【完結】駄目な部分が目立つ転生者が、何故か周りから好かれる話   作:やさぐれショウ

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OP~オーイシマサヨシ『インパーフェクト』~♪


第45話 ダイナゼノンって、なに?

ある日……

 

直喜は、電話で六花とアカネが目を覚ましたことを知った。だが、ツツジ台に戻るための資金が無く、そっちには戻れないことを告げると……

 

 

六花『ウソでしょ…直喜!?ねぇ、大丈夫!?お腹空かせてない!?怪我とか病気とか無い!?』

 

アカネ『直喜君と会えないなんて、そんなの…そんなの嫌ぁぁあああああああああああああ!!』

 

 

六花は過剰に直喜を心配し、アカネは発狂した。

 

直喜「…え、えっと……」汗

 

なみこ『あっ、直喜?六花とアカネはウチらに任せてね♪』

 

はっす『その代わり…ちゃんと無事に帰って来るんだぞ、直君♪』

 

なみことはっすの言葉に安心した直喜。電話が切れると、直喜は外へ出る。今、彼がいる場所は…夢芽とちせが言う『秘密の場所』である。

 

直喜(今日も晴れ空だ……いつも晴れ続きのような気がするんだけどなぁ………)

 

直喜がいるフジヨキ台は、今日も晴れである。ツツジ台にいた時も、晴れ続きであった。

 

直喜(不思議だなぁ…まるで、神様が……いや、神様なんて居るわけ無いか……)

 

???「いいえ、居るわよ?」

 

直喜「…えっ?」

 

ふと、背後から声を掛けられたため振り向くと……エジプト神話風の衣装に身を包んだ女性が立っていた。

 

直喜「…だ、誰?」

 

マート「私は『マート』…夢芽とちせと契約している神よ?」

 

直喜「け、契約…ど、どういうこと…?」

 

マートに尋ねてみると……夢芽とちせは、『ほぼ全てのウルトラ怪獣及び宇宙人の力を使える』とのこと……彼女達は、『●●●●』と呼ばれる悪質転生者を始末する使命を達成し、直喜と再会させたと……

 

マート「どう、ビックリした?」

 

直喜「び、ビックリするも何も…ぼ、僕はこうして……生きてるじゃないか……僕、そんなの…信じないよ…?」

 

マート「ま、信じるか信じないかは…直喜次第なんだけどさ。」

 

マートは「フフッ。」と笑うと…直喜の前から姿を消した。

 

直喜(ゆ、夢芽ちゃんとちせちゃんが…か、怪獣達の力を……?)

 

直喜が疑問を抱いていると、そこに夢芽とちせがやって来た。

 

 

夢芽「直喜~♪」

 

ちせ「直喜先ぱ~い♪」

 

彼女達は、笑顔で手を振りながら直喜の元に駆けて来る。

 

直喜「…あ、夢芽ちゃんとちせちゃん……」

 

夢芽「…?…どうしたの、直喜?」

 

直喜「ううん、何でもない…そ、それより…よ、用件は…なにかな?」

 

ちせ「直喜先輩にどぉ~しても会いたいって人達を連れてきました。どうっすか?大丈夫そうですか?」

 

直喜「う、うん…だ、大丈夫…だよ…?」

 

直喜の言葉を聞いた夢芽とちせは、彼に会いに来た人物を呼ぶ。まもなく、この秘密の場所に…3人の男性が姿を現した。

 

 

ガウマ「おぉっ!!直喜だ…マジで直喜じゃねぇか!!」

 

夢芽「ガウマさん…声。」汗

 

蓬「か、神山 直喜君だよね?南さんとちせちゃんから聞いてるよ。俺は『麻中 蓬』、よろしくね!」

 

暦「お、俺は『山中 暦』…よ、よろしく。」

 

ちせ「先輩、緊張し過ぎですってwww」

 

ガウマは直喜を見た途端に大喜びし、蓬は直喜に自己紹介し、暦は緊張した様子で直喜に自己紹介した。

 

夢芽「あ~…えっと、ごめんね直喜?ガウマさんうるさかったよね?」

 

直喜「大丈夫、僕『神山 直喜』…よ、よろしく、お願いしま…す…?」

 

ガウマ「何で疑問系なんだよ?俺は『ガウマ』って言うんだ!!…ぐっ、うぅっ……嬉しいぜ、直喜に逢えて…!!」ポロポロ…

 

蓬「ガウマさん…」汗

 

暦「えっ、泣いてる…?」汗

 

ガウマは直喜と逢えたのが余程嬉しかったのか…遂に泣き出し、その場でうずくまった。

 

ちせ「えっと、ですね…こ、これでも私の友達でもあるんですよ、あははは…」苦笑

 

ちせが苦笑いしながら言うと…

 

 

直喜「ふふっ、なんだか…愉快な人達だね。」

 

 

…と、直喜は笑った。その後、夢芽とちせが企画した交流会を通じて…直喜は段々ガウマ達と打ち解けていった。

 

直喜「というか、ここ…ほぼ何でもあるよね…?」汗

 

ちせ「ま、秘密の場所ですからね~♪」

 

暦「理由になってない…」

 

ちせの言葉に、静かにツッコミを入れる暦。

 

蓬「ところでさ、直喜君はどのウルトラマンが好きなの?」

 

直喜「僕はゼアスが好き、麻中君は?」

 

蓬「俺?俺はオーブかな。色んなウルトラマンの力を使って戦う姿がカッコいいから。」

 

ガウマ「俺はマックスだ!!最強最速、とにかくカッコいいぜ!!」

 

