エヴァのエヴァオタによるチルドレンのための改変(Rルート) 作:さつまいもキング
布を被せただけの簡易的な屋根の下、弐号機の上で腕を組んで仁王立ちする少女がいた。
「これがエヴァンゲリオン弐号機!あんた達の試作型の零号機やテストタイプの初号機、独自に造られた無号機とは違う。世界で初の本物のエヴァンゲリオンよ!」
「?え?どういうこと?」
「(これぞアスカ!まさにアスカ!素晴らしい!)赤いな。俺たちのエヴァより3倍ぐらい速そうだ。」
「赤くて………赤い。」
先程までの性格との差に困惑するシンジ、心の中で歓喜の声を上げながらさりげなくボケるケン、頑張って感想を言うレイ。
「赤いだけじゃないわ!この弐号機は目が4つあるから──」
「──目が4つあるから左右だけでなく上下からも見ることが出来る。それでより立体的に物を見ることを可能にしているのか。それだけじゃない。カメラ型センサーも4つ付いているから情報収集能力が向上している。問題は精密機器が密集しているから整備性が悪い事か…」
大和ケン、セリフを全て奪う。
しかも余計な部分も足して。
「そ、それだけじゃないわ!プログレッシブ・ナイフはあんた達の物と違ってカッターナイフ型を使っているから──」
「──カッターナイフ型を使っているから刃こぼれしてもすぐ新しい刃に替えられるのか!だが刃を小さくする上にグリップに出し入れしないといけないからやはり整備性は悪いか…これじゃ量産型と言うより『量産試作型』だな。」
「あんたねぇ!人のセリフ取ってんじゃないわよ!しかもやたら整備性悪い所押すじゃない!挙句の果てには『量産試作型』って!バカにしてるの?!」
遂にキレるアスカ。
目をウルウルさせながら顔を真っ赤にして怒る姿はめちゃくちゃ可愛い。
そんなアスカにめっちゃ静かにハートを射抜かれるシンジ。
ケンに構ってもらえず内心ちょっと不機嫌になりつつあるレイ。
「俺は事実を口にしただけだ。バカにはしていない。」
しっかりと答えるケン。
本人はこれが火に油を注いでいることに気がついていない。
と、ちょうどそこに使徒が出現したと警報が鳴り響く。
ちなみに、アスカがどうやって3人を連れてきたかと言うと…
「そうだ。ミサトさん、皆を弐号機の所に連れて行っても良いですか?私の弐号機を早く見て欲しいんです!」
挨拶を終えたアスカは、胸の前で指先をくっつけ、わざとらしい仕草でミサトに聞く。
「そう?別に良いわよ。艦長には私の方から伝えておくわね。気をつけるのよー。」
「はーい。」
そう言ってアスカは3人を弐号機の元へ連れて行く。
という事があったのだが、もちろんコレはケンの計算通りである。
この男、バカなのか頭がいいのか分からない。
話は戻って弐号機へ
「フフフ…いいわ。その挑発乗ってあげる。ちょうど使徒が来たんだからあんた達も弐号機に乗りなさい!アタシの実力、その目に見せてやるわ!」
※ケンは挑発したと思っていません。
深夜テンションってスゴいですね☆