好き勝手にONE PIECEで過ごします。 作:ガイドライン
「「
「久しぶり、ソニアにマリー」
「全く…お主のせいでこんな所まで……」
「アハハ…すみませんニュン婆さん……」
船から降りた後ルフィの暴走やハンコックの出現、その前にラブーンのことなどを一通り話したあと"九蛇海賊団"の船が現れた。
ちなみにビビのことは伏せている。
ここで次の島に行ってからで十分である。
どうせあの人にも会って話さないといけないのだから。
で、船から降りてきたのはソニアとマリー。そしてニュン婆だった。本当にニュン婆には頭が上がらないや。
「お主が婚約なんぞするからこんな羽目に…」
「それ、ロビンに言ってくださいよ。
手配書で全世界にアピールとか……分かると思います?」
「……無理じゃな……」
「でしょう」
お互い苦労してますねーと慰めあっている頃。
「おめでとうございます姉様ッ!!」
「これで正式に"姉様"になるんですねッ!!」
「ふふふ。そうね。結婚式は貴女達の島でやりましょうか」
「それは皆も喜びますッ!!!」
「
勝手に結婚式のプランを考えてるけどまだやらないからね。というか僕は蚊帳の外ですか、そうですか。
ちなみにここにいるロビンは分身です。
本体はまだハンコックとベルメールと言い合っている。
「まぁ、ハンコックに婚約指輪さえ渡せば大人しく帰るじゃろう。あまりここに長居はせんほうが良さそうじゃ」
「ですね。海軍が嗅ぎ付けたら面倒くさいですし」
「しかし大将であるお主が海賊とはな……
何を考えておるのじゃ?」
「昔から"ある男を海賊王に"ですよ」
「…………あれをか?」
ニュン婆が指差す方には麦わら海賊団が集まって"ある会議"していた。それは…
「ふざけんなッ!!!どう見ても俺だろうがッ!!!!」
「おいおいルフィ。そんな落書きじゃ分からねぇだろう?
やっぱりここは昔から絵心がある俺様のだろう!!」
「なに言ってるのよアンタたちはッ!!全くダメよッ!!
"カワイイ"が全く入ってないのなんて論外よ!この絵にすればラブーンの可愛さがアップするのよッ!!」
「ダメよ。それではダメ。
私のこれこそが芸術と呼べるものなのよ」
コイツら。さっきからラブーンの傷の上から描く絵について話し合っているのだ。
ここにハンコックがいたお陰になる。
あの時、覇王色の覇気でラブーンも当てられて興奮状態から落ち着いてくれたのだ。
そしてラブーンにしっかりと話が出来て"またここに帰ってくる"という証の為に絵をプレゼントすることになったのだが……
「はっ。どれでもいいだろう」
「「「「ふざけるなッ!!」」」」
「…ゾロ。いまそれを言ったらダメだよ……」
揉めに揉めているのだ。
あの麦わら海賊団の海賊旗のマークで。
ルフィはあの絵心のない絵。
ウソップはしっかりとした絵。
ナミはカワイイを押し出した絵。
ロビン(分身)はカン十郎が書いたような絵。
本当に昔からロビンはあのタッチの絵が好きだよなー。
そしてナミはまさかの参戦。どんだけ"カワイイ"が好きになってるの?
で、後の皆はそんな絵を見比べてどれにするか多数決しようか、どうしようか?じゃんけんでもいいじゃない?とか、色々話し合っている。
そんな麦わらの一味を見たニュン婆が一言。
「お主の影響が酷すぎるわ」
「何もしてません。とは言えませんね」
実力は間違いなく上がったんだけど……
なんか、残念海賊団になった…のかな?
…………………………
「では妾は帰ります。
兄様、何かあれば言ってくだされば妾は何処へでも駆けつけます!」
「その時はお願いね」
「はい♪
おい、麦わら!!兄様の足を引っ張るではないぞッ!!
お主は見込みがあるが今のままでは全くダメじゃ。もっと精進せよ!!」
「おう!ありがとうなハンコック!!!」
「妾をその名で呼んでいいのは
婚約指輪をはめて幸せそう表情で帰っていったハンコック。結局、渡さないと終わらないと判断したロビンは「形だけよ。本当に結婚したいのなら…」と色々条件をつけたようだけど僕にはそれを教えてくれなかった。
まぁ、これで少しは二人の仲が良くなればいいけど。
それにルフィに対してもハンコックの反応は良さそうだ。
このままハンコックとルフィ。ってのがいいけど…
こればかりはどうなるか分からないなー
で、もう1つの問題はというと。
「出来たぁー!!!!」
「おっ。なかなかいいんじゃねえーか!!」
「もっとカワイイが欲しかったわ……」
「これも1つの芸術ね」
ドクロの骨格や"X"の骨はウソップが。
表情や歯などをルフィが。
"背景"に花やぬいぐるみ等をナミが。
その花などに戯れる蜂や動物をロビンが。
「「「「「「「「カオス」」」」」」」」
「「「「失礼な」」」」
まぁ、ラブーンも喜んでいるみたいだから僕はいいけど。
これが海賊旗だと思うと……こわッ!!!!
