友達0と俺っち悪魔のヒーローアカデミア   作:部タッ区

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俺が友達0なの分かってる?

どうもやらかしがちな闇ソバパンです。最近、バイトをやめてしまい、所持金が実質ゼロ円の大学生となってしまいました。次はいったいどのようなバイトをすればいいのでしょうか?それとも将来のために今は勉学に励めってことなのでしょうか?よくわからない歳になってきて困っています。

まぁ小説は投稿しますけどね笑

 


 

 

 

「俺、決めたんだ!雄英高校に行く!」

 

海電の二言によって食事の場の空気が一気に変わった。

 

「あんた!個性出たの!どんなの!」

 

そう言われて海電はバイスタンプを取り出し、自分に押印して見せた。そしてあの商店街で現れたバイスが実体化した。

 

「俺っち見参‼」

 

「これが俺の個性悪魔(バイス)らしい」

 

「こいつがあの海電の個性なの⁉似合わないわ~」

 

「ヒッデー!あいつにも言われたことないのに!」

 

「あいつ?」

 

すると食事を終えた剣が口に詰め込んだご飯をためながら話してきた。

 

「はいすかいたはらわたひたひたふかったでふ」

 

「剣ちゃん、お行儀が悪いよ…」

 

そう言われて剣は慌てて水を飲んで口の中を洗浄し、人の言葉を発した。

 

「すみません!ついご飯がおいしくって…」

 

「で、なんて言ってたの?」

 

「このバイスが今日いてくれたから私たちは助かったんですよ!だから海電とバイスには感謝してます!」

 

「いや、助けたのはカリバーの気まぐれで俺はあの時死んだかと思ったぞ…」

 

自分にお礼はいらないと言おうとした途端、バイスが机の上に立ち高々と自分のわがままを言い始めた。

 

「そこは俺っちのおかげだから結果として俺っちMVP!だからご飯食べたい!」

 

「まぁ確かにそうだな…分かった今日じゃなくて明日なら俺が作ってやるよ!」

 

「ほんとに!マジ感謝なんですけど!」

 

「あんたの料理って…まぁ知らない方が身のためね。ところで話がかなり脱線したけど、本当に雄英行くつもり?」

 

「うん。知識の点は全然平気なんだけど、個性面でダメだったから候補になかったけどバイスが出てきた今ならいけるかなぁと思って…ダメかな?」

 

いきなりこんなことを言われてどうなんだろうかと不安になる海電だったが、それを押し切るように三玖が口を出した。

 

「いいんじゃない?それがカイデンのやりたいことなら私はそれを応援したい」

 

「⁉まぁあんたの進路ならあいつらも何も言わないと思うわ。学費の問題とかはあんたのおじいちゃんたちに頼みなさい。私たちは応援だけだからね!」

 

「ありがとう!俺頑張る!」

 

根負けした姉妹は海電の雄英志望に何も言わなかった。しかし次の剣の言葉でさらに戦慄することとなる。

 

「じゃあ私も雄英行こ―!」

 

「「「え~!」」」

 

「衝撃のカミングアウトキター!」

 

ここにいた誰もが彼女が雄英に行けるとは思わず声に出てしまった。

 

「お、お前、運動神経は昔から良かったのは知ってたけど、勉強の面は大丈夫なのか⁉」

 

「それは今から頑張れば問題なし!」

 

「言っとくが受験まであと10ヶ月だぞ…」

 

「あれ~そうだっけか」

 

「正直海電よりこの子の進路の方が心配だわ」

 

問題なさそうに話す剣に心配する二乃に三玖が提案を出してきた。

 

「そうだ五月に頼んでみるのはどう?」

 

「五月姐さんに?」

 

「確かあの子…そういう事ね。分かったわ。剣ちゃん、明日空いてるかしら?」

 

「一応は空いていますけど…」

 

「そしたら明日からここで個別の講義でも受けてみない?」

 

「講義?」

 

不思議がる剣に二乃は続ける。

 

「特別講師をここに呼んでこの10か月で完璧に受験できる状態にするどうかしら?」

 

そう言う二乃に海電は後押しするように答えた。

 

「やってみた方がいい…俺よりも五月姐さんに教えてもらう方が多分いいと思うぞ」

 

