【完結】駄目な部分が目立つ転生者が、何故か周りから好かれる話 作:やさぐれショウ
生徒達が避難する中、怪獣『ゴーヤベック』はゆっくりと移動を開始する。
なみこ「ねぇ、アイツこっちに来てない?」
はっす「六花も居ないし直君も居ないし…どうすれば……!!」
ゴーヤベックは、なみこ達の方へとゆっくり向かって来ていた。絶対絶命と思われたその時…目映い光が、彼女達の近くに降り立った。
ゼアス「……。」
なみこ「おぉっ!!ウルトラマンゼアス!!」
はっす「良いときに来てくれるじゃ~ん♪」
光の中からウルトラマンゼアスが現れ、右手をそっと地上に降ろした。
なみこ「六花!!」
意識を失った六花に駆け寄るなみことはっす。
なみこ「六花!六花!!」
六花「…ん……ぅ…?」
はっす「良かった…!」
六花は漸く目を覚まし、なみことはっすを見る。
六花「…私……」
はっす「見て、六花♪」
はっすの視線の先を見ると……ウルトラマンゼアスがしゃがんでおり、六花達を見守っていた。
六花「…ウルトラマン…ゼアス……」
六花(ひょっとして……直喜なの…?)
六花を見下ろすゼアス。彼女には…自分に対して「もう大丈夫だよ。」と、優しく微笑む直喜に見えた。ゼアスはゆっくりと立ち上がると、迫り来るゴーヤベックの方を向き…構えを取った。
直喜(まずは、背中の噴火口を壊さないと…!!)
ゼアス「シェアッ!!」
ゼアスは大空へ飛び立つと、ゴーヤベックの背中へと向かっていく。そして、シャドーを大破させた技『ウルトラかかと落とし』を繰り出した。
ドゴォッ!!ドゴォッ!!ガキィィイイイイイイイッ!!
ゼアスのかかとはゴーヤベックの背中にある噴火口に命中し、粉々に砕けた。
ゼアス「ジュアッ…!!」
直喜(これは大きい…スペシュッシュラ光線が通用しないかもしれない……考えろ…きっと、何か弱点はあるはずだから…!)
ゼアスは再び大空を飛び、ゴーヤベックをなみこ達から離れた場所に誘導する。ゴーヤベックは、ゼアスを追って…
ノロ……ノロ……
…と、超絶鈍足で歩いていく。
ゼアス「……!?」汗
直喜(えぇっ!?…お、遅すぎない!?)
あまりにもゆっくりな怪獣に、戸惑うゼアス。
アカネ「あっ、ゼアスだ。でも、どうしてグリッドマン出てこないの?」
上空にいるゼアスを見たアカネは、黒煙を吸わないよう…右手で口元をおさえながら歩いていく。しかし、彼女がたどり着いた場所は…木々が倒れて、この先には進めない場所だった。所謂『行き止まり』である。
アカネ「…最悪。」
思わずその場にしゃがみこんでしまうアカネ。
アンチ「おい。」
そんな彼女の元に、アンチがやって来た。
アカネ「何しにきたの?まだグリッドマンは現れてないよ?」
アンチ「乗れ。」
アンチはアカネの近くに移動し、しゃがむ。どうやら、彼女をおぶろうとしているようだ。アカネが背中に乗った時、アンチはジャンプして移動を開始した。
ゼアス「!!」
直喜(あっ、アカネちゃん!!良かった、アンチ君が助けてくれたんだ…!!)
アカネが無事であることを知り、ホッとする直喜。だが、そんな彼に…ゴーヤベックは尻尾を振り下ろしてきた。
ドガァッ!!
ゼアス「グワッ!?」ドドォォオオオオオオッ!!
