エヴァのエヴァオタによるチルドレンのための改変(Rルート)   作:さつまいもキング

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R2.STAGE3 シナリオ通りに

ケンの両親が死亡し、ネルフで無号機のパイロットをすることを条件に施設の子をネルフの施設に入れてもらうことになった。

その後レイに再会したが、周りと同じように記憶はなかった。

再びレイと仲を深めながら、ネルフでの地位を確立していく。

そうしている内に4年が経った。

 

警報が鳴る病室

「そろそろ行ってくる。レイ」

「気をつけてね。ケンくん」

ベッドに横になる怪我をした少女、綾波レイ。彼女の手を握り寄り添うのは大和ケン。

14年振りに使徒が襲来しているとは思えないほど甘い空気が漂っている。

「ケンくん、行ってらっしゃい」

「必ず帰ってくる」

ケンはレイに見送られながら病室を出ていった。

少し歩くと携帯に電話がかかる。

『ケン、分かっているな?』

「当然。サードチルドレンと葛城ミサトの乗る車を守りつつ、頃合いを見て撤退。でしょう。司令」

『そうだ。期待している』

電話は切れた。

「期待…か…」

気持ちのこもらない声に呆れながら、無号機の格納されたケージに向かった。

 

 

 

エントリープラグの中でヘッドホンをつけるケン。

するとリツコの声が聞こえてきた。

『使徒はミサト達の近くにいるわ。安全な場所に離れるまで2人を守って』

「了解。LCLを入れてくれ」

そう言うとエントリープラグの中をLCLが満たしていく。

慣れた様子でLCKを肺に吸い込むと、ゆっくりと息を吐いた。

(シンクロ率は70%未満にしとくかあんまり高すぎると警戒されるからな。厄介事は極力避けたい)

無号機を乗せたリフトが発射体制に入った。

「大和ケン、出るぞ」

秒速数百メートルはあろうかという高速でリフトは上る。

十数年ぶりの感覚に沸き立つ高揚感が脳に広がるが、決してそれを顔には出さない。

第三新東京市の中を駆ける青いルノー。そのすぐ側にいるのは第3使徒サキエルだ。

サキエルが足元のルノーに気付いたその瞬間、黒い巨人がサキエルに飛びついた。

『聞こえるな?葛城三佐』

サキエルの攻撃を防ぎながら黒い巨人は言う。

『こちらで時間を稼ぐから一刻も早くネルフへ向かえ。近くにいると満足に戦えん』

言葉を聞いたルノーはアクセルを吹かし、全速力で離れた。

 

『葛城三佐、サードチルドレンの戦闘区域からの離脱を確認』

「了解。これより攻撃に移る」

無号機は繰り出された腕を掴み止め、仮面の様な顔に左の拳をぶつけた。

よろけたサキエルにすかさず回し蹴りをいれ転倒させる。

肩部パイロンからナイフを取ると、無防備なコアに振り下ろした。が、サキエルは光のパイルを無号機の胸目掛けて打ち出し、無号機はすぐに回避したがかわしきれず、左胸に刺さったパイルは背中まで貫通した。

「が…は…」

ケンの胸に激痛がフィードバックされ、意識が飛びそうになる。

「まだ!」

なんとか気を保ち反撃に出ようとしたところで警報音が鳴り響いた。

「ちぃ!今の衝撃で火器管制がやられたか…戦闘は続行出来るがこちらが殺られる…仕方ない…」

無号機を後退させながら通信ウィンドウを開く。

「火器管制がやられた。このままでは勝てない可能性が高い。撤退の許可を求む」

『了解した。援護射撃を行う。指定のエリアまで後退せよ。そこで回収する』

「了解」

サキエルに降り注ぐ弾丸が気を引いている間に無号機は撤退し、無事に回収された。

 

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