エヴァのエヴァオタによるチルドレンのための改変(Rルート)   作:さつまいもキング

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夏休み中はこのペースを維持したい


R.STAGE18綾波レイ、一線を越える

窓から射す日光が唯一の光源になっている暗い船室。

仰向けで倒れているケンと、その上に馬乗りするレイ。

「レイ、こんな所で押し倒しきて何をするんだ?」

少し恐怖の混ざった声で話し始めるケン。

「……」

レイはケンの瞳を真っ直ぐと見下ろすだけで何も言わない。

「レイ?どうしたんだ?何か話したい事があるな──」

上体を起こそうとするケンの肩を抑え、至近距離で向かい合う2人。

レイの目にはハイライトが無く、息も荒くなっている。

その姿はまるで、獲物を追い詰めた野獣。

対するケンは、これから食べられる小動物のようになっていた。

ケンなら簡単に振り解ける程の力しかないレイ。

だが『レイを傷付けたくない』という思いが邪魔をして満足に力が出ない。

ゆっくりと顔を近づけるレイ。

ケンの記憶は、そこで途絶えた。

 

記憶がハッキリとした時には、かつてない疲労と、隣でスースーと可愛らしい寝息を立てるレイの姿があった。

両者服が乱れており、何があったかを理解するには十分な状況。

「あ…なるほど。」

流石のケンも完全にアレされたことを察した。

「今までいきなり抱き着いてきたり、毎日あーんされてきたが、まさか、レイがここまでやるとは…少し甘く見てたかもしれないな…それにしても、ホントに可愛い寝顔だな。」

そう言って微笑むケンはレイの頭をそっと撫でる。

しばらくすると、乱れた服を直してレイを優しく背負い、部屋から出て行った。

 

 

 

食堂

「──てっいうことがあったのよー。」

仕事中なのを忘れてビール片手に話すミサト。

「へぇー。そうなんですかー。」

呆れているのか、棒読みの返事をするアスカ。

「zzz…」

シンジはテーブルに突っ伏して寝ている。

「ちょっとシンちゃーん。寝てないではなし聞きなさいよ〜。」

寝ていようとお構い無しに絡む酔っ払い。

「碇くん、起きてー。ミサトさんが呼んでるよー。」

ミサトから逃げるようにシンジを起こすアスカ。

「うーん…何?」

寝ぼけるシンジ。

「シンちゃーん、アスカのことどう思ってるの?」

ド直球なミサトの質問。

いつものシンジならこの状況、『別に、仲間が増えて嬉しいなって思ってますよ。』と答えるだろう。

「アスカのことですか?そりゃまぁ…好きですよ。顔は可愛いし、髪は綺麗だし、スタイルもいいし。一目惚れするに決まってるじゃないですか。」

寝ぼけているシンジは本人の目の前で正直に話してしまった。

「え?え?シ、シンジ?それって、その…」

目の前で自分が好きだと言われ、混乱するアスカ。

「シンちゃ〜ん、隣で大好きなアスカがあたふたしてるわよ~。」

「え?」

ミサトに言われ横を見るシンジ。

そこには顔を真っ赤にしているアスカが座っていた。

「あ…あ…」

状況を理解してたちまち顔を赤くするシンジ。

「ア、アスカ、今のは、その…」

「名前で呼ぶなバカシンジ!」

恥ずかしさを隠すようにシンジの頬にビンタをかますアスカ。

そこにレイを背負って現れるケン。

恥ずかしさでお互いの顔を隠すシンジとアスカ、それを見て爆笑するミサト、何があったのか分からず混乱するケン、ケンの背中で寝るレイ。

カオスとまではいかないプチカオスな空間がそこにあった。




ちなみにレイの暴走の原因は、弐号機の中でキス出来なかったから強硬手段に出た、というものです。(伝われ)
そう言えば新しい弐号機が出たそうですね。
皆さんも一度見てみてください。
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