ゴーヤベックの尻尾を受け、地面に叩き付けられるゼアス。
ゼアス「グッ……!!」
直喜(いててて…余所見してる場合じゃないか……)
地面から立ち上がったゼアスは、ゴーヤベックを観察し…弱点を探す。
なみこ「流石のゼアスでも、あんなに大きな相手はキツイかぁ……」
はっす「う~ん、ウルトラ博士の直君なら…アイツの弱点、分かるかも知れないなぁ…でも、スマホが手元に無いから連絡できないんだよね……」
六花「……。」
六花(直喜…)
ゼアスの戦いを見守る3人…なみことはっすは複雑そうな顔をし、六花は祈るように手を組み…ゼアスの勝利を願っていた。
その頃、駅前では…
ジャンクを運んできた新世紀中学生のメンバー達が来ていた。
ヴィット「おぉ、派手に燃えてるなぁ……」
ボラー「アイツらおっせぇなぁ…折角ここまで来てやったのに……」
サムライ・キャリバー「じ、時間が、ない……」
ジャンクを運んできたものの…駅前に、裕太の姿は無い。その時……
「おーい!!」
裕太が走ってきた。
ボラー「アイツ、何で服着てねぇんだ?」汗
裕太「ありがとうございます!ジャンクを持ってきてくれて…!」
ジャンクは既に、電源と繋いであるため…いつでも使える。やがて、電源が入ると…画面の向こうで、グリッドマンがキョロキョロと辺りを見渡している。
グリッドマン『ここはどこだ?』
裕太「説明は後、準備は良いグリッドマン!?」
グリッドマン『もちろん!共に戦おう、裕太!!』
グリッドマンは既に準備万端である。
裕太「ありがとう…でも、いつもより怪獣がデカいんだ。あの怪獣と同じ大きさになれないの?」
グリッドマン『私の最大出力サイズでも、70mが限界だ。さらに大きくなると、より多くのエネルギーが消耗され、裕太とのアクセスフラッシュが維持できない。』
裕太「どうしよう……」
すると……
ゼアス「ジュアッ!!」
大空を飛び回り、怪獣に小さな光線を放つゼアスが見えた。
裕太「ッ!?…ウルトラマンゼアス!!」
グリッドマン『成る程…ここまで来るのに、時間を稼いでくれていたようだ。』
裕太「ゼアスが戦ってる…俺も行かなくちゃいけない……けど……」
その時、ボラーが裕太に話しかける。
ボラー「おい。」
裕太「ッ!?」
ボラー「俺が手伝ってやるから、早く行くぞ!」
どうやら、ボラーも裕太と一緒に戦ってくれるようだ。新世紀中学生のメンバー達は…見た目は人間であるが、人間ではない。グリッドマンをアシストする『アシストウェポン』なのだ。
裕太「はいっ!!」
覚悟を決めた裕太は…
グリッドマンに変身し、『バスターボラー』となったボラーと共に地上に降り立った。
ゼアス「!!」
直喜(あっ、グリッドマンだ!!後、あのマシンは何だろう…?)
グリッドマンに気付いたゼアスも、地上に降り立ち…グリッドマンと共に構えを取る。
将「グリッドマンだ!!ゼアスと並んで登場…燃えてきたぜ!!」
ゼアス「ッ?」
直喜(あっ!内海君だ…みんなのとこに送ってかないと!!)
ゼアスは将の元に移動し、彼に右手を差し伸べる。
将「おっ、乗れってことか?」
ゼアス「…。」コクッ…
将「マジで…お、俺…ウルトラマンに乗せて貰っちゃった……うぅっ!!」
ゼアス「…?」汗
何故か泣き出す将に困惑するゼアス。将が泣いている理由だが…小さい頃から、ウルトラマンと一緒に空を飛ぶことを夢見ていた。それが叶ったと感じたからだ。しかし、ゼアスは空を飛ばず…歩いて駅前へ移動し、将を降ろした。
将「よっと…ゼアス、ありがとう!!」
ゼアス「…。」コクッ…
直喜(と、とりあえず…泣き止んだみたい…)汗
ゼアスは空へ飛び立ち、エネルギー光弾をゴーヤベック目掛けて撃つ。ゼアスが放つ光弾は、ゴーヤベックの足に命中し…ゴーヤベックは足を止めた。
アカネ「あっ、やっと出て来た!」
アンチ「ゼアスもいる。」
アカネ「頑張れー、ゼアスー♪」
アンチにおんぶされた状態で、アカネはゼアスの応援を開始した。
ボラー『くそっ!足場が悪くて動けねぇ!!』
バスターボラーの足元はぬかるんでおり、進むことができないようだ。
ゼアス「ジュアッ!!」
ゼアスは右手から『ゼアスキャン』を放ち、バスターボラー周辺の地面を除菌し、キレイにした。
バスターボラー『おっ!?スゲェ…サンキュー、ウルトラマンゼアス!!』
バスターボラーはゼアスにお礼を言うと、『フォレスター消火弾』を発射し、山火事を消していく。ゴーヤベックは、グリッドマン目掛けて巨大な足を降ろしてくる。
グリッドマン『負けやしない!!』
グリッドマンはゴーヤベックの足を受け止めたが…
グリッドマン『グワッ!!』
ゴーヤベックのパワーに押し負け、地面を転がった。
直喜(グリッドマン!!こうなったら、あの怪獣の体内に入って…内部から衝撃を与えるしか無い…!!)
