この前葵にコーヒーを淹れてもらったとき、いつものごとくカフェオレにしようと思ったら、牛乳の賞味期限が一日だけ過ぎていた。まあこんなもん、一日過ぎてたからってそうそうお腹を下すようなことはない。残りも捨てるにはもったいない程度にはあるし、以前のウチならやばい匂いがしやんかだけ確認しといて、さっさと使っちゃうところである。
しかし今のウチは、仮にも飲食店経営者なのだ。お客さんの目が無いからといって賞味期限のきれたものを使うわけにはいかないのである。「嘘つけそんなこと気にするタイプやないやろ」という声が今にも聞こえてきそうやけど、本当にちゃんとやっています。このときの牛乳も泣く泣くシンクに流して、ブラックでいただきました。
まあ私の場合、私生活でも注意してないとうっかり表でもズボラな部分が出かねないからっていうのが理由なんですけども。家での生活が酷くても外ではキチンとできるって人なら、まあやらんでええんかもしれやんけど。ウチら姉妹は揃ってこんな感じなんで、とにかく徹底しているのだ。おかげでお店を始めてから、消費期限の類はもちろん、保存方法の欄までしっかり目を通すようになった。おかげで、大学生の頃にやってたような「これ消費期限きれとるけど、火通せば行けるやろ!」と食べちゃって、その後アホとトイレ争奪戦を繰り広げるようなバカな真似は二度とせずに生きていけそうです。
そうそう、最近金髪ちゃんが、コーヒー豆を保存する容器を買ったと言っていた。未だに名前を覚えていなくて今検索しました、キャニスターというやつです。通販サイトを見てると色んな種類があるみたいですけど、彼女が買ったのは透明なガラスのものだそう。ちなみに葵が個人的に使ってるのもそのタイプです。
葵はキャニスターを六つ持っているにも関わらず、実際豆が入っているのはそのうち三つだけだ。「六種類の豆の中から、その日の気分に合わせてセレクト!」って感じの方が良さそうやし、実際葵もそのつもりで六つ用意したらしい。けど、六つもあると減りが早いのと遅いのがあったり、あんまりにも減りが遅いのは劣化しちゃったり、そのために消費するペースを考えたり…とかやってるうちに、面倒くさくなって、最終的に「同時に使うのは三つまで」となったのだと。らしいっちゃらしい理由である。あんま選択肢が多くない方が、葵にはいいのかもしれない。ほら、私服のバリエーションとかだいぶ限られてますし、この子。
つい溜め込んで持て余すくらいなら、欲張らずにいるもんにだけ手を出すべきなんでしょうねえ。今度牛乳買うときは、もう一回りちっちゃいパックのを買うことにします…。