【完結】駄目な部分が目立つ転生者が、何故か周りから好かれる話 作:やさぐれショウ
直喜「…はぁ……や、やっと…終わったぁ……」
溜まりに溜まった課題を漸く終えた直喜は、机に突っ伏していた。
六花「お疲れ様、直喜♪」
アカネ「はい、これ…ウルトラサイダー♪」
居残りで課題をやっていた直喜だが…何故か六花とアカネ、なみことはっす、亜子と蘭萌の姿もあった。勉強ができる六花や蘭萌にも手助けして貰いながら、何とか課題を終わらせることができたのだ。アカネと亜子、なみことはっすは頑張る直喜を見守っていた。
直喜「ありがとう、皆……って、あれ…?皆は、居残りじゃないんじゃ…?」
なみこ「あぁ、今日暇だったからね~。」
はっす「そ~そ~、1人じゃ詰まんないし。」
六花「みんな、直喜と一緒にいたいんだよ。」
アカネ「うんうん♪直喜君と一緒にいる方が楽しいし♪」
亜子「マジそれな!!」
蘭萌「補習が無いとさ、油断しちゃうし…わかんない問題やうろ覚えの問題を神山君と一緒に確認できたからWin-Winだよ。」
直喜「そ、そう…?」
直喜(僕といても、面白いことなんて何もないんだけどなぁ…何でだろ?ま、いいや…)
少しだけ考えた直喜だが、考えるのを辞めた。
直喜「…あっ、そうだ。」
直喜がゲーム機を取り出すと、6人はそれを待ってましたと言わんばかりに、ゲーム機を取り出した。それは、直喜の大好きなゲーム『ウルトラマンFEN』だ。今回、7人がやっていくのは…『地球防衛軍モード』である。これは、最大8人まで遊べるモードで、『科学特捜隊』や『ウルトラ警備隊』、『
直喜「皆、どのチームが良い?」
なみこ「うーん…そうだ、直喜が決めてよ♪」
直喜「…へっ?」汗
はっす「うんうん、それか良いね。ウルトラ博士の直君に、ウチらは着いてくよ♪」
六花「私たちを勝利へ導いて、直喜隊長♪」
アカネ「直喜君が隊長かぁ…頼もしいね~♪」
直喜が選択したのは、【ウルトラマン
直喜「僕が『タックファルコン』を操縦する。皆は『タックアロー』と『タックスペース』の操縦をお願い!」
6人「「「「「「了解!!」」」」」」
隊長的役割となった直喜が使う戦闘機は『タックファルコン』…全長210mのTACの大型戦闘機であり、宇宙空間でも航行可能…また、内部に『タックアロー』を2機搭載できる空母でもあるのだ。『タックスペース』をアカネ…六花となみことはっす、亜子と蘭萌は『タックアロー』を使うことになった。直喜の的確な指示で、任務は順調に進み…あっさりクリアできてしまった。
アカネ「確かTACって…メンタルがゴリゴリ削られる『ナイトレイダー』や全滅した『MAC』と並んで働きたくない防衛チームの上位に入ってるんだよね?」
直喜「うん、北斗星司が超獣を見たって言うのに、山中隊員は「ぶったるんどるぞ!」とか言ってたからね…」汗
六花「うわぁ…聞く耳持たなかったんだ……」汗
蘭萌「それ絶対自分にも帰って来るタイプじゃん…」汗
直喜「そうだね。山中隊員が超獣を見たって言っても、誰も信じてくれてなかったんだ。」
亜子「あはっ、特大ブーメランじゃんwww」
TACの隊員の1人、『山中 一郎』…射撃の実力は本物ではある。しかし、一方で少々怒りっぽく、現実主義者のため怪現象に対しては否定的で、同僚や目撃者の証言を信じないことが多く、それ故に北斗と対立したり、直喜が言った台詞で叱責することが多い。更に、いざ自分が怪現象を目撃し、隊員達に言っても・・・誰からも信じて貰えなかったこともあった。ウルトラマンFENで遊び、学校を出た直喜は…6人に送られる形で自宅マンションにたどり着いた。
直喜(さて、明日は校外学習か……ま、準備は済ませてあるから良いんだけどさ…)
明日からは校外学習なのだ。既に準備を完了させていた直喜は、窓から星空を見ることにしていた。
その頃……
アカネ「……。」イライラ…
アカネ(マジで最悪最悪最悪…!!)
アカネは何やらイライラしながら、怪獣製作に当たっていた。
アカネ(あのバカ男共…直喜君をバカにしやがって……お前らより直喜君の方がイケメンだし……)
アレクシス『おやアカネ君、どうしたんだい?』
アカネ「あぁアレクシス…ちょっと聞いてよ~!!」
アカネはアレクシスに愚痴を話し始める。
アレクシス『へぇ、合コンにねぇ…それで、来た男達が直喜君のことをバカにしたと?』
アカネ「そう!!マジで最悪…そういうの良くないよね?」
アレクシス『良くないねぇ…彼をバカにするんなら、私も黙っちゃおけないなぁ?』
どうやらアカネは…合コンに行ってきたらしく、そこでやって来た大学生四人組のユーチューバー集団『Arcadia』に不快な絡みをされた上、六花からグリッドマンの情報を聞き出す妨害までされ…何より、自身のスマホの待ち受け画面にしている愛しき彼『神山 直喜』をバカにした彼らに腹を立てたのだ。
アカネ「できた…アレクシス、お願い。」
アレクシス『はいはい。』
アレクシスはアカネが完成させた怪獣のフィギュアに魂を吹き込むと…巨大化させた。
街に…何やら濃い霧が発生したと思うと…その中から、無数の触手のような物が伸びてきた。
タカト「ん?何だ…って、うわぁっ!!」
今井「お、おいタカt…ギャアッ!!」
有井「はっ?何があっtンギャアッ!?」
濃い霧に包まれた3人は、どこからともなく伸びてくる触手に次々と殺害されていく。やがて、霧の中からは…頭頂部に巨大な一つ目を持ち、足に該当する部分にも巨大な顔を持つ昆虫に似た怪獣が姿を現した。体の各所からまるでコードの束のような光る触手を放って相手を攻撃したり、捕縛する。
怪獣「ギャァァオオオオッ!!」
怪獣の存在に気付き始めた人々は、慌てて逃げ出す。濃い霧は街へどんどん広がって行き、周囲の人間達をたちまち混乱へと導いた。
ED~ASH DA HERO『Everything』~♪
今回、中途半端に終わりましたが…次回は、怪獣との戦闘に入って行きます。