「海電が言うならそうする!」

 

「理解が早くて助かるよ」

 

「そういう事で今日はもう遅いから帰りなさい」

 

「カイデンはまだしも剣ちゃんは心配されちゃうから」

 

「はーい、また来ます!今回はごちそうさまでした!」

 

「あの…今日は色々とありがとう」

 

「明日こそ、その人を連れてきなさい!いいわね!」

 

「はい…」

 

こうして今日の夕飯タイムは終了し、それぞれ片付けや帰宅をし始めた。

 

「決まったのなら今すぐ連絡しないと」

 

三玖はスマホを取り出し、とある人物に電話をかけた、

 

プルルルル…

 

「三玖?こんな時間にどうしたの?」

 

声の主は何があったのかと不思議そうに三玖に聞いた。

 

「五月、お願いがあるの。明日からうちにこれそう?教えてあげたい子がいるの」

 

「えぇ!今私が忙しいの分かってる?あそこの高校で副担任するための勉強している途中なんだけど!」

 

「でも…「代わりなさい」…二乃?」

 

「ここで教えてくれるならうちのサンドイッチ食べ放題を上げるわ!デザート付きでどうかしら?」

 

「デザートまで付くの⁉…ム~ならしょうがないなぁ」

 

「決まりね。明日17時半までにうちに来なさい、じゃあね」

 

「ちょ…「ガチャ」」

 

五月が何かを言う前に二乃は電話を切ってしまった。こうして剣と五月のお互いのための勉強会が始まった。

 

 

~飛んで9か月後~

 

「ちなみに海電はあの日の次の日に龍禅と一緒に来て二乃たちと謝って終わったぜ!…なんでこんなシンプルだって?そりゃこいつが書くのがめんどくさいとか言い出すからな!」

 

「バイス…やっぱお前、時々変なところに話しかけてんだろ」

 

「そんなことないですよ~ねぇ皆さん?」

 

「それだよ、それ」

 

「てかさ、なんでこんな汚い海岸にきたの?前めっちゃゴミだらけだったじゃん!」

 

「そうでもないみたいだぜ」

 

「うぉぉぉぉ!」

 

叫ぶ少年は昔に比べ筋肉がついていてかつ、どかされたゴミたちの上に立っていた

 

「何⁉おい!あれってそばかす野郎じゃん!もしかして今までのゴミ全部どかしたのかよ!」

 

ここ数ヶ月、この海岸は漂流物や現地民のポイ捨てなどでとても人が来れるような場所ではなかった。しかし、それを緑谷はすべて移動させて昔の海岸のレベルまで直していたのだ。

 

「あいつも雄英に受けるためにめっちゃ頑張ってんじゃんかよ!やっぱり俺のヒーローだなあいつは…」

 

「そんなのはさておき、で結局海電は何しに来たの?」

 

関心に浸る海電にちょっかいを出すかのようにバイスが聞き返した。

 

「あぁ…ちょっとここでギターでも弾いて練習しようと思ってな」

 

「なぜにギター⁉」

 

「いや~この前、軽音部に対決を申し込まれてね。そのために練習しないといけないんだけど、何か思いつめたりするごとにいつもここで両親と来てたからつい来たくなってね。自分の原点ってやつよ」

 

「なるほどねぇ」

 

「じゃあ弾くぞ」

 

海電はギターを取り出し、楽譜なしで音楽を奏で始めた。

 

「いい響きじゃない歌も完璧!流石は海電!カッコイイ!」

 

「そんなでもないよ」

 

演奏が終わり、バイスが褒めちぎっているとショートヘアで耳たぶがイヤホンジャックのように伸びている少女が先ほどの海電の音楽を聴いたのかこちらに近づいてきた。

 

「ねぇ!君今の何!めっちゃうまいじゃん!」

 

「?ってじょ、女子!お、お初にお目にかかります!」

 

「何言ってんの?隣いい?」

 

「ど、どうぞよろしくお願いいたします!」

 

そして彼女は海電の隣に座り込んだ。

 

「本当に変な人。うち耳郎響香っていうんだ!よろしく!」

 

「お、おれは上杉海電!中学3年生です!」

 

