友達0と俺っち悪魔のヒーローアカデミア   作:部タッ区

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男二人の告白

どうも早く次の話を出したいのに大学の課題が思った以上に多くて投稿が遅れてしまってます。できるだけ早く投稿できるように頑張りたいと思います。

 

 

 


 

〇海電サイド

 

ヘドロはその後気絶状態になったせいか、バラバラになったのに復活することはなかったおかげで回収されていった。そして今回の事件はオールマイトが何とかしてくれるといってくれたので俺はそのままギャラリーたちと避難した剣たちのもとへ足を運んだ。

 

「あっ!海電だ!おーいこっちこっち!」

 

手を振る剣に気づいて俺は笑顔で手を振り返した。そこには剣だけでなく、そばかす少年こと緑谷とかっちゃんこと爆豪がまとまっているのが認識できた。

 

「剣に緑谷…君だっけか。無事でよかったよ!」

 

「そんな!君とオールマイトたちヒーローのおかげであの場にいたみんなが助かったんだよ!それに君のあの姿!いったいどんな原理で変身してるの⁉あれはどこから出ていたんだろう?見た目もヒーローらしからぬパステルカラーだし…それに…ブツブツ…」

 

「なんかしゃべりだしたんですけど!見えない何かと話してるのか!」

 

「そんなわけないだろ…おれたちとかではあるまえし」

 

そばかす少年こと緑谷は俺とバイスの姿に対して考察をするかのように独り言をつづっていた。すると隣にいた爆豪がしびれをきらしたのか

 

「おい!くそデクうっるせぇわ!お前のその独り言どうにかなんねぇのか!あぁん⁉」

 

「ごめんかっちゃん!いつもの癖で…」

 

(あれいつもの癖なのか…なかなかの癖ではあるが…)

 

 爆豪はその後も止まらずに緑谷と俺に怒りをぶつけてきた。

 

「それにてめぇらなんかに助けなんて求めてぇんだよ!俺一人でもあの状況は何とかなったんだよ!このくそナードが!」

 

「お前仲良しじゃん!よっ!幼馴染!」

 

突っ込むバイスに何か言おうとしたがそれよりも俺は爆豪の言った言葉にいら立ち、爆豪の胸ぐらをつかんで声を

荒らげて口を開いた。

 

「おい爆豪!状況は何が起きるかわからなかった。プロのヒーロー三人がかりでも倒された。カリバーだってオールマイトに匹敵していた。そんな中でヒーローのノウハウ一つないお前が100%勝てる保証なんてどこにもないが?それになんでそんなに緑谷を嫌うんだ?そんなにこいつがヒーロー目指すことが嫌か?それとも同じヒーローにあこがれた故に少しでも上に立ちたいっていうエゴか?」

 

「⁉」

「てめぇにだけは言われる筋合いはねぇ!どうせ無個性だった奴らに俺が負けるはずはないんだよ!だからお前らとはちげぇ!そして俺が雄英に受かる!お前らは指をくわえてみていやがれ!」

 

図星だったのかガミガミと言いながら爆豪は俺たちのもとを去っていった。

 

「こいつどんだけ自分中心なんだよ!お前は地軸か⁉」

 

「変な奴ね爆豪君って人。」

 

「あいつあれでヒーローになれると思ってんのか?」

 

剣と俺はそう飽きれながら夕日に消える爆豪を見つめていた。すると大きな巨体が聞きなれたあのフレーズを引っ提げて俺たちの前に飛び出してきた。

 

「わーたーしーが来た!」

 

「オールマイト!どどどどうしてこんなところに⁉さっきまで取材陣やヒーローたちに囲まれてたのに⁉」

 

驚く緑谷にオールマイトは体に蒸気を発しながら話そうとした。

 

「抜けるぐらい分けないさ!なぜなら私は…ゲホゲホッ!」

 

咳き込むオールマイトはみるみるうちに蒸気に包まれていく。蒸気が晴れるとそこには骸骨のような見た目をしたひょろひょろした男性が立っていた。

 

「あれ⁉オールマイトは⁉それとあのおっさん誰⁉」

 

「失礼…これは君たちにも話さざる負えないみたいだね。私は5年前に起きた事件の関係で重傷を負ってしまってね。私は戦いに制限がかかってしまったんだよ。これがその時の怪我さ…少女には少しショッキングになってしまうから眼をつぶることをお勧めするよ」