「………ハッ!!ここはどこだぁ!!!」
「やっと起きたのね、Mr.9……」
あっ。いたの忘れていたわ。
というか、ハンコックの登場で完全に"アラバスタ編"について忘れていたな……
「やぁ、Mr.9」
「ギャアアアアアアアアアアアッッ!!悪魔ああああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁッッ!!!!」
「誰が悪魔だ」
そんなに怖いことはしていない。
「まぁ、それは置いておいてだ。
君ら、どうやってここまで来たの?」
「も、もちろん船だが…この近くで沈んで……」
「帰りの船がないと……どうする??
「「えっ?」」
いや、Mr.9は驚くのは分かるけど、なんでビビまで驚いてるの?話したでしょう?
そういえば合図送るまで"演技"しておいてっていったなー。だとしたら上手いよビビ。本気で驚いているかに見えたから。
「い、いいのか?」
「もちろん。馬車馬のように働いてもらいますから」
「ヒィッ!!」
「ちなみに拒否権は、ない」
「単なる脅しじゃねえか」
五月蝿いよゾロ。
もちろんルフィが最終決定するからね。
いやなら……まぁどうにかするしかないけど……
「ルフィはどう??連れていっていいかな?」
「構わねぇぞ。気に入らなかったらまた一周すればいいしな!!」
そういう器がデカいのがルフィの良いところだな。
もしくは単に考えてないのか……だな。
「よし!!野郎共!!出航準備だあ!!」
ルフィの合図と共に出航準備が始まった。
その間僕はクロッカスさんとお話でもしようーと。
「お騒がせしました。クロッカスさん」
「こんな海賊、初めて見た……」
「そうでしょうね。
「ッ!!?…知っていたのか……」
はい。と頷くと懐かしそうな表情をするクロッカスさん。
そうだ!!と思い僕はポケットからあるものを渡した。
「これをどうぞ」
「なんだこれは?」
「シルバーズ・レイリーへの手紙です」
「レイリーだとッ!!!??」
慌てるクロッカスさんはその手紙を奪い取るように手にして中身を読み始めた。まぁ、内容は見ないことにしよう。流石に無粋だもんねー
この手紙はもしかしたらとレイリーさんにお願いして書いてもらったもの。少しでも近況報告的なものが出来ればいいかなーと思ったのだ。
「………そうか。中々面白い経歴と経験をしているのだな……」
「どちらかというとこれからのほうが面白くなりそうですけどね」
「違いない。あの麦わらの小僧は、どこか、"船長"を思い出させる……」
「そうですか。それはいいお墨付きをいただきました」
「私もレイリーに書こう。少し待っていてくれ」
「分かりました」
ここで"白ひげ郵便"を使う手もあったけどこれも無粋かなー。
ちなみに白ひげ郵便とは、白ひげさんが頻繁に手紙を、文通をするものだから僕が極秘で作った組織みたいなもの。
知ってるのはもちろん文通仲間。
なのでセンゴクさんもネプチューンさんなども知っている大組織、ではないけど"超極秘情報部隊"と別に呼ばれている。
書いてる内容、日常的なものばっかりなんだけどねー
「さて、これで出航出来ますね」
「出来るかぁボケエエェッ!!!!」
ウソップのハリセンで思いっきり叩かれたハジメ。
痛くはないが
「痛くはないですけど心が痛いですよウソップ」
「じゃかわしいわッ!!!
サンジを
と指差す方を見ると今だ石になってるサンジ。
しかしその表情はとても幸せそうで
「あのままでも、本望だと思いますが」
「いいかさっさと呼び戻せエエェ!!!!」
ルフィの「出航準備だ!」の時はノリノリだったのに、なんか理不尽だ。
…………………………
すぐにハンコックを呼び戻してサンジに
そしてすぐにハンコックには帰ってもらったのだが
「てめぇ!!なんで帰したんだよッ!!!!」
「アホかぁ!!また石にされるんだぞッ!!!!」
「美女を見て石になるなら…本望だッ!!!!」
「ほら、言ったでしょ」
「次はもう助けねえよチキショー!!!!」
やっぱりおかしいことを言っているサンジ。
もうダメなんだよ。多分死んでも治らない。
チョッパーやDr.くれはが見てもダメだと思う。
「クロッカスさん」
「なんだ?」
「僕達を追いかけて海軍が二隻来ます。
初めのほうは僕達の行き先を、二隻目は適当に誤魔化してください」
「それは構わんが……」
「もしタバコ咥えた男が文句を言ってきたら「ヒントがなければ追いかけてこれないんですか?」と「しつこいと嫌われますよ」と僕が言ってましたと言ってください」
「ケンカ売る気満々か……」
「いつも向こうが意味もなく仕掛けてくるので」
絶対違う。と、誰もが心の中でツッコミを入れた。
ノジコの腕につけたログポース。クロッカスさんからもらったログポースが指す先にはウイスキーピークがある。
その前に"アレ"を経験するんだよなー
みんな耐えられるかな?
「野郎共ッ!!出航だぁッ!!!!」
ルフィの掛け声と共に動き出す船。
さて、どうなることやら……