【メイクデビュー】負けウマ娘のスレ【失敗】 作:zaq2
「タイガ!王者が故障で休養にはいったぞ!」
その日、トレーナーからもたらされた報せは、自分たち障害レースのウマ娘たちに衝撃を与えた。
「これで重賞に出ても、勝ち負けが見えてきた!」
「当たり前だ。だけどな、王者がいたとしても、勝つのはオレだ!」
「言うねぇ~タイガ。なら、トレーニングメニュー、一段階上げるか?」
「上等!」
障害レース。
世間一般的には、いつも平地競走ばかりの話になるが、障害レースも立派な中央が取り仕切るレースである。
だが、平地競走ばかりが目立つせいか、障害レースは見向きもされない事が多かった。
そう、多かったのだ。
それが、王者が誕生してからは、その状況は一変した。
今日も王者が勝つ
今日の王者の勝ち方は
やっぱり王者は・・・
今では、障害競走を見に来る観客の誰も彼もが見に来る注目の的となり、観客の動員数も増えたとも聞いた。
だが、そのどれもが"王者"目当てばかり、しかも、その"王者"は観客の期待に応えるかの如く、出るレースすべてを勝ち続け、連覇の偉業すら打ち立てやがった。
逆に言えば、出走するレースのことごとくは、勝てないウマ娘たちばかりが増える事にもつながった。
勝てそうで勝てないというのならばまだいい、問題はその"王者"の、その勝ち方が"異常"なのである。
長丁場の障害レース、距離も3000mを超えて4000m近くの距離のレースもある。
そんな長距離を障害を越えて走りきるのだが、周りがヨレてきた時、"王者"だけは素知らぬ顔でさらに加速し、"王者"の前を走っていたウマ娘は、背後から暴風が突き抜けていったと語っていた。
まるで、一人だけが違う世界で走っているような、そんな事を言っていた。
そんな一人だけの舞台をつくる"王者"に、他のウマ娘たちだってだまっちゃいられない。
何とかしようと包囲網を組んでもみたが、わずかな隙と空きができれば何事もなかったかのようにすり抜けていく。
まるで、つかみどころのない風のような、そして、嵐のような存在。
そうして、障害競走ウマ娘たちは陰でつぶやく
あれは「天才」ではなく「天災」だ。と
それがここ数年の障害レース界において、"王者"として君臨しているウマ娘だ。
他の障害ウマ娘たちにとっては、勝ち星があげられないという事実が続いていくという事でもあった。
障害レースは、平地競走レースからの転向組が多い。
何とかして、競走ウマ娘として、競走レース界において、そして唯一、勝ち星を得られると信じて、転向してくるのがほとんどだ。
そうすると、その"王者"に追いつけ、追い越せとばかりに、無茶をする娘もいた。
だが、無茶をしたため、故障をして引退という形となり、競走ウマ娘としての選手生命を絶たれた。
逆に、したたかに分析をし、後を追っていく恰好になっても、追いつききれずに離されてしまい、王者の走りに心折れ、競走ウマ娘の世界から離れたウマ娘たちもいるぐらいでもあった。
だが、オレはそんな事はない。
デカい相手がいる?上等。
"天災"に挑むのはバカだ?何いってる?挑む価値があるだろうが
そんなデッケェ奴ら相手に競い、そしてその喉元をかっ喰らってやる!
そんな気概で日々、トレーニングを積み、競走レース場にきた観客からは、王者のいない詰まらないと言われる重賞レースに臨んだ。
レースが終わった時、レースに出走したみんなが、
いや、競走レース会場にきた観客ですらも思い出さされた。
今レース、中盤から先頭を維持し、最終直線ですら6バ身差の差を広げては独走を行い、そして、今も観客に手を振ってこたえている芦毛のウマ娘
そう、障害競走のレースには、もう一人の"王者"が存在する事を・・・
何か質問とかあれば、答えれるものだけ答えていきます。
〇前回26話は宝塚記念の人気投票の話だったのでいつ骨折?
はっきりと分かっていないことにしています。
レース中かもしれないし、その後のトレーニング中かもしれない。
という感じにしたかったので…26話の時は本人気にもかけてない
といったところでしょうか。
人気投票は、発言した人の所属が(ゴニョゴニョ)で、
コンプライアンスはどうなのかといった問題もありますが
そこは、スルーということで
〇他一般ウマ娘側からスレの反応とか
見せません!(スペ風に
というのはおいといて、閑話でお茶濁し?で
〇全ウマ完走
これが一番大事
ほんと大事。飛越成功したら拍手も大事
観戦時は、紳士淑女である事も大事
〇姐さんからの説教
あきらめて!
〇次スレ建てるのが800踏んだ奴って早すぎない?
初期の頃の名残でしょうか
変える事もできますが、なぁなぁ状態というか
いつの間にやら、決まり事になってるとでもいうか?
〇なにがとは言いませんが(多数
無事なのも喜ばしいですし、
記録更新も喜ばしいことです。