アズールレーン 怪獣との航路   作:ヴェノム

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急ぎ足感が半端ないKANSEN達との対話です




大事な話ですけど自分はプリンツがめっちゃ好きです・・・デれた姿も蠱惑的な態度に銀髪とかストライクでした



・・・もしかしたら改稿するかもしれない第二話ですがよろしくです


それではどうぞ


2話:迷い込んだKANSEN達との対話

彼女たちKANSENが地下世界での生活を初めて早一週間・・・ゴジラと同行しても、縄張りに入ったことで追い返されることもあれば餌として襲い掛かかれること等が日常茶飯事で常に命がけの毎日だった。しかしだからこそそんな環境にいたおかげで怪獣相手の立ち回りや行動解析に弱点を見抜く洞察力や身体能力などが底上げされ以前よりも心身共に彼女たちは強くなり、格下で小さい部類に入る怪獣ならば優勢に戦えるようになっていた。そんな毎日でも楽しい事もあったためか彼女たちの心境は穏やかである。たとえばサラトガがモスラの歌にときめきアイドルに勧誘しようとしては一緒にデュエットしたり、アンギラスが放つ冷気で氷を作ると果汁を組み合わせて氷菓子を作ったり、ラドンの高い体温で翼を鉄板プレートのように使い焼き肉をしたり等怪獣の能力を生かして楽しみを満喫していた

 

 

 

 

 

 

 

 

長門Side

 

 

 

ねぐら近くの平原で狩りを終えてゴジラと共に自身が背負う艦装偽を預けながら腰を下ろして休憩する

 

 

 

 

長門「もう一週間経つのか・・・・時間の流れは速い物だな」

 

 

 

 

ゴジラ『その感覚はあながち間違いでは無いな、俺たちのような必死に生きようとする者達にとってたかが一週間など刹那の時間と同じだ』

 

 

 

 

昼飯を食べ終わった頃に長門は1週間が短く感じるようになったとつぶやき、ゴジラは其れを正しいと同調するなどたわいの無い話をする。ふと長門はゴジラを見つめ始め、これまで見てきた彼と自分を比較する。ゴジラが王として慕われるように自分も指呼として慕われ使命を持っているが、力を持って自由となっている彼と違って自分は幼くして『巫女』という使命を持つ一方で権力者の椅子に座らされた傀儡のような境遇で自由もなければ、抵抗すれば大好きな民が傷付いてしまうと責任感の強さ故に何も出来なかった。似たような立場でここまでの違いに在る事から、この質問が王に問いかけられるのも必然だったのかも知れない

 

 

 

 

長門「・・・ゴジラ、一つ問いを掛けてもいいだろうか?」

 

 

 

ゴジラ『良いぞ、何が聞きたい?』

 

 

 

 

長門「・・・余は重桜の旗艦であり巫女として国の代表と言っても良い位についておる。身分で表すならお主とさほど変わらないが、お主が真の王ならば余は担ぎ上げられた操り人形の巫女なのだ・・・無論余の権力が下の者達に利用されてしまうことがある。其れを止めようとは向かおうとしてもその行為が重桜とその民達を苦しませる結果になると考えてしまうと恐ろしくてたまらなくなってしまう・・・ゴジラ、余は重桜にアヤマチの道を歩ませたくない。どうすればいい?どうすればお主のような強き王という指導者になれるのだ?』

 

 

 

 

 

長門にとってゴジラは力を持って自由でありながらも、調和を保つ王として使命を果たしつつ誰の指図も受けず自身の意思のままに行動し自然をと仲間のために戦い続ける姿によって慕われる者・・・自分とは似てるようで正反対だからこそ、そのあり方にあこがれそうなりたかった・・・ゴジラはその問いに対して視線を長門に合わせ真剣に語り始める

 

 

 

 

 

ゴジラ『簡単だ。自分が為したいと思うこと、正しいと思ったことを己が心が赴くままにすれば良い。例え真っ向から否定し、お前を縛ろうとする者がいたなら決して屈することはするな。立場等も関係ない、一歩を踏み出す勇気と抵抗する力を持って自身に正直で有れば十分だ』

 

 

 

 

 

そう、ゴジラはただただ自身の気持ちを嘘をつかず為したいと思うことを全力で為してきた。だからこそ大好きな自然と仲間と仲間と居れるその日常を守るために絶大な力を持ち、そのためならどんな敵をも屠り必ず大切な者を守り通そうとする不動の覚悟を持って使命を果たし、その姿に憧憬と畏怖と尊敬といった感情を向けられ王となったのだ。しかし自分が国と皆のためにわがままを通せば、それが逆に皆と国を苦しめる結果になると思うと一歩を踏み出すことが怖くなってしまう・・・・責任感が強いこその迷いだろう

 

 

 

 

 

長門「・・・しかし余の肩には民と国の未来がかかっておる。余のわがまま一つで皆をとの間に混乱を招くかも知れぬ、それに余が皆のための一歩を踏み出してもその一歩が危機を招くと思うと怖くてしかたないのだ」

 

 

 

 

 

 

自分で妹くらいにしか言えない自身の心境を言う内に、どこまでも自分が指導者として情けなく自分の意思を強く表すことが出来ず、物知らずな娘だと分かってしまう。目に雫がたまりそうになるとゴジラが励ますように語りかける

 

 

 

 

 

 

ゴジラ『長門、成り行きと力で王になり使命を持っているがお前と比べれば背負う物が少ない俺と違い生まれてから使命を持ち、多くの民と国の全てを背負っている重責をもつお前の心境は俺が察するに余りあるかも知れない。だがこの短い間で知ったお前は責任感が強い物知しらずだが誰よりも国と国の者達を心から愛している少女だ。そのお前が決めたことならその決断と一歩は間違っては無いと俺は思う・・・自信を持て。それでも不安が残るというならば友人や仲間を頼れば良い、誰かの手を借りることは恥じゃないからな」

 

 

 

 

 

長門「・・・怪獣の王にそのような評価を受けるとは光栄だな。・・・余には友人と呼べる者はそういないのだが」

 

 

 

 

 

ゴジラの励ましの言葉はとても嬉しい物だったが、肝心の友人に関してはも心から欲してはいるが重桜を守る者として喋り方や立ち振る舞いで威厳を出しているのが裏目に出て逆に近寄りがたい雰囲気を作った結果、敬う者か畏れる者か尊敬する者などしか出来なかったため『ただの長門』として接してくれる友人は皆無だった・・・故に自身の心境をッT身隠さず伝えた上で相談できる者は当然いなかった。ここに来て少しばかり今までの自分の立ち振る舞いを後悔する。するとゴジラが思いがけない一言を発する

