今日飲んだサンプルがおいしかったので、まずはそちらの話から。酸味がまるでなくて、カップの最後の方にたまってる酸味が私は嫌いなのだけど(妹は好きらしい)、それが全然感じられない。じゃあ苦みばっかりなのかと思えば、ちゃんと香ばしさもコクもあるみたいで、珍しくミルクなしで飲めた。なーんか味に覚えがあるなあと思って妹に伝えたら「缶コーヒーのブラックじゃない?」と聞かれた。まさしくそれである。缶コーヒーのブラックというのはとても飲めたもんじゃないというのは、ウチも葵も同じ認識をしているところなんだけど、これはちゃんとおいしかった。きっとみんな記憶にあるはずの、あの味の完全上位互換と言っても過言ではないだろう。商社さんのほうでトラブルがあったみたいで到着はまだ先になりそうですが、よろしければどうぞ。
一部のお客さんから「最近はコーヒーが高くなった」という話を、お店を始めて以来ちょいちょい聞く。おっきな品評会で入賞したやつなんかは、もううちみたいな個人経営のお店じゃ、とても手の出せない金額のものがほとんどだったりする。他のお店がどうかはよく知らんけど、うちでは、こういうのは商社さんの方に「この金額までのがあったら、うちが買うので落札しといてね」というお願いをするような形をとっている。とってるんやけど、我々が提示している程度じゃ基本無理である。まあこちら側としても、この金額に収まるやつがあればラッキーぐらいのダメでもともとって感覚でお願いしてるんでショックはさほどない。たまーに海外の人たちの人気から逃れた良い感じのもの(あっちの世界で日本はさほど強くないらしい)があるので、それを待ち続けている。高級で良いコーヒーはそういうお店に任せておけばいいのだ。コトノコーヒーは、ほどほどの値段の面白くていい子を狙うのである。
面白味の話は置いておいて、単純に売れる売れないの話で言えば「キョウト」とか「サクラ」とか、日本に馴染みのある名前の入ったお手頃価格のコーヒーは妙によく売れる。ウチみたいなこだわりのない人間からしてみれば、まあ共感できる話だ。葵はまるで納得いってない様子であった。ちなみにそういった名前がついているだけで、日本とは少しも関係なかったりするものもある。
あとは、形が悪いとかで安くなった、いわゆる「訳アリ商品」的なコーヒーは結構積極的に仕入れている。ホントそんだけの理由で、味にほとんど変わりはないのにいつもの半額とかだったりするのだ。どうせミルで粉々にするのに形が悪いとか関係ないやろと今でも思っている。
ただ、葵がウチに相談せずに購入を決めて、あとから「この豆がこんな値段で買えることなんてない!」と力説されると、なんかあくどい商売にでも引っかかってるんちゃうかと心配になるので、あれは勘弁してほしい。いや、売れてるからいいけど。こんなことブログに書いていいもんかと思うけど、こんなところで買い続ける方も買い続ける方である。ついこないだ買ってった人が一週間と経たないうちに来たりとかするけど、どんなペースでコーヒー飲んでるんですか?