どうも6話です!それよりも暴太郎戦隊ドンブラザーズ発表されましたね!暴太郎って桃太郎から来てると思うんですけどアバタロウ、アバタ・ロウつまりアバターをかけてるのではないかと思うんですよね?キジブラザーズとイヌブラザーズの見た目を考えると、ありそうだなぁと笑
まぁとてもインパクトがある作品になるなろうと思ってす!楽しみです!
話は長くなりましたが、第6話をどうぞ
〇海電サイド
俺は全速力で走っていた。原因はおそらくあの住民の会話のせいだ。
「おい!向こうでヴィランが暴れてるんだってよ!爆発させる個性の中学生が人質にされてるみたいで大変らしいぞ!」
多分この住民の言葉がなければ俺は剣と龍禅さんと共に姐さんのところでお茶してたのに!
しかし、なぜだか第一印象最悪のあいつでも怪物に襲われていると思うと体が勝手に動いてしまった。急いで走っていると剣たちがみるみるうちに遠くなっているのも分かる。
「あいつ早すぎでしょ…まぁ分かってはいたけど…」
「彼、本当に早いね! 陸上部とかなのかい?」
「いえ、部活には入ってはいないんですよあれで…もとからの才能なんですかね?でも確か海電の母親が体育会系の人だったみたいで…」
「ふ~ん母親がねぇ~そうなんだ…おっどうやら着いたみたいだね」
後ろで剣たちが何かを話していたがそれを置いて俺は現場に到着した。
そこはとても悲惨な現場で商店街は炎に包まれ、その中心にはドロドロとした異形のヴィランが中学生を取り込んでいる。中学生もやられんと言わんばかりに個性を使用して何度も暴れていた。
俺はその現場をヒーローショーのように見ているギャラリーを押しのけて群衆の一番前に立った。するとバイスがヘドロに指をさして興味深々に言葉を発した。
「やっぱり!あいつさっきそばかすのやつをいじめてた奴じゃん!」
「そうだな。にしてもこりゃどういう状況だ?」
(これだけのヒーローがいて誰一人動いていない?火災の消火しかしてないってなぜなんだ⁉)
息を切らしながら現場の状況を確認していると、隣にいた星形の頭をしたおじさんらしき人がこう言った。
「どうやら、今現着しているヒーローは皆、相性が悪い状態であのヘドロヴィランに近づけないらしい」
(そんな馬鹿な!あの状態が続けばあいつ死ぬぞ!それなのに…周りのヒーローとくれば…)
しかし、そう思っていても俺は今ヒーローではない。悔しさで唇をかみしめて強くこぶしを握ってぼさぼさ少年が助かることを祈るしかなかった。
「悪いな爆弾坊主お前をぶっ殺すことが俺の今後の金のためになるんだよ!だから素直にやられてくれよ!」
「ウー‼」
ヘドロに飲み込まれてまともに話すことができないぼさぼさ少年はただひたすらにあがいていた。まるで海で足がつっておぼれている中、必死に腕を振ってもがくように…彼の眼は助けを求める眼をしていた。
(⁉俺は何をしてるんだ!今助けられなきゃヒーローじゃないだろ!今行くんだ!動け!)