 

 

 

 

 

 

ゴジラ『なら俺がお前の友人になればいい』

 

 

 

 

長門「え?」

 

 

 

 

 

ゴジラ『正直変な話になるが、どうもお前達3人は他人の気がしない上にここまで事情を知ったからには力になってやりたい気持ちもある。いきなりになったがどうだ?』

 

 

 

 

自身にとってその問いはとても魅力的だった。大きさや歳や知識などを全て上回るどころか種族も異なっているが、自身と同じ身分につく大先輩であると同時に新たな憧れでもある彼と友人となれるのだから・・・そして彼の言う通り自分も当初会ったときから他人とは思えない気持ちがあった。自身のかの大戦の記憶にある『全てを飲み込む光』で水中から恐竜のような生物がうっすらと現われたような場面があり、それがどことなく目の前の彼に似ていた気がしたせいかもしれないが今は目の前の提案のことが優先でその考えは記憶の片隅に追いやり、答えを彼に伝えるために妹の陸奥にしか見せないほどの素直で無垢な笑顔で答える

 

 

 

 

長門「その申し出喜んでお受けしよう、これからは友人としてよろしく頼むぞゴジラ」

 

 

 

 

 

ゴジラ『新たな友人として歓迎する、俺こそよろしくだ長門』

 

 

 

 

自分は華奢で小さな手で、彼は巨大で無骨な指を互いにさしだし握手を交した。初めて出来た友人の手はとても他暖かく心強く感じた

 

 

 

 

 

自分は今日初めて友人が出来て少しだけ前に進むことができたこの日の出来事を決して忘れることはないだろう・・・その後そ友人を作るこつを聞きモスラ達相手に実戦する際に自分の立ち振る舞いなどを伝えた後、威圧感を放つ艦装を外して接すればいいのでは?と提案された・・・・艦装を降ろしみると後であったアンギラスやモスラにラドンから接しやすくなったと言われながら友人となってくれたが自分としては淡い喪失感に襲われなぜだか素直に喜べない自分がいたような気がした

 

 

 

 

 

 

 

長門Sideout

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

サラトガSide

 

 

このすごい地下世界に来てから一週間と三日かかった。まさか最近魔女っ子キャラアイドルとして売り出していたら、魔女が戦うような魔獣にそっくりな生き物『怪獣』に出会って戦うことになって絶体絶命だよ~な状況になったり、そこを怪獣達の王様のゴジラにあって助けられると私達への気遣いと互いのために護衛をして貰いながら過すことになった・・・・最近長門ちゃんとかなり親密になったみたいだけど、其れよりも私はそのゴジラに対して在る事を毎日仕掛けていた

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ゴジラ『ZZZZZZ・・・・』

 

 

 

 

 

ゴジラは昼食を終えて、ねぐらで寝静まっていた。この時長門とはモスラと一緒にモスラ自慢の花畑を見に出かけ、プリンツはラドンとアンギラスと共に夕食の食料を狩りに行っている。ちなみにラドンが善意で主食である巨大昆虫『メガヌロン』をおいしいと見せるがあまりのグロテスクな見た目に反射的に主砲で吹き飛ばしたため、くちばしでくわえていたラドンの頭事撃ってしまったため起こったらどんと壮絶な鬼ごっこをアンギラスに止められるまで続いたという。それはさておきサラトガが艦載機の準備をするとゴジラの耳元に配置する

 

 

 

 

 

 

サラトガ「ふっふっふ~、今度こそ・・・」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今度こそ成し遂げようとする笑みを浮かべながら、一斉に配備した艦載機のプロペラの爆音とエンジンの発動音を最大にしてゴジラの耳元で大音量で響かせる。人間なら下手をすれば聴覚障害や鼓膜が損傷するなど重傷をもたらすほどの物で、例え七日間徹夜して熟睡した人間でさえ飛び起きて耳栓をしたくなる程の轟音だが・・・

 

 

 

 

 

 

 

ゴジラ『ZZZ・・・・むぅ?何だサラトガか、また懲りずに悪戯か?』

 

 

 

 

 

 

ゴジラにとっては軽い電話機についたアラーム機能の小さな音のため軽い目覚まし時計程度のような物らしく、浅い眠りから覚めたようにすっきりと起きる。よくよく考えればゴジラは艦載機よりも強力な怪獣の咆哮を聞き慣れている上に怪獣といった生物は匂いや音にも敏感だがそれ以上に敵意や殺意や悪意といった感情等の方が敏感なのだから、サラトガの驚かせようとする悪戯は大変可愛い物なのだ。しかしアイドルで天真爛漫な彼女が趣味の悪戯が失敗続きが続くので、2週間以内にゴジラが驚かそうと頑張っているのだ

 

 

 

 

 

 

 

サラトガ「む~!また失敗しちゃった、どうしたらゴジラは驚くのよー!?」

 

 

 

 

 

 

 

一週間と三日の間、彼女はゴジラに大好きな悪戯を仕掛けていた。頑張って片足が肘まで埋まる落とし穴や食事中に耳元で爆音を立てたり、寝床に大きな岩を置いて寝にくくしたりといろいろなイタズラを決行したが、地下世界で育ったゴジラにとって下が空洞だったため陥没に巻き込まれたり、食事中に他の怪獣に喉を噛みつかれたり、寝床に戻れず場所を選ばず寝にくい場所で寝るなど日常茶飯事だったため大抵の人間レベルのイタズラが聞かないほど耐性を獲得していたのだ

 

 

 

 

 

 

ゴジラ『・・・そう聞かれると、俺自身も今更どうすれば驚くか分からないな?・・・強いて言うなら倒した相手が実は生きていたという経験を持たないからそれなら驚かもしれないな?』

 

 

 

 

 

 

サラトガ「それ私処か出来る人いないでしょ!次こそは驚かせるんだから、その時は約束ちゃんと守ってよね?」

 

 

 

 

 

ゴジラ『フフッ、期待しておく・・』

 

 

 

 

 

 

実のところサラトガにいたずらを何回かしかけられ失敗しても健気に何度でも仕掛けてくる彼女を見て、もしも自分を驚かせられたら一つだけ言うことを聞くと面白半分で持ちかけたため、彼女はかなり張り切っておりその日は引き下がり、次に向けてのイタズラのアイディアを求めてある三人もとい三匹に協力を求めた