ウルトラマンの話で盛り上がろうとしている中…

 

 

ガウマ「ッ!?怪獣か…ちっ、折角直喜と喋ってんのによぉ…!!」

 

 

タイミング悪く、怪獣が現れたようだ。

 

ガウマ「直喜、今からスッゲェの見せっからよぉ、よく見ててくれよ?」

 

直喜「えっ、あ…はい……」汗

 

ガウマが手の平サイズの小さなメカを取り出すと、他のメンバー達もそれぞれのメカを取り出し、空高く掲げ『アクセスモード』で巨大化した。

 

直喜「そ、それは…!?」

 

ガウマ『これは俺達が操縦するメカ『ダイナゼノン』だ!!』

 

夢芽「直喜、ここで待っててね?必ず戻るから。」

 

夢芽が『ダイナウイング』から直喜にそう言うと、他のメカと共に…怪獣が出現した街へと飛び去っていった。

 

直喜(怪獣…ここにも現れるなんて……って、これは!?)

 

直喜はスマホを見て驚いた。そして、ピカリブラッシャーを取り出し、歯磨きを開始……口腔環境を綺麗にすると…

 

直喜「ゼアスッ!!」ピカァァアアアアッ!!

 

ブラッシャーを天に掲げ、眩く優しい光へと包まれて行く。光に包まれた直喜は『ウルトラマンゼアス』へと姿を変え…巨大化を果たした。

 

ゼアス「シェアッ!!」

 

ゼアスは大空へと飛び立つと、夢芽達が向かった方角へと飛んでいった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その頃、フジヨキ台の街中では…

 

怪獣「グォォオオオオオオオオッ!!」

 

1体の怪獣が、破壊活動を行っていた。悪趣味な純金製のトゲ付きプロテクターを身に纏い、弱点であろうと思われる腹部をカバーしており、頭部には2本の角が生えている。

 

転生者 A「スゲェ…俺、怪獣を操ってんじゃねぇか!!」

 

街中で暴れまわる怪獣『ダークラー』を操っているのは『転生者 A』だ。そこに、4機のメカが登場すると…合体を開始、巨大ロボへと姿を変えた。

 

 

ガウマ『ダイナゼノン!!バトルゴー!!

 

 

ダイナドラゴンに似た頭部を持つ赤い竜人型ロボット『ダイナソルジャー』、レーシングカーに近いフォルムをした赤い車型メカ『ダイナストライカー』、ステルス戦闘機に近いフォルムをした赤い戦闘機型メカ『ダイナウイング』、潜水艦に近いフォルムをしたメカ『ダイナダイバー』が合体し、誕生した巨大ロボット…それが『ダイナゼノン』だ。

 

転生者 A(ダイナゼノン、来たか…ダイナウイングには夢芽が乗ってる……ダイナソルジャーにはちせが乗ってる可能性が高ぇよな…なら、ガウマと蓬と暦は殺して…夢芽とちせを俺の物にしてやるぜ!!)

 

Aは両目を赤く光らせ、ダークラーを操る。ダークラーは空を飛び回り、角から発射する光線『クラクラビーム』で空中からダイナゼノンを攻撃する。

 

ガウマ『どわっ!?何なんだコイツ…!!』

 

蓬『1度分離しましょう!!』

 

蓬の言葉に、ダイナゼノンは合体を解除し…4つのメカに分離する。ダイナソルジャーは空中を飛ぶダークラーを捕らえ、噛み付き攻撃を繰り出す。ダイナダイバーは上部のハッチを開くことでダイナランチャーを展開し、そこからバーストミサイルを…ダイナストライカーは前方の機関砲からエネルギー弾を…ダイナウイングは4門の機関砲から実弾を乱射する。

 

転生者 A「ヒャハハハハ!!効かねぇ効かねぇ…そんなショボい攻撃、ダークラーには効かねぇよぉ!!」

 

Aがそう叫ぶと、ダークラーはダイナソルジャーを投げ飛ばし…ダイナウイングへ向かって高速で迫る。

 

夢芽『ッ!?』

 

夢芽はダークラーを振り切ろうとするが、とうとうダークラーの両腕がダイナウイングの翼を捕らえた。

 

ガウマ『夢芽!!』

 

蓬&暦『『南さん!!』』

 

ダークラーがダイナウイングを掴んでいるため、ガウマ達は迂闊に攻撃ができなかった。下手をすれば、自分達の攻撃がダイナウイングに…つまり、夢芽に当たってしまう可能性がある。

 

夢芽『私に構わず撃って!!じゃないと、街が…!!』

 

ガウマ『バカッ!!んなこと、できるかよ!!』

 

絶対絶命へと陥ったガウマ達…そんな彼らを見て、勝ち誇ったように笑うA。

 

転生者 A「ハハハハハ!!やったぞやったぞ…遂に、夢芽が俺の嫁にぃぃいいいいいい!!」

 

その時……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

東の空から、赤い光を放つ球体が飛んで来ると……

 

 

ドガァッ!!

 

 

ダークラー「グギャッ!?」

 

ダークラーの背中に体当たりした。ダークラーはダイナウイングから手を離し、地上へと落下した。

 

夢芽『な、何!?』

 

ガウマ『ま、まさか…新たな敵か!?』

 

暦『い、いや…違うっぽいです。』

 

赤い球体は、落下したダークラーに向かって青く光る攻撃を発射した。ダークラーが光線に怯むと…球体はゆっくりと地上に降り……段々人の姿へと変わっていく。

 

蓬『…あれは、まさか…!?』




ED~ASH DA HERO『Everything』~♪
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