【完結】駄目な部分が目立つ転生者が、何故か周りから好かれる話   作:やさぐれショウ

52 / 142
OP~オーイシマサヨシ『インパーフェクト』~♪

あとがきに、直喜の容姿(イメージ)をちょこっと書きました♥️


第51話 落ち着くって、なに?

直喜を乗せたゴルドバーンは、彼の自宅マンションの屋上に降り立った。

 

直喜「スゴい…あっという間に着いちゃった……ありがとう、ゴルドバーン…!」

 

ゴルドバーン「グルルッ♪」

 

お礼を直喜に、ゴルドバーンは頬を擦り付ける。

 

夢芽「あっ、そうだ…」

 

何かを思い出した夢芽は、スマホを取り出すと……

 

 

夢芽「直喜。連絡先交換、しとかない?」

 

 

…と、直喜に聞く。

 

直喜「……。」

直喜(シャドーに勝てたのは…間違いなく夢芽ちゃんとちせちゃんとゴルドバーンのおかげ……)

 

ちせ「何か困ったことがあったら、いつでも連絡してくださいよ♪」

 

直喜「…う、うん…ありがとう……」

 

こうして、直喜は夢芽とちせとL○NE交換をし、彼女達の連絡先を確保した。

 

ゴルドバーン「グルルル……」

 

ゴルドバーンは直喜とお別れするのが寂しいのか、悲しげな声を上げる。

 

ちせ「ゴルドバーン…直喜先輩の連絡先あるんだから、いつでも会えるよ?」

 

ちせの言葉を聞いたゴルドバーンは、彼女の顔に頬を擦り付けて喜んだ。

 

夢芽「んふふ♪」

 

直喜「ど、どうしたの…夢芽ちゃん…?」

 

夢芽「ん~ん、これでさ……」

 

すると、夢芽は直喜に近付き……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

夢芽「いつでもどこでも、話ができるようになったね♥️

 

…と、彼の耳元で囁くと…彼の頬にキスをした。

 

直喜「は、はわわわわ…!!///」カァ~…

 

夢芽の突然の不意打ちに、思わず顔を真っ赤にする直喜。そんな直喜を見て微笑んだ夢芽は、ちせと共にゴルドバーンに乗り…ツツジ台を去っていった。

 

 

 

夢芽達の姿が見えなくなるまで見送った直喜は、久しぶりの自宅マンションに帰って来た。

 

直喜(あぁ…やっぱり自分の家が一番落ち着くなぁ~……)

 

部屋に入って、リビングへと向かっていく直喜。

 

 

ガチャッ……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

直喜「…あれ?部屋が綺麗だ……何日もここに居なかったのに、何でだろ…ま、いっか…」

 

直喜はDVDレコーダーを操作し、ソファーに座って大好きな『ウルトラマンゼアス』を見ることにした。

 

直喜(あっ、そうだ…六花ちゃんとアカネちゃんにちゃんと帰って来れたことを伝えよっと…きっと、心配してる…よね……?)汗

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その頃、ツツジ台総合病院では……

 

裕太「ね、ねぇ…六花と新条さん、大丈夫…?」汗

 

なみこ「いや、逆に大丈夫に見える?」汗

 

将「…いや、全然…」汗

 

ここでは、六花とアカネが入院しているのだが……

 

 

六花「直喜…会いたいよ……直喜…

 

あぁ、どうしよう…直喜がいないと、私……

 

…おかしくなっちゃうよ……

 

 

アカネ「直喜君直喜君なおきくんなおきくんなおきクンナオキクンナオキクンナオキクンナオキクンナオキクン……

 

 

この病室には、六花とアカネが直喜を恋しがっていた。彼に会いたいと思うがあまり、2人のハイライトは消え失せている。六花は目にいっぱい涙を浮かべ、今にも泣き出しそうであり……アカネは壊れたラジオの如く、直喜の名前を連呼している。相当落ち着きが無い様子だ。

 

はっす「うわぁ、どうしよう…直君、ヘルプウィー…!!」

 

はっすがそう言ったタイミングで、六花とアカネのスマホが鳴った。すぐにL○NEを起動すると…

 

直喜『僕、ちゃんと帰って来れたよ。心配かけちゃって、ごめんなさい。』

 

