【完結】駄目な部分が目立つ転生者が、何故か周りから好かれる話   作:やさぐれショウ

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OP~とんねるず『シュワッチ!ウルトラマンゼアス』~♪


第26話 再・戦

次の日…早起きした直喜は、筋トレを行い…身体を温めていた。

 

直喜(ゼアス…ベンゼン星人達はどう?)

 

ゼアス(今夜、またシャドーを出撃させるつもりみたい。)

 

直喜(……。)

 

直喜の脳裏には…シャドーとの戦いが再び、フラッシュバックする。全く歯が立たず…終始圧倒され、心まで折られたあの日が……また、甦って来る。

 

直喜「…!」フルフルッ!

直喜(負けることじゃなくて、勝つことを考えなきゃ…!!)

 

シャドーへの恐れを押し退け…直喜は作戦を考え始める。

 

直喜(シャドーには弱点といえるようなヵ所がほとんど無い…カラータイマーには強力なシールドが装備されているし、1度僕達を倒す程の戦闘力がある……)

 

『ウルトラ博士』と呼ばれている直喜は、怪獣を知り尽くした頭脳を震わせ…作戦を考え続ける。

 

直喜(…考えろ……考えるんだ、僕…!!)

 

ちせ「おっ、直喜先ぱ」

 

サッ…

 

ちせ「おわっ!?み、南さん…脅かさないでくださいよ~?」

 

夢芽「ちせちゃん…直喜の異名を知ってる?」

 

ちせ「ほえ?」

 

夢芽「直喜はね…全てのウルトラ怪獣を知り尽くしている『ウルトラ博士』なの。今、作戦を考えてるんだと思う。」

 

ちせ「あぁ~、成る程…そういや、直喜先輩は『ウルトラ博士』でしたね。」

 

作戦を練る直喜を、見守ることにした夢芽とちせ。

 

 

直喜(…あっ、そうだ…!!)

 

 

数時間考えた直喜は、漸く作戦を思い付いたようだ。彼が考えた作戦とは……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

直喜(そっか……弱点が無いなら…弱点を作れば良いんだ!!その手があった!!)

 

…弱点を作ると言うのだ。具体的に何をするかと言うと……

 

直喜(シャドーはロボットだ…なら、頭を狙おう……カラータイマーがダメなら、頭ならいけるかもしれない!!空中に上がった時がチャンス…よし、それで行こう!!)

 

シャドー攻略のプランが思い付いた直喜は、地面から立ち上がり……勇ましい表情をしていた。

 

夢芽「直喜、おはよ♪」

 

直喜「あっ、おはよう夢芽ちゃん。」

 

ちせ「直喜先ぱ~い♪」

 

直喜「ちせちゃんもおはよう。」

 

夢芽とちせに挨拶を済ませた直喜は、「特訓する」と言い出した。

 

夢芽「もしさ、戦うなら…それまで休んでいたらどうかな?」

 

直喜「…えっ?」

 

ちせ「私も南さんに賛成します。直喜先輩、しっかり休んでいつでも全力を出せるようにしときましょ♪焦ったって良いこと無いですよ?」

 

直喜「…い、言われてみれば…確かに……」

 

夢芽とちせの言葉に一理あると感じた直喜は、今夜…決戦の一時まで、休むことにした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

六花「直喜ー!!」

六花(直喜、どこ…?…お願いだから、返事をして……直喜が居ないと、私……!)

 

いくら探しても、見つからない直喜に…六花は次第に焦り始めていた。

 

アカネ「直喜くーん!!」

 

それは、アカネも同じだった。アンチに捜索を依頼しているが…アンチでも発見できないようだ。アレクシスには遠隔でドローンを操作して貰い、それで直喜を探して貰っている。だが、それでも発見できていない。

 

アカネ(どうしよう…直喜君が……直喜君が、居ない…ねぇ、お願いだから……直喜君、会いたいよぉ…!!)

 

六花(神様…お願い……どうか、直喜だけは…無事でいさせてください……!!私の身体は、どうなっても良いから……)

 

探している内に、夜になってしまった。夜になれば、辺りが暗くなり…直喜を発見することは、更に困難になる。その夜の街に……

 

 

シャドー「ジェアッ!!」ズドォォオオオオオオオオオンッ!!