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

数時間後~

 

 

 

 

 

1日がたったその日サラトガはモスラやラドンにアンギラスにアイディアを貰おうとこれまでの経緯を説明すると同時に相談していた。忠誠心が高いアンギラスは余り乗り気ではなさそうだけど・・・・

 

 

 

 

 

サラトガ「・・・と言う訳なんだけど、何か良い案はないかな?」

 

 

 

 

 

 

モスラ『王を驚かせるですか?難しいでしょうね』

 

 

 

 

 

ラドン『でも王が驚く姿って見てみたいかも!』

 

 

 

 

 

アンギラス『・・・下らん。そのようなことを考える暇が有るならば、縄張りに不埒者がいないか見回る方がマシという物だ・・・』

 

 

 

 

 

ラドン『少し間が空いたって事はちょっとは気になるんだね?』

 

 

 

 

 

アンギラス『黙秘させて貰おう・・・』

 

 

 

 

 

モスラ『まあ、話を戻しましょう。知っての通り王は長く生きている中で様々な災害や襲撃を経験しているため、意識外からのいたずらに対しての鉄壁と言える耐性がついています。なにか別のやり方なら可能性はありますね』

 

 

 

 

ラドン『そういえば前にお気に入りのねぐら候補に一緒に見に行ったとき、辺り一面『蜥蜴』だらけでねぐらが跡形もなくなってた事があって、その時王すごく目を見開いてたよね』

 

 

 

 

 

アンギラス『かなりお気に入りの場所であったらしい、花々が生い茂ると同時に川や緑も有りかなり環境が静かに整っていた場所だったらしいが・・・それがあの蜥蜴共の巣窟になりはてていれば無理もないだろう』

 

 

 

 

 

 

三人(三匹)の言葉からゴジラは今まで意識外のいたずらは効果が無く、一方で予想外のことなら望みがあるとわかった。問題はゴジラにとって予想外なイタズラはどのようなシチュエーションでやれば良いかだが、先の話を元にすれば【起きてみればそこは平原でねぐらが跡形もなくなっていた】とう物なら驚くことかも知れないが自分達の恩人の寝床を吹き飛ばすのはもってのほかで自然の法から外れた破壊に繋がり自分達が排除される事になるため直ぐさま捨てる。その後黙々と考えると自分の売りを組み合わせたイタズラをまさに雷の如くピカッと閃く

 

 

 

 

 

 

サラトガ「閃いたよ~!三人ともちょっとお願い聞いてくれるかな?」

 

 

 

 

 

 

そして自分のイタズラ作戦の全てを説明した後、明日に備えて準備を施していきあっという間に1日が過ぎていった

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

1日後~

 

 

 

 

その頃全ての準備が整い、自分を待ち構えているとは知らず長門達がまだ寝静まっている早朝から縄張りの循環をしているゴジラだったがどこからか微弱な地震と酷似した振動を感知していた。どこからかと正確な位置を感じようとすると、そこにラドンが上空から現われる

 

 

 

 

 

ラドン『王、北の何もない岩石地帯で変な振動が起きてるよー』

 

 

 

 

 

ゴジラ『あの場所か、わかった。直ぐに見に行く』

 

 

 

 

 

 

ゴジラがラドンの言葉を元に固い岩盤で構成され緑が少ない過酷な環境故に命がごくわずかしかいない場所を思い浮かべると、ついてくるラドンと共にその場所へと向かう。険しい道のりを進みながらたどり着くこと同時に場所に似合わない大音量と歌声が響き、突然のことに硬直してしまいかろうじて視線を移せたのはモスラと共に歌を歌う『アイドルとしてのサラトガ』の姿だった

 

 

 

 

 

サラトガ「♪~♫~♬~!」

 

 

 

 

 

 

モスラ「♫~♪~♬~♩~!」

 

 

 

 

 

 

本来アイドルが歌う派手なステージや自分を照らすライトに楽器はなく、ステージは岩を積み重ねて2段目階段ようにしたステージとは言えない舞台だが、其れはあくまでアイドル達をより引き立てるための物で大事なのはアイドル達の努力と歌唱力にダンスの披露力である。モスラは羽を大きく広げルと同時に羽ばたかせる動きと規則的にガンマ線による発光を使って場の雰囲気を盛り上げると同時に良く飛行しながら歌う歌を楽しそうについばみながら歌い、サラトガはその光の下でモスラと合わせられるように一から作り出した歌と何度も練習しいっぺんのミスも犯さない洗練されたダンスと合わせる事で誰の心にも響かせる情熱と聞くだけで高鳴る興奮と言ったものをたたき込んでいく。気づけばゴジラだけでなくラドンやいつの間にかラドンの後ろにいたアンギラスも彼女らの歌とアイドルの姿に魅了されていた。そんな怪獣の心さえ刺激して見せたライブはあっという間に終わりを迎えた。そして直ぐさまサラトガの元気な声が響く

 

 

 

 

 

 

 

 

サラトガ「ヒュ~!ゴジラどうかな?モスラとサラトガちゃんのライブ凄すぎて驚いたでしょ~!」

 

 

 

 

 

 

 

自分のイタズラ兼ゲリラライブでゴジラは表情からも分かるように驚いているのは分かり凄まじい達成感を感じた。するとゴジラもしてやられた事を察すると同時にモスラ達にも視線を移し、どうやら三人もグルだったことをも察したようだった

 

 

 

 

 

 

ゴジラ『・・・ああ、まさかこんなイタズラを仕掛けるとは思わなかった。久しぶりに何かに対して驚嘆したな。まさかモスラ達もグルだったことも意外だった』

 

 

 

 

 

 

モスラ『はい、サラトガに頼まれたこともありますが、私達も王が驚く姿に興味がありましたから』

 

 

 

 

 

 

ラドン『いやー、上手く行っておかげで王の驚きがの他にも面白いのが見れて良かったね!』

 

 

 

 

 

 

アンギラス『まさかこのような策で上手く行くとは思わなかったがな・・・』

 

 

 

 

 

 

 

