【完結】駄目な部分が目立つ転生者が、何故か周りから好かれる話 作:やさぐれショウ
台高祭には、多くの客が訪れている。そんな時…ツツジ台高校の正門前に、何やら光る物が現れ…地上へと落下した。
怪獣「グオオオオォォォォッ!!」
現れた怪獣は、グールギラスに似ているが…体のパーツのほぼすべてがメカになっており、さらに、肩にライフルのようなものが備わっているのが特徴の見た目をしている。
直喜「ッ!?」
直喜(か、怪獣だ!!)
突如現れた怪獣を見た客は、大慌て…直喜は逃げ惑う人々を掻き分けながら、屋上へと向かった。
六花(な、直喜!!)
アカネ(直喜君!!)
クラスメイト達が避難誘導を行う中、六花とアカネは直喜の後を追い掛けた。
隆也「押すな押すな!!焦らなくて良い、さぁこっちへ!!」
どさくさに紛れ、隆也も直喜のクラスメイト達と共に避難誘導を行っていた。
屋上では…
直喜(多分…あれがレディベンゼン星人の『特別な怪獣』に違いない……グリッドマンが最初に戦った怪獣の強化形態かも…!!)
現れた怪獣『メカグールギラス』を見た直喜は、ピカリブラッシャー2を取り出す。そこに…
六花「直喜!!」
アカネ「直喜君待って!!」
六花とアカネがやって来た。
アカネ「あの怪獣…グリッドマンのいかなる攻撃も防ぐバリアで身体を守ってる!!首をもがれても戦えるように改造されているから…後は、首から頭部にかけてを装甲で覆うことで、ドリルを形成して相手を攻撃することもできるんだ!!」
アカネはメカグールギラスについて知っていた。そもそも、あの怪獣を造ったのは、アカネなのだから……
六花「直喜…無理だけは、しないで?」
心配そうな顔をする六花とアカネに、直喜は微笑む。
直喜「大丈夫…だってウルトラマンは、この
そして、ピカリブラッシャー2で歯磨きを開始し、口腔環境を綺麗にすると……
直喜『ゼアァァアアアアス!!』ピカァァアアアアアアッ!!
ピカリブラッシャー2を空高く掲げた。目映く優しい光に包まれた直喜は、光の戦士『ウルトラマンゼアス』へと姿を変えていく。
メカグールギラスが現れた後、目映い光を放つ球体が舞い降りると…
ゼアス「シェアッ!!」
そこから、ウルトラマンゼアスが姿を現した。
客「あれは…!!」「ウルトラマンだ!!」「ウルトラマンが来てくれたぞ!!」
ゼアスが現れると…不安に押し潰されそうになっていた客は、笑顔を取り戻した。そして、歓声を上げ…ゼアスに感謝を送っている。
直喜(皆の青春は…僕が、守る!!)
ゼアス「ッ!!」ダァンッ!!
ゼアスは地面を蹴ってメカグールギラスへと走っていく。
ガシィッ!!
そして、素早く懐に潜り込むと…体重6万tのメカグールギラスを持ち上げた。
直喜(やああぁぁっ!!)
ゼアス「デヤァッ!!」ブォンッ!!
ドドォォオオオオオオオオッ!!
気合いの雄叫びと共に、『岩石落とし』でメカグールギラスを投げた。地面に強く叩き付けられたメカグールギラスは、右肩のライフルが折れてしまった。その後、起き上がったメカグールギラスの首を掴むと…
直喜(えぇいっ!!)
ゼアス「シュアッ!!」
背負い投げで、華麗に投げ飛ばす。初代ウルトラマンに憧れているゼアスと、ウルトラマンを愛する直喜の心が1つになり…見ている人々を見とれさせる程の綺麗な投げ技となっている。
蘭萌「うわぁ…!!」
亜子「ちょっとちょっと…ゼアスマジでかっこよすぎ!!」
タツミ「あんな投げ技、1度やってみてぇ!!」
客「スゴいぞゼアス!!」「頑張れー!!」
メカグールギラスを圧倒するゼアスに見とれ…人々は応援を始める。
六花(直喜、頑張って!!)
アカネ(頑張れ、直喜君!!)
六花とアカネは祈りを捧げるように両手を組み、ゼアスの勝利を願っている。
なみこ「六花!!アカネ!!」
そこに、なみことはっすがやって来る。
はっす「あっ、ゼアス…!!」
なみこ「直喜が戦ってるんだ…!!」
メカグールギラスを学校から離れた場所に移動させることに成功したゼアスは…初代ウルトラマンを彷彿とさせる構えを取った。
メカグールギラス「グオオオオォォォォッ!!」
メカグールギラスは口を開くと…火炎放射を放った。
ゼアス「ッ!?」
間一髪の所で避けたゼアス。メカグールギラスはまたも、火炎放射を放ってきた。ゼアスは空中に飛び上がって避けるが、街は炎の海と化していた。
直喜(ま、街が…早く怪獣を倒さないと…!!)
