誤字脱字や日本語の指摘の頂きありがとうございます!
自分では確認来てるつもりがなんでこんなとこ間違えたんやってちょっと困惑してます()
最後にウマ娘の話でのアンケートがあるので答えて下さると多分今後進めやすくなるので回答よろしくお願いします!
それではどうぞ!
「レイナがコーナーの練習を自分からしてる?」
「うん、今日は軽く右回りを走らせるのみだったんだが、今までは少しずつ外に流れてたんだ。だが、今日は手前を変えて右回りを走っててね。しかもこれが結構サマになってるんだ、喜田口にビデオ撮らせてあるから見てみるかい?」
ビデオを確認するとたしかにレイナが右コーナーの前で手前を変えて右足を前に出していた。
「本当だ…」
「本当に賢い子だ、あの時の失敗を理解しているかは分からないが右回りだとこっちの方がいいと言うのを分かってる。竹くん教えたかい?」
「確かに少し注意しましたけど、直ぐに理解してくれるなんて思ってなかったです」
「まぁ本来は何度も調教で走らせて馬に理解してもらわないといけないからね…これから時間かけて教えてくつもりだったから結果オーライだよ。右回りの左回りのどのレースも出せると思うと出るレースの選択肢も幅が広がるしとても嬉しいよ、まるでルドルフみたいだ」
「ルドルフ?」
「あぁ、丘部さんから聞いた話だとルドルフもコーナーが上手でそこも勝因のひとつだって言ってた。」
「牝馬クラシック路線のためにはどっちも上手じゃないといけないからとてもいいですね」
末元さんが苦笑いしていた。
「まだ出るレースも決めてないよ、まずは新馬戦だ。」
「決まったんですか?」
「10月2日の中京競馬場の1700mに出そうと思ってる。竹さんがいいならそれでいいけど無理なら丘部さんに「いえ、その日は空いてますので乗せてください」すっごい乗り気だね」
少し驚いていた。
「1年前からあの子に乗せてもらってこの子のことは自分がよくわかってます。やらせてください」
「分かった、オーナーにも言っておくよ。」
………………………………………………………
えっとこんにちはレイナです。
栗東トレーニングセンターに移動してからもやることは特に変わりませんでした、朝起きてストレッチしてご飯食べて併走とかしてそれで寝ての繰り返し、でもすごいのはこの施設の広さです。
いくつかある大きいトレーニングセンターのひとつなだけあって芝もちゃんと整備されてるし広いし沢山の馬が居るしでとても楽しいです。
実は最近コーナーでの走り方も変えてみたんですよ。
具体的に言うと右回り、左回りに合わせて最初に前に出す足を変えて走るようになりました。
私実は利き足が左だから右回りで併走する時に少しずつ外に寄っちゃってたんですよね。
前のトレーニング場の時は外側で走ってたから特に問題なかったんですけどここに来てから内側でも走るようになってから1回非意図的だったんですけど進路妨害に当たるかもしれない行為をしちゃいまして…その時竹さん一瞬だけど顔がすごい怖かったんですよね…
直ぐにいつも通り笑顔になって相手の方にすみませんって言った後自分を少し注意して併走再開したんですけどあの時の顔が忘れられなくて少し違和感があるけど右回りの時は右足を先に前に出すことを意識してます。
走ることは出来るようにしたんですけど先に出す足を変える時に減速してしまうので今後は減速しないで変えることを目標ですね。
コーナーリングが上手くなれば余計なスタミナを使わなくて済むしその分直線勝負やラストスパートに力を込めれるから一石二鳥です。
そして私の新馬戦の日程も決まりました!
10月2日に愛知にある中京競馬場で行われる新馬戦で左回りレースだそうです。
勝ったな(某副司令風)
はいすみませんやりたかっただけです()
騎手は竹さんが務めてくれるようです。話によると主戦騎手も務めてくれるよう交渉中だとな。
元々人気な騎手だし9月の上旬に竹さんJRAの騎手として海外のG1を初制覇したことで色んな馬から騎乗依頼があるそうですが竹さんは乗り気なようです。
正直ここに来て変えられても嫌だったのでほっとしてます。
これから何日かは併走じゃなくて坂路の追い切りをして私の状態を最高にしてから行くそうです!
