【完結】駄目な部分が目立つ転生者が、何故か周りから好かれる話 作:やさぐれショウ
ダークラーが光線に怯むと…球体はゆっくりと地上に降り……段々人の姿へと変わっていく。
蓬『…あれは、まさか…!?』
ゼアス「シェアッ!!」
球体から姿を現したのは…赤と銀の2色のシンボルカラーに、胸部に着いている青い光を放つランプ…黄色い光を放つ複眼が特徴の巨人であった。
ちせ『あれって…』
暦『ちせ、知ってるのか?』
ちせ『もちろんですよ!!あれは…間違いないっす!!』
ガウマ『だから何なんだよ!?』
ちせ『ウルトラマンっす!!ウルトラマンゼアスですよ!!』
赤い球体から現れた巨人は…紛れもなく、本物の『ウルトラマンゼアス』だ。
人々「ウルトラマンだ!」「ウルトラマンが来てくれたぞ!!」「あれは、ウルトラマンゼアス…!!」
人々はウルトラマンの登場に、安心感を覚え…歓声を上げたり、ゼアスに感謝の言葉を叫んでいる。
転生者 A「なっ!?ウルトラマン…邪魔をする気かぁぁああああああああああ!!」
Aが発狂すると、ダークラーは雄叫びを上げ…ゼアス目掛けて突進してくる。
ガシィッ!!
ゼアスはダークラーの頭を抑え、パワー勝負を仕掛ける。
ゼアス「ジュアッ!!」
ゼアスはダークラーを前に押し返すと…
ゼアス「デヤッ!!」ドゴォッ!!
ダークラーの顔面に回し蹴りをくらわせた。ゼアスの蹴りでダークラーの角が破壊され、ダークラーは地面へと叩き付けられた。
蓬『す、スゴい…ゼアス強い!!』
ガウマ『味方なら頼もしいぜ…ウルトラマンを援護するぞ!!』
暦『は、はい!!』
夢芽『言われなくてもそうします…!!』
ダークラーに肉弾戦を仕掛けるゼアスの援護を、4機のメカは開始する。ウイングとストライカーはダークラーの背後に移動し、機関砲からエネルギー弾を発射する。
ダークラー「グォォオオオオオオオオッ!!」
転生者 A「ぐっ!?おいダークラー、しっかりしろ!!」
Aは両目を光らせ、ダークラーの角を再生に成功…角が元に戻ったダークラーはクラクラビームをゼアスに向かって発射した。
バチィッ!!
ゼアス「グアッ!?」
転生者 A「よし、そのまま押し返せ!!」
光線に怯んだゼアスに、ダークラーは肉弾戦を挑み…反撃を開始した。
暦『ダメです、機銃が効かない!!』
蓬『俺が行きます!!』
ゼアスを攻撃するダークラーに、ダイナソルジャーが向かう。鋭い爪でダークラーを引っ掻き、最後にドロップキックをくらわせ…ゼアスを助けた。
ゼアス「ッ!?」
蓬『ゼアス、一緒に戦おう!!』
ゼアス「…!!」
蓬の言葉に頷いたゼアスは立ち上がると、構えを取った。
ガウマ『よし、合体だ!!この戦い、ぜってぇ勝つぞ!!』
4機のメカは空中で合体を開始し、巨大ロボットへと変貌した。
ダイナゼノンとなった時、ゼアスの隣に降り立ち…構えを取る。
直喜(わぁ、これがダイナゼノン…スゴいロボットだなぁ…!!)
ゼアス(僕も驚いてるけど…今は、あの怪獣を倒そう!!)
直喜(そ、そうだね…!!)
ダイナゼノンと共に、ダークラーへと立ち向かうゼアス。ダイナゼノンはダークラーの腹部にパンチを繰り出すが…
ガウマ『コイツ、腹は効かねぇ!!』
ダークラーはびくともしていなかった。
直喜(なら、これならどうだ!!)
ゼアスは助走をつけると…
ゼアス「デヤァッ!!」ドゴォッ!!