焦った直喜は、メカグールギラス目掛けて走っていく。すると、メカグールギラスは再び火炎放射を放った。
ゼアス「ッ!?」
ザザーー…
ゼアスは急ブレーキで止まるが…炎に囲まれてしまった。
ゼアス「ッ!?ッ!?」
戸惑うゼアスに、メカグールギラスは左肩のライフルから実弾を発射した。
ゼアス「ッ!?」
ゼアスの近くで、いくつもの爆発が発生し…その影響で舞った砂埃に包まれるゼアス。
人々「「「ッ!!」」」
人々が言葉を失う中、砂埃が晴れると…そこにゼアスはいた。ホッとする間も無く…メカグールギラスは頭部を装甲で覆うと、ドリルを形成し…空中に飛び上がって、ゼアスに突っ込んできた。
ギュィィイイイイイイイイイイインッ!!
ゼアス「グアアァァッ!!」
メカグールギラスの攻撃を受け、ゼアスは背中から地面に叩き付けられた。
六花「直喜!!」
アカネ「直喜君!!」
ゼアス「グッ…!!」
やがて、ゼアスのカラータイマーが青から赤に変わり…点滅を始める。
カラータイマーが青から赤へ変わると危険信号…ウルトラマンは地球大気中に3分以上居ることができないのだ。
直喜(ぐぅ…!!で、でも…負ける、もん…か…!!)
全身の痛みを堪えつつも、何とか立ち上がるゼアス。そして、メカグールギラスを掴み…
ゼアス「ジュアッ!!デヤァッ!!」ドゴッ!!ドゴッ!!
パンチやチョップ等、肉弾戦を仕掛ける。しかし、相手はロボット怪獣…ゼアスのパンチやチョップ、キック等…ものともしていない。
蘭萌「ゼアス、頑張って!!」
さきる「頑張れー、ウルトラマンゼアス!!」
将「ゼアス頑張れー!!」
客1「ウルトラマン、頑張れ!!」
客2「ウルトラマン、頑張ってくれ!!」
「頑張れ、ウルトラマーン!!」「負けないで、ウルトラマン!!」「ウルトラマン!!」
ツツジ台高校の生徒達…台高祭に訪れた人達は皆……
隆也「……。」
隆也(ウルトラマンゼアス…もしかして……)
すると、隆也は教室を出ていく。彼が向かう先には、目映い光が続いている。
???(隆也君、私達も行こう!!皆、ウルトラマンの勝利を信じている…!!)
隆也(勿論だ!何せ俺は……日本一のお節介だからな!!)
やがて、隆也の身体が目映い光へと包まれていくと……
ツツジ台高校の近くで、目映い光が発生し…そこから、もう1人のウルトラマンが姿を現した。右腕を空高く伸ばし、左腕を地上に伸ばし…アルファベットの『N』の彷彿とさせるポーズを取っており…赤と銀のカラーリングに乳白色の複眼を光らせ、左胸にカラータイマーがついているのが特徴だ。
BGM~Project.DMM『ウルトラマンナイス』~♪
裕太「あっ!別のウルトラマンだ!!」
将「えっ!?」
亜子「マジ!?あっ、ホントだ!!」
客「おぉ、ホントだ…!!」「ウルトラマンが2人…!!」
六花「あのウルトラマンって…!!」
なみこ「ナイスだよナイス!!ウルトラマンナイス!!」
はっす「えぇ~!?ま、まさかのナイス…!?」
アカネ「あれがウルトラマンナイス…!!う~ん、ナ~イs」ムグッ…
六花「アカネ、それはまだ早い…」汗
慌ててアカネの口を塞ぐ六花。
現れた巨人の名は『ウルトラマンナイス』…
ナイス「ッ!!」
ナイスはメカグールギラスを見ると、全力疾走で走る。その後、空高くジャンプすると…
ナイス「ナアアァァッ!!」ドッゴオオオオォォォォッ!!
メカグールギラスの首に全身でぶつかった。ナイスの技『アタタック』を受けたメカグールギラスは、首が切断され…地面に落ち、目の光が消えた。
ゼアス「ッ!?」
直喜(あ、あれは…ウルトラマンナイス!!)
ナイスは起き上がると、身体についている土をはたき落とし…ゼアスに手を差し伸べる。地面に膝をついていたゼアスは、ナイスの手を取り…再び立ち上がった。
ゼアス『ナイス!?』
ナイス『ゼアス君、私が来たからにはもう大丈夫だ!!さぁ、共に戦おうじゃないか!!』
ゼアス『う、うん!!』
ゼアスとナイスはお互いを見て頷くと、メカグールギラスの方を向いて構えを取る。首が切断されても尚、メカグールギラスは動いている。2人のウルトラマンは、メカグールギラスへと走っていく。まず、ゼアスが電撃を纏った膝蹴り『ゼアス・ニーキック』を繰り出す。
ゼアス「デヤァッ!!」ドッゴオオオオォォォォッ!!
