休み中に東京競馬場言ってきてオグリキャップ展に行ってきました。
そこで出てた名前が結構ウマ娘で見覚えあるやつで興奮気味に見てましたw
スターターの体験もしてゲートの狭さと音の大きさにただただびっくりして改めて馬って賢いんだなって思いました。
今度はG1レース見てみたいですね(直近だと秋天かな?)
オグリキャップ展10月2日?で終わりらしいのでぜひ行ってみてください!
それでは本編どうぞ~
時間は早いものでついに1995年になりました。
去年はクラシックレースはナリタブライアンが三冠を取ってそのままの勢いで有馬記念もとったそうです。
有馬記念、一昨年はお兄さんがとって一躍有名になったレースです。
有馬記念取る前から人気でしたけどね!
でもいいなぁ、自分も有馬記念走りたいなぁ。でも自分まだ長距離走れるか分からないし。
そういえば牝馬でもヒシアマゾンが有馬記念で2着になって牝馬も中々に評価されてるようでそれで確かJRAの最優秀4歳牝馬に選ばれたとか。
レースも1着か2着しか取ったことないらしくまさに女王って感じですね。
JRAと言えばなんとわたくし、JRA賞の最優秀3歳牝馬に選ばれちゃいました!
まぁ吾妻さんも言ってたけど自分阪神3歳ステークス取りましたからね。
やっぱり嬉しいですね、赤城さんや栗谷さんに恩返しできたかな?
いやもっと勝って賞金稼がないとね!
今日はフジキセキ君と記者の取材込での併走をするそうです。
1月号で今年の期待馬としてフジキセキ君と別々に紹介してもらったのですがその後によく併走してる牡馬にフジキセキ君の名前を上げたらぜひ今度の2月号で使いたいから取らせてとか何とか。
あぁ言うのってそんな頻繁にやるものなのかと不思議に思ったけどまぁ私はフジキセキ君といつも通り走るだけだからそんなに気にしないでいいのかな。
「レイナ行くぞ、今日はご飯の後にご褒美のリンゴ用意してあるから頑張ろうな」
おぉ!リンゴ!流石吾妻さん分かってるね!
今日はポニーちゃんと併走する姿をとるらしい。
ポニーちゃんとは去年初めて一緒に併走した時、最初は牝馬にしては速いほうという程度の評価だった。
体力は自分よりあるようだったけどスピードでは負けてはいなかったがポニーちゃんが終わり際に騒ぎを起こしかけて別の馬に変わるのだろうと思った。
だが僕の予想を反してまた次の週彼女は僕の前に現れた。
最初のあれで猛省したのか今回はずっと穏やかでこれが本来のポニーちゃんなんだろうと思った。
[フジキセキ君だよね?この前はごめんね?]
[いや、僕も大人げなかったよ。体力すごいあるんだね、ポニーちゃんは]
[ポニーちゃん?まぁいいか私ここに来るけどよくそこでプールで泳いでたからかな?]
プールはあまり好きじゃなくてあまりやらないが行った方がいいのかな?
その日も結局自分にはかなわなかったがとてもいい練習になった。
併走では同じ厩舎の先輩や別厩舎の同年代の牡馬としたことがあったが牝馬はポニーちゃんが初めてでとても明るく色々と話せるのでポニーちゃんとの併走は自分も段々と楽しみになっていった。
そして10月30日、ポニーちゃんはいちょうステークスを僕も出したことが無いタイムで優勝した。
僕ももみじステークスでレコード勝利したがそれを上回るタイムだ。
初めて会った時よりもポニーちゃんに差をつけられなくなってきたのは自覚していたがちょっと悔しかった。
そしてポニーちゃんはその次のレースで見事に重賞を取った。
正直僕も厩務員や他の人から未来の三冠馬の才能だとかチヤホヤされてたがポニーちゃんはそれ以上だと肌で感じる。
彼女は速さへの貪欲が凄まじくそれでいて最後まで走り抜く根性がある。
本人は当たり前みたいに思ってるみたいだがそれは一種の才能だと思う。
負けられないと思い僕もその次の週で行われた重賞を勝ち取った。
「フジキセキ、今日最後に詰められたけどそれでも通常運転でしたね。最後にちょっと本気出すって言うか。正直冷や汗かきましたよ。」
各田さんが言っているのは最後にスキーキャプテンに並びかけられた時のことだ、最後に一気にまくられたが普通に勝てた。
冷や汗をかいたのは心外だけど申し訳ないけどあの時はあれ以上本気をだすつもりはなかった。
僕の本気の走りはポニーちゃんと同じレースに出た時に間近で見てもらいたいから。
ポニーちゃんに勝って僕のカッコいいところ見て欲しいから。
子供みたいに思われるかもしれないがそれでも成し遂げたかった。
「レイナの事聞きました?菊花賞目指すそうですよ?」
「って事はフジキセキと対決するのは菊花賞ですか」
「順調ならダービー狙うかもとも言ってましたし今年のクラシックは荒れそうですね」
どうやらポニーちゃんは菊花賞を主軸に目指すらしい。
菊花賞は確か長距離のレースだ。
僕は自慢では無いが恐らくあまり長距離は得意では無い。
その点ポニーちゃんは僕より体力があるから正直五分だ。
ダービーは中距離なので僕が油断しない限り勝てると思う。
そしてポニーちゃんと併走する為にいつものコースに行くとポニーちゃんたちは既にスタンバっていてあとは自分達だけだった。
[おはよう、フジキセキ君!今日はよろしくね!]
