603:元帥
せ→い→こ→うと続けばシンはレイの脳を無事に引き渡してくれる
604:名無しの戦略家
ふ
605:名無しの戦略家
いきなりやめーや
606:名無しの戦略家
この手のやつって否定の接頭辞つけられると詰みよな
607:名無しの戦略家
うまくいけばすべて解決する
608:名無しの戦略家
うまくいかなくてもまぁ何とかなる
609:元帥
そういう状況に持ち込むのがワシの役目よ!
610:名無しの戦略家
で、どうにかなりそうですか?
611:元帥
ダメそうです……もしこれが失敗したら共和国によるモルフォの撃破はほぼ不可能になる
612:名無しの戦略家
そうなると連邦側がモルフォを斃すまで凌がにゃならんのか
613:名無しの戦略家
80cm砲に怯えて過ごす日々が始まってしまう
614:名無しの戦略家
レギオンも210cm砲に怯えて過ごしているから多少はね?
615:元帥
こっちは使ってないのに奴らは撃ってきやがったぞ
616:名無しの戦略家
そりゃ戦争だから
617:名無しの戦略家
悲しいけどこれ戦争なのよね
618:名無しの戦略家
恋と戦争に於いてはあらゆる手段が正当化されるという言葉があってじゃな
619:名無しの戦略家
それでもやっていいことと悪いことがあるけどね
620:元帥
さーて、羊飼い回収隊を編成するかー
621:名無しの戦略家
がんばえー
622:名無しの戦略家
がんばえー(鼻ホジー
623:名無しの戦略家
どうやって
624:名無しの戦略家
100トン超えでしょ?
625:名無しの戦略家
マウスですら地面にめり込んだって言うのになんでこいつは無事なんですかねぇ
626:名無しの戦略家
さあねぇ
627:元帥
虎の子のダンプカー出します
628:名無しの戦略家
阻電攪乱型がラジエーターに突っ込んできそう
629:元帥
金網あるからでえじょうぶだぁ
630:名無しの戦略家
なら安心だな!
631:名無しの戦略家
フラグ立ちそう
632:名無しの戦略家
どうやって山を越えるんですかねえ
633:名無しの戦略家
機動性に難ありすぎるのでは?
634:名無しの戦略家
ダンプカーに積めるんか
635:元帥
積める…たぶん
636:名無しの戦略家
多分かいな
637:名無しの戦略家
まぁでかいしいけるっしょ
638:名無しの戦略家
いけるいける(適当)
639:元帥
車が圧壊しないのを祈るのみ
640:名無しの戦略家
しゃーなし
641:名無しの戦略家
しゃー…?なし……?
642:名無しの戦略家
仕方なくなくない?
643:名無しの戦略家
試験ぐらいしろ
644:元帥
重戦車型なんぞ前線にまだ出てないんだぞ、どうやって試験しろと
645:名無しの戦略家
それはそう
646:名無しの戦略家
正確なデータが手に入ればなあ
647:名無しの戦略家
現時点では手に入らない悲しみ
648:元帥
まま、ええやろ
そんなことよりスピアヘッド隊の出発が明日なんだよな
649:名無しの戦略家
なんか勲章でもあげたら?
650:名無しの戦略家
物品には勲章を与えられないぞ
651:名無しの戦略家
法律上は物品だからねしょうがないね
652:名無しの戦略家
ヴォイテク兄貴だってそうじゃん
653:名無しの戦略家
兄貴は兵士と親しかったから多少はね?
654:名無しの戦略家
エイティシックスは一般兵士とは別に親しくないんだよなぁ
655:名無しの戦略家
マスコットとはちゃうんやぞ
656:名無しの戦略家
なんでやヴォイテク役に立ったやろ、マスコットとはちゃうんやぞ
657:名無しの戦略家
マスコット的側面が強い…
658:元帥
まぁうん、勲章を授けようとしたことはあるんだけどね、未退役のプロセッサーには授けられないんだ。人事部に止められる
659:名無しの戦略家
無理かー
660:名無しの戦略家
残念無念
661:名無しの戦略家
人事部つおい
662:元帥
お役所仕事の弊害
663:名無しの戦略家
でも帰ってきたら授けられるでしょ
664:名無しの戦略家
問題は奴ら帰ってこないんだよな
665:名無しの戦略家
見捨てられたようで悲しい
666:名無しの戦略家
元の世界線では見捨ててるからね仕方ないね
667:名無しの戦略家
国家反逆罪では?
668:元帥
強いて言えばスパイ容疑
669:名無しの戦略家
ギアーデ帝国貴族の一族が長年共和国に潜伏し、国家機密である無人機の情報を持って古巣に戻る。スパイだな
670:名無しの戦略家
何事も言い方よ
671:名無しの戦略家
こう言われてみると確かにスパイに見えてくる
672:元帥
帰ってきてくれるのが一番なんだけどねー、ギアーデ側についちゃったらちょっとおじさん怒っちゃうなー
673:名無しの戦略家
落ち着け落ち着け
674:名無しの戦略家
まぁまぁまぁまぁ
675:名無しの戦略家
どうどう
676:元帥
でも原因の一端はこちら側にあるので怒るに怒れない
677:名無しの戦略家
何が悪いかっていうと
678:名無しの戦略家
戦時治安維持法が悪い
679:名無しの戦略家
廃止できないの?