アンギラスの言葉通り考えた作戦は単純な物だった。まずアンギラスがこの岩石地帯で力込めた足踏みで比較的弱い震源を発生させることで、弱い地震として思わせたことでゴジラに気づいて貰った後ラドンにそれっぽい理由を伝えることで誘導し、謎の震源の原因究明に来てみればまさかそこで怪獣と共にライブが始まるなんて予想外を起こして驚かそうというイタズラ大作戦だった。今思えばアイドルの自分らしいゴジラにとって予想外の弱さをついたイタズラだったと思う。その後モスラ達と共に作戦の全容を伝え、お待ちかねの約束を聞いて貰うことにした

 

 

 

 

 

サラトガ「うふふ、ゴジラ?約束通り一つだけお願い聞いて貰うわよ♪」

 

 

 

 

 

ゴジラ『ああ、楽しませて貰った分遠慮無く言ってくれ』

 

 

 

 

 

 

サラトガ「それじゃあ私の友達で怪獣ファン1号になってよ~」

 

 

 

 

 

今まで思ったいた願いをついに打ち明ける。ゴジラのような初めて意思疎通が出来る生き物に対しても興味津々な上に意思疎通が出来るならこの地下世界でもファンを作りたいと思っていた。そんな願いをゴジラは彼をよく知らなければ分からないが少しだけ微笑して答えた

 

 

 

 

 

ゴジラ『ああ、モスラの歌の次に心に響く歌だった。喜んでその願い聞き入れよう』

 

 

 

 

 

こうして怪獣で初めてのファンと友達が出来たことに嬉しさのあまり満点の笑顔で飛び跳ねる。その後流れでモスラ達とも友人になれてまさに有頂天の気分だった。そのままモスラもアイドルにならない?と誘うも余りどう言う物かわからず性に合わないと言うことでやんわり断られた。絶対もの凄い人気で慣れると思うだけどな・・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

サラトガSideout

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

プリンツSide

 

 

 

 

 

このあまりにも現実離れで私達の常識が全く通じない世界に墜ちて1週間と5日がたった。今は今日の晩食の狩りを終えて休憩がてら地下世界の風景を眺めている。思い返せばこの世界での日々を思い返すとまさに波瀾万丈という言葉が一番しっくりくる。味方艦隊のしんがりを務め、艦隊を逃がすことには成功したがセイレーンの攻撃によって気絶したと思ったら海流に飲まれてこの世界に来た途端私達の攻撃が殆ど意味を成さない巨大な怪物・・・『怪獣』に遭遇し、そのまま食い殺されると思った瞬間に今行動を共にしている怪獣の王ゴジラに救われ、共に2週間行動を共にし地表へと返す事になる。私にとって其れは願ってもないことだったため快く受け入れ、多少自然を破壊しすぎないなどの制限はある物の必ずここから生きて帰るために使える物は利用していくつもりだった。けど最近になって何かと世話を書いてくるゴジラやモスラと言った彼の友人達と一緒に墜ちてきた長門とサラトガと行動していると、ただ利用するだけの存在と思えなくなると同時にほんの少しだけ罪悪感を感じ始めていた・・・・・・もう誰も信じず心を閉ざし一人でいる私らしくない・・・・まさか彼等なら共に歩めるかもと期待してる?・・・・・ありえないわ

 

 

 

 

 

 

 

ありもしない筈の思考を振り切ると、後ろからズシンズシンと振動を感じ振り返るとゴジラが同じ景色を見ながら近づいていた

 

 

 

 

 

 

ゴジラ『ここにいたのかオイゲン、そろそろ呼び戻そうと来たんだが・・・・良い眺めだろう、ここは比較的高台になっているため地下世界全体を見渡せる』

 

 

 

 

 

 

プリンツ・オイゲン「そうね、少なくとも悪い物じゃないわね」

 

 

 

 

 

 

こうしてみると空に位置する場所には鏡映しにみえる大地が広がり、人の手が入らないため鳥のさえずりや川の波の音や怪獣達の咆哮が一種の音楽のように響き、高く生える木々やそびえ立つ山々が自然の力強さを表しまさに壮観の景色だった。来た初めは狩りや怪獣の対処など忙しかったためこういうのに気が回らなかったがあらためてみるとこの世界に来れたことも悪いことばかりではなかったと思えてくる。するとそんな景色を見ながらゴジラがふと問いかけてきた

 

 

 

 

 

 

 

ゴジラ『オイゲン、お前に対して気になることがある。聞かせてくれるか』

 

 

 

 

 

オイゲン「良いわよ、答えられる物なら何でも聞かせてあげる」

 

 

 

 

 

 

ゴジラ『そうか・・・なら何故お前は作り笑いを浮かべ、誰も信じず自分から孤独になろうとしている?」

 

 

 

 

 

 

オイゲン「ッ!」

 

 

 

 

 

 

長い付き合いになる鉄血の仲間でなければ分からない自分の偽物の笑みと誰にも話したことのない自分の心境をたった1週間と数日間を過した相手に見抜かれたことに一瞬だけ息が止まり、わずかに目を見開いた。その様子を読み取ってやはりかと言いたげにゴジラは言葉を続ける

 

 

 

 

 

 

ゴジラ『俺たち怪獣は生きるために限らずあらゆる目的や欲に自分に対して正直な生物だ。俺はそれらを長い間見続けてきた。だからお前のように自分から孤独でいようとし、誰も信じようともしない者の目は異質だ。そんな目をした者の先にあるのは決まって破滅しかない・・・だからこそ聞きたい、何故お前は一人でいようとする?』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

彼の言葉からすれば自分はかなり異質な存在だったらしい。動物に例えるなら確かに群れから外れ、只一人で生きようとすればたちまち他の強者か群れに淘汰されるか種も残せずただひっそりと誰にも認識されず死ぬかのどちらにせよ何にも覚えられず何も残せない・・・文字通り破滅だろう。だからこそ短い間だが妙に思いやりとお節介をかいてくる彼が私の心の異質さに気づき問いきたんだろう。だがこれは自分だけの問題で自身も変えようとしないことだけに話す気は無かった。だから適当にはぐらかしその場を去ることにした

 

 

 

 

 

 

 

オイゲン「ふふふ、悪いけどプライベートに関することはだめよ。それだけならそろそろ戻らない?速くしないとあのアイドル様が騒ぎ出すかもね」

 

 

 

 

 

 

ゴジラ『・・・・やはり二人から聞いたとおりお前の過去、いや前世の出来事がお前を孤独になろうとする原因か』

 

 

 

 

 

 

