【完結】駄目な部分が目立つ転生者が、何故か周りから好かれる話 作:やさぐれショウ
転生者 B…性別は男…高校2年生である。
彼は幾多の転生世界で散々悪事を働いてきた、悪質転生者である。その手口は…他の転生者及び原作主人公(主に男性)の悪い噂を広め、ヒロインズを我が物にしてきた。それだけでは飽きたらず、他転生者や原作主人公を必要以上に痛め付け…優越感に浸っていた。彼も転生者 Aと同様、飽きたら別の世界を転々とし…転生の力を悪用し、懲りずに悪さを続けていた。
この行動に、最高神は遂に怒り出し…彼に呪いをかけた。
転生者 B(ちっ、俺は2年のクラスかよ…どの女もブスばっかりだぜ……)
自分のクラスにいるBは、今日も不機嫌な表情を見せていた。それがずっと続いていたため、クラスに馴染めず…孤立状態になってしまっている。クラスメイト達はBの存在を認識しておらず、視界に入っても何も反応を示さない。
転生者 B(あ~あ…俺も1年のクラスが良かったぜ……六花ちゃんやアカネちゃん、めっちゃくちゃ可愛いもんな~。ま、俺の嫁になるんだから当然だよな。)
学校での日常が終わり、下校の時刻となった。
なみこ「じゃあね直喜、知らない人に着いていっちゃダメだよ?」
六花「大丈夫だよなみこ、私が家まで送ってくから。」
はっす「ズルいぞ~、ウチも行く~!」
将「お前ら過保護すぎねぇか?まぁ、無理はねぇよな。」
裕太「直喜君、今日はありがとう!また一緒に対戦しようね♪」
直喜「う、うん…!!」
すっかりクラスの人気者になった直喜は、クラスメイト達からチヤホヤされるようになり…Aは、そんな直喜に嫉妬し、更に逆恨みするようになっていく。
転生者 A(くそが…六花達がいるせいで、アイツを殺すタイミングがねぇ…!!)
Aは手にカッターナイフを隠し持っており…人気の無い場所で、直喜を殺してしまおうと考えたのだ。しかし…
女教員「おいA、何を持ってる?」
女教員に見つかってしまい、説教される。
女教員「このカッターナイフで、何をするつもりだったんだ?」
転生者 A「ち、違うんです…神山君の落とし物だったので届けようとして」
女教員「そんな言い訳が通用すると思うか?神山はな、自分の物には必ず名前を書いている。しかし、このカッターナイフには名前が無い…A、今すぐ職員室に来い。」
Aは咄嗟に思い付いた言い訳をするが、それは通用せず…職員室へと連行されていった。
なみこ「何々?アイツ、また何かやらかしたの?」
六花「ほんとバカだよね…何がしたいんだか……」
はっす「でもさ、職員室に連れてかれたし、ざまーみろってね。」
なみこ「確かに!」
そんな無様なAを見て女子達はスカッとし、直喜と話をする。
六花「ねぇねぇ、直喜はどのウルトラマンが好きなの?」
直喜「えっと…う、ウルトラマンゼアスが…好き。」
『ウルトラマンゼアス』…それは、直喜一推しのウルトラマンである。この世界でもウルトラマンは、日常に溶け込んでいる。
六花「ゼアスかぁ~、ガソリンスタンドにさ…ゼアス居るよね?」
なみこ「あぁ~、居る居る!確か、IDEMITHUだったっけ?」
IDEMITSUとは、ガソリンスタンドの事であり…そこでは、ウルトラマンゼアスを見ることができる。しかし、そこにいるのはゼアスだけではない。別のウルトラマンが3人もいる。
はっす「そーそー。テレビでやってたよね、ゼアスと後…3人のウルトラマン…名前何だったっけ?」
直喜「『ウルトラマン
直喜の解説に、「へぇ~、そうなんだ!」と感心する六花となみことはっす。そんな彼らの背後を、Bが通りかかった。
転生者 B(なんだアイツ…俺の嫁に手ェ出しやがって、許さねぇ!!)
六花と会話する直喜を見て、カッとなったBは…直喜の元に向かって行く。そして、直喜を殴ろうとしたが…
ドゴォッ!!
アカネ「あっ、直喜君♪奇遇だね~♪」
アカネのライダーキックを顔面に受け、廊下の奥に吹き飛ばされてしまった。
直喜「し、新条さん…?…い、今…誰か、吹っ飛んでった…ような…?」
アカネ「気のせい気のせい♪直喜君、疲れてるんだよ…一緒に帰ろ~♪」
直喜「う、うん…!…ぼ、僕で良ければ……」
アカネ「やった〜、ありがと~♪」
亜子&蘭萌「「ウチらも入れて~♪」」
そこに、アカネ、亜子、蘭萌も加わり…ウルトラ出光人やウルトラ怪獣の話で盛り上がった。
転生者 B「……ハッ!?」
Bが気が付いた時には、既に日が落ちて…夜になっていた。
警備員「こら君!!何をしているんだね、後…手に持っている物はなんだ!?」
転生者 B「あわわわ…ご、ごめんなさぁ~い!!」
警備員「あっ、待ちなさい!!」
ED~ASH DA HERO『Everything』~♪