 

 

ゼアスを敗った張本人『ウルトラマンシャドー』が降り立った。

 

六花「あ、あれは…」

 

アカネ「う、ウルトラマンシャドー…!!」

 

破壊活動を開始しようとした時、グリッドマンが出現…シャドーと交戦する。

 

グリッドマン『はぁっ!!』

 

シャドー「ジュッ!!」

 

グリッドマンの攻撃を軽々と受け止めるシャドー。そして、グリッドマンから距離を取ると…

 

 

シャドー「……。」クイッ…クイッ……

 

 

まるで「来い。」と言うように、ジェスチャーでグリッドマンを挑発する。グリッドマンは『グリッドマンキャリバー』を装備し、シャドー目掛けて走り出す。

 

グリッドマン『はっ!やっ!』

 

グリッドマンの素早い突き技を、軽々と避けるシャドー。そして、シャドーメリケンを装備すると、グリッドマン目掛けて『シャドーメリケンパンチ』を放ってきた。

 

ガキィンッ!!

 

グリッドマンはキャリバーでガードし、攻撃を防いだ。だが、残りエネルギーが少ないのか…額のランプが点滅を始めた。

 

 

 

レディベンゼン星人「ふ~ん、あれがグリッドマンねぇ…でも、グリッドマンには用は無いのよね~。用があるのは、ゼアスちゃんだけよ?」

 

 

 

シャドー「ジュッ…ジェアッ!!」

 

シャドーは『シャドーメリケンミサイル』を、グリッドマン目掛けて乱射した。

 

グリッドマン『ぐっ!?ぐああああぁぁぁぁ…!!』

 

シャドーから放たれる無数のミサイルを防げず…グリッドマンは、シャドーに敗れてしまった。

 

 

 

ベンゼン星人「あっはっはっは!!すげぇよシャドー…グリッドマンまで敗っちまうなんて…もはや無敵じゃね?」

 

レディベンゼン星人「いいえダーリン…本番は、ここからよ……ゼアスちゃんはきっと来る。」

 

ベンゼン星人「大丈夫だよハニー!君が作ったシャドーが、負けるわけ無いじゃないか!!」

 

勝ち誇ったように言うベンゼン星人。一方、レディベンゼン星人は警戒心を剥き出しにしつつ、ゼアスの登場を待つ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

直喜(ウルトラマンシャドー…グリッドマンでも勝てないなんて…!!)

 

その頃、夢芽とちせと別れた直喜は…ゴルドバーンに近くの高層ビルまで送って貰っていた。

 

直喜「ありがとうゴルドバーン。」

 

ゴルドバーン「グルッ……」

 

直喜「悲しまないで?また、会えるよ…その時は、一緒に遊ぼう♪」

 

ゴルドバーン「…グルッ!」

 

ゴルドバーンは目から涙を流し、直喜との別れを惜しむ。そして…直喜に背を向けると、ちせの元へ飛び去っていった。

 

直喜(よし…!)

 

直喜は街で暴れまわるシャドーに目を向ける。

 

直喜「闇夜の街を徘徊する黒き悪魔、ウルトラマンシャドー……僕はもう、前の僕じゃない…君なんか、もう怖くない……だから僕は、僕は……」

 

 

君を倒す!!

 

 

そして、ピカリブラッシャーを取り出すと…歯磨きを開始し、自身の口内環境を綺麗にする。やがて、歯磨きを終えると…

 

 

直喜「ゼアス!!ピカァァアアアアッ!!

 

 

ピカリブラッシャーを天に掲げた。ブラッシャーからは今まで以上に目映い光が発生し…直喜の身体を優しく包んでいく。やがて、目映く優しい光から、光の戦士『ウルトラマンゼアス』が降臨する。

 

シャドー「ッ!?」

 

突如、光の球体がシャドーの前に現れると…それが、段々人の姿になって行き…シャドーの前にゆっくりと降りて来る。地面に降り立つと、目映い光が消えて行き…赤と銀の身体に、黄色い瞳を光らせるウルトラマンが出現した。

 

六花「ッ!!…ウルトラマンゼアス…!!」

 

アカネ「ゼアスが来てくれた…!!」

 

そう…現れたのは、直喜が大好きなヒーロー『ウルトラマンゼアス』だ。

 

直喜(ウルトラマンシャドー、勝負だ!)

ゼアス「ジュアッ!!」ビシィッ!!

 

ゼアスは構えを取り、シャドーを睨む。シャドーも構えを取ると、ゼアスに襲い掛かって来る。

 

ブンッ!ブンッ!

 

ゼアス「ッ!!」ガッ!ガッ!

 

シャドーのパンチを受け流すゼアス。その後、シャドーのパンチ、キックからのパンチを避けると…

 

ブンッ!ドゴォッ!!

 

シャドー「グアッ!?」

 

シャドーの腹部に、右手の拳を命中させた。その後、怯んだシャドーに蹴り技を放つ。

 

ゼアス「デヤッ!!」ドゴォッ!!