[うん、こっちこそよろしくね]
腕章を付けた記者が鼻をつけて挨拶している所をカメラを向けていた。
ポニーちゃんはあまり気にしてない様子だしあまり気にしないけどちょっと近くない?
僕の気持ちを察してか朝日杯3歳馬ステークスでスキーキャプテンに乗っていた竹騎手が記者さん達にもう少し距離をとるように頼んでくれた。
[?]
[ポニーちゃんは気にしなくていいよ、始めようか]
今日は2人とも見習いの騎手ではなく本番と同じ騎手だった。
[今日は竹さんだ!]
「レイナ、今日も頼んだぞ」
[任されました♪]
自分はどっちでもいいのだがポニーちゃんはやはり竹騎手の方が嬉しいらしく、いつもより声が弾んでいた。
そして併走を始めると前はポニーちゃんを見ながらでも余裕だったのだが最近はちゃんと走らないと抜かされるぐらいまでにポニーちゃんは速くなった。
僕だってちゃんと調教して速くなってるはずなのにポニーちゃんの成長速度は恐ろしい。
スパートをかけると流石に差が開け始めポニーちゃんと差が出来て来たがそれでも半馬身ぐらいしか差がつかなかった。
[今回も負けたァァァ、フジキセキ君速いなぁ]
お互い息が上がり整えるがポニーちゃんの方がやはり息が整うのが早かった。
(これは本格的に体力増やすトレーニングしないとな)
[・・・菊花賞]
[え?]
[菊花賞でポニーちゃんを絶対倒すからね、もちろんダービーも譲らない]
そういうとポニーちゃんは少し驚いたような表情を見せるが直ぐに真面目な顔になった。
[私もフジキセキ君に勝ちたいな、私にだって譲れない理由はあるから]
目からは相当な覚悟が受け入れられた。
[・・・]
[でも勝ちたいって気持ちもあるけど今はもっとフジキセキ君と走りたいな]
その後少し笑いながらいつもと雰囲気に戻った。
あぁ・・・やっぱりポニーちゃんはポニーちゃんだね。
[まだ走れるよ、走るかい?]
[お、いいね!私もまだまだ行けるよ!]
「お、どうしたフジキセキ。まだ走り足りないのか?」
[まだまだ行けるよ](ヒヒィン)
「まぁフジキセキと走る時はいつもこうか、もう少しだけだぞ。テキ大丈夫ですか?」
「あぁ大丈夫だ。」
[やった!フジキセキ君走ろ!]
[もちろん!]
結局その日もダメだし食らうまでポニーちゃんと走りました。
今日はフジキセキとの併走する日だ、レイナが菊花賞を目指すというのが正式に決まったのでテキなどはまたレイナの調教予定などを組み直していた。
どうやらフジキセキ以外の牡馬とも併走する予定らしい。
レイナは別に怖がりでもないがあの事件以降不用意にフジキセキとダンスパートナーという併走相手がいる以上必要ないとの判断だったがやはりいろんな馬と経験させるつもりなのだろう。
厩務員がフジキセキを連れてきて2頭はいつも通り鼻をつけて挨拶していた。
「トウカイレイナもフジキセキもとても仲がいいですね」
「ここ何ヶ月ずっと一緒に併走してますからね、レイナの竹の追い切りもフジキセキがやってくれましたし人間で言う親友じゃないですか?」
そう言っていたら記者が少し近づきカメラを構えて取り始めた。
(大丈夫か?少し近くないか?)
