【完結】駄目な部分が目立つ転生者が、何故か周りから好かれる話   作:やさぐれショウ

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OP~オーイシマサヨシ『インパーフェクト』~♪


第113話 会えない日々

六花「……?」

 

オリシス「気分はどうだ?」

 

六花「…いや、気分って……最悪に決まってんじゃん…動けないし……」

 

オリシスが作り出した亜空間の中に、十字架に磔られた六花がいた。サンダーブレスターの力を使い、ツツジ台高校を破壊した罰を…彼女は受けている最中なのだ。

 

オリシス「こうなった理由は、分かっているな?」

 

六花「…分かってるって…暴走して、学校を壊しちゃったから…でしょ?」

 

オリシス「概ねその通りだ。しばらくの間、そこで大人しくしていろ…この十字架は、お前の力を使っても外すことは不可能だ。」

 

オリシスはそう言うと姿を消した。

 

六花(最悪…あそこで暴走なんてしなければ、というか……私にもまだ、弱いところが残ったまま…なのかな……)

 

外星人の魔の手から、直喜を守るためにサンダーブレスターを使用した六花。その結果、愛しの彼と会えない日々を送ることになってしまった六花は、サンダーブレスターの力を使用したことを後悔していた。

 

六花(直喜…寂しいよ……会いたいよ……)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その頃、直喜は…自宅マンションにて、静かに過ごしていた。

 

直喜(しばらく休校かぁ……それにしても、六花ちゃんはどこに行っちゃったんだろう…)

 

あの日以来…どういうわけか、六花と連絡が取れなくなってしまった。なみことはっすに聞いても、『わからない』と返されて終わってしまう。

 

ピンポーン…

 

直喜(…ん、誰だろう?)

 

その時、インターホンが鳴ったので…直喜は玄関に向かう。覗き穴を見ると…

 

直喜(あ、オリシスさんだ…)

 

そこに立っていたのはオリシスだった。玄関を開け、直喜はオリシスを部屋に案内する。しかし…

 

オリシス「いや、ここで良い。」

 

オリシスは遠慮した。

 

直喜「あっ…そうだ、オリシスさん。六花ちゃんはどこですか?」

 

六花の居場所を知りたい直喜は、オリシスに彼女の居場所を尋ねる。

 

オリシス「それについてだが……」

 

オリシスは直喜に六花の現状を話す。

 

直喜「えっ…ど、どうしてそんな事を……」

 

オリシス「君の為でもあるんだ…サンダーブレスターの力は危険であり、いつ発動するか分からないからな……」

 

直喜「……。」

 

オリシス「それに……もし君が…また、死んでしまったら……」

 

 

彼女達は今度こそ

 

コワレテしまう

 

 

オリシスの言葉を聞いた直喜は、彼に1つの疑問をぶつける。

 

直喜「あの、オリシスさん……僕って…に、人間…なのでしょうか…?」

 

オリシス「…どういうことだ?」

 

直喜「…えっと…ま、マートさん……夢芽ちゃんとちせちゃんは、1回死んじゃった僕と…も、もう一回会うために頑張ってたって……」

 

オリシス「……。」

オリシス(マートの奴、余計なことを…直喜を混乱させてどうする……)

 

直喜の言葉を聞いたオリシスは、表情には出ていないが…困っているようだ。

 

オリシス「時が来たら、全てを話そう…今はただ、心も身体も休ませておくべきだ。」

 

オリシスはそう言うと、姿を消した。

 

 

 

1人部屋に残された直喜は、色々なことでゴチャゴチャになり…頭を抱えていた。

 

直喜(そもそも、この世界は偽物の世界……本来なら、秋なのに…ずっと夏のままだ……それに、隆也君が井荻からここに来れなくなっちゃったし…僕も、ツツジ台(この街)から出られなくなった……もう、何がなんだかわかんないよ…)

 

そんな彼の元に、またも来訪者が……

 

ピンポーン♪

 

直喜(ん、今度は誰だろう?)