自身の孤独の原点であるかの大戦を切り出され、あからさまに動揺しながら彼に振り向く。二人から聞いたと言うことは長門やサラトガから聞いたのだろう。アズールレーンとして同盟を結んでいる以上、ある程度艦隊を組む相手同士では自身の艦歴などの詳細を載せられた資料に目を通すことになっている。彼はそこから私の艦歴と普段の様子から私の心の内を知ったと確信する。もうここまで知られた以上、はぐらかし誤魔化す気は無くなり其れを知った上で何を言う気か気になり始めた

 

 

 

 

 

 

 

オイゲン「・・・そうだとしたら、どうするつもり?同情してくれるなんてありきたりなことでも言うのかしら」

 

 

 

 

 

 

ゴジラ『違う。同じ痛みを知っているだけで、その時お前が味わった絶望や悲しみはお前にしか分からない物、それは当事者でもない俺には分かるはずもない。だが過去に捕らわれたままでは生きることどころか守ることも自分が心から為したいことすらも出来ない』

 

 

 

 

 

 

オイゲン「結局、何が言いたいのよ?」

 

 

 

 

 

ゴジラ『過去ばかり見る余り、今の自分を抑え込み本当の気持ちから逃げるなと言っているんだ。過去はどうあがこうと変えられないが未来を変えることは出来る・・・今お前は意思のない道具ではなく心を持つ生きる者だ。生きる者は今と未来でしか生きることは出来ない、だからこそ常に本気で生き抜き心のままに命尽きるまで生きることこそ大切な事だ。そうしなければまたお前は過去を永遠と繰り返し、信じたかった者と共にいたいと思った仲間に自分すら失い続けるぞ?」

 

 

 

 

 

 

オイゲン「・・・・知ったような口を言わないでもらえる・・・!」

 

 

 

 

 

失い続ける・・・たしかにそうかもしれないと自分でも分かっている。それでも私の中に根付く恐怖と悲しみと孤独の決意が誰かを信じることも、一緒でいたいという願いを押し殺し心を開かせない。そして何よりも私のためだろうと孤独の辛さ、悲しみ、恐怖を知らない奴にずかずかと私の心を語られたくない怒りとまた信じて結果また失いあの時の思いをするのではないかという怖さにより、私は堰が切れたように感情を爆発させ吐き出す

 

 

 

 

 

 

オイゲン「あんたに何が分かっていうのよ!?どれだけ傷付いて本気で戦っても一人だけ生き残って・・・周りから誰もいなくなる悲しみが・・・信じても置いて行かれて孤独になる痛みが・・・また失って孤独になってしまうかも知れない恐怖があんたに理解できる!?痛みもこの気持ちもしらないで理解も出来ない奴が知ったような口をきくな!」^

 

 

 

 

 

 

 

かの大戦の時と同じようにまた信じて独りぼっちになってしまうと怖くてたまらなかった。信じて裏切られるのと思うと足が震えだして耐えられなかった。どれだけ本気に事を為そうと全てが無駄になると思うとどうしようもなく哀しかった。だからもうあんな思いを味わうのが嫌だった、最初から孤独で誰も信じなければもうあんな思いもせず、傷付かなくて済むと思ってた。だからKANSENとして生を受け、姉や仲間達と出会い仲が良くなろうとも決して信じず受け入れようともしなかった。しかし生きる者は本能的に掛けた者を補おうとする・・・傷を負えば直ぐさま治癒して塞ごうとするように一人が寂しければ心は他者を求めてしまう。それを今ままで気のせいと無意識で押さえ込んでいたが、彼との対話で其れを自覚し孤独という恐怖をもう味合わないために他者を廃し心を縛っているのに心は他者を求めているという葛藤でもうどうすれば良いか分からなくなってしまった・・・・しかしそんな思考の海に沈んだ私を彼の一言がそこから引きずり出した

 

 

 

 

 

 

ゴジラ『・・・俺はこの星で生まれて2億年間親や兄弟は初めからいなければ、俺以外の同族とも出会えず生まれたときから1億年という間の中ずっと一人で生きてきた。()は違うがかけがえのない仲間の死と別れを多く見てきた』

 

 

 

 

 

 

オイゲン「え?」

 

 

 

 

 

まるで頭を金槌でぶん殴られたような錯覚をさせるほどの衝撃が走った。自分とは違い兄弟もいなければ親が生まれたときからいなかった?・・・一億年という想像もつかない途方もない時間の中で同族もおらず只一人だった?・・・自分とは比べようもない孤独を彼は味わっていた?・・・数々の疑問が頭を駆け巡ったが、一つだけ確信したことがある。いま昔を思い出しながら話す彼の目を見ればそれは自分と同じ目をしていた・・・いや自分以上に多くの仲間の死を見て生き残ってきた奴の目を・・・・・・

 

 

 

 

 

 

ゴジラ『生まれたときから俺の周りには味方もいなければ自分と同じ存在もいなかった。有ったのはまだ弱かった自分と俺の命を脅かす敵しかいない状況だ。それでも俺は必死に生きて、まだ見ない同族を探し続け1億年・・・結局は見つからずいっそ死んでしまおうと思うほど絶望したこともあった。だがそのたびに死んでいった仲間の声が聞こえた気がしたんだ・・・「俺達は死んでも魂はお前と共にある。だから俺たちの分まで生きて、俺たちの分まで幸せになってくれ」と・・・・だから俺は死んだ仲間が生きるはずだった時間と幸せを享受するため常に本気でここまで生きてきた。そして種族は違えど失いたくないからこそ死ぬ目に会っても守ろうと思える友のモスラ達と合い、幸せと思える日常を手にれることが出来た・・・生きると言うことは何も失うばかりではない、それ以上に生きることで得られる者の方が多いんだ。俺は死んだ仲間の言葉を信じ生きることでまた大切な者を得ることが出来た、オイゲン・・お前も生きることで得られた物があったはずだ。だからこそもう孤独でいようとすることはやめろ、また誰かを信じて共に生きて良いんだ』

 

 

 

 

 

 

ゴジラの言葉でより心を揺さぶられ、同時に頭の中に自分がキューブから生まれこれまでの記憶が駆け巡った。大半は硝煙と砲撃の轟音と血が舞う戦いの記憶だが、少しだけ戦いの合間に仲間と何気ない話で盛り上がり、時には自身の最愛の姉をからかってその反応を楽しんだり、酒を飲み有って馬鹿騒ぎした記憶がありその中で心から笑って楽しい思い出を得られていたことを思い出した。たしかに生きることで道具ではあった頃とは体験できなかったことや知らなかったことを知る事があればこうして他の陣営の子と、仲間との日常を悪くないと思っていたことも事実だった・・・・次第に私の閉ざしていた心が開いていくのを感じた。また信じても良いんだと・・・また仲間と共に歩んでも良いんだと・・・常に心から笑っても良いんだと・・・・けれど心に纏わり付いた恐怖心が心を押さえ込んでくるのを感じた。また裏切られる抱けどと・・・それでもなら決していなくならない不変の存在を側にいさせてみろと・・・