…と、直喜からメッセージが来ていた。それを見た六花とアカネは、急いで直喜に電話を掛けた。

 

 

直喜『も、もしもし?』

 

 

電話を掛けてすぐに、直喜は電話に出てくれた。

 

六花「直喜!!お願い、顔を見せて!!」

 

やっと直喜の声が聞けた六花は、涙をボロボロ溢しながら言う。

 

直喜『えっ?か、顔…?』

 

なみこ「多分だけど、ビデオ通話になってるよ?」

 

直喜『あっ、そういうこと…?』汗

 

どうやら直喜はスマホを耳に当てて話していたようだ。スマホを耳から離すと、六花とアカネの顔が見える。

 

六花「ッ!!…あぁ、直喜……ケガしてない?どこか具合悪くない?お腹空いてない?喉渇いてない?寂しくなかった!?大丈夫!?」

 

アカネ「ほわぁ…な、直喜君だ……直喜君だ…その二重に、野原のような緑色の綺麗な瞳……本物の直喜だよ……!!」

 

直喜の顔を見れた六花とアカネの目からはポロポロと大粒の涙が零れ落ちる。

 

直喜『だ、大丈夫……後…ほ、本物も何も…僕は正真正銘、神山 直喜だけど……』汗

 

六花とアカネの言葉に、困惑しながらも…元気そうな様子を見せる直喜。

 

はっす「お~い直く~ん?あっ、元気そうだな~…ウチとの約束、ちゃんと守ってくれたね♪」

 

直喜『ぶ、無事に帰って来てね…だったよね?』

 

はっす「そそ♪しっかり覚えてて、偉いゾ♪」

 

なみこ「いやぁ、直喜が無事で良かったよ。てかさぁ、ウチらをほったらかしてどこ行ってたんだい?」ニヒヒッ♪

 

直喜を褒めるはっすに対し、直喜をからかうなみこ。

 

直喜『ほ、ほったらかしてだなんて…そんな……ただ、僕は……』

 

直喜は六花達に、電車内で寝過ごして『フジヨキ台』と言う場所まで行ってしまったこと……そこで新しく知り合った友達に世話になっていたことを話した。

 

六花「良かったぁ…新しい場所でも友達ができたんだね……直喜はホントに、友達作りが上手いね…♪」

 

アカネ「ねぇねぇ、それって女友達?彼女?ねぇ直喜君?」

 

六花「アカネやめて…直喜が困ってる。」汗

 

アカネの瞳の色がどす黒く変色しているが…直喜の言葉を信じている六花は、ホッとしていた。

 

将「それにしても、フジヨキ台かぁ…聞いたこと無い場所だな……」

 

直喜『えっ?ツツジ台と同じ東京都にあるんだよ!?』

 

裕太「えっ、そうなの?…うーん……」

 

直喜『分かんない?そっかぁ……』

直喜(内海君も響君も変なの…意外と近くにあるのに……)

 

直喜が滞在していたフジヨキ台だが…ツツジ台の近くにある街であった。にも関わらず…裕太も将も、フジヨキ台を知らないと言う。それは、なみことはっすも同じであった。

 

なみこ「まぁ良いじゃん!直喜の無事が分かったんだからさ~♪」

 

はっす「そ~そ~、これ以上質問攻めすると…直君、もっと疲れちゃうよ?」

 

六花「なみことはっすの言うとおりだよね。」

 

アカネ「確かに~♪無事で良ければ、全て良し…だね♪」

 

六花「それを言うなら…『終わり良ければ全て良し』でしょ?」

 

アカネ「そうともゆ~♪」

 

直喜の安否を漸く確認できたことと、直喜の声が聞けたこと…更に、直喜の顔が見れたことに、漸く落ち着きを取り戻した六花とアカネ。

 

なみこ(直喜はピンチの時に、すぐに手を差し伸べてくれるねぇ。)

 

はっす(そういうとこ…なんだろう、ウルトラマンの面影があるような……)

 

お人好しとツツジ台高校では評判の直喜…なみことはっすが見る直喜には、心なしか……ウルトラマンにも見えた気がした。




ED~ASH DA HERO『Everything』~♪



『神山 直喜』の容姿…モチーフは【僕のヒーローアカデミア】の主人公『緑谷 出久』です。見た目はそのまんま出久ですが、髪色は黒で頬にそばかすがありません。
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。