【完結】駄目な部分が目立つ転生者が、何故か周りから好かれる話   作:やさぐれショウ

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OP~とんねるず『シュワッチ!ウルトラマンゼアス』~♪


第32話 予・感

生徒達が避難する中、怪獣『ゴーヤベック』はゆっくりと移動を開始する。

 

なみこ「ねぇ、アイツこっちに来てない?」

 

はっす「六花も居ないし直君も居ないし…どうすれば……!!」

 

ゴーヤベックは、なみこ達の方へとゆっくり向かって来ていた。絶対絶命と思われたその時…目映い光が、彼女達の近くに降り立った。

 

ゼアス「……。」

 

なみこ「おぉっ!!ウルトラマンゼアス!!」

 

はっす「良いときに来てくれるじゃ~ん♪」

 

光の中からウルトラマンゼアスが現れ、右手をそっと地上に降ろした。

 

なみこ「六花!!」

 

意識を失った六花に駆け寄るなみことはっす。

 

なみこ「六花!六花!!」

 

六花「…ん……ぅ…?」

 

はっす「良かった…!」

 

六花は漸く目を覚まし、なみことはっすを見る。

 

六花「…私……」

 

はっす「見て、六花♪」

 

はっすの視線の先を見ると……ウルトラマンゼアスがしゃがんでおり、六花達を見守っていた。

 

 

六花「…ウルトラマン…ゼアス……」

六花(ひょっとして……直喜なの…?)

 

 

六花を見下ろすゼアス。彼女には…自分に対して「もう大丈夫だよ。」と、優しく微笑む直喜に見えた。ゼアスはゆっくりと立ち上がると、迫り来るゴーヤベックの方を向き…構えを取った。

 

直喜(まずは、背中の噴火口を壊さないと…!!)

ゼアス「シェアッ!!」

 

ゼアスは大空へ飛び立つと、ゴーヤベックの背中へと向かっていく。そして、シャドーを大破させた技『ウルトラかかと落とし』を繰り出した。

 

ドゴォッ!!ドゴォッ!!ガキィィイイイイイイイッ!!

 

ゼアスのかかとはゴーヤベックの背中にある噴火口に命中し、粉々に砕けた。

 

ゼアス「ジュアッ…!!」

直喜(これは大きい…スペシュッシュラ光線が通用しないかもしれない……考えろ…きっと、何か弱点はあるはずだから…!)

 

ゼアスは再び大空を飛び、ゴーヤベックをなみこ達から離れた場所に誘導する。ゴーヤベックは、ゼアスを追って…

 

ノロ……ノロ……

 

…と、超絶鈍足で歩いていく。

 

ゼアス「……!?」汗

直喜(えぇっ!?…お、遅すぎない!?)

 

あまりにもゆっくりな怪獣に、戸惑うゼアス。

 

 

 

アカネ「あっ、ゼアスだ。でも、どうしてグリッドマン出てこないの?」

 

上空にいるゼアスを見たアカネは、黒煙を吸わないよう…右手で口元をおさえながら歩いていく。しかし、彼女がたどり着いた場所は…木々が倒れて、この先には進めない場所だった。所謂『行き止まり』である。

 

アカネ「…最悪。」

 

思わずその場にしゃがみこんでしまうアカネ。

 

アンチ「おい。」

 

そんな彼女の元に、アンチがやって来た。

 

アカネ「何しにきたの?まだグリッドマンは現れてないよ?」

 

アンチ「乗れ。」

 

アンチはアカネの近くに移動し、しゃがむ。どうやら、彼女をおぶろうとしているようだ。アカネが背中に乗った時、アンチはジャンプして移動を開始した。

 

 

 

ゼアス「!!」

直喜(あっ、アカネちゃん!!良かった、アンチ君が助けてくれたんだ…!!)

 

アカネが無事であることを知り、ホッとする直喜。だが、そんな彼に…ゴーヤベックは尻尾を振り下ろしてきた。

 

ドガァッ!!

 

ゼアス「グワッ!?」ドドォォオオオオオオッ!!

