好き勝手にONE PIECEで過ごします。 作:ガイドライン
「なぁ。思ったんだけど。
ハジメの力なら"海王類"に見つからずにグランドラインに入れるんじゃねえ?」
「「「「「「「「「「ッ!!?」」」」」」」」」」
グランドラインに入るために目指すは"
ローグタウンの岬、灯台の光が指す先にグランドラインに入るための"入り口"がある。
そこを目指して航海していたのだが、突然嵐だった天候から空が真っ青の快晴に変わったのだ。
そう、"
ここは無風の地帯。ここを横切れば簡単にグランドラインに入れる。
入れるのだが、そこには"海王類"が大量にいる。
つまりは無風の地帯をオールで漕ぎながら海王類を相手にするというムリゲーなのだ。
さて、いまはそのカームベルトから荒れている
しかし、ここでウソップが気づきやがった。
あの野郎。妙なところで頭が冴えるんだよなー。
「な、何いってるのウソップさん。そんなこと出来るわ…」
「まぁ、出来るね」
「私でも可」
『マジかああああああああぁぁぁぁぁッッ!!!!』
あっ。つい素直に。
だって"存在"を一時停止すればバレないもん。
それはメリー号にすれば楽にいけるね。
ロビンの場合は
「言っておくけどしないからね」
「はああああぁぁぁッ!!!!
ショートカット出来るんだぞッ!!使わない手がッ!!」
「あのね……これ"麦わらの一味"の冒険でしょう」
すると食いかかるように向かってきたウソップが止まった。この際だ。ハッキリ言ってやろう。
「僕はあくまでも"サポート"
つまりは行き先も敵も仲間も全て
「い、いや、でも、よ……」
「はぁ~。
じゃ更に言ってあげよう。
僕、一味には"入ってない"から。ロビンは入ってるけどね。
そしてロビンが海軍本部中将ってことは知ってるだろうけど…………僕、
「「「「はああぁぁぁぁぁぁぁッ!!!!??」」」」
あれ?四人も知らなかったけ?
ウソップとカヤ。まぁ、知らないよね。
サンジは……レイジュ、教えたなかったの?
あとギン……は、どうでもいいと。
「た、た、た、た、大将ッ!!!!」
「なんで海軍本部大将がッ!!!!」
「ざっけんなッ!!!!」
「流石マイ・ゴッドッ!!!!」
一人だけ反応が違うな……
ウソップとカヤは驚いてるけど、サンジだけはめちゃくちゃ警戒してるなー
まぁ、それはそうか。海軍本部大将だもんね。
「でも、いまはヘルメッポの親父さん"モーガンさん"に任せてるけどね」
「待て待て待てッ!!!!
情報が多過ぎてワケわからねぇよッ!!!!」
仕方ないなぁー
グランドラインの入り口まで時間もあるし話すかな。
…………………………
「………ハァ~……
「その感想が出ればもう大丈夫だな」
話したのに感想がそれかよ。
それとゾロ、大丈夫ってなんだ?
「しかし…どうなってるんだ海軍は……バカばっかりなのか?」
「否定はしない」
話したのは僕とロビンの海軍本部の話。
ルフィの為に暗躍したことは伏せてどんな経緯があったか話した。
まぁ、大分ハショッタけどそれでもめちゃくちゃって……そんなにおかしいかな?
確かにニコル=ロビンって見抜けないのはダメだな。
まぁ、こいつらも同じだけど。
でもあの"グザン"だけかな??一発で見抜けたの。
そう考えると…優秀なのか?グザンだけど。
「でもよ、なんでそんな大将の座から海賊に?
海賊の俺らがいうのもなんだが、大将のほうが良くなかったか?」
「いや。グザンのやつ、仕事しないし」
「えっ。それが理由なの?」
「とても大きな理由ですッ!!」
大きい声をだした為にビクッと震えるカヤ。
ごめんなさいと謝ってちょっと冷静さを取り戻して
「……あとは、まぁ、ルフィを見たからかな?」
「ルフィって……まだ赤ん坊だろう?」
「それでも、なんとなくね。
なにか大きいことをやってくれる。そんな気がして。
そしてそれを手助けしたい。まぁ直感みたいなものだよ。こうしてここにいる理由は」
曖昧な答えかもしれない。
それでもウソップ達にはむしろそれが良かったようだ。
だって、ウソップもサンジ達もルフィが船長で海賊王を目指しているのを分かって、それでも付いてくるって決めたのは自分の直感みたいなものもあるだろう。
だから僕の言葉に共感したようだ。
「だから安心していいよ。
海軍に入ったのも
「お兄ちゃんがいれば何もいらないわ」
「やっぱ似た者兄妹だわお前ら」
そうかな。似てないと思うけどなー
…………………………………
「な、なんだありゃーッ!!!!」
しばらくすると見えてきたレッドライン。
その大陸は雲の上まで伸びる絶壁の大陸。
あの上にクソ共がいるんだもんなー。消してこようかな?
