【完結】駄目な部分が目立つ転生者が、何故か周りから好かれる話   作:やさぐれショウ

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OP~オーイシマサヨシ『インパーフェクト』~♪


第62話 このギスギスした雰囲気って、なに?

直喜が声をあげたことで、一時休戦となったものの……

 

 

 

六花&夢芽「「!!」」バチバチバチバチ……

 

アカネ&ちせ「「!!」」バチバチバチバチ……

 

ヒロインズは互いににらみ合い、何やら火花を散らしていた。

 

裕太「何で六花達は火花散らしてるの?」汗

 

将「さ、さぁ…」汗

 

蓬「多分、直喜君のことでじゃないかな?」

 

暦「俺もそう思う…」汗

 

ヒロインズとは反対に、裕太達はいつの間にか打ち解けていた。

 

直喜(まだ打ち解けられてないな…どうしよう……)

直喜「そ、そうだ…あれ、やらない…?」

 

直喜はゲームを通じて、六花達と夢芽達の仲を繋げようと考え…『ウルトラマンFEN』をやることに……

 

六花「久しぶりにやるね♪」

 

夢芽「このゲーム機買っておいて正解だったね。」

 

ヒロインズもゲーム機を取り出したところで、キャラクターを選択し始める直喜。選んだのは当然、『ウルトラマンゼアス』だ。六花は『ウルトラマンティガ』を、アカネは『ウルトラマンダイナ』を選択した。夢芽は『ウルトラマンネクサス』、ちせは『ウルトラマンジャスティス』を選択した。彼らがやっているのは『トーナメントモード』、その名如く、トーナメント形式でバトルを行うモードである。始めにコンピューターと対戦し、次に六花VS夢芽となった。

 

六花「言っておくけどね、ティガの魂は令和になっても受け継がれたの。まるで、私と直喜の愛みたいにね?」

 

夢芽「それなら、ネクサスは受け継がれていく光なんだけど?直喜との友情も絆も、ネクサスのように受け継がれているの。」

 

六花「は?

 

夢芽「あ?

 

互いに不穏オーラ剥き出しにしながら戦う六花と夢芽。結果……

 

 

 

夢芽「……!!」ウググググ…!!

 

六花「…フンッ。」ドヤァッ!

 

六花の圧勝となった。夢芽は、最近『ウルトラマンFEN』を購入したばかりであったため、操作に慣れていなかったのだ。それでも、六花は容赦しなかった。ドヤ顔をする六花に対し、悔しそうに表情を歪ませる夢芽。

 

ちせ「ジャスティスは正義のジャスティス!!お前なんかビクトリューム光線で葬ってやる…!!

 

アカネ「ダマレ!!ウルトラマンダイナは新たなる光…てめぇごとき、足元にも及ばないんだよ…!!

 

ゲームで遊んでいても、不穏なのはこの2人だ。互いに罵り合いながら勝負をした結果……

 

 

ちせ「ィヨォォオオオオシ!!」

 

アカネ「……。」チーン……

 

 

勝ったのはちせだった。普段は部屋に籠ってゲーム三昧の毎日を送っているためか、ゲームの腕前はアカネよりも上であったようだ。喜ぶちせとは反対に、項垂れるアカネ。その後、六花とちせは次々とコンピューターを破り…遂に、対決となった。

 

 

ちせ「さぁて、直喜先輩とウォータースライダーを掛けた戦い…制するのは、この飛鳥川 ちせです!!」

 

六花「どうかな?私、宝多 六花は…直喜の全てを理解している。好きなもの、嫌いなもの、悲しみ、優しさ、強さ…直喜の隣に立つのに相応しいのは、直喜の理解者である私よ!!」

 

 

一見、熱い勝負に思うが……

 

直喜「えっ?あ、あれ…滑る、の…???」滝汗

 

当の直喜は、これから滑るであろうと思われるウォータースライダーを見て、まるで流れ落ちる滝のような大汗をかいている。彼の視線の先に見えるウォータースライダーは、東京ビーチランド1の大きさを誇る超巨大コースだ。弱虫な直喜は、絶叫系のアトラクションやお化け屋敷は…大の苦手である。

 

直喜「ね、ねぇ響君…響君は、ああいうのって…と、得意……?

 

裕太「ん?いや、あんまりかな……」汗

 

直喜「う、内海君…は……?

 

将「いや、苦手だな……」

 

直喜「そ、それじゃあ…よ、蓬君は……?

 

蓬「俺も苦手だな~…」

 

直喜「こ、暦さん…

 

暦「絶対無理…」

 

直喜「そ、そんなぁ……

直喜(うぅ…ど、どうしよう……ぼ、僕…絶叫系無理なのにぃ……)

 

どうしようどうしようと悩んでいるうちに、勝負が決まった。トーナメントを制したのは……

 

 

 

 

 

 

ちせ「やったやったぁぁああああ!!直喜先輩、ジブン勝ちましたよ!!」

 

 

ヒロインズ屈指のゲーム上級者であるちせだった。嬉しそうに直喜に報告するが…

 

ちせ「って、あれ?どうしました、直喜先輩?」

 

青ざめた顔をする直喜を見て、疑問を抱く。

 

ちせ「も、もしかして…具合悪いんですか!?」

 

直喜「!!」フルフル…!!

 

ちせの問い掛けに、首を横に振る直喜。

 

アカネ「ひょっとして、お腹空いたの?」

 

直喜「!!」フルフル…!!

 

夢芽「もしかして、私達と遊ぶの…嫌だった?」

 

直喜「!!」フルフル…!!

 

どんなに問い掛けても、首を横に振ってばかりいる直喜に…ヒロインズも裕太達も困惑し始める。

 

 

六花「直喜…もしかして、絶叫系苦手?」

 

 

ふと、六花がそう問い掛けると……

 

 

直喜「ギクッ!?」

 

 

…と、図星を突かれた反応をする直喜。

 

なみこ「いや隠すの下手か!!」

 

そんな彼に、思わずツッコミを入れるなみこ。

 

はっす「なぁ~んだ、苦手なら苦手って言ってくれれば良かったのに~♪」

 

そういうはっすは、朗らかに微笑んでいた。

 

ちせ「それなら…流れるプールにでも行きましょ♪ジブン、直喜先輩とならどこに行っても楽しいですから!!」

 

こうして、ちせと直喜は2人乗りの浮き輪をレンタルし…流れるプールを楽しむのだった。直喜と楽しそうにするちせを、トーナメントに敗れたヒロインズは嫉妬心剥き出しの眼差しで睨んでいたのは言うまでもない……

 

 

 

将「…今まではモテたいと思ってたけど…もういいや……」汗

 

裕太「ふ、普通が一番…だよな……あは、あははは……」汗

 

蓬「に、人気者は…辛いなぁ……」汗

 

暦「…普通で良かったよ……」汗

 

 

ガウマ「お前ら何やってんだ?」汗




ED~ASH DA HERO『Everything』~♪
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