【完結】駄目な部分が目立つ転生者が、何故か周りから好かれる話 作:やさぐれショウ
ある日の平日、ツツジ台高校にて……
直喜「う~ん……」
教室で、直喜は何やら悩んでいた。
亜子「おっ、なおちーおはよー!」
蘭萌「あつ~…あっ、おはようなおちん♪」
亜子と蘭萌が挨拶しても、直喜はずっと悩んでいる。
亜子「あれっ?お~い、なおちー?」
直喜「…うん?あっ、古間さん丸佐さんおはよう。」
蘭萌「どうしたのなおちん?悩み事?」
直喜「あぁ、えっとね…た、大したことじゃないんだけど……」
直喜は亜子と蘭萌に悩んでいることを話し始める。
亜子「えっ!?なおちー格闘技やってるの!?」
蘭萌「しかも独自で!?スゴくない?」
直喜「ま、まぁ…その……う、ウルトラマンレオの戦いがカッコいいって思って…そ、それで…み、見よう見まね…なんだけどさ……あはは…」
どうやら直喜…ウルトラマンレオを見て、見よう見まねで拳法を始めたようだった。ゼアスに変身する際、武器を使わず…拳や足等、己の身体を武器として戦っている。
直喜「…あっ、それでね……何か、武器を使ってみようかな…なんて……」
亜子「武器かぁ、色んなのがあるもんね?」
そこで、直喜は武器を使いこなせるようになりたいと思っていた。
六花「おはよ~…って、直喜どうしたの?」
アカネ「もしかして悩み事?」
そこに、六花とアカネがやって来る。
蘭萌「ねぇねぇお二人さん、なおちんに似合う武器って何だと思う?」
六花「えっ、武器?」汗
アカネ「どうして武器?」汗
蘭萌の質問に困惑する六花とアカネ。
直喜「も、もしもの時に…な、何か1つ……ぶ、武器を使えたら…って、思って……」
緊張しながらも六花とアカネに思いを伝える直喜。
六花「あぁ成る程ね。そうだなぁ、剣道部では竹刀使ってるし…刀とかは?」
アカネ「それか、弓矢♪」
直喜「刀と弓矢…うーん……」
なみこ「何々、どした?」
はっす「おや、直君が何か悩んでるみたいだけど…?」
なみことはっすに事情を伝える六花。
なみこ「武器かぁ、棍棒…いや、直喜はカッコいい武器を使いたいよね?」
はっす「槍とかはどうかな?あ、でも重いか……」
亜子「ちょっと冒険してチェーンソー。」
アカネ「それは冒険し過ぎだって!!」大汗
亜子のぶっ飛んだ発言に、流石のアカネも大声でツッコミを入れた。直喜に似合いそうな武器を考える中、蘭萌がこう言った。
蘭萌「そうだ…なおちんさ、ヌンチャクはどう?軽くて扱い易そうだしさ。」
直喜「ヌンチャク…あっ、それだ…レオはケットル星人との戦いで『レオヌンチャク』を使って戦ってたなぁ。あ、でもあっさり壊れちゃったし…まぁ、煙突を引っこ抜いて作ったからなぁ…」ブツブツブツブツ…
蘭萌の言葉を聞いた直喜は、何やらブツブツと話しながら考え事を始める。
蘭萌「えっと…なおちん、普段から一生懸命だしさ……格闘漫画の主人公みたいだなって前から思ってたから…」汗
亜子「それウチも思った!」
六花&アカネ((直喜(直喜君)が武器を使ったら…))
六花とアカネは妄想を始めると……
六花&アカネ「「良い♪」」(*´∀`*)b
…と、サムズアップした。
なみこ「そんじゃ、学校終わったら見に行かない?」
はっす「賛成賛成♪」
こうして、直喜は6人の美女達と共にヌンチャクを見に行くことになった。
そして、放課後…直喜は六花達と共にショッピングモールへと足を運ぶ。
直喜「あっ、そういえば六花ちゃん。」
六花「ん~?」
直喜「け…あっ、えっと……ひ、貧血大丈夫?」
以前、等身大サイズのケンドロスに襲われた直喜だったが…六花が駆け付けて助かった。だが、彼女は怪我をしてしまったのだった。今ここでそれを言うと、余計なことを言うべきでは無いと考えた直喜は、咄嗟に嘘で誤魔化した。
なみこ「えっ、貧血?六花何があったの?」
六花「あぁ、献血車を3回見てさ…3回とも行ってきたの。それでフラフラになっちゃって、そんな時に直喜が助けてくれたの。」
はっす「えっ、直君の血を貰ったってこと?」
六花「貰ったって…あながち間違いじゃないけど……」汗
直喜「六花ちゃん、僕とおんなじO型だったから……」
亜子「自分の身を削ってまで誰かを助けようとするとか…なおちー神過ぎる…!!」
蘭萌「輸血かぁ…ウチ、血を見るの苦手だからキツいなぁ……」
直喜の勇気ある行動に感心する亜子と蘭萌。だが…
アカネ(えっ、六花の身体に直喜君の血が…?
