お久しぶりです笑
一回戦第8試合
麗日と拳藤の戦いが始まりスタジアムが砂ぼこりにまみれている中、治療室では怪我を負った轟がリカバリーガールの治療を受けていたがどうやら木場山の持っていたピーターファンタジスタには傷の痛みを緩和する力があるらしく絆創膏を何枚かつけるレベルまでに落ち着いていた。
「対戦相手が俺でよかったなぁ!」
「いや、お前の持ってた本のお陰だろ」
「でもその本が無かったら今頃体這いずりながら治療室に行ってたぜ?」
「だけどなぁ…」
「何ォ!」
「あの~」
まるで炎と水のような二人がお互いの試合結果を言い合っていると怪我人を寝かすベッド部屋のカーテンがばさりと開いた。
二人が空いた部屋の方を向くと海電の様子を見ていた一花がこちらをニコニコした顔で覗いていた…ように見えるが二人はその周りのオーラに踏んでいけないものを押してしまったことを実感し委縮した。
「一応寝てる人がいるからね~」
「そういうだから怪我が平気ならとっとと観客席に戻りな!」
「ハイ!そうさせてもらいます!お元気でーーーーー!」
ここにいるのがまずいと思ったのか青ざめた木場山は轟を置いてダッシュで自身の持ち場へ戻っていき、轟も怪我は大丈夫そうと判断したためそのままリカバリーガールに礼を言い治療室を出ていった。
「お騒がせしてすみません…ありがとうございました」
轟がドアを閉めて観客席へ戻ろうとすると目の前から真っ赤に燃える炎が近づいてきた。
その炎を見て轟はため息をついてそれから離れるように顔を背けて観客席へ向おうとするがそれはその行動を許さなかった。
炎は横切ろうとする彼を正面から立ちはだかった
「親父…」
彼の名はフレイムヒーローエンデヴァー轟の実の父親である
エンデヴァーは冷たい眼を向ける焦凍にある人物を重ねながらも口を開いた。
「先ほどの試合…惜しかったな焦凍」
「俺はもうあんたから逃げねぇ…覚悟しとけよクソ親父」
「あぁ…きちんと見ておこう」
淡々とした言葉であったがエンデヴァーはこれまでとは違う眼をしてる彼に話すべきことであると思い口を開こうとしたが焦凍は舌打ちしながらその場を立ち去ってしまった。
「焦凍…」
一方スタジアムでは逃げ纏う麗日をジャンヌに変身した拳藤が追いかけるという鬼ごっこが行われていた。
「無理無理無理無理や!なぜに変身するん⁉しかも拳めり込んどるし⁉」
「ちょ…逃げてたら勝てないけどいいの?」
「それ平気な奴なん⁉」
全力疾走で逃げていると麗日は突如柔らかな何かにぶつかりその足を止めた
拳藤もその様子を見て足を止めた
「イタタ…すみません前見えてへんかった…ってえぇ⁉」
ぶつかった何かに謝罪をする麗日が顔を上げるとそこにはとてもスタイルが良い蛇の被り物をかぶった女性が立っており麗日はその胸に飛び込んでしまったのである
女性は舌を鳴らしながら彼女に近づこうとすると拳藤に止められた
「あら?この子が今回の相手?随分とおいしそうな見た目してるじゃない?もちもちしてて可愛いし」
「ダメですよ蛇空さんせめて場外に出すだけです」
「そうなの?まぁ荒い一佳ちゃんだとこうなってしょうがないわね…ごめんねぇ~」
「へ?」
蛇空を名乗る蛇の女性は尻尾を麗日に巻き付けるとそのまま場外へ運んでいってしまった。
麗日自身も全く身動きが出来ずあっという間に出されてしまい何が起きたか分からないような顔であっけにとられていた。
「この試合!勝者 拳藤一佳ちゃん!」
もはやこの試合以前にやばい試合を見てきた観客たちはもう驚くことなく麗日へドンマイコールにてこの試合は幕を閉じた。
そして第一試合が終わりこれから第二試合が始まろうとしていた
耳郎 響香 対 上鳴 電気
切島 鋭児郎 対 木場山 連子
緑谷 出久 対 拳藤 一佳
第4試合にて両者脱落のため剣 聖菜はシードへ
「う~んなんか第二試合はテンポが悪そうだねぇ~ここからは少しだけダイジェストで出しちゃおっかな?」
⁉なんでしょうか?
