好き勝手にONE PIECEで過ごします。   作:ガイドライン

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一味VS海軍②

カキンッ!!!!

 

 

金属と金属が弾く音が響く。

そして次の瞬間には刀が宙を舞い地面へと突き刺さった。

刀を失ったたしぎはゾロの2つの刀で逃げ場を奪われ今にも切られてもおかしくない状況へと陥られていた。

 

しかしいくら待とうともゾロは刀を振るわない。

やっと動かし覚悟を決めたというのにしまいにはその刀を鞘へと納めたのだった。

 

その行為に怒りを覚えたたしぎはゾロに食いかかった。

 

 

「どうして斬らないのですかッ!!?」

「……俺の勝手だ……」

 

 

そういいこの場から離れようとするゾロ。

その姿に俯き拳に力が入るたしぎは

 

 

「………私が、女、だからですか?」

 

 

その言葉に足が止まり振り向くゾロ

 

 

「女が男より腕力()がないからって、真剣勝負に手を抜かれるなんて屈辱です!」

 

「………………」

 

()()()()()()()()()()()()()なんて気持ちあなたには分からないでしょう………ッ!!」

 

 

そこまで聞いたゾロはそのあと何かを言おうとしたたしぎの言葉を遮り

 

 

「バカかテメェは?」

 

「なっ!!?ば、バカってなんですかッ!!!!

こっちは真剣に悩んでいることをッ!!!!」

 

「だから()()なんだよ。

それも分からねぇやつが真剣勝負だぁ?笑わせるな」

 

「なんですか貴方はッ!!!!

何も知らないくせに!!私の苦しみなんて分かるわけッ!!!!」

 

 

すると、目の前にいたゾロが突然と消えた。

そして次に感じたのは通りすぎる男と風。

最後にたしぎに訪れたのは腹部に強烈な衝撃。

 

 

「ガハッ!!!!」

 

 

あまりの激痛にその場に踞るたしぎ。

それでもゆっくりと振り向くとゾロがこっちを見下ろしながら

 

 

「さっきの攻撃を受けられねぇやつが"真剣勝負"だと?

こんな攻撃、()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()。それも出来ない奴が、()()()()()()()()()()()()()()()

 

テメェはくいなに似てるが()()()じゃねえ。

お前はただの"パクり女"だぁ」

 

「……………ッ!!」

 

 

今度こそゾロはその場を立ち去った。

くいなは握りしめたその手を強く地面に叩きつけた。

 

言い返したかった。あんな理不尽な言葉許せなかった。

なのにどうしても言えなかった。言い返せなかった。

言葉に出してもそれがすべて嘘っぽくなると……感じたのだ。

 

 

………………………

 

 

「そうでもなさそうだが……!?」

 

「!?………!!!??」

 

 

突然聞こえてきた声。動かない十手。

何かと思い振り向くとそこにはフードを被った男がいた。

 

 

「…………テメェは…………ッ!!?」

 

「な、なんだ??誰だ?誰だ?」

 

 

そこには想像出来なかった男がいたのだが、ルフィはスモーカーに頭を押さえられているために誰がいるのか全く分からない。

 

 

 

「政府はテメェの首を欲しがってるぜ」

「世界は、我々の答えを、待っている……!!!」

 

 

 

その瞬間、突然に

 

 

「突風だぁッ!!!!」

 

 

誰が言ったか知らないがそれと一瞬に突風が吹き抜ける。その突風に飛ばされてきた物や人が飛んできて、スモーカーもその突風に思わずその体を飛ばされそうになる。

 

その僅かなスキを狙ったように押さえていたルフィがその手からすり抜けていった。

すぐに捕まえようとするがあまりの突風に身動きが取れない。

 

 

そんな突風の中、フードの男だけは佇んでいた。

いや、1人だけではない。

この突風にも関わらず平然と歩いてくる()()がいた。

 

 

「何してるんですかドラゴンさん?」

「……ふん。ただの気まぐれだ……」

 

「気まぐれでくる距離じゃないんですけど、まぁいいでしょう。用件は一つ、ヤスミを出せ、コラ」

 

「…………この先にいる………」

 

 

あっという間に突風とその者達がスモーカー達の横を抜けていった。

それでも嵐のように吹く風は変わらず、スモーカーにはさっきの会話は聞こえなかったようで

 

 

 

「なぜあの男に手を貸す!!ドラゴン!!!」

 

「男の船出を邪魔する理由が何処にある?」

 

 

なんとなく締まらない感じがした。

 

 

 

…………………………

 

 

「会わなくて良かったの?」

「あぁ。いいんだ。()()()()()()()()()()()()()

 

 

離れた所からルフィ、スモーカー、ドラゴンの様子を見ていたフードを深く被った二人組。一人は男で()()()()を持ち、一人は女で瞳が大きく()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()がとてもカワイイ。

 

 

「でもなんで私まで会ったダメなのッ!!?

ロビンさんとハジメお兄ちゃんと会うのすっごく久しぶりなんだよ!!!」

 

「俺だって二人には会いてえよ!!

だけどドラゴンさんがいま会うのは止めとけって言われたろう」

 

「そこが分からないのよねー

ドラゴンさんやヤスミちゃんはいいのに…」

 

「…むしろ、ヤスミがいるからだろうな……」

 

「……あぁ。ヤスミちゃん()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()

 

 

どうやら革命軍にいてもヤスミの評価は良いとは言えないようだ。

 

 

「何をしている?出航準備だ」

「ドラゴンさん」

 

 

いつの間にか側まで近づいていたドラゴン。

さっきまでいた所にはスモーカーだけではなく他の海兵達も集まっていた。

 

 

「ハジメお兄ちゃんと何を話していたんですか?」

「……ヤスミの居場所だ」

 

「うわぁ……」

「間違いなく説教コースじゃねえか」

 

 

可哀想だと思うがそういうときの二人に会うと巻き込まれると思い、三人はヤスミを身代わりとしてさっさと出航準備を進めることにした。

 

 

…………………………

 

 

 

スモーカーがルフィを取り逃がししばらく時間が経った後の話。

バギーとアルビダを捕まえたと報告された為に、まずはとスモーカーがバギー達を確実に縛り上げようとしたのだが着いたときには逃げられていた。

 

こうしてバギーも探していた為に人員が()()()()()()()()とはいかなかったために何もかも逃がしてしまった。

それに苛立ったスモーカーは

 

 

ガキッン!!!!!

 

 

「追いかけるぞたしぎ。グランドラインだ」

「こ、ここの警護はどうするんですか!?」

 

「知るかぁ!!!それよりいまはやらなきゃいけないことがあるだろうかあぁッ!!!!」

 

 

持っていた十手を地面に突き刺した。

それは地面に亀裂を四方八方へ広げさせた。

 

 

「"麦わらのルフィ"そして"悪魔のロビン"ッ!!!!

アイツらは間違いなくこの世界をひっくり返すッ!!!!

捕まえなきゃいけねえんだッ!!!!」

 

「は、はいッ!!!!」

 

 

しかし、まだ気づいていない。

その二人よりももっと気を付けないといけない者がいることを……

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