好き勝手にONE PIECEで過ごします。 作:ガイドライン
ラブーン
さて、見事にグランドラインに入りました。
ここからだなー。大事だなー。
と、考えている間にあの場面です。
「く、クジラだああああああああぁぁぁぁぁッ!!!!」
『ブオオオオオオオオオオオオオオォォォォォォォォォォォォォォッッ!!!!』
あぁー"ラブーン"の回だったなー。
このままラブーンに突っ込んでも船首は壊れないけどあの男がやらかすだろうなー
よし。
「ウソップ。メリー号を飛ばして」
「出来るかあッ!!!!マジックの限界超えてんだよッ!!!!」
いや、すでに超えてる気がするけど。
そんなことしている間にドンドンと近づく。
ラブーンと絶壁の間に僅かな隙間があり、そこに舵を向けようとゾロ・サンジ・ギンが必死に動かしているが船は真っ直ぐラブーンの元へ。
本編では舵はここで折れるけど誰がヤらすか。
ということでそのままラブーンへ直撃……
ドカンッ!!!!
「なっ!!!??」
……やりやがった……ルフィのやつ……
船首の下にある大砲で、ラブーンに当たるギリギリで大砲を放ったのだ。
お陰で勢いは随分と軽減されたがどのみちぶつかる。
はぁ、仕方ない。あまり手出ししたくなかったが……
「いきなさい、ウソップ」
「俺かよッ!!やるけどよッ!!!」
なら、早くして。
と、睨みを効かすロビンにビクッとしたウソップは両手でパンッ!!鳴らした。
するとラブーンとメリーの間にクッションが現れた。
しかしこのままだとメリー号の衝撃が船首に一気にかかる。まぁ、折れないけど"折れないとおかしい"ということになる。
まだルフィ達には隠しておきたいからね。
ということで、さらにロビンにアイコンタクトでお願いをした。
するとメリー号の側面から大きな腕が2本生え、水面を叩くように突きだした。
するとメリー号の進路が変わり、そのままメリー号と絶壁の隙間へ流れる海流に乗れることが出来た。
「た、助かったぁ~」
安心したウソップはその場に尻餅をつきカヤが心配そうに付き添う。
これで無事にメリー号は海へと流れ着いたので良かったと安心としたところでルフィが
「ニッシシシ!!うまくいったな!!!」
と、自慢そうにデッキ上がってきた。
全員が冷たい視線を送るが全く気にしてない。
はぁーとため息をついて、ルフィに嫌でも"やらかした"ということを自覚してもらうために
「………ロビン」
「分かってるわ」
ドンッ!!!!
「ぎゃああああああああああああぁぁぁぁぁッ!!!!」
肥大化したロビンの腕+武装色でおもいっきり殴った。
それもラブーンの方に向けて飛ばしてやった。
ラブーンも飛んできたルフィが分かったらしく、大きく口を開けて………パクリ。
「…………へぇ??」
誰が間抜けな声を出したが問題ではない。
いや、問題はない。である。
「よし。船に損傷がないか確認しようか」
「そんな場合かああああああああぁぁぁぁぁッ!!!!」
ウソップがハリセンを取り出して叩いてきた。
うおっ、流石ツッコミ担当!!
グランドラインに入ったウソップは輝いてるなー!
「大丈夫、大丈夫。
簡単には溶けないから。胃液でも溺れないように近くの樽も一緒に飛ばしたんだから」
「そういう問題かッ!!!!食べられたんだぞッ!!!!
