【完結】駄目な部分が目立つ転生者が、何故か周りから好かれる話   作:やさぐれショウ

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第136話 皆の思い1つになったら

2体の最強の敵、『ベンゼキング』と『アレクシス・ケリヴ』は…ツツジ台の希望、ウルトラマンゼアスとグリッドマンを撃破した。絶望に飲まれそうになった時、ダイナゼノンやウルトラマンナイス、グリッドナイト、ウルトラナイトゼアスが現れて彼らと戦うも…彼らには敵わない。

 

ジュウガ「お前達、ありったけの技を敵に撃ち込め!!」

 

オニジャ「ぜってぇに直喜に近付けるなぁ!!」

 

ムジナ「直喜が立ち上がるまでもう少しだよ!!」

 

シズム「俺達のベストフレンドを、もう……!!」

 

怪獣優生思想も12体の円盤生物を召喚し、ベンゼキングとアレクシスと戦う。

 

アレクシス「遅い、ものすごく遅いよ!!」ドガガッ!!

 

ベンゼキング『いくら現れたって、雑魚は雑魚なのよ!!』ドゴォッ!!

 

しかし、どの円盤生物もアレクシスとベンゼキングにとっては雑魚同然…攻撃が命中しないどころか、手も足も出なかった。

 

アレクシス「さてと…そろそろ終わりにしようか。」

 

アレクシスはダイナゼノンとグリッドナイトに向かって赤い稲妻を纏った光線を発射した。

 

ベンゼキング『貧弱は貧弱らしく、地面でも舐めていなさい?

 

ベンゼキングも怨念を纏った光線を、ナイスとナイトゼアス目掛けて発射した。

 

 

ドッゴォォオオオオン!!

 

 

夢芽「くっ、ああぁぁっ!!」

 

グリッドナイト「ぐわぁぁっ!!」

 

ナイス「ナアアァァッ!!」

 

ナイトゼアス「がはああぁぁっ!!」

 

大爆破が発生すると…ダイナゼノン、グリッドナイト、ナイス、ナイトゼアスも力尽きた。

 

ちせ「そ、そんな……」

 

ゴルドバーン「グルルル……」

 

駆け付けたちせとゴルドバーンも、状況を理解し…青ざめていく。円盤生物達も倒れ、もはや彼らを止められる者は……

 

 

 

なみこ「あ、あぁ……」

 

はっす「もう、おしまいなの……?」

 

どれだけ足掻いても、ベンゼキングとアレクシスには敵わない。そう思うと、段々暗い表情になっていくクラスメイト達。そこに、2代目が現れる。

 

2代目「皆さん!!諦めないでください!!」

 

彼女は必死に、クラスメイト達に向かって叫び続ける。

 

2代目「私達が信じ続けていれば、ウルトラマンは絶対に負けません…不可能を可能にする、それが……」

 

 

『ウルトラマン』なんですから!!

 

 

2代目の叫びに、クラスメイト達は彼女の方を見る。

 

2代目「私達が直喜さんに光を送り届けましょう!!そうすれば、きっと…!!」

 

将「でも、どうやって…!?」

 

すると、六花が1歩前に踏み出すと……

 

 

直喜

 

 

…と、最愛の彼の名を呼ぶ。

 

なみこ「直喜…!」

 

はっす「な、直君…!!」

 

さきる「な、なおちー…!」

 

光「神山君…!」

 

亜子「なおちー!!」

 

蘭萌「なおちん!!」

 

将「か、神山…!!」

 

ユタカ&タツミ「「神山!!」」

 

彼女に続き、クラスメイト達も次々に直喜を呼ぶ。

 

 

「直喜!!」「なおちー!!」「神山君!!」「神山!!」

 

 

彼の名を叫ぶクラスメイト達の前に出て来た2代目は、その場で祈りを捧げる。すると、彼女の身体が光り始めると…クラスメイト達も次々と黄金色の光に包まれて行った。それらの光は、石化したゼアスに向かって飛んで行く。

 

 

 

ガウマ『…ゲホッ…あ、あれは…!!』

 

夢芽『光が…光が、いっぱい……!!』

 

ナイス「…!」

隆也(おい、あれって…まさか……!!)

 

アレクシス「…?」

 

ベンゼキング『!!??

 

数多の光は、ゼアスの石像にどんどん集まって行き…次第に強くなっていく。

 

 

 

その頃…暗闇で魘されている直喜は……

 

直喜『もう、やめて…!!』

 

直喜父『出来損ない、グズ、泣き虫…

 

直喜母『バカ、ノロマ、意気地無し…

 

両親からさらなる罵詈雑言をぶつけられていた。その時……

 

 

直喜ー!!なおちー!!なおちん!!神山ー!!