何それ羨ましい羨ましい…
私はA型……うぅ、六花ズルい~!!)
アカネだけは六花にちょ~っとだけ嫉妬していた。
直喜(ぼ、僕…余計なこと、言っちゃったかな……六花ちゃん、怒っちゃった…かな……?)汗
終始六花を気にしていた直喜。すると、六花は直喜に近付き……
六花「心配してくれてありがと♪」
…と、耳元で囁いた。
直喜「あ、あわわわ…!!///」カァ~……
なみこ「ん?直喜顔真っ赤だよ?」
はっす「もしかして熱中症?」
直喜「あぅ…えっ、えっと…その……」オロオロ
亜子「秋なのに、まだあっついよね~。」
蘭萌「大丈夫なおちん?」
アカネ「ひょっとして熱が!?」
アカネが自身のおでこを直喜のおでこに当てる。すると、直喜の顔が更に真っ赤になっていく。そうこうしている内に、目的のショッピングモールにたどり着いた。
直喜(えっと、ヌンチャクヌンチャク……)
雑貨屋に入った直喜は、ヌンチャクを探し始める。
直喜(あっ、あったあった。)
そして、幾つも売っているヌンチャクを見る。
直喜(どれにしようかな……)
亜子「なおちーあった?」
そこに、亜子がやって来る。
直喜「うひゃっ!?あ、うん…で、でも…ど、どれにしようか、迷ってて……」
亜子「フムフム、確かに結構種類あるなぁ…」
蘭萌「なおちん、こういうのはどうかな?」
蘭萌も直喜の元にやって来て、スマホを見せる。そこには、光るヌンチャクを振り回す人の姿があった。
直喜「ふわぁ…き、キレイ……!」
蘭萌から見せられた動画を見た直喜は、蛍光ヌンチャクを購入した。
アカネ「あっ、直喜君おかえり~♪」
六花「どう、気に入ったのあった?」
直喜「うん、古間さんと丸佐さんのおかげで。」
亜子「いや、ウチなんもしてないってwほとんど蘭萌のおかげだよ?」
なみこ「まるさんマジナイス!」
その後、メンバー達は食べ歩きをしたり…ゲームセンターで遊んだり…直喜は今日も、友人達と社会経験をすることができた。
直喜「み、皆…きょ、今日は…どうも、ありがとう…!!」
直喜は六花とアカネ、なみことはっす、亜子と蘭萌にお礼を言って頭を下げた。
亜子「そんなに頭下げなくっても大丈夫だってw」
蘭萌「なおちんはホント真面目だなぁ。ユタカも見習って欲しいぐらいだよ。」
なみこ「また遊ぼうね、直喜♪」
はっす「直君といる時間はホントに楽しいなぁ~♪この時だけ、ずっと時間が止まっていれば良いのに…」
亜子と蘭萌、なみことはっすも、直喜と一緒にいるときは本当に楽しそうにしている。
直喜(何でだろう…何にも持ってない僕のとこに、どうして人が集まって来るんだろう……)
アノシラスの言葉を中々受け入れられない直喜は、また1人…考え事を始めていた。
その頃、亜子は……
亜子「やっほ~、来たよ♪」
少女「あっ、亜子!!」
とある湖に来ており、そこで1人の少女と会っていた。
亜子「
真帆「うーん…大丈夫じゃないかな……」
少女の名前は真帆と言い、『エリー』という友達と一緒にこの湖で暮らしているそうだ。しかし、真帆にはエリーについて悩んでいた。
亜子「どうしよう…ウルトラマンなら、何とかしてくれるかもしれないなぁ……」
真帆「うる、とらまん…って、何?」
亜子「私達の希望…人々の、そして罪の無い怪獣達を照らす希望の光…なおちーはそう言ってたよ。」
真帆「そのなおちーって人は、亜子の友達?」
亜子「うん、クラスの人気者でね…誰にでも優しい素敵な人。」
真帆「へぇ~、私も会ってみたい!!」
ED~ASH DA HERO『Everything』~♪