どうするだよッ!!どうやってルフィを助けるんだッ!!!??」
確かにマトモな意見だ。
しかしそこは問題ない。
「あそこから」
「…………へぇ?」
そう、ラブーンには体内に入る特製の"扉"があるのだ。
そうだ。せっかくだ。
こんなに調子がいいなら
「うん。ウソップ君。
今回は"君に"決めた!!」
「へぇ?」
…………………………
「じ、じぬ"がどおもっだぁー!!!」
最近泣いてばかりのルフィである。
でも仕方ない。ロビンの攻撃をフルに受けているのだから。あんなの受け続けていたら廃人になる。それをこうして精神を保っているルフィはスゴい。
……まぁ、もう、手遅れなのかもしれないけど……
飛ばされた時に一緒飛んできた樽のお陰で、必死にしがみつきこうして溺れずにすんでいるが。
「………飲み込まれたよな?」
周りを見ると海で、上には空がある。
確かに巨大な鯨に飲み込まれたと思ったのだが……
「…………花?」
「………………」
そこには島があり、家があり、椅子があり、頭から花のようなものを付けた人がいた。
「上がってこんのか?」
「おれ、泳げねぇから」
「……能力者か。しかし手伝いはせんぞ」
「まぁ、ばた足ぐらい出来るから大丈夫だ」
といっても力もあまり入らずゆっくりしか進まない。
それを見かねた老人は家からロープを持ってきてルフィへ投げた。
「ありがとう!」
「礼はいい。こんな所で
「死体?」
なんこ事か分からなかったルフィだがなにか変な臭いがしてきた。それも自分の周りから。
自分自身を見てみると服がどんどん溶けていっているのだ。
「ぎゃああああっ!!!溶けるッッ!!!!」
「だからさっさと捕まらんか」
ロープに捕まり老人に引っ張ってもらい溶ける海から脱出したルフィ。
「あ、ありがどうございます"……」
「気にするな。なにせここは鯨の胃のなかだ。
その言葉に絶句するルフィ。
ここはやはり鯨の胃のなか。そしてこの老人が言った言葉はここで……生涯を………
「ふ、ふざけるなッ!!!!ここにずっとなんていられねぇ!!!!」
「と、言っても仕方ないことだ」
「俺には仲間がいるんだよッ!!!!
アイツらが俺を待ってる!!!帰らなきゃ行けないんだよ!!!!」
こんな所で死ぬわけにはいかない。
しかしこの老人がいうことがどうしても頭を過る。
それでも必死にそれをはね除けて
「どうやったら外に出れるんだッ!!?」
「あの"扉"から出れるが」
「出れるのかよッッ!!!!」
珍しいルフィのツッコミ。
でも仕方ない。あんなこと言われたら誰でもここで胃酸に溶かされて死ぬ。なんて考える。
「ただ今は鯨が海に入っとる。そんなタイミングで外に出たら今度こそ死ぬぞ」
「なるほど。ありがどうございます」
素直にお礼をいうルフィ。
確かに冷静ではなかったがもう少し言い方を考えてほしかった。なんてことはルフィは考えない。
「でもよ。なんで鯨になんかに扉があるんだ?」
「鯨ではない。"ラブーン"だ」
「あれ?さっきまで鯨って」
「言ってない」
言っていたような気がしたがそう言われると言っていない気がする。というとこで言っていなかったことにするなんとも軽すぎる頭のルフィだった。
「で、なんで扉があるんだ?」
「治療のためだ。ここまで大きいとこうして入るしかないのだ」
「うおっ!!でけぇ扉もある!!!よく生きてるなッ!!!!」
「生かすための処置だ。生きてもらわなければ困る」
そっかーと軽い感じで受け流すルフィ。
老人はそのルフィの言葉にどう思ったのか新聞をたたみ立ち上がった。
「せっかくだ小僧。一緒に来い」
「小僧じゃねえ。俺はルフィだ!!」
「そうか。ワシはクロッカスだ」
………………………
「な、なぁ…どうして俺なんだよ……」
「ウソップが一番対応力があるから」
「ならロビンだけでもいいだろうがッ!!」
「五月蝿いわね。
その鼻、折って引きちぎったあとに貴方の喉に突き刺すわよ」
「こええぇぇよッ!!カヤああああああああぁぁぁぁぁ助けてくれええええええええぇぇぇぇぇッ!!!!」
叫んでも無駄である。
ラブーンが海に潜る前に体内へ入ったのだ。
聞こえるわけがない。
しかし揺れるなー
というか上下左右、様々に動くから普通なら壁に何度もぶつかったりするだろう。
僕は一時停止で
ロビンは
ウソップは僕と似ている。
ようはこれが出来るか出来ないかで選んだのだ。
じゃないと……
『マズイぞミス・ウェンズデーッ!!!!
下は胃酸の海だぁ―――ッ!!!!』
『いやああああああああぁぁぁぁぁ―――――――ッ!!!!』
………………。
「ウソップ。対応力あって良かったね」
「マジでありがとうございます!」
ザバァッン!!!!!