 

ゴーヤベックの尻尾を受け、地面に叩き付けられるゼアス。

 

ゼアス「グッ……!!」

直喜(いててて…余所見してる場合じゃないか……)

 

地面から立ち上がったゼアスは、ゴーヤベックを観察し…弱点を探す。

 

 

 

なみこ「流石のゼアスでも、あんなに大きな相手はキツイかぁ……」

 

はっす「う~ん、ウルトラ博士の直君なら…アイツの弱点、分かるかも知れないなぁ…でも、スマホが手元に無いから連絡できないんだよね……」

 

六花「……。」

六花(直喜…)

 

ゼアスの戦いを見守る3人…なみことはっすは複雑そうな顔をし、六花は祈るように手を組み…ゼアスの勝利を願っていた。

 

 

 

その頃、駅前では…

 

ジャンクを運んできた新世紀中学生のメンバー達が来ていた。

 

ヴィット「おぉ、派手に燃えてるなぁ……」

 

ボラー「アイツらおっせぇなぁ…折角ここまで来てやったのに……」

 

サムライ・キャリバー「じ、時間が、ない……」

 

ジャンクを運んできたものの…駅前に、裕太の姿は無い。その時……

 

「おーい!!」

 

裕太が走ってきた。

 

ボラー「アイツ、何で服着てねぇんだ?」汗

 

裕太「ありがとうございます!ジャンクを持ってきてくれて…!」

 

ジャンクは既に、電源と繋いであるため…いつでも使える。やがて、電源が入ると…画面の向こうで、グリッドマンがキョロキョロと辺りを見渡している。

 

グリッドマン『ここはどこだ?』

 

裕太「説明は後、準備は良いグリッドマン!?」

 

グリッドマン『もちろん!共に戦おう、裕太!!』

 

グリッドマンは既に準備万端である。

 

裕太「ありがとう…でも、いつもより怪獣がデカいんだ。あの怪獣と同じ大きさになれないの?」

 

グリッドマン『私の最大出力サイズでも、70mが限界だ。さらに大きくなると、より多くのエネルギーが消耗され、裕太とのアクセスフラッシュが維持できない。』

 

裕太「どうしよう……」

 

すると……

 

 

 

ゼアス「ジュアッ!!」

 

大空を飛び回り、怪獣に小さな光線を放つゼアスが見えた。

 

裕太「ッ!?…ウルトラマンゼアス!!」

 

グリッドマン『成る程…ここまで来るのに、時間を稼いでくれていたようだ。』

 

裕太「ゼアスが戦ってる…俺も行かなくちゃいけない……けど……」

 

その時、ボラーが裕太に話しかける。

 

ボラー「おい。」

 

裕太「ッ!?」

 

ボラー「俺が手伝ってやるから、早く行くぞ!」

 

どうやら、ボラーも裕太と一緒に戦ってくれるようだ。新世紀中学生のメンバー達は…見た目は人間であるが、人間ではない。グリッドマンをアシストする『アシストウェポン』なのだ。

 

裕太「はいっ!!」

 

覚悟を決めた裕太は…

 

裕太「アクセス・フラッシュ!!

 

ボラー「アクセスコード・バスターボラー!!

 

グリッドマンに変身し、『バスターボラー』となったボラーと共に地上に降り立った。

 

 

 

ゼアス「!!」

直喜(あっ、グリッドマンだ!!後、あのマシンは何だろう…?)

 

グリッドマンに気付いたゼアスも、地上に降り立ち…グリッドマンと共に構えを取る。

 

将「グリッドマンだ!!ゼアスと並んで登場…燃えてきたぜ!!」

 

ゼアス「ッ?」

直喜(あっ!内海君だ…みんなのとこに送ってかないと!!)

 

ゼアスは将の元に移動し、彼に右手を差し伸べる。

 

将「おっ、乗れってことか?」

 

ゼアス「…。」コクッ…

 

将「マジで…お、俺…ウルトラマンに乗せて貰っちゃった……うぅっ!!」

 

ゼアス「…?」汗

 

何故か泣き出す将に困惑するゼアス。将が泣いている理由だが…小さい頃から、ウルトラマンと一緒に空を飛ぶことを夢見ていた。それが叶ったと感じたからだ。しかし、ゼアスは空を飛ばず…歩いて駅前へ移動し、将を降ろした。

 

将「よっと…ゼアス、ありがとう!!」

 

ゼアス「…。」コクッ…

直喜(と、とりあえず…泣き止んだみたい…)汗

 

ゼアスは空へ飛び立ち、エネルギー光弾をゴーヤベック目掛けて撃つ。ゼアスが放つ光弾は、ゴーヤベックの足に命中し…ゴーヤベックは足を止めた。

 

 

 

アカネ「あっ、やっと出て来た!」

 

アンチ「ゼアスもいる。」

 

アカネ「頑張れー、ゼアスー♪」

 

アンチにおんぶされた状態で、アカネはゼアスの応援を開始した。

 

