好き勝手にONE PIECEで過ごします。 作:ガイドライン
「状況はどうだ?」
「
その三人も気にせずずっと飲み続けてるから大丈夫だと思うが……」
「油断は出来ん。
とにかく場所を変えて監視をつけておけ」
Mr.8と呼ばれる男はこの町の村長であるイガラッポイ。
そしてその隣には途中でメリー号から飛び降りたMr.9とミス・ウェンズデー。さらにMr.8の相棒であるミス・マンデーがいた。
「しかしなんでアイツらにここまでやるんだMr.8??
クジラ捕獲失敗してここに連れてきたのは俺達だがここまでする必要があったのか?」
「そうよ。おかげで食料もお酒も無くなる寸前よ!」
「お前ら。何も考えずにあの海賊を連れてきたのか
……まぁ、今回はとんでもない大物を捕まえたからいいとしよう」
そういいながらMr.8は二枚の手配書を出した。
そこにはルフィとロビンの指名手配書でありその金額が
「なっ!!!??なんだこの金額はッ!!!!」
「あんな奴等がこんな金額をしてるのかい!!!」
Mr.9は連れてきた海賊が大物だったと知り驚き、ミス・マンデーはさっきまで飲んでいた奴等から想像できないと驚いている。
しかしそれを見ても驚かないのは1人。
「どうしたMr.ウェンズデー?驚かないのか?」
「い、いえ…もしかしたらって…気がしてたから……」
「ほう。ならMr.8よりも優秀だな
それを分かって連れてきたのだ。これはボスにいい報告ができる」
そういって悪い顔をするMr.9。
しかしミス・ウェンズデー、もといビビは別のことを懸念していた。
(ほ、本当に大丈夫なの?
正体を明かさずに組織の目的通りになってくれなんて……
あの人が本当に"大将"なら問題ないけど…周りの人達は強いのかしら……)
ハジメが協力するさいに出した条件とは"このまま正体を明かさずに当初の目的通りにやってほしい"だった。
なのでビビは正体を明かさずにここまでやってきた。
だが、いま現状はハジメを含む三人は場所を変えて飲み続けて、残りのメンバーは酔いつぶれている。
そしてもうひとつ、ビビはある条件を果たすためにMr.8に近づく。
「Mr.8。ちょっといいかしら??話があるのだけど…」
「なんだ?いまから一斉に海賊を捕まえるという時に」
「そうなんだけど、ちょっと気になることがあって……」
「ここで言えばいいではないか?」
「構わねえよMr.8。酔いつぶれている奴らを捕まえるぐらい俺達だけで十分だ」
「それに起きたとしても酔っている。私達だけで大丈夫よ」
Mr.9とミス・マンデーのいいパスが入り「なら、頼む」とMr.9とミス・ウェンズデーはその場から離れた。
そしてこの場を仕切るのはMr.8のパートナーであるミス・マンデー。
「いいかい。生け捕りにして政府に渡せば金が入る。
気合い入れていくよッ!!!!」
『うおおおおおおおおッッ!!!!』
どこから出てきたのかいつの間にかミス・マンデーとMr.9の周りにはこの町にいる人達が全員出てきていた。それも
「気合いが入っているところ悪いんだが、あいつら寝かしといてやってくれないか。昼間の航海でみんな疲れてんだ」
『ッッ!!!!??』
その声に誰もが振り替える。
町の人達が集まっている中で一番高い所から見下ろしている
ひとつは酒ビンを持ち口に含んで飲んでいる男。
ひとつはすでに戦闘体勢に入り刀をもつ女。
「優しいねゾロ。私、てっきり叩き起こすかと思ってた」
「こんな安い手に落ちる方がワリィんだ。ほっとけ」
「ふーん。そうなんだ」
「ちっ。変な感くぐりするな……」
そんな夫婦漫才をしている二人にミス・マンデーが
「あんたらッ!!泥酔してたんじゃ!!!!」
「剣士たる者、いかなる時も、酒に呑まれる様なバカはやらねェもんさ」
「流石にハジメさん達みたいにはなれないけどね……」
飲み終えた酒ビンをおいてゾロも1本の刀を抜く。