遠くから聞こえてきた声と波しぶき。
この時ウソップはハジメからの手紙が届いて本当に良かったと思った。
「だけどよ。さっきの声は誰なんだ?
やっぱりこの鯨の扉や通路を作ったやつか」
「………まぁ、ちょっとばかり黒歴史を作ったお姫様…ってところかな……」
「………たまに、マジで何言ってるのか分からねぇこというよな……」
「お兄ちゃんだからいいのよ」
何の解決にもなってね…とぼやくウソップ。
まぁ、色々ツッコミたいことあるだろうけどこれでげっそりしていたらこの先やってられないよー
そして通路の先に光が見えてきた。
その向こう側に見える景色とは
「………なんじゃ、こりゃ……」
「こんなものだよ。グランドラインって」
「つまり"ツッコミの宝庫"かぁ……いらねぇ……」
「頑張ってねぇ」
リゾート地みたいな鯨の井の中。
そしてそのリゾート地の海にバタバタと暴れまわる二人組がいた。
「お、おいッ!!!!助けてくれぇ!!!!!」
「こんな所で死にたくなぁぁぁいいいぃぃぃ!!!!」
いや…こんな感じ会いたくなかったなー。
あれが
しかしそんな人が
事情があるにしろ、それでラブーンを……ってのは流石にねぇ……
ということで、自分たちがやろうとしていたこと分からせたほうがいいかな。
「おーい。質問に答えたら助けてもいいよー」
「ほ、本当かぁ!!」
「答えるから助けて!!」
それでは参りましょう。
「第一問!ここには何しに来ましたか?
素直に答えなければペナルティです」
「く、鯨の生態を調べにッ!!」
「ペナルティ」
その声と同時に男のほうが突然胃酸の海に沈んだ。
簡単である。手足をロビンの力で拘束すればいいだけ。
十秒したら解放。そしたら浮き上がってきた男は
「こ、殺す気かぁッ!!」
「ペナルティ。理解できましたか?
嘘は止めたほうがいいですよ。僕、そういうの
と、言ってやったら顔面から血の気が引いたようになった二人。ついでに隣のウソップも同じになってるけど気にしない。
「それでは実際はどうですか?」
「鯨を殺って食料にしようとしたのよッ!!」
「なるほど。では第二問。
そんな事すればどうなりますか??」
「な、何を分からないことをッ!!」
「ペナルティ」
再び胃酸の海に沈む男。
もう隣の女はガタガタ震えている。
また十秒で解放してやるともう反撃する気も起きないようで
「お、俺達の…食料が…か、確保…される……」
「なるほど。では最後の問題。
間違えたら両方沈めます」
「い、いやぁ……」
「ダメですー。
それではこの体内で殺したとしてそのあと"どうなるか"考えてください」
その問いかけにウソップはすぐに分かったらしく、「こ、こええぇぇ……」と想像して怖がっているようだ。
僕も流石にそんな
「まさか……出られないの……??」
「正解です。
というかどうしてそれが分からないのですかね?ここは鯨の胃のなかですよ。そこで死んでしまったらあとは沈むだけって理解できないんですか。もしかして浮くとか考えてます?それはこんな風に治療のための改造してなければの話なんですよ。いいですか?こうやって穴が空いていればどこから空気が漏れるんです。それでもこうして中に入らないのは鯨が生きているから。それが死んでしまったらどうなるか分かるでしょう?まぁ例え空気が漏れなくても鯨は腐敗するのが速いのですぐにアンモニアが滞留して人なんて簡単に殺ってしまいますけど。それどころかここはいま海の中。死んでしまえばそのまま鯨は深海へ流されますね。乗る海流が悪ければ一生空を拝めなくなりますね。分かります?そんな危険なことをしようとしていたんですよ。それを、食料の為?バカなことを言わないでください。大体鯨をとったとしてもさっき一通りに腐敗が速いんですよ。こんな大きな鯨の肉をどうやって持ち運んで保存できるか教えてほしいですね?えっ、もしかして分からずに殺るつもりでした?まさかそんなバカな。ことは考えてませよね。ねぇ、どうなんですか?そこところが重要になってきますよ。こんな大きい鯨を食料にするぐらい
「「ご、ごめんなさい……」」
あれ?泣いちゃった……
で、隣のウソップも青ざめてるし……何かしたっけ?