【完結】駄目な部分が目立つ転生者が、何故か周りから好かれる話   作:やさぐれショウ

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OP~OxT『UNION』~♪


第3話 悪・者(B)

転生者 B…性別は男…高校2年生である。

 

彼は幾多の転生世界で散々悪事を働いてきた、悪質転生者である。その手口は…他の転生者及び原作主人公(主に男性)の悪い噂を広め、ヒロインズを我が物にしてきた。それだけでは飽きたらず、他転生者や原作主人公を必要以上に痛め付け…優越感に浸っていた。彼も転生者 Aと同様、飽きたら別の世界を転々とし…転生の力を悪用し、懲りずに悪さを続けていた。

 

この行動に、最高神は遂に怒り出し…彼に呪いをかけた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

転生者 B(ちっ、俺は2年のクラスかよ…どの女もブスばっかりだぜ……)

 

自分のクラスにいるBは、今日も不機嫌な表情を見せていた。それがずっと続いていたため、クラスに馴染めず…孤立状態になってしまっている。クラスメイト達はBの存在を認識しておらず、視界に入っても何も反応を示さない。

 

転生者 B(あ~あ…俺も1年のクラスが良かったぜ……六花ちゃんやアカネちゃん、めっちゃくちゃ可愛いもんな~。ま、俺の嫁になるんだから当然だよな。)

 

 

 

学校での日常が終わり、下校の時刻となった。

 

なみこ「じゃあね直喜、知らない人に着いていっちゃダメだよ?」

 

六花「大丈夫だよなみこ、私が家まで送ってくから。」

 

はっす「ズルいぞ~、ウチも行く~!」

 

将「お前ら過保護すぎねぇか?まぁ、無理はねぇよな。」

 

裕太「直喜君、今日はありがとう!また一緒に対戦しようね♪」

 

直喜「う、うん…!!」

 

すっかりクラスの人気者になった直喜は、クラスメイト達からチヤホヤされるようになり…Aは、そんな直喜に嫉妬し、更に逆恨みするようになっていく。

 

転生者 A(くそが…六花達がいるせいで、アイツを殺すタイミングがねぇ…!!)

 

Aは手にカッターナイフを隠し持っており…人気の無い場所で、直喜を殺してしまおうと考えたのだ。しかし…

 

女教員「おいA、何を持ってる?」

 

女教員に見つかってしまい、説教される。

 

女教員「このカッターナイフで、何をするつもりだったんだ?」

 

転生者 A「ち、違うんです…神山君の落とし物だったので届けようとして」

 

女教員「そんな言い訳が通用すると思うか?神山はな、自分の物には必ず名前を書いている。しかし、このカッターナイフには名前が無い…A、今すぐ職員室に来い。」

 

Aは咄嗟に思い付いた言い訳をするが、それは通用せず…職員室へと連行されていった。

 

なみこ「何々?アイツ、また何かやらかしたの?」

 

六花「ほんとバカだよね…何がしたいんだか……」

 

はっす「でもさ、職員室に連れてかれたし、ざまーみろってね。」

 

なみこ「確かに!」

 

そんな無様なAを見て女子達はスカッとし、直喜と話をする。

 

六花「ねぇねぇ、直喜はどのウルトラマンが好きなの?」

 

直喜「えっと…う、ウルトラマンゼアスが…好き。」

 

『ウルトラマンゼアス』…それは、直喜一推しのウルトラマンである。この世界でもウルトラマンは、日常に溶け込んでいる。

 

六花「ゼアスかぁ~、ガソリンスタンドにさ…ゼアス居るよね?」

 

なみこ「あぁ~、居る居る!確か、IDEMITHUだったっけ?」

 

IDEMITSUとは、ガソリンスタンドの事であり…そこでは、ウルトラマンゼアスを見ることができる。しかし、そこにいるのはゼアスだけではない。別のウルトラマンが3人もいる。

 

はっす「そーそー。テレビでやってたよね、ゼアスと後…3人のウルトラマン…名前何だったっけ?」

 

直喜「『ウルトラマンHOTTO(ホット)』と『ウルトラマンMOTTO(モット)』と『ウルトラマンKITTO(キット)』だよ。ゼアスとおんなじ『Z95星雲 ピカリの国』から来たウルトラマンなんだ。でね、出光公式のウルトラマンでもあるから、『ウルトラ出光人』って呼ばれてるんだよ?」

 

直喜の解説に、「へぇ~、そうなんだ!」と感心する六花となみことはっす。そんな彼らの背後を、Bが通りかかった。

 

転生者 B(なんだアイツ…俺の嫁に手ェ出しやがって、許さねぇ!!)

 

六花と会話する直喜を見て、カッとなったBは…直喜の元に向かって行く。そして、直喜を殴ろうとしたが…

 

ドゴォッ!!

 

アカネ「あっ、直喜君♪奇遇だね~♪」

 

アカネのライダーキックを顔面に受け、廊下の奥に吹き飛ばされてしまった。

 

直喜「し、新条さん…?…い、今…誰か、吹っ飛んでった…ような…?」

 

アカネ「気のせい気のせい♪直喜君、疲れてるんだよ…一緒に帰ろ~♪」

 

直喜「う、うん…!…ぼ、僕で良ければ……」

 

アカネ「やった〜、ありがと~♪」

 

亜子&蘭萌「「ウチらも入れて~♪」」

 

そこに、アカネ、亜子、蘭萌も加わり…ウルトラ出光人やウルトラ怪獣の話で盛り上がった。

 

 

 

転生者 B「……ハッ!?」

 

Bが気が付いた時には、既に日が落ちて…夜になっていた。

 

警備員「こら君!!何をしているんだね、後…手に持っている物はなんだ!?」

 

転生者 B「あわわわ…ご、ごめんなさぁ~い!!」

 

警備員「あっ、待ちなさい!!」




ED~ASH DA HERO『Everything』~♪
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