「おっ!うちと同じじゃん!同級生だね」

 

「そうですよね…」

  

「ところでいつもここで歌ってるの?」

 

「いや、たまたま部活関連で弾き始めただけだよ」

 

「じゃあ軽音楽部とかなの⁉」

 

「そういうわけじゃ…」

 

「じゃあ今度のオンパでるの⁉」

 

止まらない彼女の好奇心に海電はパンク寸前だった。

 

(この他のタイプの女性苦手なんだよな~全部上からだし、俺のいう事なんて一つも聞きやしないし、あ~剣ならなぁ)

 

「も~う緊張気味な海電ちゃんなんだから~」

 

バイスが突っ込むほどに緊張している海電に耳郎は高校受験の話をし始めた。

 

「上杉ってどこの高校行くとか決まってるの?」

 

「そりゃ雄英に決まってるでしょ!」

 

「だよね!うちと一緒だ!じゃあ一緒に受かるといいね」

 

「そ、そうだね。頑張ろうね。」

 

「約束だよ!ってもうこんな時間だ!じゃあね上杉!また聴かせてね!」

 

「う、うんじゃあね」

 

海電が耳郎と別れるとすでに一緒に帰ろうとしていた緑谷がいないことに気が付き、疲れた体を癒すためにカフェに向かうことにした。

 

~カフェなかの~

 

ここでは二人の女子の講義という名のお茶会が開かれていた。並べられたデザートの数はまるで回転寿司にきた男子のように積み重なっている。

 

「そうだよね!やっぱあそこのケーキも別格だよね!」

 

「はい!特にあの店一番のショートケーキ!あれは毎回買っています!」

 

「剣ちゃんとはやっぱ話があうね!勉強も今日これだけ進んだし、今日は終わりにしようか」

 

「はい!五月さんありがとうございました!」

 

二人の会話が店内に響く中、店のドアが開いた。

 

カランカラン…

 

「いらっしゃ…って海電じゃない。今日はどうしたのよ?」

 

そう二乃が海電の存在を知らせると先ほどまでケーキの話で盛り上がっていた二人の眼がギラリと輝いた。

 

「ゲッ!五月姐さん!まだいたの!もういないと思ってたのに」

 

「ひっど~い!私は海電に会いたかったから待ってたのに~」

 

すると五月はほほを膨らませて海電をにらんできた

 

「怖い、五月姐さん怖いから」

 

「今日は何もされてない?喧嘩とかしてない?」

 

親のように心配する剣に海電は今の現状を伝えた。

 

「今、親族に睨みを受けてます。」

 

「ムムムム!」

 

「ハハハハハ…それで今日はどうしたの海電?」

 

「それが、今日軽音楽部との対決のために海岸でギター弾いてたら変な女子に絡まれちゃって練習できなかったんだよね。それでその疲れを癒すために来た」

 

何気なく言った言葉ではあったが、爆食い二人組はその言葉に対してまるで敵対心を向けるように海電に話し始めた。

 

「その子はどのぐらいの歳だったの!」

 

「俺と同じ中学3年…」

 

「じゃあその子とはどんな会話をしたの?」

 

「会話というか…向こうが一方的にこっちに話してきただけだけど…」

 

「こんな可愛い剣ちゃんを置いて他の女に行くとは…やはり上杉家の血は恐ろしいね…」

 

「だから上杉家のってやつなんなんだよ!」

 

海電に対して必要以上に迫る二人にドリンクを持ってきた二乃が口を開いた。

 

「それされたからここに来たのに同じ事されたらあなたたちも同罪じゃない?」

 

「ウッ!」

 

「確かに…」

 

「二乃姐さん!」

 

「はい、あんたが好きなカフェオレよ。」

 

「アザース!」

 

そういうと二乃は海電にカフェオレを出して裏に戻っていった。そして五月は海電に剣のことについて耳打ちで答えた。

 

「海電、剣ちゃんはきっと大丈夫だよ。勉強も大丈夫!きっと雄英に入れるよ!私も応援してるね!」

 

「まぁ応援の言葉として受け取ったよ。」

 

「じゃあ私は明日も実習があるからお先。剣ちゃんもまたね!」

 

