この前葵が食事中に舌をかんじゃったらしくって、現在舌先に口内炎ができている。単に口内炎ができたって話なら「ああそうですか」で終わるんやけど、あの子の場合はちょっとめんどくさいことになる。なにせ熱いコーヒーを飲むたびに痛むのだ。それなら飲むペース減らせばええのに、なんでか痛がりながらも普段通りに飲んどるし。仕事の一部ってことを差し引いても、もうちょっと控えろよと見ていて思ってしまう。そんなんやから治り遅いんやろうに。
でも一応救いみたいなものもあって、最近ちょっとずつ暖かくなってきたから、アイスコーヒーにするという選択肢が出てきたのだ。こっちならホットほど刺激しやんからまだマシだ。お店でもたまーにアイスコーヒーが注文されている。寒い冬だろうがアイスコーヒーで貫き通す一部のお客さんを除くと、まだ二人三人ってところやけど。でもだいたい半年ぶりぐらいに飲むアイスコーヒーってなかなかおいしいものなんで、飲めるかな？って思った日にはぜひ注文してみてください。私はもう飲んだけど、久しぶりのあのスッキリしたコーヒーはだいぶおいしく感じた。一時期何故か焼酎しかお酒を飲まんだ時期があったんやけど、それから二か月ぶりぐらいに飲んだビールがやけにうまかったときの感覚と似ていました。葵に言ったらただただ呆れたような顔をされたけど、似てたんやから仕方ない。
そういえば、またお酒の樽使って加工した系のコーヒーが入る予定です。一月ぐらい先の話になるかもしれやんけど、一応報告させてもらいます。ちゃんとした名前とかは忘れたんで、気になった人はまたお店で葵に聞いてください。定期的に買ってるってほどの豆でもないんやけど、よく気に入ってくれてる常連さんが一定数いるので、話が出たら買うようにしているものだ。まあまあいいお値段するけど売れ残って困るようなことは今までなかったので、好きな人はとことん好きなタイプの味なのかもしれない。
ウチと葵で一応今回のサンプルも飲んだんやけど、やっぱりウチはお酒系のコーヒーがそこまで好きではないらしい。苦手とまではいかんけど、独特のクセがちょっとしんどいなあと感じてしまう。カップ一杯はキツいけど、おちょこ半分ぐらいの量とかなら美味しく楽しめそうな味。でも葵はとなりで「うっま」と繰り返し呟いてグビグビ飲んでいたんで、そのクセがハマる人を作りだしとるんかなあ。初チャレンジの人には価格のハードルが高めやから、ちっちゃい紙コップとかでお客さんも買う前にちょっと試飲できた方がいいかな。