「まず第一回戦は頭の良さにより耳郎 響香が勝利、第二回戦は漢対決で木場山の勝利、第三回戦は緑谷の強力パワーを耐えきってダウンさせた拳藤の勝利って所ね」
…
「あれ?なんか取られたって顔してない?まぁだいぶたってるのにまたこれだけで伸びたら客ってのは離れちゃうぞ♡」
第三試合
耳郎 響香 対 拳藤 一佳
木場山 連子 対 剣 聖菜
最終試合が始まる
そのころ薄暗い研究室ではプロフェッサーJとカリバーが体育祭の様子をモニター越しに確認していた。
「またライダーの力をこの世界の住民に渡したのですか?」
カリバーがそうつぶやくとプロフェッサーJは両手を広げ生き生きと語り始めた
「that’s right!彼女にリベラドライバーを渡しておけば後々彼の役に立つと思ってね!それにこの世界のライダーは何といっても質がいいからね、『個性』って言う特異体質をもって生まれるからライダーとの相性がまさにベストマッチ!ってわけさ!それにねぇ…」
「はぁ…」
早口でライダーについて喋りだすプロフェッサーJにカリバーは小さなため息を吐きその場を去ろうと彼が後ろを振り向くとプロフェッサーJがささやく
「つれないねぇ…それとそろそろあの分岐が起きるってのに」
その一言にカリバーはぴたりと足を止めプロフェッサーJの肩を掴む
「いつ!どこでだ!」
まるで焦っているかのようなカリバーに圧倒されるプロフェッサーJはカリバーをなだめようと席を用意しある本を取り出した
その会話はパソコンの稼働音のみの研究室に放たれた
その話が終わる頃体育祭は表彰式へ移っており表彰台には4人の生徒が各々手を振り互いの健闘を称えあっていた
1.木場山 連子
2.剣 聖菜
3.耳郎 響香
4.拳藤 一佳
「あちゃ~得点で勝敗が決まるの忘れてたな~」
「でも拳藤もかなり強かったよ!あの蛇さん強すぎだったし…」
「そうかな~耳郎も音の剣とかカッコよかったじゃん!」
「イヨッシャァ――――!俺様が一位だーーーー!」
「まさかお父さん、弟子とってるとか聞いてなかったんですけど!しかも聖剣持ちとか!私よりも強いとか!全部許せない!後で色々聞かせてもらうからね!」
「ヘッ!どの口がそんなこと言ってんだか…」
(コイツ俺が火炎剣烈火メンテしてるって知ってんのか?)
ガヤガヤとしているとミッドナイトがマイクを片手に締めのあいさつに入ろうとしていた
「みんなにぎやかで結構だけどそろそろフィナーレよ!最後はやっぱこの人に締めてもらわないとね!」
そういうとミッドナイトはステージ上を指さした。
その先にはオールマイトが仁王立ちで構えている
私がーーーーキタ―――――!
その言葉と共に表彰台へと現れると観客は拍手喝采の嵐となる
ミッドナイトからマイクを受け取りあいさつを始める
「君たちの戦いとくと見させてもらった!ここにいない生徒たちもよく頑張った!その栄誉を称え今一度生徒たちに大きな拍手を!」
再び大きな拍手が生徒たちに向けられた。
ある者はそれを感謝し、ある者はそれを次の糧へ繋げる決意を、そしてある者は大きな野望のための一歩を
それぞれがそれぞの思いをはせながらこの体育祭は幕を閉じた
そして…
一人の生徒は一人暗闇をさまよう…
「ここは…」
待ちくたびれたぞ…クソガキ…
最後の投稿をして早くも4か月以上経ってました…リバイスから書き始めてたはずなのに気が付いたらギーツ終わりそうなのだが…
それにキングオージャーもおもろいし…(あの語り部の立ち位置使えそう…)
兎にも角にも急ぎ足ではありましたが体育祭編は終わらせました!
次は職場体験編へ!