コトノコーヒー 姉の呟き   作:みえふぁ

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実際のところは知らんけど

ようやく身体も全快って感じです。もうほとんど治ってきてたけど、今朝起きたら完全に違和感も無くなっててスッキリした。これで何の問題なく元通りお店を回せるというものである。今日はお店が休みなのがちょっともったいないぐらいだ。まあ言う程お店が回ってなかったわけでもないんやけど、自分は何もできずに葵にやらせちゃってる部分については申し訳なさともどかしさがあった。とりあえず、今度からはデカめの荷物があったら無理せず助けを呼ぼうと思います。あと湿布はケチらずにちょっと高めのを買った方が楽だし早く治る。

 

んで、今日は葵は本を買いに行くらしかったんで、普段本なんか読まんのやけどウチもついていった。お菓子作り関係のがあればなーぐらいの気持ちだ。ネットで探せばお菓子の作り方なんていくらでも出てくるんやけど、まあお店で出すもんやからあんまアテにしたくないし、本の方がちょっとのこと良いものが載ってるかもしれない。

 

葵はすでに買う本はある程度決めてたみたいで、さっさと見つけてきてた。小説らしい。ちょっと中身を覗いてみたけどウチには無理そうである。あんな文字がびっしり敷き詰めてあるような本よく読めるな。もうちょっとカッコつきのセリフとかが多めじゃないとしんどい。やっぱりウチは根っから理系というか、文学系への拒否反応みたいなものは強いらしい。昔の読書感想文とか地獄やったな。去年と同じのを使いまわそうとしても母親が許してくれなくてもう大変だ。隣で葵がスラスラ書いてくもんやからウチも勝手に焦って余計しんどかった。いやもしかしたら、あそこで文章かくのをサボってなかったから、今こうやってブログなんか書いていられるのかもしれない。そう考えれば一応親に感謝かな。

 

話を戻しまして、ウチが選んでる間、葵はその辺の本を見て回ってた。そんな大事なもんでもないはずなんやけど、ああやって本を選ぶってなると妙にこだわってしまう。結局そこそこのとこでまあこれかなっていうのを選んで葵と合流したら、あの子は何やらコーヒー関係の雑誌を持っていた。落ち着いた色でオシャレ感満載の表紙のものである。買うん?と聞いてみれば、あの子は首を横に振った。理由はなんとなく想像がつく。たぶん、コーヒーにおしゃれはあんま求めてないからだ。それもそれで否定はしやんけど、金出して本買ってまで求めてるものでもないのだろう。あの雑誌まあまあ値段したし。あの子と一部の常連さんは多分だいたい似たような考え方をしてると、傍から見てて勝手に思っている。たぶんああいう雑誌より、コーヒーの品種とか味とかが載ってるカタログでも見せてやった方が喜ばれるはずだ。そういうカタログ的な本は売ってないんやろか?それこそネットで探せばあるか。

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