【完結】駄目な部分が目立つ転生者が、何故か周りから好かれる話 作:やさぐれショウ
ある日の休日……
六花「へぇ〜、ここのスーパーって何でも売ってるし値段も安いんだね。」
直喜「う、うん…ぼ、僕、ここのスーパー好きなんだ……」
直喜は六花と共に買い物に来ていた。食材な日用品等、何でも売っているこのスーパーは、直喜が住んでいるマンション近くにある。そのため、住人達も助かっているようだ。
六花「いっぱい買ったね♪」
直喜「そうだね、これだけあれば…1か月は何とかなると思う。」
買い物を済ませ、帰路を歩いていると……
刃物を持ったDが、直喜目掛けて走って来た。
直喜「っ!?」
六花「ッ!!」サッ…
六花は直喜の前に立ち…
六花「はっ!!」ドゴォッ!!
転生者 D「ウブゥッ!?」
Dの腹にハイキックを撃ち込んだ。
六花「直喜、大丈夫だよ。私が…私が、守るから!!」ビシッ!!
そう言って構えを取る六花。
転生者 D「ぼ、ボクの六花なのに……クククッ、まぁ良い…今回はボク1人じゃない、出て来いお前達!!」
怪しく笑うD。すると、路地裏や公園の茂みの中から怪しい男達がゾロゾロと姿を見せた。
男達「ウッヒョォー、あの娘めっちゃ可愛いじゃねぇか!!」「今ここでヤッちまうかぁ、なぁ!?」「バカッお前発情し過ぎなんだよ!!ま、オレもココがビンビンしてんだけどよぉ、ギャハハハ!!」
男達の手には木刀や鉄パイプ、バタフライナイフ等が握られている。
六花(いくら武器を手にしたところで、お前達では私を倒せない…だって、直喜を守るために散々特訓して、ツミビトを葬って来たんだし…!!)
その時…東の空から何やら光るものが現れると、それは直喜の近くに落ちる。
直喜「うわっ!?えっ、何!?」
それは、段々人の姿に変わっていくと光が消えて正体を露にした。ウルトラマンコスモス(エクリプスモード)に似た容姿だが体色は黒をメインカラーとし、怒っているような目つきになっている。
六花「…!!」
直喜「か、カオスウルトラマンカラミティ!?ほ、本物!?」
それは、カオスウルトラマンがパワーアップした姿『カオスウルトラマンカラミティ』だった。カオスウルトラマンカラミティは直喜を見て、ゆっくりと頷くと…六花の隣に立つ。
六花「助っ人のつもり?私だけで十分だっての…」
カオスウルトラマンC『直喜ヲ守ルノハ、ワタシモダ…』
直喜「えっ…ぼ、僕を…助けに来てくれたの?」
カオスウルトラマンC『直喜ガワタシヲ愛シタヨウニ、ワタシモ直喜ヲ愛シテイル…ダカラコソ、直喜…オ前ヲ、守ル。』
カオスウルトラマンカラミティは悪トラマンの1体ではあるが、直喜を守るべく、助けに来たようだ。
六花「雑魚よろしく、私は
カオスウルトラマンC「ハァッ!!」ビシィッ!!
六花と共に構えを取るカオスウルトラマンカラミティ。
男1「はっ、ちょ…何だアレ?」
男2「な、何かヤバそーじゃね?」
転生者 D「何をビビっているんだ!?そんなんじゃ六花とエッ○なんてできねぇぞ!!」
Dの言葉を聞くと、男達達は集団で襲い掛かった。そんな彼らを…
カオスウルトラマンC「ハァァアアアアアアアアッ!!」
カオスウルトラマンカラミティが超スピードで攻撃し、瞬時に戦闘不能にした。そのタイミングで、六花がDに向かって走って行く。
六花「ふっ!!」ドゴォッ!!
転生者 D「がぁっ!?」
六花「はぁっ!!」ドボッ!!
転生者 D「ヴフォッ!?」
直喜に会うまで、ボロボロの身体に鞭を打ち続け、無茶な特訓を続けて来た六花。それは、直喜を2度と失いたくないという思いと、直喜を守るためだ。そして何よりも、直喜のことが好きだから…
転生者 D「ふぐぅ…お、お前達!!」
六花「もう全滅してんじゃん。」
転生者 D「何ッ!?」
男達「こ、コイツ…めっちゃ、強いわ…」「ま、まるで……は、歯が立たねぇ…!!」
Dの取り巻きの男達は、カオスウルトラマンカラミティの活躍によって既に戦闘不能となっている。
転生者 D「ふ、ふざけんなよ…この役立たず!!いくら金を出したと思ってんだ!?何で上手く行かないんだよ…!!」
六花「因果応報って言葉知ってる?」
六花はそう言うと、腕をクロスし…黄金色の光を集め始める。
六花「あんたは散々悪さをしてきたから、それに相応しい報いが来てるんだよ…てか何、ボクの六花って、気持ち悪い……」
集めた黄金色のエネルギーを、右腕に集中させると…
六花「私の王子様は、直喜だけ…あんたは消えて、ハァッ!!」ビシュウウウウゥゥッ!!
ウルトラマンコスモス(エクリプスモード)の必殺技『コズミューム光線』をD目掛けて発射した。
カオスウルトラマンC「オオオオォォ…ハァッ!!」ビシュウウウウゥゥッ!!
カオスウルトラマンカラミティも、Dに向かって『カラミュームショット』を放つ。
転生者 D「うっ!?ぎゃああああぁぁぁぁ…!!」
六花とカオスウルトラマンカラミティの光線は、Dの元で爆発を起こした。
直喜「や、やっつけたの…?」
六花「うん♪あっ、でも殺したりはしてないから、そこんとこよろしくね?」
転生者 Dの魔の手から直喜を守ることができた六花とカオスウルトラマンカラミティ。
六花「よし…後は私に任せて?」
六花は直喜の腕に自身の腕を絡ませ、カオスウルトラマンカラミティに対し…遠回しに『帰るよう』促す。それを見て察したカオスウルトラマンカラミティは、カオスヘッダーの姿に戻るとどこかへ飛び去って行った。
直喜「……。」
六花「…?どうしたの、直喜?」
直喜「…へっ?あっ、ううん…な、何でもない……」
直喜(どうしよう…六花ちゃんに好きって言いたい……でも、言えないよぉ……)