 

 

 

 

 

 

オイゲン「・・・それでも私は・・・」

 

 

 

 

 

 

ゴジラ『まだ一人になるのが怖いなら俺がいなくなることがない友になるさ。伊達に2億年も生きてはいなければ、簡単には死ぬことはないからな。危機やお前が求めるならいつでも力にもなってやる、仲間や友人は皆そのような物・・・だからもう一度誰かを信じるようになれオイゲン。もう一人ではないのだからな』

 

 

 

 

 

 

 

その言葉ともにに右手の指を私の目の前に持ってきた。彼なりの握手なのだと解釈し、両手で彼の指を包むように触れる。傷だらけでごつごつと触り心地は良いとは言えないが指から伝わる彼の強い鼓動がとても暖かく安心させてくれる。今思えばこの生きるだけでも過酷な世界でどことなく世話をしてくれた上に毎日のように出会う怪獣から必ず守り通してくれた、そして自分の孤独と痛みを理解しこうして友人として私を救おうとするそんな彼の姿を見て来たからこそ今では彼なら心を開き信じて良いと思わせてくれる。なんとなく彼は私を一人にしといていくことはないと確信させてくれる。いつの間にか心の中でへばりついた恐怖心はなくなっていた。其れが分かるといつの間にか目から涙を溢れ出しているのを感じ、もう孤独でいる必要は無いと実感しながらもう一度信じることを出来るようにしてくれた彼に視線を合わせ今の自分だからこそ言える言葉を掛ける

 

 

 

 

 

 

 

 

オイゲン「本当にどうしようもない程お人よしね。でもありがとう、そして・・・これからよろしく頼むわLieber Freund♪」

 

 

 

 

 

 

 

ゴジラという信じれる友を得られた私はこの日から少しずつ変わっていくのだろうと思いながら騒がしくも悪くないみんなの元へと帰って行った。その後ゴジラと私の帰りが遅かったことで色々と聞かれ、彼と友人となったことを簡潔に言うと他二人も同じ流れでゴジラと友人になっていたことに意外と感じながらもこのどことなく思いやりがあってお節介で強い王様ならと驚くことはなかった。その後流れというかあのアイドルが陽気で強い推しによってアンギラス達や長門とも友人関係を結ぶことになった。以前の私なら内心くだらないと一蹴し利用するだけの間柄としてしか思わなかったが、今ではこの地下世界で連携しながら背中を合わせた戦友として少しだけ信じるようになった・・・そのご騒ぎながら明日に備えて眠ることにした。

 

 

 

 

 

 

ここまで心から笑えて気分が良いのは久しぶりで、信じれる相手と友達に囲まれながら眠りにつくのは初めてだった・・・・ゴジラの肌に寄りかかりながら眠ろうとしたが、彼に触れていると不自然に胸の鼓動が早くなり大きく波打ちながら音を立てる。けど苦しくはなく逆に心地良いこの感覚は初めてで何だろうと考えたが睡魔が強いためそのまま流れるまま眠りへと落ちていく

 

 

 

 

 

私がこの気持ちの正体に気づき自覚するまでの時間はそう長くならない事になるとは私も彼も誰も分からなかった

 

 

 

 

 

 

 

プリンツ・オイゲンSideout

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

怪獣&KANSENSide

 

 

 

 

地下世界に墜ちて2週間~

 

 

 

 

彼女たちKANSEN達が怪獣達が住む地下世界に墜ちて、怪獣王ゴジラとその配下兼友の怪獣達と対話の果てに絆を結び友となり生き抜くこと2週間・・・ついに地上へと繋がる地下空洞トンネルが有る地域での怪獣達の活動が沈静化したはずの旗艦まで生き残る事が出来た。すでに彼女たちはゴジラの背中に乗り、すでにその地域へと向かっていた

 

 

 

 

 

モスラ『三人は地上へと帰ればまず何をしますか?』

 

 

 

 

 

長門「そうだな、まず救難信号を上げて余達の無事を伝えるつもりだ。重桜の皆と妹を速く安心させなければな・・・久しぶりに餡蜜も食べたいとも思っておる」

 

 

 

 

サラトガ「はやくファンのみんなにサラトガちゃん堂々帰還ライブを開いて新曲を届けないとね~」

 

 

 

 

オイゲン「私はまずシャワーを浴びてふかふかのベットで熟睡したいわ、そしたらため込んどいた秘蔵のお酒をた~ぷり味わう予定よ」

 

 

 

 

 

アンギラス『我らは娯楽という物をよく知らんから、酒や料理といった物はよく解らんな』

 

 

 

 

ラドン『それにしてもなんだか2週間って言う短い時間だったけど別れるとなると、寂しく感じるね』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

三人はそれぞれ帰還した後の予定をハツラツと答える。怪獣組には娯楽や料理といった物には彼女らと出会うまで無塩の言葉であったため殆ど分かっていないが・・・・そんな雑談をしながら怪獣の背中に乗りながら向かって行き、そして数時間後ついに地下トンネル前に到着する

 

 

 

 

 

 

 

ゴジラ『ここから先は途中で海に繋がっている、アンギラス達はココで待っていてくれ。彼女たちは俺が責任を持って送り届けてくる』

 

 

 

 

 

モスラ『わかりました。長門、サラトガ、オイゲン、また遭うときがあれば地上の話をまた聞かせてくださいね?』

 

 

 

 

 

ラドン『またねみんな、今度会えたらまた歌を聴かせてくれたりもっと遊ぼうね!』

 

 

 

 

 

 

アンギラス『・・・また会うことになれば話や狩り程度には何時でも付き合おう、達者でな』

 

 

 

 

 

 

長門「お主らにはとても世話になった、この恩はいづれ必ずかえそう」

 

 

 

 

 

サラトガ「本当にありがとうね♪今度は私達から出張ライブを届けに来るからね~」

 

 

 

 

 

オイゲン「まぁ、大変だったけど悪くない日々だったわ。また会えたならお気に入りのビールを奢ってあげる」

 

