エヴァのエヴァオタによるチルドレンのための改変(Rルート) 作:さつまいもキング
シンジの誕生日パーティーの翌日、ソイツは、使徒は来た。
海に沈んだ街で使徒を捜索する3機の新武装を装備するエヴァ。
初号機は身の丈程ある巨大な日本刀、『マゴロク・E・ソード』通称『マゴロックス』を。
弐号機は銃身下部に刃を付けたライフル、『プログレッシブ・ベイヨネット』を2丁。
無号機は左腕を前腕から覆うシールド一体型の巨大な爪、『フィールド・フィンガー』をそれぞれ装備している。
「危なかったな。昨日来てたら誕生日どころじゃなくなってたぞ。案外、使徒にも礼儀があるのかもな。」
使徒が来ようと冷静にボケるケン。
「あんたってなんでいつも余裕こいてんのよ。」
基本どんな状況でも全く焦りを見せないケンに呆れるアスカ。
「焦ってミスするよりはマシだろ?」
「それもそうね。」
アスカは思ったよりもマトモな回答にあっさり納得する。
「アスカも大分ケンに慣れてきたね。」
「コイツもちゃんと考えて変なこと言ってるし、それで特に障害になる訳でもないから気にしないだけよ。」
「確かに、ケンってふざけても嘘はつかないもんね。」
「やれやれ、そんなに褒めても何も出ないぞ?」
ケンがそう言った瞬間、イスラフェルが海中から勢いよく飛び出した。
「前言撤回、使徒が出たか。て…あれ?待て!アスカ!」
「何よ!使徒がいるんだから攻撃しないと!」
銃口を使徒に向けたまま突撃をやめる弐号機。
「アスカ、アイツの光球を見て!」
シンジに言われるがまま、そっとコアに視線を落とす。
「!コアが2つ?どういうこと?」
「今までにないタイプだ。作戦を変更。シンジは正面から、俺とアスカは一度左右に別れて同時に攻撃する。いいな?」
「「了解。」」
「(この作戦ならすぐに倒せる。悪いなイスラフェル。初見殺しは俺には通用しない!)攻撃開始!」
勝利を確信し、シンジの右側に回り込むケン。
次の瞬間、初号機のマゴロックスがイスラフェルを一刀両断する。
そして、ケンの知る通り両断されたイスラフェルがそれぞれ別の個体になる。
「はぁ?!何よあれ!」
「怯むな!コアを破壊しろ!」
驚きつつも攻撃するアスカ、勝利の笑みを浮かべるケン。
2人の刃が2体のイスラフェルをコアごと同時に切断する。
だが、ケンの笑みは消え、焦りに変わる。
切断した2体のイスラフェル。
それが更に新たな個体となり黄、紫、赤、紺色の4体に増え、3人に襲いかかる。
(黒とオレンジから更に分かれるだと?!バカな!コアは2つしかなかったはず!まさか、TV版のイスラちゃんが2体くっ付いて漫画版の見た目に化けていたのか?!)
「ケン!危ない!」
「!」
シンジの声で紺色のイスラフェルの接近に気づくケン。
すぐにATフィールドを展開するも、時すでに遅し、無号機は遠くへ投げ飛ばされた。
たまには主人公も負けないとね