ゼアスの次に、ナイスが左右の拳を超スピードで振り、メカグールギラスに連続パンチを放った。
ナイス「ナナナナナナナナッ!!ナアアァァッ!!」
ドガガガガガッ!!ドッゴオオオオォォォォッ!!
その後、ゼアスはメカグールギラスの左腕を…ナイスはメカグールギラスの右腕を掴み……
ゼアス「タアアァァッ!!」
ナイス「ナアアァァッ!!」
ドドォォオオオオオオオオッ!!
息を合わせて、投げ飛ばした。ゼアスとナイスに投げ飛ばされたメカグールギラスは、仰向けに地面に倒れた。
メカグールギラス「!!!!」ズゥンッ!ズゥンッ!
メカグールギラスは起き上がって2人のウルトラマン達へと歩いていく。2人のウルトラマンは正面から迎え撃ち、パワー勝負を仕掛ける。徐々にメカグールギラスを押すと、腹部にストレートを放った。メカグールギラスはヨロヨロと後方に下がる。
ゼアス『ナイス!同時キックをやろう!!』
ナイス『よし、分かった!!』
ゼアスとナイスは同時に走って同時に空中に飛び上がると……
ゼアス「シェアッ!!」
ナイス「ナアアァァッ!!」
急降下しながらメカグールギラスにキックを放った。ゼアスの『ゼアス・ドロップキック』と、ナイスの『ミレニアムキック』がメカグールギラスの身体を捉える。
ドッゴオオオオォォォォッ!!
2人のウルトラマンの同時キックを受け、メカグールギラスの身体は後方に大きく吹っ飛んだ。メカグールギラスが地面に倒れた時……すかさずゼアスは、まるで何かを大事に抱えるような独特な動作を取り、両手を広げ…
ゼアス「シェアッ!!」ビィィイイイイッ!!
腕を逆十字型に組み、必殺技『スペシュッシュラ光線』を発射した。ナイスは親指ポーズを決め、Nを表すように腕を広げ…
ナイス「ナッ…ナッ?」
腕をクロスさせると、首を傾けた。すると…
ナイスの腕から七色に輝く光線が発射された。これは、ウルトラマンナイスの必殺技『ベリーナイス光線』である。ゼアスとナイスの必殺光線を受けたメカグールギラスは、大爆発を起こした。ゼアスとナイスの勝利だ。
将「ゼアスとナイスが勝ったぞ!!」
さきる&光「「やったぁぁああああ!!」」
蘭萌&亜子「「イェーイ♪」」パァンッ♪
「「「ワァァアアアアアアッ!!」」」
ウルトラマンの勝利を見届けた人達は、大歓声を上げて喜んだ。
六花「ナイス♪」
アカネ「う~ん、ナ~イス♪」
なみこ「ナイス!」
はっす「ナイス~♪」
4人が親指ポーズをすると…
ゼアス「ジュアッ!!」(^^b)
ナイス「ナッ!」(^^b)
ゼアスとナイスも、親指ポーズを決めた。その後、ナイスは右手から七色の光線を発射し、壊れた街を元に戻していく。ゼアスは『ゼアスキャン』で周囲を除菌した。やがて、街が完全に元通りになると…ゼアスとナイスは固い握手を交わした。その後…
ゼアス「シェアッ!!」
ナイス「ナアアァァッ!!」
2人のウルトラマンは、大空へと飛び立って行った。
ゼアスとナイスの活躍により、メカグールギラスは倒れ…台高祭は順調に進んでいった。
直喜(それにしても、ウルトラマンナイスって…一体誰が変身してるんだろう……?)
体育館裏に降り立った直喜は、考え事をしていた。それは、ウルトラマンナイスの正体についてだ。そこに…
隆也「よっ!直喜!!」
隆也が現れ、直喜にニカッと微笑んでいた。
直喜「た、隆也君…!!」
隆也「直喜…もしかしてお前、ウルトラマンゼアスか?」
直喜「えっ!?」
隆也「驚かなくても良いってwなんせ俺、『ウルトラマンナイス』だからな☆」ハハハッ!!
直喜「ええええぇぇっ!?」
何と…ウルトラマンナイスの正体は、親友の『阿部 隆也』だったのだ。その証拠に、彼の右腕には腕時計型のアイテム『ナイスドリーマー』があり…中には秘密のチョコボールが入っている。
直喜「そ、そうだったんだ…あっ、僕はこれでウルトラマンゼアスに変身できるんだ。」
直喜は変身アイテムの『ピカリブラッシャー2』を隆也に見せる。変身アイテムを見せ合い、2人して笑う直喜と隆也。彼らの友情は、誰にも絶ち切ることはできないのだ。
ゼアス(ナイス!?どうしてここに!?)
ナイス(いやぁゼアス君…私だってウルトラマンなんだよ?大好きなこの
ゼアス(そ、そうだね!!)
もちろん、ゼアス&ナイスの絆もね♥️
ED~ASH DA HERO『Everything(English ver.)』~♪