レイナはあまり気にしていない様子だがフジキセキが記者に向いて目を細めて耳を伏せていた。
どうやらフジキセキは怒っているようだった。
このままだと併走ができない可能性があるので記者に近付いた。
「フジキセキ、ちょっと怒ってるみたいなので少し離れた方がいいですよ」
「す、すみません」
もう少し記者が離れるとフジキセキは元に戻った。
(レイナにとってはいい友達なのかもしれないがフジキセキにとっては違うのかもしれないな)
そして記者の写真撮影も終わったので併走を始めた。
初めて会った時はフジキセキに手も足も出ない感じだったが今は違う。
しっかりとフジキセキにペースを挙げられても食らいついて前みたいに差をつけられることは無くなった。
むしろレイナの方が若干有利に思えるぐらいだ。
(このまま上手く行けばダービーも・・・いや良くないなこれは自分の願望だ、レイナを急かすのも良くない。)
スパートをかけると流石にフジキセキが優勢になったがこれぐらいなら問題ない、ここは騎手の腕の見せどころだ。
走り終わり息が整うと珍しくフジキセキがまだ走りたいとアピールしてきた。
「お、どうしたフジキセキ。まだ走り足りないのか?」
[ひひぃん!]
角田さんがチラッとこちらに目線を移した。
レイナは行けるか聞きたいのだろう。
まぁレイナも期待する目で見てくるのだが。
いつもこれだダンスパートナーとの併走は言われた通りの距離走ったらそれで満足するのだがフジキセキとの時は必ずもっと走りたいとせがまれる。
「まぁフジキセキと走る時はいつもこうか、もう少しだけだぞ。テキ大丈夫ですか?」
「あぁ大丈夫だ。」
そのままテキからストップがかかるまで併走を行った。
「レイナー、レイナとフジキセキの次号出たぞー」
お?遂に出たんだ。吾妻さん見せて見せてー
次号を軽く噛んでアピールする。
「分かってるよ、ちゃんと見せてあげるから。」
ありがとー、メインはナリタブライアンで去年取った有馬記念やスプリンターズステークスを取ったサクラバクシンオーが紹介されていて次世代のクラシックの候補馬の紹介として乗ってるそうです。
お、竹さんも別のページで紹介されてるじゃん!
竹さん最多勝利騎手と最高勝率騎手とったのか、おぉここでも私軽く紹介されてる!
『かの有名なトウカイテイオーの妹トウカイレイナで最後一瞬ヤマニンパラダイスに追いつかれたが見事に振り切りレコード勝利、彼女がデビューしてからレースでは鞭を使っていないが今後の活躍が非常に楽しみである』だって!
「レイナのこともちょっと書かれてますね。」
「少しでも紹介されていてうれしい限りだ、一回も誰も目に留まることなく引退してく馬の方が多いのに」
喜田口さんの言う通りだよ、本当にうれしいね。
「来年の2月号はメインで写してくれるように頑張ろうな」
もちろんだよ!
「そういえば明日は確かフジキセキ以外の馬と併走するんでしたっけ?」
「明日に一歳年上の牡馬と併走する予定だな、同世代も一応考えてるけど相手を選定中らしい」
他の牡馬か・・・なんか不安だな。
「大丈夫だよレイナ、ちゃんとテキも君と仲良くできそうな子たちを選んでる、心配することはないよ。」
ありがとう吾妻さん。
「吾妻、結構レイナの表情結構分かるんだな。」
「基本的に表情豊かですからね、レイナほど分かりやすい子はいませんよ」
そういわれるとなんか複雑だな・・・
「基本的に誰に対しても甘えっ子で優しい子です、同じ馬に対しても優しいんでしょう。でもそのせいであっちの育成センターで別の子に襲われてしまったんだと思います」
「そうだな、大丈夫だぞ、レイナ。吾妻も言ってたがテキとちゃんと馬が合いそうな子を選んでる。いざというときは俺たちが守るよ、心配するな!」
喜田口さん・・・ありがとう!
あと雑誌の続きみたいなー
「それよりほらここだろ?見たいの」
おぉ待ってました!
「ここだな、ほらレイナとフジキセキが写ってるぞ」
おぉ、本当だ!
・・・・・なんだろ併走してる姿はちゃんと取れてるんだけど
「なんか止まってるときのツーショットの写真レイナちゃんと写ってないですね・・・」
なんかちょっと遠いし写り悪い・・・楽しみにしてたのに
「ツーショットの写真取ろうとした時フジキセキがちょっと怒って記者の人が離れた所で撮ってましたからね」
そういえばそうだったね・・・
「フジキセキ本来は別にこういうの嫌がったりしないんですけどね、自分たちが触ろうとしても嫌がったりしないし。」
「フジキセキの厩務員の人も見てましたけどフジキセキはレイナをあまりとって欲しくなかったんじゃないかって話してましたね」
んーどういう事?