新馬戦で勝つと新馬勝ちと言ってステータスになるそうなのでまずは勝ちたいですねぇ。
(数日後)
栗東トレーニングセンターを離れて中京の競馬場の馬房に入ってます、朝軽く食事を済ませて末元さんの助手の喜田口さんにつられて装鞍所で鞍を付け、パドックをしに行きます。
パドックとは簡単に説明するとお客さんが厩務員さんにつられて回っている馬を見るための下見所でそこで馬の馬体とか色々見て馬券を買う馬を決めるそうです。
自分の場合はお世話になってる厩務員の吾妻さんが色々と馬を見てるから無理ってことで調教助手の喜田口さんにつられてパドックを回ります。
[やだなー]
[早く走らせろ!]
そんなニュアンスの言葉が聞こえてきて少し脱線する馬も何頭か居たがそれとなく何周かしたあと、先頭からコースを外れて騎手が待っている場所に行き騎手を乗せます。
今回走るのは自分含めて15頭なので15人の騎手が既にスタンバイして各それぞれの馬に乗り込みます。
竹さんもこっちに駆け寄ります。
「竹さん、よろしくお願いします。」
「はい、任せてください。プリンセ…じゃなかった今はレイナか、レイナよろしくな」
少し自分を撫でた後背中に跨り今度は地下道を抜けるとそこには練習で走っているコースよりも圧倒的に広く、そして隅々まで管理の行き届いたレース場に出ました。
ストレッチは既に済ませてあるので早速踏み入れてみる。
とてもふかふかでさすがにやらないが寝そべりたいぐらいだった。
[いい気分だなぁ]
ちょっと嬉しくなるあまり、弾むように歩いていたら観客の人たちが騒ぎ始めた。
[えっなに?]
思わず立ち止まり観客席の方に顔を向けると一部の騎手や観客の人達が自分のことを見ていた。
しかも観客の一部はフラッシュを焚きながら写真を撮っていた。
[眩しい…]
思わず少し後ずさっていると近くにいた係員がフラッシュをたいている人たちを注意して撮影を辞めてくれた。
「最近は見なかったんだが…まだいるのか。レイナ大丈夫か?」
落ち着かせる為か少し撫でてくれた。
「ヒヒィン!」[うん!]
「レイナが冷静でよかったよ、行くぞ」
行けという合図とともに軽く走る、手綱を少しずつ緩めるにつれてスピードを少しずつ上げて軽く1周した。
しばらく待っているとファンファーレがなる。
遂に新馬戦が始まろうとしていた。
……………………………………………………………
「中京競馬場6R1700m新馬戦、1番人気はアピット、9月11日の2歳新馬戦では1番人気ながらもドラゴンファストに敗れ2着に終わりましたが今回は1着でゴールして欲しいところ。」
「続いて2番人気はタイトルロウル、この馬もアピット同様ドラゴンファストにやられ3着、今回は鞍上をトウカイテイオーに騎乗経験のある太原騎手に変えての挑戦です」
「そして3番人気はトウカイレイナ。トウカイテイオーと同じシンボリルドルフとトウカイナチュラルによって生まれた牝馬です。鞍上は竹騎手がつとめます。」「先程の本馬場入場の際、カメラのフラッシュが目に入り少し驚いていましたが落ち着いていますね。今回は大丈夫でしたが馬はとても繊細な生き物なので早く別の対応をして頂きたい所。そして今私が最も注目したい馬です。」
ファンファーレがなり奇数が先にゲート入りして次に偶数の馬がゲートに入る。
「そしていま8枠14番ナンカイアローが入りまして…今スタートしました。」
ゲートが開きそして各馬が勢いよく飛び出した。
「まず先頭争いはアピット、タイトルロウル、ジェットグローリそしてその少し後ろにトウカイレイナ良い位置につけています、そしてその後ろをラガーパレード、ゴルデンタイムリー、おっとアネット先頭に立ちました。」
「アピットとタイトルロウルは大方予想通りと言った所でしょうか?ジェットグローリ掛かっているのか騎手が必死に手綱を引っ張っています」
「第1コーナー、第2コーナーを抜けて向こう正面に入ります、先頭は未だアピット2馬身のリード、そしてその後方の先頭集団をタイトルロウル、ジェットグローリ、トウカイレイナがほぼ横並びの状態で走り、その後ろからラガパレードやゴルデンタイムリーなどが揉み合うように走っています」
「向こう正面1000mを通過タイムは60~61秒と平均ペース、そして第3コーナーへと入ります」
「先頭は未だアピット、リードは未だ2馬身とあまり差を広げられていません。タイトルロウルがやや後方に下がり、トウカイレイナとジェットグローリが追いかける形になっています、さぁ第4コーナーに差しかかる」
「おっとトウカイレイナ前に出る!ジェットグローリも追いかけているが少し厳しいか!?