 

シャドー「グオッ!!」ドドォォオオオオオオオオッ!!

 

ゼアスの蹴り技は見事、シャドーに命中…地面に倒れるシャドー。シャドーはシャドーメリケンからミサイルをゼアス目掛けて乱射する。ゼアスはそれをバク転で回避した。

 

シャドー「ジュアッ!!」

 

ゼアス「ジュアッ!!」

 

側転するシャドーと宙返りをするゼアスがすれ違い…構えを取った状態で、お互いに睨み合う。

 

 

 

六花「スゴい…ゼアスが押してる!!」

 

アカネ「頑張れー、ゼアスー!!」

 

アカネの言葉を引き金に、人々もゼアスにエールを送り始める。

 

人々「ゼアス頑張れェ!!」「いけぇゼアスー!!」

 

 

 

直喜(皆…ありがとう……僕、絶対に勝つ!!)

 

その時、シャドーがゼアスに攻撃を仕掛けて来た。シャドーの蹴りを受け止めたゼアスは、シャドーの脇腹に蹴りを放つ。しかし、シャドーに受け止められた。

 

直喜(頭ががら空きだよ!!)

ゼアス「ジュアッ!!」ドゴォッ!!

 

シャドー「ガアッ!?」

 

またもゼアスに攻撃を許してしまったシャドーは、ゼアスに反撃を仕掛けるも…

 

ガッ!ガッ!

 

全ての攻撃をゼアスに受け止められ…

 

 

直喜(やぁぁああああっ!!)

ゼアス「タァァアアアアッ!!

 

ブゥンッ!!ドガァッ!!

 

背中に踵を落とされた。

 

シャドー「グォアッ!?」ドドォォオオオオオオオオッ!!

 

うつ伏せに倒れたシャドーは、すぐに起き上がり…再び構えを取る。その後も、ゼアスからの蹴りを受け、次の蹴り技を受け止めたが…

 

ゼアス「ジュアッ!!」ドゴォッ!!

 

シャドー「ッ!?」ドドォォオオオオオオオオッ!!

 

後頭部にゼアスキックを受け、再び地面に倒れる。

 

直喜(よし、特訓の成果が出てる…この調子で…!!)

 

 

 

なみこ「スゴいよゼアス!!」

 

はっす「おぉ、シャドーを圧倒してる…!!」

 

亜子「今度は形成逆転だ!!」

 

蘭萌「この調子なら、きっと…!!」

 

急激に強くなったゼアスに、人々は歓声を上げる。彼らは皆…ゼアスの勝利を信じていた。

 

 

 

シャドー「!!」

 

ゼアス「!!」ビシッ!

 

起き上がったシャドーに構えを取るゼアス。すると、シャドーは両手に拳を作り…ガッツポーズのような姿勢を取った。

 

直喜(あれは、空を飛ぶ合図だ…!)

 

シャドー「ジュアッ!!」

 

直喜の読み通り…大空へと飛び立って行くシャドー。

 

ゼアス「ジュアッ!!」

 

シャドーを追って、ゼアスも飛び立つ。遥か彼方の上空に来た時、シャドーは右手に『シャドーメリケン』を装備する。

 

ゼアス「ッ!!」

直喜(来る…!!)

 

そして、シャドーはゼアス目掛けて『シャドーメリケンパンチ』を放ってきた。

 

ゼアス「ッ!!」サッ!

 

1発目を避けたゼアスは、次の攻撃に備える。そして、身体を丸めてボールのように回転し、シャドーの横を通過し…シャドーに構えを取る。

 

直喜(受けてみろ…必殺『ウルトラかかと落とし』!!)

ゼアス「ジェアッ!!」

 

ゼアスは空中で縦に猛回転しながらシャドーに突進し、エネルギーを纏わせた強烈なかかと落としを何発も見舞う。

 

ドゴォッ!!ドゴォッ!!ドガジャァァアアアアアアッ!!

 

シャドー「グォォアアアアァァァァァァ…!!」

 

ゼアスのかかと落としを頭部に受けたシャドーは、地上へと落下していく。シャドーを追って、ゼアスも地上へと向かう。

 

 

 

ドドォォオオオオオオオオッ!!