 

 

ボラー『くそっ!足場が悪くて動けねぇ!!』

 

バスターボラーの足元はぬかるんでおり、進むことができないようだ。

 

ゼアス「ジュアッ!!」

 

ゼアスは右手から『ゼアスキャン』を放ち、バスターボラー周辺の地面を除菌し、キレイにした。

 

バスターボラー『おっ!?スゲェ…サンキュー、ウルトラマンゼアス!!』

 

バスターボラーはゼアスにお礼を言うと、『フォレスター消火弾』を発射し、山火事を消していく。ゴーヤベックは、グリッドマン目掛けて巨大な足を降ろしてくる。

 

グリッドマン『負けやしない!!』

 

グリッドマンはゴーヤベックの足を受け止めたが…

 

グリッドマン『グワッ!!』

 

ゴーヤベックのパワーに押し負け、地面を転がった。

 

直喜(グリッドマン!!こうなったら、あの怪獣の体内に入って…内部から衝撃を与えるしか無い…!!)

ゼアス「シェアッ!!」

 

ゼアスはゴーヤベック目掛けて飛んで行き、口の中から体内へ入って行った。

 

バスターボラー『あっ、おい!!ゼアス!?』

 

グリッドマン『ウルトラマンゼアス!!』

 

ゼアスの行動に混乱し始めるバスターボラーとグリッドマン。

 

 

 

アカネ「えっ!?ゼアス何してんの!?」

 

アカネも、ゼアスの予想外の行動に混乱していた。そんな彼女を降ろしたアンチは…マフラーを彼女に投げ渡し、どこかへ去っていった。

 

アカネ「…。」スンッ…

 

アカネはアンチのマフラーの匂いを嗅ぎ……

 

 

アカネ「臭い…」

 

 

…と、呟いた。

 

 

 

その頃、ゼアスは……

 

ゴーヤベックの体内にいた。その体内は、途方もない超圧力を持っており、あらゆる物質を原子圧縮してしまう。

 

ゼアス(直喜君、ここに長時間いるのは危険だ!!急ごう!!)

直喜(う、うんっ!!)

 

やがて、ゼアスのカラータイマーが青から赤へと変わり…点滅を始めた。

 

直喜(僕に考えがあるんだ!!)

ゼアス「ジュアッ!!」

 

ゼアスは両腕を左右から上にあげ、胸の前に高密度に超高熱の光エネルギー粒子を集めると……

 

ゼアス「タァァアアアアッ!!

 

ゴーヤベックの体内に向かって放った。そして、急いでゴーヤベックの体内から脱出を図った。

 

 

 

ゴーヤベックの身体に稲妻が放ったと思った直後…ゴーヤベックは大爆発を起こし、木っ端微塵になった。

 

グリッドマン『そんな…ウルトラマンゼアス…!!』

 

バスターボラー『おいおい…嘘だろ…!?』

 

なみこ「あっ、ゼアスが…!!」

 

はっす「そ、そんな……」

 

将「いや、そんな訳ない…ウルトラマンは、不死身だ!!ゼアスは生きてる!!」

 

六花「ッ!!」

六花(な、直喜…!!)

 

ゴーヤベックは倒されたものの、ゼアスが爆発に巻き込まれてしまった……かと、思われたが……

 

将「あっ、あれは…!!」

 

爆発の中から、1つの光が現れ…ゆっくりと地上に降りて来た。

 

パァァアアアアッ!!

 

ゼアス「……。」

 

ウルトラマンゼアスだった。ゼアスはゴーヤベックの体内に光線を放ち、内部から衝撃を与えて倒すことを考えたのだ。

 

将「ウルトラマンゼアス、無事だったんだな!!」

 

六花「よ、良かった…!」

 

なみこ「やったぁ!!」

 

はっす「スゴい、あんな大きい怪獣まで倒しちゃうなんて…!」

 

ゼアスが無事だと分かり、安心するメンバー達。

 

グリッドマン『ウルトラマンゼアス。』

 

ゼアス「……。」コクッ…

 

バスターボラー『てか、俺殆ど出番無かったような…』汗

 

バスターボラーは呆然としているが…そこに……

 

 

アンチ『グリッドマン!!今日こそ貴様を倒す!!』

 

 

怪獣形態となったアンチが姿を現した。

 

グリッドマン『またお前か!?』

 

アンチ『また俺だぁぁああああ!!』

 

アンチは雄叫びと共に光弾をグリッドマン目掛けて乱射した。グリッドマンはバク宙返りで光弾を交わす。

 

アンチ『今日こそは!今日こそ殺してやるぞ、グリッドマン!!』

 

アンチの光線を、防ごうとするグリッドマン。

 

ゼアス「ジュアッ!!」ブゥゥウウウウンッ!!

