エヴァのエヴァオタによるチルドレンのための改変(Rルート)   作:さつまいもキング

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久しぶりに2週連続投稿出来た!
こんなに嬉しいことはない…


R.STAGE6レイの想い

22時43分

新型武装を装備した零号機は双子山に移送され、最終調整を受けている。

パイロットのレイは調整中の零号機をボンヤリと眺めながら自分の変化について考えていた。

(碇くんのそばにいる時、私は大和くんのことを考えていた…大和くんが頭から離れない…なぜ?あの人よりも、ずっと気になる。お弁当を作ってくれたあの時から…どうして?)

「葛城三佐。」

レイは近くを通りかかったミサトに声をかける。

「あら、レイから話しかけて来るなんて珍しいじゃない。どうしたの?」

「大和くんのことが頭から離れないです。なぜですか?」

「え?ん?まって、レイ。今なんて言った?」

レイからの予想外すぎる言葉にミサトは耳を疑う。

「大和くんのことが頭から離れないです。なぜですか?」

「なるほどぉ。そういう事ね♪」

ミサトは理解した様にに顔をニヤケさせ、納得する。

そして見守るように穏やかな眼差しでレイの目を見つめ言う。

「それはね、ケン君のことが好きなのよ。好きだからずっと考えるの。きっとレイは自分の気持ちが分からないだけ。だから誰かに言われないと自分の気持ちに気づかないでずっと悩み続ける。困ったことや、分からないがあったらなんでも言いなさい。アドバイスならいくらでもしてあげるから。」

そう言ってミサトはレイの頭を優しく撫でる。

「ケン君の目が覚めたら、ちゃんと「好き」って言いなさい。私はレイの味方よ。」

「はい。ありがとう…ございます。」

「さ!もうすぐ作戦開始よ!すぐに準備して!」

「了解。」

レイの返事はほんの少しだけ、いつもより元気だった。

 

最終調整を受ける零号機。

その右腕は肘から下が巨大な背骨のような大砲になっていた。

 

『試作型天使の背骨』

砲身が腕部と一体化しているのは、銃身内部にATフィールドを展開するためである。

これにより重粒子から砲身を守ることが出来、大型化による砲身の歪みを防ぎ、強度そのものも高くなる。

浸食型に位相変換したATフィールドに加速した重粒子を乗せ、従来のATフィールドの反発力によってさらに加速させ目標に到達させる超遠距離型ATフィールド兵器で、強化加速された重粒子は発射後ゼロ時間でATフィールドを破壊、目標に絶大なダメージを与える。試作型のため放熱性が悪く、砲身の冷却に67~102秒を要することから、連射性は悪い。

いわゆるロマン武器である。

 

23時59分司令車の中

「リツコ、新型武装の説明書見たんだけど最後の一言いらなくない?」

「それ、書いたのケン君よ。開発部に見せたら好評だったから修正するの忘れてたわ。」

「そう、まぁそういう事ならいいわ。あとで修正しましょ。それより…レイ、準備は出来てる?」

 

「はい。」

零号機のエントリープラグの中、緩やかに流れるLCLに髪を揺らしながらレイは応える。

『了解。ヤシマ作戦、スタート!』

(作戦を成功させる。大和くんに…好きって言う為に!)

 

 

 

医療カプセルで眠るケンはゆっくりと両目を開ける。

その右眼から紅い光を放ちながら、

「レイ…」

自らを想う者の名を、知らない天井に向かって呟いた。

 

 

 

 

 




これが今年度最後か…
来年度もよろしくお願いしますm(_ _)m
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