【完結】駄目な部分が目立つ転生者が、何故か周りから好かれる話   作:やさぐれショウ

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OP~オーイシマサヨシ『インパーフェクト』~♪


第47話 誓いって、なに?

直喜「…はぁ。」

直喜(どうしよう、着替え持ってきてないからなぁ……流石にずっと同じ服装でいるのって変だよね?)

 

直喜は困っていた。それは、服装について……私服でいる直喜なのだが、着替えを持ってきておらず……かといって、買いに行きたいと思っても、資金が底を尽きそうであるため、それも叶わないのだ。

 

直喜(着替え持っとけば良かったなぁ……どうしようか……)

 

現在、夢芽とちせはガウマ隊と訓練に出掛けている。その時だった……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

オニジャ「おっ!?おーい、直喜ー!!」

 

 

オニジャを先頭に、『怪獣優生思想』の4人がこちらへ駆けて来る。

 

直喜「…えっ?あっ、オニジャ君達。」

 

ジュウガ「まさか、ここで直喜に逢えるなんて…光栄です。」

 

シズム「俺達の普段の行いが良いのかもね。」

 

オニジャ「自分で言うのかそれ…」汗

 

ムジナ「こんなところで何してんの?」

 

直喜「えっと、実はね……」

 

直喜は4人に悩んでいることを話し始める。彼の話を聞いた4人は、直喜を責めることは決してせず…「どうしようか…」と、一緒に考える。

 

シズム「そうだ…ならさ、ジュウガの衣装の1つを直喜にプレゼントしたら?あの衣装、全然着てないでしょ?」

 

シズムがそう言うと、直喜は「流石に貰うのはちょっと…」と、遠慮し始める。

 

ジュウガ「それは良い考えですね。では直喜、この衣装を貴方にプレゼントします。」

 

シズムの提案をあっさり受け入れたジュウガは、直喜に軍服のような衣装を渡す。

 

直喜「だ、だったらお金…」

 

オニジャ「大丈夫だってw気にしねぇで貰ってくれよ、な?」

 

ムジナ「その衣装…伸縮自在だから、いつまでも着れるんだ♪洗濯機にかけても乾燥機にかけても大丈夫♪」

 

ジュウガ「俺達は、直喜と逢える日をいつも楽しみにしているんです。」

 

シズム「こうして直喜と出逢えたのも、何かの縁だよ。だからさ、貰ってくれないかな?」

 

4人の推し(穏やかな)に折れた直喜は、ジュウガの衣装を貰うことに…その後、地下室に入っていくと……

 

 

直喜「ど、どうかな…?」

 

 

ジュウガから貰った軍服に着替えて戻ってきた。それを見た怪獣優生思想の4人は……

 

 

 

オニジャ「おぉ!!かっこいいじゃねぇか直喜!!」

 

ジュウガ「よくお似合いですね♪」

 

ムジナ「ちょっと待って、写真撮っても良い?」

 

シズム「直喜、ちょっとポーズ取ってよ。」

 

 

 

大絶賛し、ムジナはスマホを向けて写真を撮り始める。

 

直喜「ふえっ!?しゃ、写真!?」

 

直喜は恥ずかしくなって顔を真っ赤にしながらアタフタし始める。

 

シズム「直喜、これ…このポーズ。」

 

直喜「へっ?こ、こう…?」

 

ムジナ「良いね良いね♪直喜輝いてるぅ~♪」パシャッ!パシャッ!

 

シズム「次はそうだね…このポーズやってみようか?」

 

直喜「こ、こう…?」

 

いつの間にか…秘密の場所は、撮影会場と化していた。ムジナが撮影担当、シズムはポーズの指示担当、直喜はモデル…オニジャとジュウガは盛り上げ担当となっていた。

 

 

 

数十分後、撮影を終えて疲れた直喜は休憩をすることに……

 

シズム「そういえば、直喜はどこの学校に通ってるの?」

 

直喜「ぼ、僕…?…都立ツツジ台高校、だよ?」

 

オニジャ「マジっ!?1回そこの前通ったことあるぞ!?なぁ、ジュウガ?」

 

ジュウガ「そうですね。まさか、その高校に通っていたなんて…」

 

シズム「俺もそこに行けば良かった…」

 

ムジナ「シズムが落ち込んでる…」汗

 

落ち込むシズムを珍しいモノを見たような目で見るムジナ。シズムはフジヨキ台高校に、交換留学生として通っているのだ。直喜がツツジ台高校に通っていることを知り、同じ学校に行けば良かったと後悔しているようである。

 

オニジャ「そういや直喜、六花はいねぇのか?」

 

直喜「あぁ…えっと、六花ちゃんはね……」

 

オニジャ「…おぉ。」

 

直喜は六花が入院していることを彼らに言おうか迷った。だが、六花のことを考えると入院していると伝えるのは良くないと思ったのか……

 

 

直喜「り、六花ちゃん…今日はちょっと、用事があるんだよね。最近忙しいとかなんとか……」

 