ゼアス「シェアッ!!」
ゼアスはゴーヤベック目掛けて飛んで行き、口の中から体内へ入って行った。
バスターボラー『あっ、おい!!ゼアス!?』
グリッドマン『ウルトラマンゼアス!!』
ゼアスの行動に混乱し始めるバスターボラーとグリッドマン。
アカネ「えっ!?ゼアス何してんの!?」
アカネも、ゼアスの予想外の行動に混乱していた。そんな彼女を降ろしたアンチは…マフラーを彼女に投げ渡し、どこかへ去っていった。
アカネ「…。」スンッ…
アカネはアンチのマフラーの匂いを嗅ぎ……
アカネ「臭い…」
…と、呟いた。
その頃、ゼアスは……
ゴーヤベックの体内にいた。その体内は、途方もない超圧力を持っており、あらゆる物質を原子圧縮してしまう。
ゼアス(直喜君、ここに長時間いるのは危険だ!!急ごう!!)
直喜(う、うんっ!!)
やがて、ゼアスのカラータイマーが青から赤へと変わり…点滅を始めた。
直喜(僕に考えがあるんだ!!)
ゼアス「ジュアッ!!」
ゼアスは両腕を左右から上にあげ、胸の前に高密度に超高熱の光エネルギー粒子を集めると……
ゼアス「タァァアアアアッ!!」
ゴーヤベックの体内に向かって放った。そして、急いでゴーヤベックの体内から脱出を図った。
ゴーヤベックの身体に稲妻が放ったと思った直後…ゴーヤベックは大爆発を起こし、木っ端微塵になった。
グリッドマン『そんな…ウルトラマンゼアス…!!』
バスターボラー『おいおい…嘘だろ…!?』
なみこ「あっ、ゼアスが…!!」
はっす「そ、そんな……」
将「いや、そんな訳ない…ウルトラマンは、不死身だ!!ゼアスは生きてる!!」
六花「ッ!!」
六花(な、直喜…!!)
ゴーヤベックは倒されたものの、ゼアスが爆発に巻き込まれてしまった……かと、思われたが……
将「あっ、あれは…!!」
爆発の中から、1つの光が現れ…ゆっくりと地上に降りて来た。
パァァアアアアッ!!
ゼアス「……。」
ウルトラマンゼアスだった。ゼアスはゴーヤベックの体内に光線を放ち、内部から衝撃を与えて倒すことを考えたのだ。
将「ウルトラマンゼアス、無事だったんだな!!」
六花「よ、良かった…!」
なみこ「やったぁ!!」
はっす「スゴい、あんな大きい怪獣まで倒しちゃうなんて…!」
ゼアスが無事だと分かり、安心するメンバー達。
グリッドマン『ウルトラマンゼアス。』
ゼアス「……。」コクッ…
バスターボラー『てか、俺殆ど出番無かったような…』汗
バスターボラーは呆然としているが…そこに……
アンチ『グリッドマン!!今日こそ貴様を倒す!!』
怪獣形態となったアンチが姿を現した。
グリッドマン『またお前か!?』
アンチ『また俺だぁぁああああ!!』
アンチは雄叫びと共に光弾をグリッドマン目掛けて乱射した。グリッドマンはバク宙返りで光弾を交わす。
アンチ『今日こそは!今日こそ殺してやるぞ、グリッドマン!!』
アンチの光線を、防ごうとするグリッドマン。
ゼアス「ジュアッ!!」ブゥゥウウウウンッ!!