 

そういうとオールマイトは自分の服を上げて見せた。(もちろん剣は眼をつぶっていた)

 

「⁉」

 

「うっそでしょ!あんな傷見たことないぜ!」

 

「そんな怪我をしていたなんて…それにその状態であの戦闘をしていたと思うと…」

 

「なぁに落ち込むことないさ少年!それに今日はとてもいい日だ!そこの少年!君に提案をしに来た!」

 

そしてオールマイトは緑谷を指さした。

 

「えっ⁉僕⁉」

 

「君の勇気がなければ私は口先だけの偽筋肉になるところだった!そして小心者でほっとけない性格だった君だからこそ私はあの場で戦うことができた!」

「トップヒーローは学生時から逸話を残している彼らの多くが話をこう結ぶ‼ 「考えるより先に体が動いていた」と…」

 

「‼」

 

確かにあの時、捕まった爆豪を助けるためにあいつはまるで反射的に動いていたように感じた。やっぱあいつは…

 

「君もそうだったんだろ‼」

 

その言葉に緑谷は涙を流していた。あいつなりにやはり無個性の点を気にしてはいたんだな…

 

「君はヒーローになれる‼」

 

(№1ヒーローにそんなこと言われるなんて羨ましいな…俺もあの人にそう言ってもらえるヒーローにならなくちゃ!)プルルルル

 

その言葉に胸を打たれていると自分の携帯が鳴っていることに気が付いた。

 

「二乃姐さん」

 

その文字が見えたとたん俺は全身の血が引いた。

 

「完全に忘れてた!おい剣!急いで店行くぞ!俺の身を案じてくれるなら!」

 

「えっ何々?急にどうしたの?それに今めちゃくちゃいいところじゃない!」

 

「いやいや悪いんだが君たちにはこれからの話はトップシークレットにしたいと思っていたところだ!そっちの用事に行きたまえ!」

 

「僕は…」

 

「おいおい!君の話だ君が抜けたら意味ないだろ!」

 

「はい…」

 

「行くぞ!剣!」

 

泣きじゃくっている緑谷をよそに俺はかなり焦っていたらしく、大事なことを忘れていた。そして俺にとってはかなりのことを剣にしていたことも。

 

「えっ?手つないでる⁉海電!ちょっと待ってよ~心の準備が~!」

 

顔を真っ赤にして照れている剣を無視して急いであの店へと向かった。

 

 

 

 

 

 

一方そのころ…

 

「あれ⁉海電君?聖菜ちゃん?どこ行ったんだい⁉コーヒーは⁉」

 

色々としていてその場にいなかったため海電たちに置いて行かれる龍禅大亜であった。

 

 


 

15分後…

 

俺たちは緑谷たちを置いて例の店へと到着した

「なかの」そう書かれたおしゃれなカフェでどうやらもう閉店している様子であったが俺はお構いなしにその店の裏口のドアから部屋に向かっていった。すると、ドアを開けたとたんに姐さんがいることに気が付いた。

 

「随分とのんびりと道草食ってたじゃない。私たちは海電が来るのを待ってたっていうのに」

 

顔は笑顔で語っているがその裏にある表情は穏やかではないのが肌で分かるほど俺はその二つ結びの姐さんにおびえていた。

 

「二乃姐さん!本当にごめんなさい!色々とあって遅れたんだ!」

 

「へぇそれは私たちをほっておいてでもいけない用事だったのね?」

 

「まぁそんなところ…です」

 

そう話をしていると裏から休憩中で音楽を聴いていたのかヘッドホンをしたもう一人の姐さんが休憩室から出てきた。

 

「あっカイデン今来たんだ。…そこにいる子は…もしかしてカイデンの彼女?」

 

「⁉」

 

「ええええええ‼あの海電が彼女を連れてきたっての‼」

 

 突然現れた途端の爆弾発言に剣はともかく二乃姐さんですら顔を赤くして動揺していた。

 

「かか彼女なんてぇそんなものじゃ…」

 

さらに顔がまた真っ赤になった剣は思考が停止したかのようにしゃべることができなくなっていた。そこで俺が代弁するかのように話した。

 

「彼女じゃないよ二乃姐さん、三玖姐さん。覚えてない?剣だよ。剣聖菜。幼稚園とか小学生の時俺の家でよく遊んでた子だよ。」

 

「あぁ小さいときによく四葉と遊んでた子か。大きくなったね。」

 

「じゃあ幼馴染じゃない⁉小さいときに出会うか…上杉の血は争えないってことね。」

 

「二乃姐さんどうゆう事?」

 

「海電が知るにはまだまだ先の話だよ~ 俺っちも知らないけど」

(今あいつ四葉って言ったか?まさかこいつもこの世界について知ってるのか?)

