俺の幼馴染はハイパードジっ子兼ネガティブウマ娘です   作:たぬき田中

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3話

 ピピピーーー

 

 「ふぁーあぁー」

 

 AM7:00にセットした目覚ましのアラーム音によって、俺は欠伸をしながら起き上がる。そして、目を擦りながら、未だに鳴り続ける時計を止めようと時計のある方へ手を伸ばす。だが……

 

 ーーームニュ

 

 「………むにゅ?」

 

 本来なら硬いはずの目覚まし時計だが、なぜか相当柔らかい感触と音が聞こえてきた。あれ?おかしいな。こんな柔らかったっけ?

 

 ぼやけてきた視界がだんだんとハッキリとし、軟化した目覚まし時計がある方へ視界を移してみると

 

 「すぅ………すぅ………」

 

 えぇえ………、なぁんでぇぇ………??どうして、俺のベットにドトウがいんのぉぉ?そして、やけに柔らかいなって思ってたらこいつの胸をがっしりと掴んでいた。なるほど、柔らかいわけだわ。彼女が起きる前に直ぐに手を引っこめる。

 

 こいつ、いつの間に帰ってきたんだ?少なくとも俺が寝るまでは帰っていなかったはずだ。もしかして、早朝に帰ってきたのか?

 

 気持ちよく寝ているドトウを起こさないようにゆっくりとベットから降りて、そのままリビングへと向かう。すると、台所で母ちゃんが料理をしていた。

 

 「あら、カズ。おはよう」

 

 「おはよう、母ちゃん。なぁ、ドトウっていつ帰ってきたん?」

 

 「ついさっきよ。どうして?」

 

 「いや、起きたらあいつが俺のベットで寝てたから………」

 

 「なるほどね。つまり、ドトウちゃんとあんなことやこんなことしたと」

 

 「なるほどね。の使い所を間違えている人、初めて見たわ。なんだよ、あんなことやこんなことって」

 

 「S○Xだけど」

 

 「あまりにも普通の流れで言うからびっくりしちゃったわ。アホなん?」

 

 「でも、アンタは私とパパがS○Xしたから産まれてきたのよ?分かってる?S○Xを馬鹿にすんなよ、童帝。新たな命が出来るってことは素晴らしいことなのよ?分かったか、童帝」

 

 「めっちゃ言うじゃん!!しかも、童帝って2回言った!!」

 

 中学生の息子に何言ってんだ、この人は。あと中学生で童帝卒業するのってめちゃくちゃ早くないか?普通は高校生ぐらいからじゃないの?

 

 「アンタがドトウちゃんと付き合ってくれたら、将来安泰なのにねぇー」

 

 「母ちゃん達いつもそれ言ってんな。」

 

 幼馴染の女の子がいる男子あるある。周りの人にその幼馴染と付き合えば?とめちゃくちゃ言われること。

 

 「別に。今は学業に集中したいから恋愛とかいいかな」

 

 「えぇー。もったいない」

 

 「何がだよ」

 

 「だって、ドトウちゃん。おっぱい大きいじゃん。まるで牛みたいないいもん持ってるじゃん」

 

 「それ、本人には絶対言うなよ?」

 

 この人、息子の幼馴染をなんだと思ってるんだ。確かにあいつのはすっげぇ大きいけど、流石に牛みたいとは思ったこと1度もないぞ。ホントダヨ?

 

 「後ろから突かれたとき、すんごい揺れるんだろうなぁ」

 

 「アンタ、いい加減にしろよ。そろそろ手出るぞ。」

 

 どうやら、この作品において母ちゃんは変態キャラでいくようだ。え、なにそれ。もうこの回以外は出来れば出ないで欲しい。

 

 「そんなこと言ってぇー。カズだって気になるくせに」

 

 「べべべべ別に、そんなことねぇし」

 

 「じゃあ、この【超爆乳ウマ娘特集本】をドトウちゃんに……」

 

 「いや、知らん知らん知らん!めっちゃ俺のみたいな感じでサラッと出したな!?俺のじゃねぇよ!?」

 

 「あ、これパパのだ」

 

 「父ちゃんのかよ!!あの人、何買ってんだ!!」

 

 てか、父ちゃんがエロ本買ってる事は母ちゃん公認なのかよ。

 

 「あはははは☆」ザクザクザク

 

 あ、そんなこと無かったわ。父ちゃんが買ったエロ本を包丁で笑いながら滅多刺しにしてるわ。怖い怖い怖い怖い!!

 

 散り散りになったエロ本を処理したあと、母ちゃんは料理を再開させる。うん、ちゃんと包丁を洗ってアルコール消毒してから再開させてるな。

 

 「カズ、そろそろ朝食できるからドトウちゃん起こしてきてる??」

 

 「いいけど、結局あいつが俺の部屋に来た理由ってなんなん?」

 

 「それは………」

 

 ☆☆☆☆☆

 

 『あら、ドトウちゃん。お帰りなさい。今日は随分早いのね』

 

 『おはようございますぅ!あ、あのカズくんは?』

 

 『カズ?カズだったら、まだアホ面かましながら寝てるわよ。』

 

 『だったら、私ぃ、起こしに行ってもいいですかぁぁ』

 

 『私からしたら有難いけど、これまたどうして?』

 

 『少しでも私ができるっていうところをカズくんに分かってもらいたいんですぅぅ!』フンスフンス

 

 『そっか。じゃあ、お願いしようかな』

 

 『じゃあ、起こしに行ってきますぅぅ!』

 

 『ねぇ、ドトウちゃんはカズのこと好き?』

 

 『えぇーーー!?』

 

 『ほらほら、どうなの?』

 

 『うっううーー!!』

 

 そして、ドトウは頬を紅く染めながらーーー

 

 ☆☆☆☆☆

 

 「なぜだったかしら。忘れちゃったわ」

 

 「おい」

 

 「やぁね。私もすっかりババァだわ。」

 

 「反応しずらい返しするのやめてくれない?」

 

 

 ーーーガラガラガッシャァァァン!!!

 

 

 2階から………音がした位置的に俺の部屋から壮大な物音が響き渡った。

 

 「ワンヮヮァァァァァァァァァ!!!」

 

 そして、ドトウのいつもドジした後にする慌てた声がきこえてきた。

 

 「早く行かないと、カズの部屋崩壊するわよ?」

 

 「ドトウゥゥゥゥゥゥゥゥ!!!頼むから何もするなぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」

 

 俺は叫びながら階段を登っていく。

 

 「ふふ♪」

 

 その様子を見て、母ちゃんが微笑んだのは当然ながら気付かなかった。

 

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