ダークラーの腹部に赤い稲妻を纏った膝蹴りを繰り出した。
ダークラー「グォオオオ……!!」
ゼアスの技『ゼアスニーキック』は、ダークラーに効いたようだ。その証拠に、ダークラーは腹部を、おさえ…うずくまっている。
ちせ『おぉ!!やばいですって!!ゼアスめちゃくちゃ強いですよ!!』
ガウマ『す、すげぇ…ダイナゼノンじゃびくともしなかったのに…!!だが、ダイナゼノンも負けちゃいねぇぜ!!』
ダイナゼノンはうずくまるダークラーに向かって走り出し、頭に飛び蹴りを入れる。その後、ダークラーに馬乗りになり、パンチやチョップを繰り出す。ある程度攻撃し、ダークラーから距離を取った時…
夢芽『なんとかビーム!!』
ダイナゼノンが両肩の『ペネトレーターガン』からレーザーを放つ。レーザーに怯んだタイミングで、ゼアスがダークラーに『ゼアス・ドロップキック』を浴びせた。
転生者 A「くそ……このままじゃ…!!」
Aが限界を感じた時…ゼアスのカラータイマーが青から赤へと変わり、点滅を始める。
カラータイマーが青から赤へ変わると危険信号…ウルトラマンは地球大気中に3分以上いることができないのだ。
ガウマ『そろそろ決めるぞ…ダイナゼノン・フルバースト!!』
ダイナゼノンは全身の武装を展開し、一斉発射する。ダイナゼノンから放たれるミサイル、ビーム、エネルギー弾はダークラーに命中し、爆発を起こす。
蓬『やった!!』
夢芽『…待って!』
爆煙の中からは、ダークラーが猛スピードでこちらへ突進してくる。
ガウマ『まだ終わってねぇ!!』
ゼアス「ッ!!」
すかさずゼアスは、まるで何かを大事に抱えるような独特の動作を開始する。『スペシュッシュラ光線』の発射合図だ。ダイナゼノンはすぐさま、『合体強竜・ダイナレックス』へと変形した。その直後、ゼアスは腕を逆十字に組み青く光る必殺光線『スペシュッシュラ光線』をダークラーに放った。
ゼアス「シェアッ!!」ビィィイイイイッ!!
ゼアスのスペシュッシュラ光線と同時に、ダイナレックスは口から強力な火炎放射『必焼大火炎レックスロアー』をダークラー目掛けて放った。
ダークラー「グォォオオオオオオオオッ!!」
ゼアスとダイナレックスの必殺技を受けたダークラーは、断末魔を上げると…仰向けに地面に倒れ、大爆発を起こした。
ちせ『やったやったぁぁああああああ!!』
夢芽『流石だね、ウルトラマンゼアス♪』
ガウマ『ウルトラマンもそうだが、ダイナゼノンも流石だろ!?』
ゼアスをべた褒めするちせと夢芽に抗議するガウマ。ゼアスは右手から『ゼアスキャン』を発射し、周囲を除菌する。次に、壊れた街を元に戻す光線を発射した。破壊された街は、あっという間に元通りとなった。
暦『す、すご…!!』
蓬『街が、元に戻った…!!』
ゼアスの力を見た暦と蓬は、驚きのあまり…言葉を失っていた。街が元に戻ったことを確認したゼアスは、上空を見上げると……
ゼアス「シェアッ!!」
快晴の大空へと飛び立って行った。
転生者 A「ちっ、使えねぇ怪獣だな……!!」
ダークラーが負け、Aは逃げるようにその場から去っていった。
直喜「…ふぅ。」
直喜(それにしても、こんなところにも怪獣が出たなんて……もしかしたら、ベンゼン星人が動き出してるかもしれない…)
戦いを終えた直喜は、夢芽とちせの秘密の場所に戻っていた。そこに、4機のメカが到着し…ガウマ隊のメンバー達が地上に降り立った。
夢芽「直喜~♪」
ちせ「直喜先ぱぁ~い!!」
夢芽とちせは真っ先に直喜に駆け寄り、彼に抱き付いた。彼女達の大胆な行動に、直喜は顔を真っ赤にしてテンパったのは言うまでもない……
ED~ASH DA HERO『Everything(English ver.)』~♪