 

背中から地上へと落下したシャドーは、胸のカラータイマーが点滅していた。対してゼアスはゆっくりと地上に降り立った。カラータイマーの色は、まだ青い光を放っている。

 

 

 

 

レディベンゼン星人「どうしたのゼアスちゃん…頼もしくなっちゃって。でも、これで勝ったなんて思わないでよね?」

 

その頃、ゼアスとシャドーの戦いを見守るレディベンゼン星人は、スイッチを押した。

 

 

 

すると、上空から赤い稲妻が発生し…シャドーに落ちた。シャドーの身体がビクンッと揺れ…カラータイマーの点滅が消えると、独りでに起き上がった。

 

シャドー「……。」バチバチッ…

 

シャドーの頭は割れており、機械部品が露出している。

 

 

 

将「えっ、ロボット!?あ、そっか…別名:宇宙戦闘ロボットだったよな……」

 

裕太「ウルトラマンシャドーって、ロボットだったの!?」

 

ボラー「おい連敗キッズ…お前もゼアスを見習って特訓でもしたらどうだ?」

 

サムライ・キャリバー「…やるな、ウルトラマンゼアス。」

 

ヴィット「でも、油断は禁物だよね?」

 

マックス「あぁ…だが、私はゼアスの勝利を信じる!頑張れ、ウルトラマンゼアス!!」

 

将と裕太、そして『新世紀中学生』のメンバー達も…ゼアスとシャドーの戦いを見守っていた。

 

 

 

シャドー「ッ!!」

 

拳を握りしめるシャドー。

 

直喜(シャドリウム光線を撃ってくるつもりだ…!)

 

 

 

人々「おい、ヤバいんじゃないか…?」「ゼアス、逃げて!!」

 

人々は、ゼアスを敗北へと導いたシャドーの光線を思い出し、慌て始める。

 

六花(ゼアス…!!)

六花「…ゼアス、ゼアス…ゼアスゼアスゼアス…ゼアス、ゼアス…ゼアスゼアスゼアス…!!」

 

アカネ「…ゼアス、ゼアス…ゼアスゼアスゼアス…ゼアス、ゼアス…ゼアスゼアスゼアス…!!」

 

六花とアカネが『ゼアスコール』を始めると…

 

 

人々「「「ゼアス、ゼアス…ゼアスゼアスゼアス!!ゼアスゼアス…ゼアスゼアスゼアス!!」」」

 

 

彼女達に釣られた人々も、『ゼアスコール』を始めた。

 

将「ゼアス、ゼアス!!ゼアスゼアスゼアス!!」

 

裕太「ゼアス、ゼアス!!ゼアスゼアスゼアス!!」

 

新世紀中学生「「「「ゼアス、ゼアス!!ゼアスゼアスゼアス!!」」」」

 

将、裕太、新世紀中学生の4人も…ゼアスの勝利を信じ、『ゼアスコール』を始める。

 

 

 

直喜(皆は…ゼアスの勝利を信じてる……不可能を可能にし、人類に希望の光を照らす…それが、僕の大好きな…ううん、みんな大好きな『ウルトラマン』だ!!)

 

ゼアス「ッ!!」

 

人々からの声援を受けるゼアスも、まるで何かを大切に抱えるような独特の動作の後に…

 

ゼアス「シェアッ!!」

 

逆十字に腕を組み、必殺技『スペシュッシュラ光線』を発射した。

 

シャドー「ジェアッ!!」

 

それと同時に、シャドーは腕をL字に組み『シャドリウム光線』を発射した。2人のウルトラマンの光線がぶつかり合いを始める。

 

 

 

レディベンゼン星人「くっ……しぶといわね。」

 

レディベンゼン星人は椅子から立ち上がり、装置の元へ足を運ぶ。

 

レディベンゼン星人「シャドリウムエネルギー全開よ!!」

 

そう言って、装置のレバーを一番上まで上げた。

 

 

 

シャドー「ッ!!」

 

シャドリウム光線が太く赤い光を放ち、ゼアスのスペシュッシュラ光線を押し始める。

 

ゼアス「ッ!!」

 

人々「「「ゼアス、ゼアス!!ゼアスゼアスゼアス!!ゼアス、ゼアス!!ゼアスゼアスゼアス!!」」」

 

ゼアスの勝利を信じる者達の思いは…1つになっていた。

 

 

直喜(シャドー…これが、人類とウルトラマンの絆だ!!)

ゼアス「シェアッ!!

 

シャドーがゼアスの光線を押しきる直前…ゼアスが口を開いて気合の一声を上げ、腕を逆十字からクロスに組み、太く青い光を放つ光線で…シャドーの光線を押し返す。これは、ゼアスの究極必殺技『クロススペシュッシュラ光線』だ。ゼアスの光線がシャドーの光線を押し切り、シャドーに命中する。ゼアスの必殺光線を受けたシャドーは……

 

 

ドガァンッ!ドガァンッ!ドッガァァアアアアアアアアアアンッ!!

