我が家では基本、私が洗濯機を回して干すまでやって葵が入れて畳んどいてくれる流れになってるんやけど、昨日は葵に用事があったんで自分で入れた。そしたらその久しぶりに入れた洗濯物のあったかいこと。ウチが最後に触ったのはもうちょっと冷たかったんで、変なところで季節の移ろいというものを感じてしまった。アイスコーヒーの注文も多くなってきたし、アイスコーヒー用に深煎りで買っていく人も少しずつ増えている。幸い、駅からコトノコーヒーまでは日陰が結構多いんで、何かの帰りに休憩がてらお立ち寄りください。
さて、その昨日の葵の用事というのが商社さんとどっかで話してくるというやつで、サンプルをちょっともらって帰ってきた。毎度おなじみの品評会入賞の豆である。この手の品評会系のものって去年とか一昨年入賞とかばっかりで、今年入賞ってのは見たことがない。葵に何でなんか聞いてみたけど「そういうもの」と返されてしまった。こういうとき、もっと詳しい事情を聞いても小難しくてよう分からんことが多いので、それ以上は聞かなかった。葵がウチに話してもしゃーないと判断したならとりあえず従っとくのが一番である。姉の威厳とは。
肝心の味の方やけど、まず淹れてる途中で葵が「少なくともお姉ちゃんは嫌いじゃない」と言った。匂いで判断したらしくて、ウチには未だにできそうにないやつである。まあそう言うならそうなんやろうと飲んでみたら、めちゃくちゃに好みだった。酸味ゼロ、変なクセもなくで言うことなしである。苦味がはっきりしててスマートな感じ。ウチが「これ好きやわー」って言ったら葵がうしっ!ってガッツポーズしてた。片手でカップ持ったままやったけど、危ないよ。そんな妹曰く「これは夜かな」らしい。夜に飲むのが合うってことなんやろうけど、よう分からんから首をかしげるしかない。品評会入りの割には安めのお値段なんで、興味のある人はぜひ。アイスコーヒーにも合いそうって言ってたから、そういうものみたいです。
そうそう、今年からお店で水出しのを作って売りに出す予定です。どこまで需要があるか分からんから様子を見つつって感じになるし、何なら今年中に出来上がるかもわからんぼんやりした計画ですけど、まあたかだかブログなんで言っちゃっても構わないだろう。葵が毎回挽いて淹れてってやってるのを見るとああいう人種に手間を省いた水出しって需要あるんか?と思わんでもないけど、葵は楽でほどほどにおいしいならよしって言ってたし大丈夫か。