 

すかさずゼアスがグリッドマンの前に立ち、バリアを張ってアンチの攻撃を防いだ。

 

将「今回は脱落しないのか?」汗

 

アンチの登場に、困惑する将。

 

アンチ『くっ…ウルトラマンゼアス、また邪魔をするのか!?』

 

ゼアス「……。」汗

直喜(全く…グリッドマンを倒してどうするのさ……)汗

 

バスターボラー『シドニー粘着キャノン!』

 

バスターボラーはアンチの足元を狙ってミサイルを放った。ミサイルは爆発すると、アンチの足元を固めて…動きを封じた。

 

アンチ『何だこれは、動けない!!』

 

バスターボラー『大人しくゼアスにやられろ。今のうちに、ほら…スペシウム光線だっけ?あぁとにかく、ゼアス…アンチをやっつけろ!!』

 

ゼアスはまるで何かを大切に抱えるような独特の動作の後に…腕を逆十字に組み、必殺技『スペシュッシュラ光線』を発射した。グリッドマンはバスターボラーと合体し、『バスターグリッドマン』になると…

 

グリッドマン『バスターグリッドミサイル!!』

 

アンチ目掛けてミサイルを乱射する。

 

アンチ『うぐぐぐ…いい気になるな!!』

 

しかし、アンチにコピーされるという厄介な事態となってしまった。ミサイルはゼアスをすり抜け、グリッドマンだけに飛んで行く。

 

直喜(マズい!!グリッドマンが負けちゃう…!!)

 

アンチ『消えろ!!消えろぉ!!跡形もなく消え去れェェエエエエ!!』

 

がむしゃらにミサイルを放つアンチ。ゼアスはスペシュッシュラ光線でアンチのミサイルを破壊し、アンチ目掛けて再度スペシュッシュラ光線を放つ。

 

バスターボラー『こっちも無限の火力でアイツをやっつけるぞ!!』

 

バスターボラーはそう言うと、『ツインドリル』をバスターモードにし

 

バスターボラー『ツインバスター…!!』

 

グリッドマン『グリッド!!』

 

ボラー&グリッドマン『『ビーム!!』』

 

必殺技『ツインバスターグリッドビーム』を、アンチ目掛けて発射した。

 

アンチ『ぐああああぁぁぁぁ!!覚えてろよ…!!』

 

アンチは捨て台詞を吐き捨てると、大爆発に包まれていった。

 

 

 

アカネ「おぉっ、グリッドマンとゼアスの合体技かぁ…成る程ね。」

 

ゼアスとグリッドマンの勝利を見届けたアカネはそう言うと…アンチのマフラーを脱ぎ捨て、どこかへ去っていった。

 

 

 

ゼアス「……。」

直喜(はぁ…やっと勝ったぁ……)

 

ゼアスのカラータイマーの点滅が、次第に早くなっていく。

 

グリッドマン『ありがとう、ウルトラマンゼアス。』

 

ボラー『ゼアス、お前ってつえぇんだな!!』

 

お礼を言うグリッドマンと感心を示すボラーに頷いたゼアスは…上を見上げ、大空へと飛び立って行く。

 

ゼアス「シェアッ!!」

 

飛び去って行くゼアスを見送ったグリッドマンとボラーも、姿を消していった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

直喜「あれっ、アカネちゃんいないの?」

 

巨大怪獣を倒し、アンチを撃退した後…何事も無かったように駅前に姿を見せる直喜。

 

転生者 A(…あっ、神山……!!)

 

転生者 C(きょ、今日こそはてめぇを…!!)

 

たまたま彼の後ろにいたAとCは、彼の背後から静かに忍び寄り…彼に危害を加えようとしたが……

 

 

なみこ「直喜!!」ドゴォッ!!

 

はっす「直君、無事で良かった…!」ドゴォッ!!