すかさずゼアスがグリッドマンの前に立ち、バリアを張ってアンチの攻撃を防いだ。
将「今回は脱落しないのか?」汗
アンチの登場に、困惑する将。
アンチ『くっ…ウルトラマンゼアス、また邪魔をするのか!?』
ゼアス「……。」汗
直喜(全く…グリッドマンを倒してどうするのさ……)汗
バスターボラー『シドニー粘着キャノン!』
バスターボラーはアンチの足元を狙ってミサイルを放った。ミサイルは爆発すると、アンチの足元を固めて…動きを封じた。
アンチ『何だこれは、動けない!!』
バスターボラー『大人しくゼアスにやられろ。今のうちに、ほら…スペシウム光線だっけ?あぁとにかく、ゼアス…アンチをやっつけろ!!』
ゼアスはまるで何かを大切に抱えるような独特の動作の後に…腕を逆十字に組み、必殺技『スペシュッシュラ光線』を発射した。グリッドマンはバスターボラーと合体し、『バスターグリッドマン』になると…
グリッドマン『バスターグリッドミサイル!!』
アンチ目掛けてミサイルを乱射する。
アンチ『うぐぐぐ…いい気になるな!!』
しかし、アンチにコピーされるという厄介な事態となってしまった。ミサイルはゼアスをすり抜け、グリッドマンだけに飛んで行く。
直喜(マズい!!グリッドマンが負けちゃう…!!)
アンチ『消えろ!!消えろぉ!!跡形もなく消え去れェェエエエエ!!』
がむしゃらにミサイルを放つアンチ。ゼアスはスペシュッシュラ光線でアンチのミサイルを破壊し、アンチ目掛けて再度スペシュッシュラ光線を放つ。
バスターボラー『こっちも無限の火力でアイツをやっつけるぞ!!』
バスターボラーはそう言うと、『ツインドリル』をバスターモードにし
バスターボラー『ツインバスター…!!』
グリッドマン『グリッド!!』
必殺技『ツインバスターグリッドビーム』を、アンチ目掛けて発射した。
アンチ『ぐああああぁぁぁぁ!!覚えてろよ…!!』
アンチは捨て台詞を吐き捨てると、大爆発に包まれていった。
アカネ「おぉっ、グリッドマンとゼアスの合体技かぁ…成る程ね。」
ゼアスとグリッドマンの勝利を見届けたアカネはそう言うと…アンチのマフラーを脱ぎ捨て、どこかへ去っていった。
ゼアス「……。」
直喜(はぁ…やっと勝ったぁ……)
ゼアスのカラータイマーの点滅が、次第に早くなっていく。
グリッドマン『ありがとう、ウルトラマンゼアス。』
ボラー『ゼアス、お前ってつえぇんだな!!』
お礼を言うグリッドマンと感心を示すボラーに頷いたゼアスは…上を見上げ、大空へと飛び立って行く。
ゼアス「シェアッ!!」
飛び去って行くゼアスを見送ったグリッドマンとボラーも、姿を消していった。
直喜「あれっ、アカネちゃんいないの?」
巨大怪獣を倒し、アンチを撃退した後…何事も無かったように駅前に姿を見せる直喜。
転生者 A(…あっ、神山……!!)
転生者 C(きょ、今日こそはてめぇを…!!)
たまたま彼の後ろにいたAとCは、彼の背後から静かに忍び寄り…彼に危害を加えようとしたが……
なみこ「直喜!!」ドゴォッ!!
はっす「直君、無事で良かった…!」ドゴォッ!!