 

「まぁ海電が少しは成長してくれてるってことで今日のことは許してあげる。」

 

バイスが何やら意味深な発言をした気がしたが何とか姐さんの怒りは収まった…こればっかしは剣に感謝だ。

絶望的状況を打開して安心していると三玖姐さんが今回来た理由について聞いてきた。

 

「そういえば今日は何しに電話してきたの?」

 

「そうだ!実は……あー!肝心な人忘れてきた!」

 

「⁉龍禅さんいないじゃん⁉どうしよう!」

 

一番謝罪するべき人物を置いてきたことに焦る俺たちに二乃姐さんは冷静に返した

 

「あんたなんかやらかしたってことね。」

 

「うん。実は歩いていたらスーツの人に飲み物こぼしちゃって謝罪もかねてここを紹介するって言ってたんだけど、今日ヴィランが現れてみんなで避難してたら急にその人いなくなってたから完全に忘れちゃった。」

 

「それは良くない…」

 

「はぁ頭も運動神経もいいのに他のところはドジなところはフー君そっくりね」

 

「うぅ…」

 

父親とそっくりといわれてぐうの音も出ずに縮こまってしまった俺に姐さんたちは親身になって話してくれた。

 

「明日も同じ場所にいるなら明日こそ、ここ連れてきてきちんと謝った方がいい…」

 

「そん時は一緒に謝ってあげるわよ。」

 

「本当にごめんなさい。」

 

「もういいわ。それより今日はもう遅いから夕ご飯食べていきなさい。」

 

その言葉で縮こまっていた俺の体は一気にもとに戻った。そもそも俺は二乃姐さんたちが作るごはんが大好きだ。理由としてはお母さんとお父さんの料理センスは絶望しかなく、小さいときから時々作りに来てくれる姐さんの料理だけが信用できたからである。

 

「本当に‼やったー!」

 

「さっきの反省の顔はどこに行ったのやら」

 

「剣ちゃんも一緒にどうかしら?こんな奴に付き合わされて災難だったでしょうからね。」

 

二乃姐さんは俺に付き合わされた剣にも声をかけた。もともとここでおごってもらう予定だった剣は二つ返事で承諾した。

 

「じゃあ頂かせてもらいます!」

 

「了解!」

 

姐さんたちが夕飯を作っていて剣はそのお手伝いをしていた。何もせずにボーっと席に座っている俺にいきなりバイスが話しかけてきた。

 

「ねぇねぇさっきの話に出てきた海電のお父さんとお母さんってどんな人なの?」

 

「6年前ならお前も知ってるだろ?」

 

「6年前ってもういなかったじゃん?だから海電の親についてはよく知らないなと思って!」

 

「確かにな…まぁいいや話してやるよ6年前より前の俺の話を…」

 

「よっ待ってました!」

 

 

 

 

 

 

そういうと俺はかつて両親がいた時の話を話し始めた。

 

 

 

 


 

はい、いかがでしょうか。五等分の花嫁キャラで四葉?の次に出会っていたキャラは二乃と三玖でした。正直、あの世界で動かしやすいメンバーってこの二人なんですよね(他のキャラはその後があまり確立されてないので)。今後はこの店を拠点に海電たちが動いたりします(残りの五つ子の現在の状態はまだ出ませんが、必ず出しますのでご安心を)。そして次回海電の過去を少し掘り下げていこうと思います。

 

後、緑谷とオールマイトとの会話は是非「僕のヒーローアカデミア第一巻」をご覧くださいアツいです!(本内容ではオールマイトの正体のみ剣と海電に明かしましたが、ワンフォーオールやオールフォーワンについてはまだトップシークレットということにしました。)

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