昨日は高校生組がやってきてテスト対策の勉強をしていた。お店によっては「席で勉強はしないでね」って場所もあるけど、うちには特にそういう決まり事はない。一応近所に大学はあるけど、コトノコーヒーより近くにもっと大学生向けのオシャレな喫茶店があるからか、大学生なんかまあ来やんし。そのうえ喫茶の方の席なんか基本空いてるから、忙しい時期でなけりゃ何時間居座ってもらっても困ることもないのだ。
ごくまれに来る大学生のお客さんは、マジで家が近いだけのお兄さんみたいな例外を除けば、そのオシャレな喫茶店をスルーしてやって来たコーヒー好きなんで、まあ葵とよく話が合う。お店にいるお客さんは曜日とか時間ごとにだいたい定番のメンバーがあるんやけど、大学生の人は授業の空きコマのタイミングが変わったりするから、変わり目になってそれまでと違う時間に来ると変に不意を突かれたりする。
さてさて高校生組に話を戻しまして。ウチは高校なんかテスト前に最低限やることやって終わりってタイプだったんで、もう勉強の内容なんかさっぱり覚えていない。どれどれと野次馬根性丸出しで横から教科書を覗いてみたけど、何が何だかって感じだ。葵は歴史かなんかの答えを横から聞きながら、そういやそんな名前だったな、みたいなことを呟いたりしてた。葵ですらそれぐらいには忘れちゃってるんやから、ウチなんてもうなーんもわからん。あの頃はまあこの子らと同じように解けてたんやなあと思うと変な気分になる。現代文への理解度は今と学生時代で変わってない気がするけど。
でまあ邪魔にならん程度にちょっかいかけてたわけやけど、紫ちゃんが文系で、金髪ちゃんが理系ということらしい。別のクラスってのは前から聞いてたけど、コースも違ってここまで仲良いんはちょっと羨ましくなる。文理の感覚の違いからか、ときにいがみ合い、ときに助け合いながら、彼女たちは結構真面目に勉強会をしていた。いがみ合いにはウチと葵も参加しました。いつもの、ウチと金髪ちゃん対葵と紫ちゃんの構図である。カウンターから「作者の気持ちなんざ知るか!」とか言ってたわけやけど、そんな私が大人になってブログで文章書いてるんやからわからんなあ。
勉強しながら注文したコーヒーをゆっくり飲むんかと思ったら、紫ちゃんはしょっぱなグビグビ飲んで、そっから勉強に集中ってしてた。このへんは葵と似たものを感じる。金髪ちゃんはちびちび飲んでたけど、後半はもうホイップが溶けきっちゃってた。見栄えはあんまりよろしくないけど、金髪ちゃんが「これもこれでイケる」と言ってた気持ちもわかるし、今度一人でやってみよかな。