トウカイレイナ加速してアピットにさし迫る!」
「第4コーナーを抜けた!残るは直線のみ!ここから大混戦が予想されます!」
「ラスト直線!アピット遂にトウカイレイナに並ばれ、そして今抜かされた!ジェットグローリが上がって来て2頭がトウカイレイナを追う形、果たして間に合うか!?残り200mを切った!」
スタンドから馬券を握った人達が身を乗り上げて声援を送る。
「トウカイレイナ、鞍上竹鞭を使わないが少しずつ馬身が開いていきます!」
どんどん伸びる焦げ茶の馬が遂にゴール板を踏み抜いた。
「そしていまゴール板を超えました!!トウカイレイナ!2着と3馬身差の余裕の勝利!鞍上竹、小さくガッツポーズ!鞭を使うことなく勝利しました!」
…………………………………………………………
『…残り200mを切った!』
手綱を完全に緩めるとレイナは待ってましたとばかりに加速を始めアピットを抜き始めた。
アピットの騎手が必死に鞭で加速を促すが努力も虚しくレイナとの差は少しずつ広がっていく。
(いいぞレイナその調子だ!)
そしてゴール板を超えて歓声が上がる。
『そしていまゴール!鞍上竹、小さくガッツポーズ!竹、鞭を使うことなく勝利しました!』
少しガッツポーズした後減速させ、コースを軽く歩く。
「いいぞ、レイナよくやった!」
レイナの頭に何度も撫でる。
レイナも勝ったことを分かっているのかとても上機嫌だった。
(全く汗もかいてないし息も乱れてないな…1700mは短かったか?)
「竹くんおめでとう」
太原騎手がタイトルロウルに乗ったまま話しかけてきた。
「ありがとうございます、レイナが頑張ってくれました」
「レイナか…テイオーの妹だったか…頑張ってくれよ。」
「はい」
軽く握手したら太原騎手はすぐに戻って行った。
レイナもほかの馬同様戻ろうとしたので引き止める。
「僕達はあっちだよ、レイナ。」
レイナをウィナーズサークルに連れていく。
そこで喜田口調教助手と末元調教師と衷村オーナーと一緒に写真を撮ったあと記者の質問タイムになった。
「竹騎手に質問です!ラスト直線、鞭を入れてませんでしたがあれは作戦ですか?」
「はい、パドックでほかの馬を見た時に勝てるなと感じていましたし直前の追い切りの際も絶好調だったので行けると思ってやりました」
「トウカイレイナ号が本馬場へ入場する際にはテイオーステップをしていたように見えましたがそれについては?」
「レイナもテイオー同様とても柔軟性がある馬なのでもしかしたら出来るのかなって思っていましたが調教の時とかはしたことがなかったので出来ないとばかり思ってたので自分も驚きました。とても上機嫌だったんだと思います」
「脚質についてはいかがですか?」
「レイナはとても従順であり、スタートもとても上手である為、今回は先行策を取りましたが、スピードもスタミナも根性もあるので全ての脚質に期待の持てる馬だと思っています。」
そして調教師やオーナーに質問対象が移り、少しつまらなさそうにして撫で撫でをせがんでくるレイナを苦笑いしながらずっと撫でた。
新馬戦を書いてみましたが実況だけだと思ったより短くなってマジかぁってなってますw
今後の重賞とか前哨戦ではその時のレイナと騎手の思ってることとか書いて増やしてみようと思います。
他の人が作ったる表?とかも重賞の時には挑戦してみたいと思います。
レース映像がなくて完全自作ですが分かりにくかったらすみません_(:3」∠)_
https://smart.keibalab.jp/db/race/199410020706/
今回レイナが参加した新馬戦はこれを元にしています。
アピット君すまんな。
タグですがアンチヘイトを追加しました、理由としてはこれからレースで本来1位になるはずだった馬がレイナが1位になることによってその馬を好きだった人が不快になるかなと思ったからです。
言っていたアンケートですが今ウマ娘の話書く時になるべくリアル馬の話のネタバレをしないように書いていくつもりだったんですが読者さん的にはどっちの方がいいか気になったのでアンケートしたいと思います。