 

 

 

 

 

 

彼女らは怪獣達にこの世界で自分達を支えてくれた感謝を笑顔で伝える。ゴジラはそんな彼女らを見て、最初であったときは大きく恐ろしい自分達を恐れると同時に警戒し心を許さなかったが友に行動を共にし触れ合うことで互いを理解し種が違えど親しい友人の関係になった。そして心なしか彼女らの背中は一団と力強くも感じた

 

 

 

 

 

 

 

 

互いに別れの言葉を交すと、長門達はゴジラの背鰭にしっかりと捕まる。ゴジラは三人がしっかりと捕まっていることを確認すると地下トンネルへと入っていき、地上の海へと続く道を泳ぎ出す。地下トンネルの中の水流は激しく少しでも流れをもろに受ければあっという間にゴジラから引き離され死しても尚海を漂うことになる。だからこそゴジラは急いで彼女らを地上へと送り出したいが、急いで最速で泳ごうとすればそればするほど水流の勢いを強め彼女たちを振り落としてしまう危険があるため抵抗が少ないまま速く泳げる程度の速度で泳いでいる。長門達は艦種が潜水艦ではないため長時間の息止めは出来ないため腕の力の配分を間違えればたちまち酸素を欠乏してしまい力を出せず振り落とされてしまうため。力の配分を間違えないように少しでも酸素を使わないようにしていた。ときおり振り落とされそうになればオイゲンが艦装を二人に巻き付け引き寄せては長門やサラトガが力の限り互いを支え合うことでなんとかゴジラの背鰭から振り落とされまいと耐える。そんな過酷な状況を5分から15分という短くも長く感じる時間の中でKANSENの三人は徐々に閉じた瞼から光を感じ目を見開くと同じ瞬間に息が出来ない水中から水しぶきを上げながら水上へと投げ出される。三人はKANSENとして立ち上がると目の前には夜明けの夕日と自分達を心配するように見下ろすゴジラの姿と見慣れた蒼く広がる美しい海が広がっていた。やっと自分達は地下世界から帰れたと認識すると一気に今までの疲れが襲い掛かり会場に腰を下ろしてしまう。そんな無事な彼女らを見てゴジラは無事に送り届けられたことにホッとする。そして自分を他の誰かに見られることはよろしくないのですぐさま別れの言葉を切り出す

 

 

 

 

 

 

ゴジラ『久しぶりに地上の光景を見たが、やはり夜明けの太陽は綺麗だな。無事にお前達を送り届けることが出来たいま、俺もそろそろ帰ることにしよう。また会える日があるならその時はまた日常の話しを肴にたかり合おう。』

 

 

 

 

 

長門「礼を言うのは余達だ。ゴジラのおかげで余は前に進むことができた、お主が友人となってくれたことを心から感謝するぞ。また会えれば重桜の良きところをたくさん教授しよう」

 

 

 

 

サラトガ「大変なこともあったけど本当に楽しかったよ~。また会えたら私のファンのみんなにゴジラの事紹介させてね」

 

 

 

 

 

オイゲン「毎日が命がけだったけど悪くなかったわ、いろいろとありがとうね」

 

 

 

 

 

ゴジラ『俺こそお前たちとの日々はとても楽しいものだった。こういってなんだがお前たちが地下に落ちてきて良かった・・・さよならだ地上の新しい友人たち』

 

 

 

 

互いに地下世界での濃密な2週間の日々を思い出しながら、時に互いを守りながら笑い、友人となった相手同士で一時の別れの言葉と感謝の言葉、もしくはまた会えた時の話を交える。ゴジラはそんな彼女らに自分こそ新しい友人となって彼女たちがいるからこそアンギラス達と過ごす日常とは違う楽しい日々を過ごせたことに礼を言うと、上半身だけ水上に出ていた体制を崩しワニのように四肢を体に密着させながら体を大きく波立たせながら深海へと潜ろうとする。するとそこにオイゲンから声をかけれられた

 

 

 

 

 

 

オイゲン「ああ、ゴジラ。ちょっと待ってもらえる?」

 

 

 

 

 

 

ゴジラ『ん? どうs・・』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

           チュッ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そこからゴジラの言葉は途切れてしまった。顔だけ振り向いた瞬間に頬のあたりにほんのわずかだが何か柔らかいものが当たった感触をし、それが何かを認識した瞬間あまりの出来事に動揺してしまったからだ・・・なぜならそれはオイゲンが両手をごつごつとした表皮につけて寄りかかるようにゴジラの頬にキスをしたいたのだから!

 

 

 

そのキスは数秒にも見たいない程ソフトなものだったが、ゴジラにとっては前世でも味わったことのない体験だったので効果は抜群で少しの間放心してしまう。そこにオイゲンが妖艶な笑みで語り掛ける

 

 

 

 

 

 

 

オイゲン「言葉だけじゃ物足りないから私なりのお礼のプレゼントよ♪・・・・・お気に召したかしら?」

 

 

 

 

 

 

 

ゴジラ「・・・・よくわからないな」

 

 

 

 

 

 

 

ゴジラはそれだけ言うと彼女の妖艶な笑顔からすぐに視線を外し、海の奥底へと消える。まるで以上に高くなる体温や高く鼓動する心臓をはやく冷やして収めようとすさまじい勢いで冷たい深海をぐんぐんと潜っていき、なぜ自分はオイゲンにキスをされてこんなに心臓が高鳴り、体が火照っているのか自問しながら地下世界へと帰った。当のオイゲンはそんな反応を見せたゴジラをみて面白うに微笑みながら見送り、一部始終を見ていたサラトガと長門は頬を染めながらオイゲンの行動を問いただす

 

 

 

 

 

 

長門「おおおお、オイゲン殿!なぜゴジラに接吻を!!?」

 

 

 

 

 

 

サラトガ「あわわ・・オイゲン。見かけのとおり大体だね~」

 

 

 

 

 

 

オイゲン「フフっ・・さあ、どうしてかしらね?」

 

 

 

 

 

 

そう心からの笑顔で答えたオイゲンは長門たちとともに救難信号を聞きつけた艦隊に拾われアズールレーンお吉へと帰還できた。その時オイゲンが一人部屋についたとき別途に飛び込んで顔を赤くしながら少し悶えたの別の話・・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