「牡としていい牝を見知らない他人にみせびらかしたくなかったんじゃないかって」
いい牝って・・・私とフジキセキ君まだ2歳だけど・・・
「まだ2頭は競走馬だぞ?」
「でも馬って牝の方が準備出来たら牡は何時でもOKらしいじゃないですか。」
「それはそうだが・・・」
子供・・・ね。
「よし、これでブラッシング終わりだ。雑誌も読み終えたしこれで寝ような。」
えー、もう少し喜多口さんブラッシングしてよー
「噛んでもダメだぞ、ほら体を休めることも仕事のうちだ」
「これからは色んな馬と併走したりする機会が増えるからな、疲労も増えてくるから今のうちに休んだ方がいいぞ」
ちぇー、分かりました。
「偉いぞ、レイナ。お休み」
「お休み」
おやすみなさい、吾妻さん、喜多口さん。
・・・子供かぁ、人間の時は思いもよらなかったな。
確かに馬になってから最初は繫殖牝馬になるって話だった。
でもどうせサラブレッドに生まれてきたんだからレースに出たい!って思ってたくさん走って食べて体を丈夫にして馬主さんに認めてもらってレースに出してもらえることになって。
その時は子供なんてって思ってたけど今はなぁ、色んな人に支えてもらって無事に競走馬になれてやっとG1も取れたから競走馬としては一定の実績は取れえたのかな。
となるとやっぱり次にみんなが希望するのはやっぱり次世代を残す事・・・か
こっちのお母さんから相手は相性で多少は変わるけど馬主が決めるって言ってたし
でもやっぱりまだ走りたいな、竹さんとクラシック走りたいしその後も有馬記念とか他のレースも出たい。
それに・・・お兄さんが出て欲しいって言ってたレースに出るまで私はまだ引退できない。
でももし引退してそういう機会になったら・・・最初はやっぱりあの馬がいいな
【次の日】
今日はついに年上の牡馬と併走するそうです。
ちょっと怖いけどそれ以上に楽しみでもあります
「レイナ、今日の相手はな攻め馬に関してこの栗東で3本の指に入るって言われてるほど言われてる馬なんだ。実力も折り紙付きだ。」
ふむふむ、じゃあ攻め馬する時はこの馬さんになるのかな。
「これからいつもより多めに調教するけど頑張ろうな」
もちろんだよ。
いつもの場所に行くと先に末本さんともう1人知らない人がいました。
「レイナ、おはよう。今日も元気か?」
おはよう!末本さん!
元気だよ!
「朝の食事もしっかりと食べてましたし、レイナの体調は大丈夫ですよ。テキ」
「ありがとう、吾妻。」
「竹さん、この子がトウカイレイナです。」
・・・え?竹さん?
竹さんまだ来てないよ?
「レイナ、竹さんで反応してますね」
「それぐらい裕のことが好きなんですね。あいつはいい馬に巡り会ってますな。」
裕・・・竹さんの下の名前かな?
「この時期の3歳馬の牝とは思えない馬体ですね。触っても?」
「どうぞ、レイナは人を怖がらないので」
そうすると竹さん?は私の横に来て私の後ろ足の筋肉とかを触り始めました。
末本さんに初めて会った時も似たようなところ触られてたけど判断する筋肉は変わらないのかな?
ふふ、私が頑張った成果を存分に見なさい!
「筋肉も分厚くて柔軟性がある、とてもいいですね。」
そうでしょう!そうでしょう!
末本さんそこの筋肉と骨の周りの筋肉回り重点的に鍛えてますからね!
「レイナを引き取った時から筋肉は柔軟性があっていい筋肉してましたし、トウカイテイオー同様いい物を親から引き継いでますよ。」
「ありがとう、レイナ」
いえいえ、どういたしまして!
「すいません、遅れました!」
あ、竹さんだ!
「おはよう、レイナ。今日はよろしくな。」
えへへ
「裕遅いぞ、何やってたんだ」
「ごめん父さん。ほかの人にチューリップ賞出ないかって誘われてて断ってたんだ。」
お父さん
・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・
・・・・・・
・・・
お父さん!?
竹さんお父さん調教師なんだ!
すごいなぁ親子競馬に関係する仕事してるんだ!
「チューリップ賞はレイナと出ますってしっかりと言ってきました」
竹さん・・・一緒に走ろうね!
「あー来た来た」
おぉついに対面か、気を引き締めないと。
「うちのオースミタイクーンもなかなか強いですよ」
まさかの投稿する場所間違えて場所の入れ替えするの忘れてて最初から設定する方はわかるんですが途中からの替え方はわからなかったので出しなおすことにしました()
そうしたら前書きと後書き消えて誤字脱字方向も消えてた(´;ω;`)
自分への愚痴はここまでにしときますw
次からは何話か連続でウマ娘回を出す予定です。
リアル馬の方はこれから多分1話か2話挟んだら連続でレースになるんですがYouTubeで聞きながら書くのはちょっと時間かかりすぎだなって思ってちょっとやり方模索中です()
誤字脱字、感想などお待ちしてます!
それではまた~