 

 

直喜『…?』

 

微かではあるが、自分を呼ぶ声が聞こえて来た。その声は、段々大きくなって来ており、直喜の元に向かって来ている。

 

直喜『…!!』

 

そして、声の主が彼の前に姿を現した。

 

 

六花『直喜ー!!』

 

将『神山ァー!!』

 

なみこ『おーい、直喜ー!!』

 

はっす『直く〜ん♪』

 

さきる『なおちー!!なおちー!!』

 

光『神山くーん!!』

 

亜子『なおちー!!』

 

蘭萌『なおちーん!!』

 

『神山!!』『なおちー!!』

 

 

それは、笑顔を見せ、手を振りながらこちらへ駆けてくるクラスメイト達だった。

 

直喜父『何っ!?』

 

直喜母『この光…や、やめろ…!!』

 

目映い光に包まれているクラスメイト達を見た途端、急に苦しみ始める直喜の両親。

 

直喜父『な、直喜…父さんを助けてくれ!!』

 

直喜母『お願いよ直喜、また家族でやり直しましょう?だがら、お母さんを助けて頂戴!!』

 

先程まで罵って居たのが嘘のように掌を返したと思うと、直喜に手を伸ばす。しかし……直喜が彼らに振り向くことは無かった。

 

直喜父『直喜!!育ててやった恩を忘れたのk…!!

 

直喜母『子供は親を助けて当然なn…!!

 

やがて、直喜の両親は光に包まれて行き…消滅した。やがて、クラスメイト達が直喜の元にたどり着くと、直喜を覆っていたクリスタルはいつの間にか消滅していた。

 

直喜『み、皆…!!』

 

六花『直喜、今度は私も…ううん、私達も一緒に戦うよ!』

 

将『神山。お前はもう、1人じゃない…!!』

 

さきる『そうだよ!!ウチらが一緒についてる!!』

 

クラスメイト達の温かい言葉を聞き、目に涙を浮かべる直喜。

 

なみこ『ウチらは全員、直喜のこと信じてたんだからね♪』

 

はっす『うん、ずっとずっと…信じてる♪』

 

直喜『…うん…うん……!!』ポロポロ…

 

目から大粒の涙が溢れるが、直喜は笑顔を見せている。

 

六花『さぁ、直喜…一緒に戦おう?』

 

直喜『…うん!!』

 

すると、直喜の身体が…いや、クラスメイト達の身体が目映く、優しい光に包まれ始める。

 

直喜『一緒に叫ぼう、皆で…!!ウルトラマーン!!』

 

『『『ウルトラマーン!!』』』

 

 

ゼアアアアアァァス!!!!

 

 

直喜とクラスメイト達はウルトラマンゼアスの名を叫ぶと同時に、初代ウルトラマンのように右手を空高く掲げた。すると、光は更に目映く温かくなって行き…その光の中から、光の戦士『ウルトラマンゼアス』が姿を現した。

 

 

 

ベンゼキングの前に光の柱が出現すると、その中から黄金色の光を纏ったウルトラマンゼアスが姿を見せた。

 

夢芽『…直喜!!』

 

蓬『ウルトラマンが、蘇った…!!』

 

暦『俺達は今…奇跡を見たんだ…!!』

 

ジュウガ「直喜…!!」

 

ムジナ「やったやったぁ!!直喜が蘇ったよ!!」

 

オニジャ「どわっ!?おいムジナ!?」

 

シズム「…。」ニコッ

 

ナイス「ナッ!?」

隆也(マジかよ…あれは、グリッターゼアスじゃねぇか!!)

 

グリッドナイト「…直喜、蘇ったんだな。」

 

ナイトゼアス「…良かった。」

 

2代目「やりました!ウルトラマンが、ウルトラマンが蘇りました!!」

 

クラスメイト達が直喜を信じる気持ちが1つになり、光へとなった。その光を得たウルトラマンゼアスはグリッター化し、究極最強戦士…

 

 

グリッターゼアス

 

 

…となったのだ。

 

ベンゼキング『なっ…そ、そんなバカな…!?

 

戸惑うベンゼキングを余所に、グリッターゼアスはカラータイマーに右手を添えると…グリッドマンに光を飛ばした。すると、グリッドマンも黄金色の光に包まれ、再び立ち上がったのだ。

 

アレクシス「何だと…!?」

 

ゼアスとグリッドマンの復活に、思わず戸惑うアレクシス。

 

グリッドマン「ありがとう、ウルトラマンゼアス。君の…いや、君達の光、確かに受け取った。」

 

ゼアス「…。」コクッ…

 

グリッドマン「行くぞ、アレクシス・ケリヴ!!」

 

ゼアス「シェアッ!!」

直喜(勝負だ、レディベンゼン星人!!)

 

蘇ったヒーロー達は、最強の敵に向かって構えを取った。

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