この前飲んだサンプルがあるんで、今日はそちらの話から。今回は一つで、聞いたことある国のほどほどのお値段のコーヒーってことは知ってたから、正直特に期待していたわけではなかった。葵も、あんまり聞いたことない農園の名前やったらしいけど、まあとりあえず姉妹揃って「まあせっかくもらったし飲んどくかあ」ぐらいでの試飲だった。
そうそう、ものにもよるんやけど、最近は初めの二口ぐらいならブラックで飲めるようになった。お店とか家に置いてある豆ならともかく新しく届いた豆でいけるかなんてわからないんで、そこはまず葵に確認してもらうんやけど。今回もそんな感じで、一口飲んだ葵に確認してもらってからブラックのまま一口いった。
でまあとりあえず一口飲んでウチが最初に思ったんは、苦手やないしなんなら好みやなあ、である。バカみたいで単純やけど、サンプルの味の分析なんか葵もウチ自身も求めてないんで、たぶんこれでいいのだ。酸味とかの苦手な味については葵よりも敏感に反応できるわけやし。ウチが呑気に飲みやすいなーとか考えながらお菓子食べようとして、そういやずっと黙っとんなと思って葵の方を見てみれば、あの子は無言でニヤニヤしながら飲んでいた。ちょっと気味悪いけど、まあ気に入ったんやろうなあと思ってどこが良かったんか聞いた。ウチは好みで文句なしやけど、葵が気に入るにしては特徴が足らんような気がしたのだ。そしたら「安いなりにちゃんとおいしい」って感じのことを言っていた。
コーヒーの味自体は基本的に値段帯を上げた分おいしくなるけど、当然高い。その点今回の豆は、この値段で揃えられる限界のおいしさの条件が揃ってた、ということらしい。条件とやらはよくわからんだけど、値段を踏まえてもう一口飲んでみると、なるほど確かにいいなあと思えた。葵が気に入るんのも納得である。
今回のはマジで頼りないぐらい飲みやすかったんで、いつもと違って牛乳入れずに飲むことにした。んでテーブルに用意してあったバターとお砂糖入ってますよ！って感じの焼き菓子と一緒に飲んでみると、今度は途端にウチの苦手な味が目立つようになってしまった。たぶんここでも書いたことのある、たまになるやつだ。これは牛乳でよくやる。飲めやんほどキツくはならんのやけど、まあ苦手なもんは苦手だ。どうにかならんやろかと思って、まろやか系が駄目なら塩味ならいけるか？という発想に至り、ビスケットと一緒に口の中に入れたらこっちはおいしかった。大正解である。
サンプル以外にも書こうと思ってたことがあったんやけど、もうサンプルだけで埋まってしまった。とりあえず酸味苦手って人は、塩味系のお菓子を用意しておくといいかもしれません。メニューにも用意しといた方がええやろなあ。この豆はたぶん来週中には届くはずです。また通販のページの方を確認してみてください。