俺は自分を鼓舞するためにバイスにあることを聞いた。
「バイス…俺はお前とヒーローになれるって言ったよな?」
「そんなこと言ったかね~」
茶化して口笛を吹くバイスであったが、こいつなりに考えたひと言なんだろう。俺の覚悟は決まった。
「俺もう我慢できん!」
俺は全身を叩き、爆発している現場に走りだそうとした次の途端、もじゃもじゃ頭でそばかすがある何かが俺より
も先に前に走り去っていった。
「!!」
「おい!あいつってもじゃもじゃ頭じゃねぇか!」
「マジかよ…緑谷お前」
緑谷は真っ先にヴィランに走っていき、奴の眼に自分のカバンを投げつけて弱ったところで爆豪を助けにヘドロをかき分けていた。緑谷が無個性であることはさっき知った。しかし、個性を持っている今誰よりも彼は俺にとってはヒーローに見えたと思う。
「かっちゃん!!」
「くそデク!!何しに来た!助けなんていらねぇよ!!」
ぼさぼさ少年が放った一言に緑谷は俺が思っていたことを口に出した。
「だって君が助けを求める顔をしてた!!」
「⁉」
「ひゃー!!チョーカッコイイんですけど」
(俺ってやっぱり臆病だな…)
俺が考えているよりも先に緑谷は前に立っていてその姿が俺にはヒーローに見えてしまった。
「なに海電落ち込んでんのか⁉ウケルンダケド!あんだけヒーローになれるとか言って無個性の奴に負けてやんの!」
バイスに煽られたが、今回は何も言い返せなかった。落ち込んでいる俺の後ろから何やら大きな巨体が飛び出してきた。その巨体は緑谷と爆豪をつかんでヘドロの流動性を無視してヘドロの全身全部を吹っ飛ばしたのだ。
「Smaaaash!!」
その掛け声とともにヘドロから爆豪は解放された。画風の違うマッスルボディが似合うその巨体は満面の笑みで緑谷に話しかけた。
「さっきのキミ!勇気があるね!君はヒーロー志望ってところかな?」
「オールマイト!!ありがとうございます!」
「いやいやキミのあの勇気がなければ私も前に出ることはできなかったよ…これじゃあ№1ヒーローも名ばかしだねHAーHAHAHA!」
そんな二人の話をしているとギャラリーをかき分けて俺の隣に剣と龍禅さんが汗だくで近づいてきた。
「海電!大丈夫だった?けがは?」
「そんなのがあると思うか?」
「ないと思うね。ギャラリーの中にいるし」
龍禅さんの言葉に俺は頭をかきながら不細工な笑顔で答えた。
「その通りです…というか、俺が出るよりもあいつが先に出たからね。」
そう言って俺は緑谷の方を指さした。剣は真剣な顔で俺に聞いてきた。
「あの人は?」
「俺の友達でともに同じ高校を目指そうとするやつさ」
「そうか…」
俺が答えると、剣はなにかが気に入らなかったのか俺の肩をポコポコと叩いてきた。
「海電…あんた隅に置けないよ!コノコノ!」
「イテテテテ!やめろってなんで⁉」
なぜ叩かれているのかはさておき、俺は緑谷のところへ歩いていこうとした、近くにいたオールマイト以外のヒー
ローがギャラリーに近づいてきてこう言おうとした。その時だった。
「皆さん!近づかないでくださ…「クソが‼」」
ヒーローの言葉をかき消すようにどこからか声が聞こえてきた。すると一人のギャラリーが吹っ飛ばされた方角を指さして
「おい‼あれ見ろ‼さっきのヘドロが集まってるぞ‼」
その言葉を聞いてその指さされた方角を見ると、そこには吹っ飛ばされたはずのヘドロが再びくっついて再生し始めたのだ。
「さっきは良くもぶっ飛ばしてくれたな‼俺のビジネスの邪魔をしやがって‼こうなったらお前ら全員ぶっ殺す‼」
確実にいら立っているヘドロは何やらハンコのようなものを取り出した。それを見たバイスは驚いた顔で
「あれ、バイスタンプじゃん!」
「あれがバイスタンプ…」
「…ついにですね」
「これでお前らをやってやるぜ!」
ヘドロはバイスタンプのボタンを押した。
プラナリア!
ボタンを押すと宙に契約書のようなものが現れ、ヘドロはその契約書にスタンプを押し込んだ。すると大量の契約書が一つにまとまり、ヘドロの隣に捨てられたガムのような異形の怪物が現れたのだ。
「あれってなんだ⁉あいつの個性か?」
「でもあのヴィランの個性ヘドロみたいだったし、明らかになんかやった後だよ‼」
動揺する俺たちに対し、バイスは嬉しそうに答えた。
「ウワァオ!あいつ自分の悪魔を出しちゃったよ!羨ましい!」
「悪魔?あれがお前の言っていた外に出るってやつなのか?」
「そうそうあーやって俺っち悪魔は出てきて自由にやるってわけ。」
(ヘドロの出したあいつみたいにバイスも外に出られても暴れるとかないだろうな…)
俺はバイスに心配をしつつ、一応だがきいてみた。