 

 

なみことはっすのライダーキックを受け、路地裏に吹っ飛ばされた。

 

直喜「あっ、なみこちゃんとはっすちゃん…?」

 

六花「直喜!!良かった…ケガは無い!?」

 

そこに六花も来て、直喜の身体をペタペタと触りながら外傷の有無を確認する。直喜はどこも怪我しておらず、無事であった。

 

直喜「か、間一髪のところで…ゼアスが、助けてくれたんだ……」

 

ボラー「おぉ神山ァ!!お前も見たか!?バスターボラー、スゴかっただろ!?」

 

直喜「あっ、ご、ごめん…見てなかった……」

 

ボラー「えぇっ!?何だよ~…!!」

 

ヴィット「あはは…とにかく、神山君が無事で良かったよ。」

 

サムライ・キャリバー「ふあぁ……」

 

直喜「あっ、響君…!!」

 

六花「ま、響君は無事だよね?」

 

 

裕太「いやいや、直喜君の時と態度違くない!?」汗

 

 

相変わらずの塩対応に、思わずツッコミを入れる裕太。

 

将「裕太!良かった…心配したんだぞ!!」

 

裕太「ありがとう。みんなの助けがあったお陰だよ。」

 

ボラー「そうさ!俺のドリルに感謝しな!!」ドヤァッ!

 

裕太の隣で、ボラーはドヤ顔をしながら得意気に言った。

 

直喜「あ…貴方が、グリッドマンですか?」

 

ジャンクに気付いた直喜は、画面からこちらを見守るグリッドマンに話し掛ける。

 

グリッドマン『あぁ、私がグリッドマンだ。初めましてだね?』

 

直喜「あっ、は、初めまして…!か、神山 直喜です…!」

 

緊張しながらも、グリッドマンに自己紹介する直喜。

 

ボラー「オドオドすんなって!男ならもっと堂々としたらどうだ!?」

 

直喜「うわっと!?えっと、君は…?」

 

ボラー「俺はボラーだ!!よく女と間違えられるけど、男だぜ?」

 

サムライ・キャリバー「お…俺は『サムライ・キャリバー』…」

 

ボラー「いやお前もオドオドすんな!!」

 

ヴィット「俺は『ヴィット』、神山君のことはよく聞いてるよ?」

 

マックス「私は『マックス』、よろしく!!」

 

直喜「うん、僕『神山 直喜』…って、いててて!!ボラーさん痛いよ!!」

 

ボラー「何だよつれねぇなぁ?折角神山に会えたんだから、もっと仲良くしよーぜ♪」

 

そこに、教員がやって来る。

 

教員「あぁ、君たち心配したよ!!どこへ行ってたんだ?」

 

裕太「す、すいません…」汗

 

六花「う、ウチらはぐれちゃって…」汗

 

教員に平謝りする裕太と、理由を説明する六花。そんな彼女を、なみことはっすがからかい始める。

 

 

なみこ「ねぇ…六花さんさぁ~?」

 

はっす「フフフフフフ~…♪」

 

なみこ「そんなカッコで、まぁた男と一緒かよ~?直喜がいるってのにさ~♪」

 

 

直喜「っ!?」汗

 

六花「あぁもぅ何度でも言ってください…///」

 

なみこの言葉に困惑する直喜と…耳を塞いで、恥ずかしながらも開き直る六花。

 

将「やっぱり、新条がいないな。」

 

アカネがいないことに、違和感を感じる将。

 

直喜「えっ?アカネちゃんなら、先に避難してるって六花ちゃんから聞いたんだけど……」

 

なみこ「アカネなら、1個前の電車で帰ったよ?もう運転再開してるし…」

 

どうやら、電車で帰ったようだ。直喜は納得するも、将はどこか納得行かない顔をしていた。

 

 

 

あの後、メンバー達は普段着に着替え終えると…一緒の電車に乗って帰って行った。

 

直喜「Zzz~…」スヤァッ…

 

直喜は余程疲れたのか、眠ってしまっていた。

 

六花「…んふふ~、にゃ~お~き…♪」ムニャ……

 

六花は直喜にくっついて眠っていた。寝言を言うと、直喜の腕に自身の腕を絡ませた。他のメンバー達も眠っている中、マックスだけは起きていた。

 

 

マックス(何故彼らの周りばかりに…

 

…怪獣が現れるのか?

 

怪獣はどこから来るのか…?)

 

 

彼は1人、考え事をしていた。これまで、怪獣のほとんどは直喜達の周りに現れていた。その怪獣達は、グリッドマンやウルトラマンゼアスによって倒されている。

 

マックス「……。」チラッ…

 

マックスは隣で眠っている裕太を見た後、正面の座席で眠る直喜を見る。

 

マックス(流石に…疲れたか……)

 

そして、目を閉じると…眠りについた。




ED~ASH DA HERO『Everything(English ver.)』~♪
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