 

…と、言った。

 

オニジャ「ほぉ~、そうなのか。アイツも大変だな?」

 

直喜の話を全く疑わず、納得するオニジャ。

 

ジュウガ「直喜、貴方の好きな食べ物って何ですか?」

 

直喜「好きな食べ物?えっと…た、玉子焼き…後、ホットケーキが好き。」

 

ジュウガ「玉子焼きとホットケーキですか。良いですね、俺も好きですよ。」

 

ムジナ「ちょー分かる!!ほんのりとした甘さがたまらないんだよね~♪」

 

玉子焼きとホットケーキ…それらは、直喜の大好物である。ジュウガとムジナも、玉子焼きとホットケーキが大好きなようだ。

 

シズム「料理担当は、確か…オニジャだったよね?」

 

直喜「えっ、そうなの!?」

 

オニジャ「おう!何だって作れるぜ!!」

 

話を聞いてみると……怪獣優生思想の4人の中で、オニジャは料理担当であり、彼らのお財布的な役割でもある。

 

直喜「ところで…オニジャ君達は、どうやってお金を稼いでるの?」汗

 

シズム「随分生々しい質問だねw」

 

直喜の質問に笑うシズム。普段は感情表現が乏しく、ムジナ同様に口数は少ない彼だが…直喜と話している時には、本当に楽しそうにしている。

 

ムジナ「ショーのアルバイトしてるの、ウルトラマンとかのね?パフォーマンスも披露したりするよ?」

 

どうやら、彼らはウルトラマンショー等でアルバイトをして資金を稼いでいるみたいだ。

 

ジュウガ「そういえば、このフジヨキ台にも怪獣が現れたみたいですね。」

 

オニジャ「マジで?けど、俺らは直喜を守るために怪獣を使ってるし…破壊活動なんてしてねぇぞ?」

 

ムジナ「でも、ゼアスがやっつけてくれたじゃん。ダイナゼノンと一緒に…」

 

シズム「俺達が操ってないってことは…別の誰かが怪獣を操ってる可能性が高いよね。」

 

直喜「でも、いったい誰が…何のために……」

 

疑問を抱く直喜に、シズムはこう言った。

 

 

シズム「俺の推測だけど、怪獣を操ってるのは恐らく…直喜を憎み、逆恨みしている奴であって、直喜を倒すためにやってる。」

 

 

オニジャ「おいおい、そりゃおかしいだろ!?そもそも直喜は、何も悪いことしてねぇだろ!?」

 

ジュウガ「そうですね……俺達のベストフレンドが、悪さをするなんてあり得ない。」

 

ムジナ「ソイツを早く見つけて、ぶっ飛ばしてやりたいわ…!」

 

怪獣優生思想…本来、ガウマ隊にとって敵なのだが……今の彼らは、自分達のベストフレンドである直喜を守るために行動をしている。

 

ジュウガ(昔は、ガウマさんに憧れ…彼をこちらへ迎え入れようとしていましたが……今は、俺達のベストフレンド…直喜と共に歩むことが、俺達の生き甲斐……一刻も早く、怪獣を操る輩を潰さなければいけませんね。)

 

ムジナ「ねぇ、直喜と連絡先交換しとかない?直喜、私達はね…ベンゼン星人の基地を探してるんだ。」

 

直喜「へぇ、そうなんだ。って、えぇっ!?そ、そうだったの!?」

 

シズム「黙っててごめん。俺達も、ちょっとでも直喜の力になりたいからさ…」

 

直喜「ど、どうしてそこまで…僕に優しくしてくれるの…?」

 

思わず4人に問い掛ける直喜に、4人はこう答えた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ジュウガ「この世界に来た時、俺達は貴方にこの身を捧げると誓っていましたから。」

 

オニジャ「言ったろ?直喜の全ては、俺達の全てだって。直喜が守りてぇモンは、俺達も一緒に守ってみせるぜ♪」

 

ムジナ「直喜が背負うモノは、私達も一緒に背負うからさ♪」

 

シズム「直喜が俺達のベストフレンドになってくれたから…今度は俺達が、直喜のベストフレンドになるよ。」

 

 

それは…最後まで自分達を信じてくれた直喜に救われたからこそ、彼らが誓った堅い決意だった。

 

直喜「みんな…ありがとう……」

 

直喜は4人と連絡先を交換し、彼らのL○NEグループに招待してもらった。

 

ジュウガ「あっ、直喜。オニジャはこう見えてかなりの寂しがり屋なので…沢山メッセージを送ってくるかもしれません。ご了承を…」

 

オニジャ「おいジュウガ!!それは言わねぇ御約束だろ!?」

 

シズム「あんまり直喜を困らせちゃダメだよ?」

 

ムジナ「直喜~♪」ダキッ!

 

オニジャ「おい早速困らせてるぞ~。」

 

シズム「ムジナ…」

 

直喜「あ、あははは……」汗




ED~ASH DA HERO『Everything』~♪
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