 

 

激しい大爆発を起こし、夜の街に散った。ゼアスの勝利だ。

 

人々「やったぁぁああああああ!!」「ゼアスが…ゼアスが勝ったぞぉー!!」

 

「「「ワァァアアアアアアアア!!」」」

 

ゼアスの勝利を見届けた人々は、彼の勝利を喜び…大歓声を上げる。

 

六花「ウルトラマンシャドー撃破…ゼアスが、勝った!!」

 

アカネ「やったぁぁああああああ!!

 

なみこ「あははは!やったやったぁぁああああ!!」

 

はっす「ゼアスカッコいい~♪」

 

亜子「ゼアスが勝ったんだ!!」

 

蘭萌「ウルトラマンって、ホントにスゴいよ!!」

 

将「ィヨッシャァァアアアアアア!!」

 

裕太「ゼアスが勝った!!直喜君も喜ぶこと、間違いなしだ!!」

 

サムライ・キャリバー「やったな…!」

 

ボラー「やったぜぇぇええええええ!!」

 

ヴィット「流石、ウルトラマンゼアス♪」

 

マックス「見事だ、ウルトラマンゼアス!!」

 

六花、アカネ、なみこ、はっす、亜子、蘭萌、将、裕太、新世紀中学生もゼアスの勝利に大喜びしていた。

 

 

 

ゼアス「……。」

 

ゼアスが両手を腰に当て、堂々としたポーズを取った時……人々の目には、『初代ウルトラマン』の面影が見えた気がした。

 

ゼアス「……。」

 

人々「ありがとうゼアスー!!」「ゼアス、ありがとー!!」「大好きだよー!!」

 

ゼアスに手を振る人々は皆、笑顔を見せていた。それを見届けたゼアスは、空中に飛び上がり…人々を見下ろす。そして、感謝を述べる人々に見送られ…

 

ゼアス「シェアッ!!」

 

大空へと飛び立って行った。

 

 

 

レディベンゼン星人「そ、そんな…私の最高傑作、ウルトラマンシャドーが……」

 

シャドーが負けたことにショックを受けたレディベンゼン星人は、その場で倒れ…気絶してしまった。

 

ベンゼン星人「あぁっ!!は、ハニー!!」

 

そんな彼女に、慌てて駆け寄るベンゼン星人。

 

ベンゼン星人「おのれウルトラマンゼアス…次は、こうは行かないぞ!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ゼアス『ありがとう、直喜君。』

 

光に包まれた空間で、ゼアスと話す直喜。

 

直喜『お礼を言うのは、僕の方だよ……ゼアス、いつも僕たちに勇気をくれて…諦めないことの大切さを教えてくれて……ありがとう!!』

 

ゼアスにお礼を言う直喜は、今まで見せなかった最高の笑顔を見せていた。

 

ゼアス『僕も、直喜君のおかげで…漸く、自分を信じることができるようになったよ。これからも、一緒に戦おう!!』

 

直喜『うんっ!!』

 

ゼアス『さぁ、早く六花ちゃん達のところへ戻ってあげて。大丈夫、直喜君の思いはきっと伝わるよ。』

 

直喜『ゼアス…ありがとう!!』

 

 

 

ゼアスと話を終えた直喜は、六花達の背後に降り立った。

 

六花「ッ!!な、直喜ー!!」

 

直喜の姿を見た六花は、真っ先に彼に駆け寄り…彼を抱き締める。

 

ボラー「おっ、お前が『神山 直喜』か!俺は『ボラー』…って、めっちゃくちゃ弱そうだな……」

 

アカネ「直喜君をバカにするな!!

 

何やら、揉め始めるアカネとボラー。

 

六花「直喜…!!」

 

直喜「み、みんな…えっと……ご、ごめんなさい…!!」

 

直喜はメンバー達に謝罪し、ペコッとお辞儀をした。

 

 

直喜「と、遠くに…行っちゃって……し、心配、かけて…ごめんなさい……そ、それに…り、六花ちゃんや…アカネちゃんにも……つ、辛く…当たって……ごめんなさい…ごめんなさいぃ…!!」

 

 

メンバー達に謝る直喜の目からは、涙が流れ落ちていた。

 

六花「直喜…」

 

六花は直喜を抱き締め、優しく声をかける。

 

六花「もう大丈夫だよ…直喜はケガも無く、こうして無事に帰って来てくれてんだから…だからさ…ね?戻っておいでよ。」

 

六花の言葉に、頷くメンバー達。

 

直喜「う、うん…!!」

 

こうして直喜は、メンバー達の元に戻って来ることができた。

 

 

だが、後日…溜まりに溜まった課題に苦労したのは、言うまでも無かった。




ED~ASH DA HERO『Everything(English ver.)』~♪
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