 

直喜は玄関に行き、覗き穴を見る。玄関前には、フジヨキ台にいる筈の夢芽とちせの姿があった。

 

直喜(ゆ、夢芽ちゃんとちせちゃん……なんか、すっごく久しぶりな気がする…)

 

ガチャ…

 

夢芽「あ、直喜♪」

 

ちせ「えへへ、来ちゃいました!!」

 

直喜「よ、良かったら上がって…?」

 

直喜は夢芽とちせを家に上げる。そして、お茶をグラスに入れて2人に出した。

 

夢芽「ありがとう直喜♪」

 

ちせ「ふわぁ、あざます直喜先輩!!」

 

直喜「ど、どういたしまして。それにしても、なんか…ふ、2人と会うのは…久しぶりな、気がする……」

 

ちせ「そうっすよね。ご無沙汰してます、直喜先輩♪」

 

夢芽「電車が止まってツツジ台に来れないみたいだから、ギャラクトロンの力でこっちに来ちゃったよ。」

 

直喜「ぎゃ、ギャラクトロン…便利な力いっぱい持ってるもんね……」汗

 

ふと、直喜は何かを思い出すと…2人に問い掛ける。

 

直喜「…あれ?そういえば、今日は僕…休校になったこと、夢芽ちゃんとちせちゃんに伝えて無かったよね?」

 

マート「私から伝えたのよ?」

 

直喜「あっ、そうなんd…って、うわぁっ!?」

 

いつの間にか隣にいたマートにビックリする直喜。そして、慌ててマートの分のお茶を出そうとする。

 

マート「そんなに気を遣わなくても良いのよ?」

 

直喜「そ、それでも…せ、折角ですし……そ、それに…神様でも、熱中症になっちゃうと嫌ですし…」

 

直喜はグラスに氷を3つ入れ、お茶を入れてマートに差し出す。マートは直喜からお茶を受け取ると、彼に優しく微笑んだ。

 

マート「優しいのね、直喜。そんな貴方が好きよ♪」

 

直喜「へぇっ!?」

 

夢芽「マートさん…」

 

ちせ「ちょっとマートさん?直喜先輩をからかわないでくださいよぉ~…!」

 

マート「あら、別にからかって無いわ?本音を言っただけよ♪」

 

夢芽とちせに悪戯な笑みを浮かべたマートは、麦茶を飲んだ。

 

直喜「…あ、あの…マート、さん……?」

 

マート「…ん?」

 

直喜「マートさんと、オリシスさんは…その、どんな関係…なんですか?」

 

マート「私とオリシス?そうね…腐れ縁みたいなモノよ。」

 

直喜「く、くされえん……?」

 

マート「えぇ、離れたくても離れられない関係のこと。」

 

マートから話を聞くと…彼女とオリシスは、神々の国では幼馴染のようであるとのこと…しかし、決して仲が良い訳でもなく…はたまた仲が悪い訳でも無い。その為、価値観の食い違いで時には対立することもしばしばあるようだ。

 

マート「そうだわ直喜。」

 

直喜「は、はい…?」

 

マート「怪獣優生思想の4人…どう、変なことしてない?」

 

直喜「へ、変なこと…?そ、それはやってませんけど……」

 

マート「それなら安心したわ。彼ら、かつては貴方達人類の敵だったから…」

 

直喜「そ、そうなんですか…?ま、全くそうは思えませんが……」

 

夢芽「そんな時代もあったなぁ…何で敵対すんのをやめたのか、未だに分かんないけどね……」

 

ちせ「あの時は凄かったですね~…」

 

マート(ま、彼らが人類に敵対しなくなったのは…紛れもなく直喜のおかげなのだけれど。直喜は本当に凄い子ね…人類の敵と友達になっちゃって、実質世界を救ったも同然よ。)

 

かつて、夢芽とちせは…怪獣優生思想と敵対していた。怪獣を暴れさせていたのは、怪獣優生思想の4人だったのだ。しかし、直喜と言う友達と出逢い、すっかり夢中になったことで人類への敵対を終わらせた。今では、直喜を生き甲斐としており…彼の力になってくれている。

 

マート(決して疑わず、最後まで信じる…それは中々出来ないこと……この子はそれができるのだから、人がどんどん集まってくるのよね。)

 

マートは直喜を見ながら思う。

 

マート(けど…レディベンゼン星人だけは、彼にヘイトを向けている。何せ、ウルトラマンゼアスの正体は直喜…夫のベンゼン星人を殺したのも、紛れもなく彼なのよね。)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

レディベンゼン星人「成る程ねぇ…」

 

その頃、レディベンゼン星人は…

 

レディベンゼン星人「今回のゼアス…オリジナル技をいくつも持ってるのね。今日も新しい技を見ることができたし、この調子で捨て駒をどんどん出撃させましょうか。」

 

次の怪獣を召喚しようとしていた。どんな怪獣を送っても、次々とゼアスに倒されていくのだが…それは、ゼアスの技を研究するためであった。まだまだ怪獣はいるようである。

 

 

インスタンス・ベンゼネーション

 

 

レディベンゼン星人は、ツツジ台に次の刺客を送った。




ED~ASH DA HERO『Everything』~♪
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