促した。

 

「はぁ~い…」

 

「やけに正直ね…暗いから気をつけなさいよ!」

 

「はぁ~い…」

 

そのまま海電は嬉しそうにカフェから出ていった。

その後ろ姿を見送ると二乃も嬉しそうに机の雑巾がけを始めた。

 

「あの子に友達ができるなんてね…」

 

「二乃も嬉しそうだね、珍しく…」

 

「いいじゃない!本当に嬉しかったんだから!」

 

「でも私もカイデンがあんな楽しそうに学校行くのは成長を感じる…」

 

「それは…それとして明日は朝から忙しいんだからこっちも早く寝るわよ!」

 

二乃と三玖の海電についての会話が閉店し二人しかいないカフェに響いた。

 

 

 

~体育祭当日~

 

「遅刻だ~!バイス!起こしてくれって言ったのになんで起こしてくれなかったんだよ!」

 

商店街を狐の姿をした仮面ライダーがスケートボードに向って怒りをあらわに走っていた。

その姿はジャッカルバイスタンプで変身した仮面ライダーリバイスであり、このゲノムはバイスがスケートボードに変身するため、海電は移動手段としてよくこのゲノムを愛用している。

 

「起こすも何も30分前に寝たばっかじゃんかよ!海電がワクワクしすぎて寝れないから俺っちもすげー眠いんですけど!」

 

「もういい!話は後だ!とりあえず急ぐぞ!」

 

 

~10分後~

海電たちは無事に遅刻せずに学校に到着したが雄英の門には生徒の家族や親族、恐らくUSJのヴィラン襲撃について聞きたいギャラリーたちがせわしなく並んでいた。

このままでは無理だと判断したリバイスはプテラのバイスタンプを起動して上空からギャラリーたちの上を通過し、無事教室に到着した。

 

「海電遅かったね、いつもイベントごとになると眠れなくなっちゃうんだよね~」

 

教室のドア前には剣と耳郎、八百万が腕を組んで待っていた。

 

「はぁ…はぁ…間に合ったのk「いや、ギリアウトってところだな」って相澤先生⁉」

 

「前日ぐらい嫌でも目つぶって寝とけ、早く体操服に着替えて外に出ろ」

 

「わたくしは学級長として上杉さんを待っておりましたわ…皆さんもう整列してますよ」

 

「ごめん八百万さん…剣と響香ちゃんもありがとうね」

 

海電はそういいながら体操服へ着替えて3人と共にステージ裏A組の列に整列した。

すると後ろに並んで芦戸が心配そうに話しかけてきた。

 

「上杉~大丈夫だった?てか顔めっちゃ青いけど…」

 

「いや三奈ちゃん、こういう類のイベントは昔から慣れてなくてね…緊張で死にそう…」

 

「いや~海電君はそんなこと言っても俺っちがいるから余裕ぶっこいんのよ!てか今回は俺っちが目立つからお前はフォローしろよ相棒!」

 

「無理だな…俺たちは両方とも目立つから派手にやるぞ相棒」

 

「待たせたぜ!1年ステージ!生徒の入場だ!」

 

マイクの合図で入場口のゲートが開き、雄英生徒が客席に隊列をなして姿を現した。

海電の新たなステージが幕を開けた。

 

~ステージ手前屋台エリア~

ここに一人の青年が屋台の食べ物に目を輝かせて歩いていた。

 

「うっわ~めっちゃうまそうなのがいっぱいあるんですけど!なぁお前もそう思うだろ?」

 

彼はローラー状のメリケンに話しかけた。するとそれは嫌そうに彼の言葉を返した。

 

「俺様は喰えれば何でもいい…何ならお前を喰ってもいいんだぜ…」

 

「お前はノリわりぃな~ってあのたこ焼きなんだ⁉ファットガムたこ焼きだって!めっちゃデケ~!おっちゃん!これ一つくれ!」

 

「はいよ!一個500円ね!」

 

彼は財布を取り出すため山岳に行くかのような大きなリュックの中身を漁った…が彼の大きなリュックには財布が入っていないことに気が付いた。

 

「マジかよ!財布あっちに忘れてきた~!どうしよう!お前も考えろよ!」

 

メリケンのそれはまたも嫌そうに答えた

 

「お前のミスだろ…素直にないことを伝えて謝っておけ…」

 

「うぅ…おっちゃんすまねぇ…俺、遠いとこから来たんだが財布をどこかに落としちまったみたいで、それやめr…「たこ焼き一つくださいな!」…?」

 

「マウントレディじゃねぇか!あいよ!」

 

後ろを振り向くと全身タイツの女性ヒーローマウントレディが彼が食いそびれたたこ焼きを注文してきた。

 

「うん?君これ食べないの?」

 

マウントレディは彼がたこ焼きを食べないことに疑問を抱き、彼に尋ねた。

 

「財布を忘れたもんでね…おっちゃんにも迷惑かけちまったのよ…だからいいのさ…」

 

「もうひとつください!」

 

しんみり話す彼を心配したのか、はたまた彼がイケメンであってワンチャン狙えると思ったのかマウントレディはもう一つたこ焼きを注文し、彼に手渡した。

 

「いいの⁉」

 

「い、一応ヒーローだからね!これぐらい当然よ!でも一つ条件があるわ…」

 

唾をのみながら彼女が放つその条件を待った。

 

「連絡先頂戴!あなためっちゃイケメンだから!」

 

「そんなのでいいのかよ!ならこの一食分のお礼はするのが男のルールだ!いいっすよ!」

 

彼は腕のブレスレットに手をあて、投影された画面から自分の連絡先を彼女の携帯に送った。

 

「随分とハイテクなものもってるのね…」

 

「いやいや、これは親父の最高傑作を俺が持ってるだけっすよ!それじゃあまた何かあったら連絡くだせぇ!」

 

そういうと彼はたこ焼きをほおばりながら他の屋台を見ながら去っていった。

 

「おっいたいた!マウントレディ!どこ行ったのかと思ったらここにいたのか…」

 

「警備依頼できてるのを忘れてはならない…」

 

「了解!二人とも警備頑張るわよ~」

 

「「お…おう」」

 

彼女を探していた二人のヒーローはなぜ彼女が張り切っているのか知る由もしなかった。

 

一方で彼は先ほどもらったたこ焼きを休憩所でメリケンのそれにも食わせながら話していた。

 

「うまいだろ!あの人いい人だったなぁ~めっちゃ美人だったし!でもこのコスプレ会随分規模でかいよな~」

 

「さっきあの女がぶら下げてたものを見たが、ヒーロー警備厳重隊と書いてあったぞ…あいつ、強かったんじゃないか?それとあのスタジアムの映像に体育祭と出ていた…ちなみにこのたこ焼きとやら、興味がある…」

 

「体育祭だったのかよ!規模でっか!なら見に行くしかないだろ!この世界の強さ見せてもらうぜ!」

 

たこ焼きを食べ終えた彼らは再びスタジアムに足を進み始めた。

 

 


次回体育祭編本格スタート!(後半の彼は知らん…)

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