680:元帥
暴動起こされたらと思うと何もできない
681:名無しの戦略家
国民感情ですか
682:名無しの戦略家
はぁ〜〜〜これだから民主主義国家はダメなんだよ
683:名無しの戦略家
サンマグノリア人民共和国の政治体制はファシズムじゃぞ
684:名無しの戦略家
ファシズムでも国民感情気にせんといかんのか
685:元帥
内戦起こされちゃたまったもんじゃないからね
686:名無しの戦略家
仕方ないね
687:名無しの戦略家
あーどこか国民のことなんも考えずに戦争できる世界ないかなー
688:名無しの戦略家
そんな世界はない
689:名無しの戦略家
残念
690:名無しの戦略家
大攻勢まで2ヶ月、各員気を引き締めて参りましょう
691:名無しの戦略家
えい、えい、おー
692:名無しの戦略家
ついに一心不乱の大戦争が……!
693:名無しの戦略家
防衛戦だぞ
694:名無しの戦略家
その後すぐに攻勢を仕掛ければいいじゃろがい
695:名無しの戦略家
バグラチオン作戦かな?
696:名無しの戦略家
冬まで待たなきゃダメなのか…
697:元帥
可及的速やかに大攻勢を乗り越えてやる
698:名無しの戦略家
その意気ですぞ
699:名無しの戦略家
がんばえー
ーーー
『申し訳ありません…特別偵察任務が発令されました…私の力では…どうにも……』
『承っております』
特別偵察任務、それはプロセッサーの間ではもっぱら“ピクニック”と呼ばれていた。任務内容はレギオンの動向を観察して帰って来る、それだけであり、戦闘になったとしても大抵の場合切り抜けられる。防衛戦に比べるとやや難易度が高いが、死ぬことはよほど油断していなければまず無かった。
そして生きて帰って来れば戦功勲章と五年間の給料をもらって壁の中に戻れる。これ以上ないほどに楽な任務だ。
しかし今回は違う。
「“レギオン群へ突撃し、コードネーム:
敵の群れのど真ん中への攻撃任務である。
これは決して楽なものではなく、たとえ十二分に気を引き締めていたとしても五体満足で帰還することは難しいだろう。
「簡単そうに言ってくれるな?」
「でもシンがいればなんとかなるよねー!」
「クレナちゃん、頼りっぱなしじゃダメよ?」
それでも彼らの顔に恐怖の色はない。まるで翌日に遠足が控えている小学生のように、顔を赤らめ、興奮しているように話に花を咲かせていた。
「兄さん……」
その一方でシンの顔色は暗く、落ち込んでいるようにすら見える。
その理由は簡単である。羊飼いは彼の実の兄、ショーレイ・ノウゼンであったものだからだ。その脳髄は鋼鉄の体の中で生き続け、未だにシンを求めて戦場を徘徊している。時々運が良ければ…もしくは悪ければ、兄の声が聞こえることがある。
兄を討ち、彼の苦しみを終わらせてやらなければならないというのに、司令部からの命令は鹵獲。討つことは禁じられてしまったのだ。
「シン、大丈夫か?」
黒鉄色の髪と浅黒い肌がいきなり視界に侵入してきた、ライデンだ。
「…大丈夫だ」
「嘘つけ、お前はわからないかもしれないが怖い顔してるぞ?」
「問題ない」
「このシェパードとかいうの、お前の兄貴か?」
沈黙。
「……ああ」
「そうか…まぁ、見つけたことをまずは喜ぼうじゃないか。な?」
「そう、だな…」
翌日、ジャガーノートとドレッドノートの前に全戦隊員が集まり、一列となってブリーフィングを行なっていた。
左手に作戦計画書を持ち、右手を背後に回してからその静かな癖によく響く声でブリーフィングを始める。
「揃ったな。今日、我々は司令部からの特別偵察任務を遂行する。任務内容は羊飼いの鹵獲だ」
そのまま右を向いて歩き始める。
「この紙によると、羊飼いの動きを止めればいい。その後どうするかは書かれていない」
次に左を向いて歩き始める。
「今回の任務は偵察任務である都合上火力支援が得られない。しかし危険な状況に陥った場合には援軍が送られる。ブリーフィングは以上!各員の奮闘を祈る」
シンが言い終わると、次にライデンが声を張って皆に命令を告げる。
「総員乗車!出発用意!」
生き残った九人はひらりとそれぞれの機体に飛び乗り、ハッチを閉じる。
「目標、ポイント668。用意はいいな?全車前進!」
「ヴラディレーナ・ミリーゼ少佐、君には第一戦区第一戦隊の偵察任務の指揮管制を任せたい」
「はっ……は?」
ハンドラー指揮所、貴賓応接室。
配置転換のための業務を行わされていたレーナはいきなりここに呼び出された。
応接室の高級な革張りのソファにどっかりと座り込むのは乾いた血のようにどす黒い軍服を見にまとい、胸の前に剣と盾を模したバッジをつけ、腕に赤い腕章を巻いた男。彼は全ての共和国国民に蛇蝎のごとく嫌われ、神か悪魔のように恐れられる保安局、その局長であった。