一方そのころゴジラは地下世界に戻った際にモスラたちに出迎えられ、それぞれの縄張りへと帰っていた。アンギラスは凍土地帯に、ラドンは火山地帯に、ゴジラとモスラは森林地帯へと、ちなみにモスラはゴジラと親友となって長い上に体質の事もあるのでゴジラの縄張りに同居させて貰っている。そんな二匹だがゴジラは今モスラに首元を何度も甘噛みされている

 

 

 

 

 

ゴジラ『モスラなぜそんなに噛んでくるんだ?』

 

 

 

 

 

モスラ『別に・・・・なんだか嫌な匂いするので私の匂いで上書きしてるだけです』

 

 

 

 

 

 

勘の良い者なら気づくかも知れないがモスラはゴジラに好意を抱いている。一見するとモスラとゴジラは種族がちがうためそんな関係はあり得ないように見えるが自然界において他種との間に友好関係や恋愛感情ができることもある。事実ある本ではヤマネコに育てられたリスが登場することもあればイルカと人間の恋愛もあったらしい・・・そんな約一億年も思いを寄せているモスラだが、ゴジラにとっては()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()としか見えていない。元々ゴジラは前世でも色恋沙汰など皆無であったため人が自分に対してどんな気持ちを抱えてどう思っているかも、恋に対する気持ちも初めてだから仕方ないことだ。しかしモスラとオイゲンのおかげでその気持ちがわかる時も遠くないだろう・・・・話を戻すと一億年も思いを寄せて、ゴジラの心を動かすに至ったモスラがたった2週間という時間で自分と同等にゴジラの心を動かしたことは当然面白いはずもなく、今まで恋のライバルもいないこととゴジラを恋心を向ける親友というより王として見ることもあったことで自分と彼が釣り合うのかという迷いで一歩下がった距離間から向き合っていたことでここまで時間がかかってしまったことをモスラ自身がゴジラからゴジラに対して好意を持ち始めたオイゲンのにおいが色濃くすることから自覚し、ゴジラの心を射止めて愛をささやき彼の一番になるのは自分でありたいという決心の元、積極的になり今こうして今までしなかったあまがみでキスによってこびりついたオイゲンのにおいを消しているのだ。普段ならこんな行為をしないはずのモスラを前にゴジラは内心戸惑っていた

 

 

 

 

 

 

ゴジラ(こんなに噛みついていったいどうしたんだモスラ・・・何故か悪い気はしない、それどころか少しずつ心地よくなっている?)

 

 

 

 

 

 

モスラ(フフフ♪戸惑っているゴジラもなんだか可愛らしいですね、そんな強くて冷静でかっこよくてて誰よりも思いやりも持つあなたに私は恋をしたのでしょうね・・・・オイゲンもそんな彼を好きになるのはわかりますが簡単には渡しませんよ?)

 

 

 

 

 

 

 

そしてモスラの甘噛みが終わるまで二匹はずっとその場から動かず地下世界の光に照らされながらたわいないことで喋りながら、人間がいない日常を過ごすのだった

 

 

 

 

 

 

 

ちなみにこの時地表で自身が所属する基地の内部にある自室でオイゲンは就寝していたが、モスラとゴジラが終始恋人?としてイチャイチャして最後は互いにキスをしあって最後はモスラが自身に向けて「もらっちゃいました♪」と言ってくる夢を見たた

 

 

 

 

夢を見た夜が明けたその日オイゲンはベリーベリー不機嫌で誰とも話そうとぜず駄々洩れの威圧で見方を委縮させ、攻めてきたセイレーンの艦隊をたった一人で殲滅させせ、その姿はまさに悪魔だったと後に仲間に語られた・・・

 

 

 

 

この時はまだなぜこんなに二人がイチャイチャしてるのを見てこんなにイラつくのか、無意識にゴジラの隣にいたいと思ってしまうのかはまだ彼女自身もわからなかった

 

 

 

・・・・わかる時が来ればそこからがモスラとオイゲンにとって本当の戦いが始まるだろう

 

 

 

 

 

 




というわけで第二話でした



なんというかあの長門を傀儡にしている奴らの思惑をぶっ壊すにはどうすればいいかと考えた結果・・・長門の方を強くせればいいという考えのもと、ゴジラという頼りがいのある友人という手本があるのでこんな感じで自身をつけてあげました


サラトガに関してはアイドルという特徴からこんなモスラとのデュエットみたいな披露会でいたずらを良い意味で成功させてみました。正直ゴジラを驚かすといっても地下世界という怪獣がうようよいる世界で、不意打ちやびっくりすることはほとんどなれてしまっているという気がしたので駄目という感じで・・・唯一『ゴジラ 2000(ミレニアム)』でシャッターを目の前で切られた際の光で暴れだしたことから強烈な光は聞くのではないかという手もありましたが、こちらのゴジラは原爆で家族を失ったというトラウマがないので光に関しては無頓着ではという考えが強かったので没りました



最後のオイゲンは・・・自己解釈での彼女の孤独とその心境を描き、ゴジラの前世での痛みと今世での1億年間の孤独を交えて彼女をまた孤独にさせない友人であり盾という感じで仕上げました。対話の結果、オイゲンも自身と同じ孤独と痛みを知る者として親しみが生まれて心境も幾分かまたいい方向へと動き出しました・・・そしてゴジラに対しての新たな気持ちも生まれましたね・・・・え?チョロくないかって?


自分の力だとこんくらいの描写しかないんですよ


でもライバルが女王なのでその道は険しいですがねw


~怪獣紹介~

【蜥蜴】
 察しが良い人たちなら気付いていると思いますが、地下世界だけでなく()()()にもいるあの亡者たちです。代謝が高く性格は極めて獰猛で攻撃的なのでかなり地下世界でも無法者で調和とバランスと自然の理に逆らいまくる迷惑者である。しかし大量増殖しすぎてしまった生物の間引きや地下に巣を作るため土壌を耕すといったプラスの方面も持っている


【メガヌロン】別名:巨大昆虫 体長:2m~8m  体重:250キロ~1トン
 太古の巨大昆虫メガニューラの幼虫。食性は肉食で凶暴かつ獰猛な性質をしており、口から黒い液体を吐きかけて相手の視界を奪った上で両腕にある鋭利な鋏で襲いかかる。また捕食する際は水中という自身のフィールドに引きずり込む。基本的に機関銃では簡単に貫けない甲殻をしているが生態ピラミッドで例えると下の階層にいるためラドンやほかの怪獣たちのいい栄養源となっている



次回もお楽しみに



ciao♪

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