「つまり俺もあのバイスタンプってやつを手に入れればお前を出せるんだな」
「そうそうそれで海電の大事な人をパクパクと食べるんだ~フハハハハ」
(あ~だめだこりゃこいつ出したらあかんやつだ…でも俺とこいつはバディだ!こいつを信じよう)
「協力してくれるなら問題ない‼」
「え~なんの疑いもなし⁉それになんかどっかできいたセリフだな…」
「なんだよそれ…」
俺たちが話している間にオールマイトと他のヒーローはヘドロとプラナリアデッドマンの相手をしていた。どうやらプラナリアデッドマンはヘドロ同様に再生の能力を持っており、他のヒーローも苦戦していた。
「君、再生するのずるくないか⁉私たちがスタミナ切れになりそうだよ!」
「それを狙ってるからなぁ!すげぇや!これさえあればヒーローなんてめじゃねぇぜ!」
「クッソ‼ヴィランごときに…」
巨体同士の戦いの最中、ただ見ることしかできなかった俺に剣が不思議そうに訪ねてきた。
「あのさ、龍禅さん見てない?今の今ままでいたと思ったんだけど…」
そう言われて周りを見てみると確かに龍禅さんの姿が見当たらなかった。
「さぁあの人もさっき会ったばっかだからわからん。先に逃げたんじゃないか?」
彼の所在を深く調べることはしなかった。だがこの戦いにソワソワしていた俺を商店街の店の上に彼らの知らない龍の剣士が見ていた…
「…」
〇エージェントDサイド
先ほど№1ヒーローに負けたヴィランは私が渡したプラナリアバイスタンプを使用した。
「さっきは良くもぶっ飛ばしてくれたな‼俺のビジネスの邪魔をしやがって‼こうなったらお前ら全員ぶっ殺す‼」
彼のスタンプの扱い方は見ていられなかった。
(やはりバイスタンプを使用しましたか…まぁオールマイトのような奴がいたら致し方ありませんね。)
私はその場を後にして近くで人影がないところへ移動した。
そして、「暗黒剣暗闇‼」
「変身…」
ジャアクドラゴン
私はワンダーライドブックを聖剣に読み込ませ、グリップエンドをベルトに押し当てて戦士カリバーに姿を変えた。
「これであまり表に出たくないのですがね…」
そして私が彼らヒーローの前に立とうとしたその時だった。私の後ろに黄色の実験服のようなものを着た、サング
ラスの男が陽気な声で話かけてきた。
「やあ!エージェントD!久しぶりだね!元気にしてるかい?」
「あなたは…よくもまあ私の前に顔を出せたもんですね…プロフェッサーJ」
私が聖剣をプロフェッサーJに向けると彼は両手を挙げて降参のポーズをした。「まあまあ落ち着いてcalm down」
「何しに来たんですか?今は私の仕事です。裏切り者に邪魔されたくないのですがね…」
彼はもともとよくわからない性格ではあったが状況が状況であったので彼に目的を聞いた。すると彼は悠長に私の
答えを返した。
「そんな裏切り者の私がかつての同胞である君にこれをプレゼントしてあげようと思ってね!その代わりと言っては何だが上杉海電に渡し欲しいものがあるんだよね~」
そう言うとプロフェッサーJは邪悪な龍が集合した紫色のワンダーライドブックと上杉海電用?のアタッシュケースを渡してきた。
「今から私は彼を切るかもしれないのですよ?その本は受け取りますが、そのアタッシュケースを彼に渡すとは限りませんよ?それに大方そのケースの中にもわかっていますので今すぐにあの方に渡すことも可能ですよ」
彼に敵意を示してみたが、彼はそんなことに目もくれず私の肩に手を置いた。
「Wow!怖い怖い…でも私は君に渡したに過ぎないし、それを勝手に使おうがどうでもよいが私は君を買ってるんだよ。……分かるな?」
いつもは陽気な性格をしている彼だが今この瞬間、私が彼に逆らうのは無理だと本能的に悟ってしまった。こうして私は彼の依頼を引き受けた。
「はぁ勝手にさせてもらいますよ」
「頼んだよ~see you!」
彼は、手を振りながらその場を後にした。そして彼に圧をかけられた私は彼からその本とケースを受け取り商店街の上からヘドロ&デッドマンと戦っているヒーローを眺めていた。
「ふぅ~さて始めさせて頂きますか…」
私は嫌々ではあったが、商店街の上から飛び降りヒーローの前に敵として立ちふさがった。
「⁉おいおいこれ以上増えるのはきついぞこれは…」
「お前は誰だ‼」
敵の増援に弱音を吐いた№1ヒーロー、私の存在を確認しようとするゴミヒーロー。彼らのために私は剣を天高く掲げ、存在を知らしめた。
「初めまして‼私はカリバー‼暗黒剣士カリバー‼あなた方ヒーローを一掃するためにここに現れました‼以後お見知りおきを」
私の表舞台が今始まります。
カリバー動きます。そして次回もう一人仮面ライダー出ます。