「おいおい。このままだとあの大陸にぶつかるぞッ!!!!」
「でもこの絶壁、見渡してもずっと続いてる!!!」
「ノジコッ!!ナミッ!!なんとかしてくれーッ!!!!」
ゾロとくいなが周りを見渡したが全く逃げ道がない。
そして海流はその大陸に向かって流れているのだ。
このままだと大陸にぶつかって船が大破する。
………まぁ、一時停止してるからしないけど。
「大丈夫よ。ねぇナミ」
「ええ。グランドラインの入り口。それは"山"よ」
「山ッ!!?」
「山なんだろうが、この船で行けるのかよッ!!?」
「えぇ。いけるわ。
だってその山には"川"があるからそれを使って"登る"のよ」
ということでナミ解説。
グランドラインへ入る為には、海流がぶつかる"山"の入り口にある"川"から登る。
この山には海流がぶつかるのだが、そこに川がありそのに海流が
そしてその海流はグランドラインへと流れる。
と、ずいぶんと簡単に説明した。
これはナミの概説を更に砕けた説明。
「……なるほど。"不思議山"かぁ~」
「ルフィと同じように分からないやついるかぁ~」
するとギンが手を上げた。
なるほど、なるほど。
「カヤ。
「はい!」
――――十分後。
「リヴァース・マウンテン…リヴァース・マウンテン……」
「……4つの海流……海流が逆流……」
「……カヤ。すげェな」
「私だってお役にたつのわ」
あのルフィがちゃんと覚えている。
理解してかは別として。だが。
ハジメとロビンのタッグによる会話術。
カヤ、めちゃくちゃ恐ろしい子になってない?
「見えたッ!!!!入り口だぁッ!!!!」
サンジの叫びと共に廃人と化していたルフィの目に生気が戻り船首に飛び乗る。
「いけぇーッ!!!!」
興奮するのはいいけど、
「おいおい…なんかズレてねぇか……」
「このままだと、ぶつかりますッ!!!!」
そう、海流に乗っているがその海流は必ずその川に流れている訳ではない。それ以外はこのレッドラインの下へ流れ込むのだ。
つまりこのままだと大陸にぶつかる。
メリー号は大丈夫だけどそのまま荒れ狂う海流に飲まれながら深海へご案内。となる。
流石にシャボンディ諸島のシャボン玉のコーティングをしてないから、いま船内にいない僕たちは飲まれるな。
「ルフィ。どうにかしなさい」
「おうッ!!!」
気合いをいれるルフィだが、もうまもなく大陸へぶつかる。
「ルフィッ!!!!」
ウソップが叫ぶなかルフィは突然船の外へ。
いや、メリー号と大陸の間に飛び込んだのだ。
そして大きく息を吸い込んで
「ゴムゴムの風船ッ!!!!」
大陸にぶつかったが間にルフィという緩衝材により大破は間逃れた。そのままルフィは自身の体を回転させて無理やり運河へメリー号を誘導する。
「ルフィッ!!!!」
うまくいったが取り残されたルフィはそのままだと海へ落ちる。とっさにウソップがルフィの方へ手を伸ばす。
それを見たルフィはすぐさま手を伸ばしてウソップの手を掴む。
引っ張るウソップにカヤやギンも加わりルフィを引っ張ると、ゴムの反動で船と戻ってくるルフィ。
なんとか無事船へ帰還したルフィはそのまま船内に戻ると
「す、すげぇッ!!本当に船が山を登ってるッッ!!!!」
ルフィが言ったとおり"不思議山"だな。
こんな経験、深海へ行った以来かなー
そして船は頂上へ。4つ海流がぶつかり噴水のように舞い上がる。船も舞い上がってそのままグランドラインへの海流へ乗ったメリー号。
今度は降りるほうだからグングンと下っていく。
そして立ち込める霧が消えていく。
その向こうには僕たちを待っていたようにあの
「
さぁ、始まる。
ルフィという未来の海賊王が、なるべくしてなる未来への航海が。