なみことはっすのライダーキックを受け、路地裏に吹っ飛ばされた。
直喜「あっ、なみこちゃんとはっすちゃん…?」
六花「直喜!!良かった…ケガは無い!?」
そこに六花も来て、直喜の身体をペタペタと触りながら外傷の有無を確認する。直喜はどこも怪我しておらず、無事であった。
直喜「か、間一髪のところで…ゼアスが、助けてくれたんだ……」
ボラー「おぉ神山ァ!!お前も見たか!?バスターボラー、スゴかっただろ!?」
直喜「あっ、ご、ごめん…見てなかった……」
ボラー「えぇっ!?何だよ~…!!」
ヴィット「あはは…とにかく、神山君が無事で良かったよ。」
サムライ・キャリバー「ふあぁ……」
直喜「あっ、響君…!!」
六花「ま、響君は無事だよね?」
裕太「いやいや、直喜君の時と態度違くない!?」汗
相変わらずの塩対応に、思わずツッコミを入れる裕太。
将「裕太!良かった…心配したんだぞ!!」
裕太「ありがとう。みんなの助けがあったお陰だよ。」
ボラー「そうさ!俺のドリルに感謝しな!!」ドヤァッ!
裕太の隣で、ボラーはドヤ顔をしながら得意気に言った。
直喜「あ…貴方が、グリッドマンですか?」
ジャンクに気付いた直喜は、画面からこちらを見守るグリッドマンに話し掛ける。
グリッドマン『あぁ、私がグリッドマンだ。初めましてだね?』
直喜「あっ、は、初めまして…!か、神山 直喜です…!」
緊張しながらも、グリッドマンに自己紹介する直喜。
ボラー「オドオドすんなって!男ならもっと堂々としたらどうだ!?」
直喜「うわっと!?えっと、君は…?」
ボラー「俺はボラーだ!!よく女と間違えられるけど、男だぜ?」
サムライ・キャリバー「お…俺は『サムライ・キャリバー』…」
ボラー「いやお前もオドオドすんな!!」
ヴィット「俺は『ヴィット』、神山君のことはよく聞いてるよ?」
マックス「私は『マックス』、よろしく!!」
直喜「うん、僕『神山 直喜』…って、いててて!!ボラーさん痛いよ!!」
ボラー「何だよつれねぇなぁ?折角神山に会えたんだから、もっと仲良くしよーぜ♪」
そこに、教員がやって来る。
教員「あぁ、君たち心配したよ!!どこへ行ってたんだ?」
裕太「す、すいません…」汗
六花「う、ウチらはぐれちゃって…」汗
教員に平謝りする裕太と、理由を説明する六花。そんな彼女を、なみことはっすがからかい始める。
なみこ「ねぇ…六花さんさぁ~?」
はっす「フフフフフフ~…♪」
なみこ「そんなカッコで、まぁた男と一緒かよ~?直喜がいるってのにさ~♪」
直喜「えっ!?」汗
六花「あぁもぅ何度でも言ってください…///」
なみこの言葉に困惑する直喜と…耳を塞いで、恥ずかしながらも開き直る六花。
将「やっぱり、新条がいないな。」
アカネがいないことに、違和感を感じる将。
直喜「えっ?アカネちゃんなら、先に避難してるって六花ちゃんから聞いたんだけど……」
なみこ「アカネなら、1個前の電車で帰ったよ?もう運転再開してるし…」
どうやら、電車で帰ったようだ。直喜は納得するも、将はどこか納得行かない顔をしていた。
あの後、メンバー達は普段着に着替え終えると…一緒の電車に乗って帰って行った。
直喜「Zzz~…」スヤァッ…
直喜は余程疲れたのか、眠ってしまっていた。
六花「…んふふ~、にゃ~お~き…♪」ムニャ……
六花は直喜にくっついて眠っていた。寝言を言うと、直喜の腕に自身の腕を絡ませた。他のメンバー達も眠っている中、マックスだけは起きていた。
マックス(何故彼らの周りばかりに…
…怪獣が現れるのか?
怪獣はどこから来るのか…?)
彼は1人、考え事をしていた。これまで、怪獣のほとんどは直喜達の周りに現れていた。その怪獣達は、グリッドマンやウルトラマンゼアスによって倒されている。
マックス「……。」チラッ…
マックスは隣で眠っている裕太を見た後、正面の座席で眠る直喜を見る。
マックス(流石に…疲れたか……)
そして、目を閉じると…眠りについた。
ED~ASH DA HERO『Everything(English ver.)』~♪