「はい!五月さんも!」

 

そういうと五月は店を出て行ってしまった。すると店のドアから五月と入れ替わりで中学生らしい女子たちが入ってきた。

 

「いらっしゃいませ。何人ですか?」

 

「三人でお願いしま~す!」

 

「こちらの席どうぞ」

 

「ありがとうございま~す!」

 

「私、ここにず~と来てみたかったんだよね~」

 

「この店、あの有名女優イチカが来てるお店ってニュースでも話題になってたし、そこから予約制になってこれなかったからね~」

 

「それに今日は三奈ちゃんの雄英受験応援会だからね!」

 

その会話を聞いて水をもってきていた三玖が割って入ってきた。

 

「あなた雄英を受けるの?」

 

「そ~なんです!私、雄英受けて有名ヒーローになりたくて!」

 

「そしたらあそこにいる二人と一緒だね。」

 

そう言って三玖は反対側に座っていた海電と剣を指さした。すると雄英希望者の女子中学生は海電たちが座っていた席にやってきた。

 

「え~!君たちも雄英受けるの!一緒じゃん!」

 

「ま、また女子だ…なぜこうなるのだ~」

 

女子の前で緊張モードの海電に対して剣は至って普通に返答していた。

 

「そーなんだね。あなたお名前は?」

 

「私は芦戸三奈!よろしく!」

 

「三奈ちゃんねよろしく。私は剣聖菜、こっちは上杉海電」

 

「よ、よろしこお願いいたす」

 

「変な言い方!」

 

「話してくれて嬉しいんだけど、私たちはもう用事が済んだからもう帰らせてもらうけどせっかく同じ進路の仲間だからこれ…」

 

そういうと剣はスマホを取り出し自分の連絡先を見せた。

 

「連絡先教えてくれるの⁉」

 

「うん。お互い頑張りましょう!三奈ちゃん」

 

「了解!剣ちゃんも上杉も頑張ろう!」

 

「は、はい!」

 

「それじゃあ二乃さん、三玖さんごちそうさまでした。」

 

「剣ちゃんまたね~」

 

「カイデンもバイバイ」

 

「うん」

 

「今日の海電なんかモテモテじゃね?なんか羨ましいんですけど!」

 

そうして海電たちは店を出ていった。

 

 

 

 

 

________________________________________

〇ヴェノムショッカーサイド

 

「お前の世界の浸食度はどうなっているのだ!エージェントD」

 

「順調ですよ。プロフェッサーJが裏切った中ではね」

 

「そうかなら引き続き世界の浸食を行いたまえ、そしてその世界を我々ヴェノムショッカーが支配するのだ!」

 

「分かりましたよ。すべてはショッカー首領のために」

 

そしてエージェントDはこの場を後にした。

 

 

~とある病院の地下室~

 

エージェントDはとある人物に会いに来ていた。そしてその人物を確認するかのように暗闇に言葉を吐いた。

 

 

「さて、あなたもそろそろ動き始めたらどうだい?オールフォーワン」

 

その言葉を発する方向には黒いマスクをした風貌で全身に点滴のようなものを刺しているスーツの男性の姿があった。男性は落ち着いた様子でエージェントDに返答した。

 

「僕が出る前に、僕の弟子たちで何とかしてもらうつもりだよわが友よ」

 

「そうですか…では人質の方も順調というわけで問題ありませんか?」

 

「あぁ…彼女は今も眠っているよ。私の作った精神世界でしか生きられないけどね。」

 

「あの女がここにあるうちはドクターHも手は出せないから問題ないですね」

 

「ところで首領にあのことは伝えたのかい?」

 

「あぁ…あなたを《イニシャライズ》に入れることですか?それは今、審議中だそうですよ。成果次第らしいのでせいぜい頑張ってくださいよ我が友よ」

 

「楽しみが増えたね」

 

 

 

 

悪の笑い声がこだましていく…彼らの見据える未来とはいったいどうなのか…

 

 

 

 

 

 

 

 


 

はい今回はこんなところで、イニシャライズとかいう新しい単語も出てきましたね。そして次回はついにようやっと雄英試験に入らせていただきます(そしてまたライダー増えます)

 

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