「なぜ…ですか?」
「君がずいぶんとこの戦隊を気にかけていることは知っている……彼らのために軍事機密である地図を盗み出したことも、レイドデバイスを視覚同調も可能になるように君の友人を頼ったのもな」
彼女は愕然とした。なぜバレたのだ、と。
誰にも気付かれないようにこっそりと、信用できる友であるアネットと一緒に探したというのに。彼女の家や作業室に隠しカメラや盗聴機が存在しないのは確かめた、そして地図捜索やデバイスの調整は締め切った窓のない部屋で行われたはずだ。
ここで一つの疑念が浮かび上がる。
「まさか、アネットが…?」
「いいや、彼女は何も言わなかった。ずいぶんといい友達を持ったな」
局長は彼の隣に座るように顎を使って促し、ソファの横に置いてあったこれまた黒い書類カバンを開けた。中に何が入っているのか気になって覗いてみるが、その中には書類が一枚しか入っていなかった。
「気になるか?」
局長がニヤリと笑い、レーナに話しかけた。
「は、はい!気になります!」
そして局長は書類を彼女に手渡す。
推定生年月日:星暦2133年、月日不明
ギアーデ帝国貴族の一族 要注意人物
スパイ容疑あり 目を離すな
帝国貴族!レーナは驚愕した。彼が共和国の不倶戴天の敵、人間のクズの巣窟、悪の総本山にして犯罪の温床であるギアーデ帝国の貴族とは!
そんな話は彼から一切聞いたことがなかった。
……そういえば彼はあまり過去を語りたがらなかった。もしかして、その理由は……
「君に第一戦隊を任せるのには理由があるのだよ、少佐。君はこのシンエイ・ノウゼン君との仲がずいぶんいいと聞いている」
局長は愕然としているレーナを横目に、紙巻きタバコに火をつけた。
「見てわかる通り、彼にはスパイ容疑がかけられている。“共和国の機密情報を持って帝国に帰るのではないか?”……と、軍上層部は恐れている。そこでだ、彼の心をよく知る君に彼を監視してもらいたい」
「しかし、彼がスパイなど…そんな証拠はありません!」
レーナは泡を食って捲し立てる。
実際、彼がスパイであることを示す物的証拠は一切ない、ただ状況証拠はいくらでもある。一例を挙げるとすると、彼の“死者の声を聞く”異能だ。これには科学的裏付けもないし、再現性も皆無。他の有色種が似たような異能に目覚めたという情報はないし、伝承上に残る焔紅種の異能もあくまで生者の間でのテレパシーだ。
異能に理解がない者たちはこれを「ギアーデ帝国からレギオンの動向を知らされている」と考えたのだ。
実際にはギアーデ帝国はすでに崩壊し、レギオンの正確な動向を知るのは黒羊を用いて広域ネットワークに接続している共和国のみ。事実無根の言いがかりである。
「そうだ、証拠がないのだよ」
それを局長はあっけなく打ち明けた。
「だから君なのだよ。深い親交がある君ならば彼の本心を引き出せるはずだ、もし何か疑わしい言動があったらここに電話してくれたまえ」
そう言って彼はポケットから一枚のメモ紙を取り出し、彼女に渡した。
「お断りします」
しかし彼女は受け取らなかった。当然といえば当然だろう、密告とは信頼を裏切る行為だ。シンを、信頼している友を密告しろなど、彼女のできることではなかった。
「そうかそうか…ならば結構」
彼はメモ紙にタバコで火をつけ、そのまま燃やしてしまった。いくら機密保持のためだろうが、部屋を汚すのはいかがなものか。レーナは軽く眉を顰めた。
「この件についてはこちらでもうちょっと探ってみることにする。君の次の配属先での健闘を祈ろう。それでは、失礼した」
シンはこんなことに悩まない……レーナはもっと喋るんだ……ライデン……ウゴゴ…
とかやってたら遅れました、申し訳ありません
あとたぶんレイ(重戦車型)との邂逅は次回やります…
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人物名を間違えるというあるまじきミスを犯してしまいました。お許しください(首から“私はクレナとアンジュを混同しました、シャーレイとショーレイを間違えました”という札を下げながら)
投稿時間は何時ごろがいいですか?
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0〜8時
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8〜12時
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12〜18時
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18〜0時