「知ってるぜ、お前ら。
ここは"賞金稼ぎ"の巣。そうだろう"バロックワークス"」
「ッ!!!!??……どうしてそれを……」
「昔おれらも、お前らの会社がスカウトを受けたことがある。ケッたけどな。社員達は互いの素性を一切知らせず、コードネームで呼び合う。
もちろんボスの居場所、正体も謎、ただ忠実に指令を遂行する犯罪集団"バロックワークス"」
二人とも戦闘体勢に入ると、下にいるミス・マンデーがこういった。
「残念だよ。大人しくしてれば
そう、このウイスキーピークのサボテンの針は
大きな岩に無数の墓碑が立っているのだ。それが遠くから見たらまるでサボテンのようになっている。
それはまるでここが海賊の墓場と言っているような場所。
「やりなッ!!!!」
攻撃命令に銃を持っているもの達は一斉にゾロ達に向けた。
しかしそこには誰もいない。
「どこに行ったッ!!」と探すバロックワークス。
するといつの間にか二人の姿が、大勢集まっている集団の中に現れていた。
「うしッ。やるか」
「どっちが多く倒せるか勝負ね」
突然現れた二人に対して動揺したがすぐさま武器を目の前の二人に合わせて攻撃する。
しかしまたあっという間に二人が消えた為に、お互いがお互いを傷つけあう形になった。
「何やってるんだいッ!!!!
確実に1人ずつ倒しなッ!!!!」
そう指示するミス・マンデーの言葉を聞いていたように、ゾロとくいなは2手に分かれ、バロックワークスの面々のその多くは女であるくいなに向かい出した。
「おいおい。これだと勝負にならねぇだろうが」
まさかこんなにハッキリと分かれると思わなかったゾロは舌打ちをした。しかしそれでさらにやる気になり
「まぁ。こいつら全員速攻で倒せば…くいなの分もやれるな」
ニヤッと笑っているとさっそくバロックワークスの社員が攻めてきた。一気に殺ろうと前後左右、上空からも仕掛けてくるために八方塞がりになったゾロ。それも完璧なタイミングで向かっているためにひとつだけ押さえても他の者がゾロを仕留めるという作戦。
しかし、それはゾロが相手なら意味がない。
「一刀流…"
刹那の攻撃。中心部から外へと吹き上げる嵐のように四方
バロックワークスの社員達は誰もが切られたと目をつぶってしまったがいつまで経っても切られた感覚がない。
確かめようと目を開けると標的であるゾロはそこにはいなく、離れた所で刀を振っている動作を見せた。
切り損ねたな!と誰もが思い近づこうとした時
「やめとけ。
その瞬間、少しでも動いた者から身体中に斬り口が裂けて血が溢れだす。それに驚き動いてしまいまた斬り口が広がる。
さっきのゾロの動作は刀についた血を振り落とすためだったのだ。
そしてゾロに攻撃をしようとしたもの全て倒れてしまった。
「ずいぶんと軽いが、いい刀だ」
まず使ってみたのは雪走。
刀を手にしてから何回か使ってはいるが"試し切り"という、その刀の特徴や性能を見極めてはいなかった。そんなことせずともこの雪走以外は
雪走は軽くて扱いやすいのが特徴のようで、それでいて切れ味も十分に鋭く、斬られた敵がそのダメージに一瞬気付かないほどだった。
一方、近くを通りかかったくいなも負けじと敵を斬り倒している。
「一刀流…"
握った束を地面に立て、それを起点に周りながら斬り込む。
とっさの方向転換もこれなら無理なく、回転を利用も出来て攻撃力も上がる。
この技、ゾロは"名前は似てるが別の技"を持っている。
しかしこれは近距離だから出来ること。
遠くからくいなを狙い狙撃しようとする者が
「いくら強くても、この距離なら…」
と、狙いを定めていたがくいなはその視線を感知して男の方を見た。それに驚きはしたがどうせなにも出来ないと銃の引き金に指を引っかける。
「一刀流…"
しかし男はその引き金を引けなかった。
何故か標的である女の刀に吸い寄せられるように見てしまっている。まるで自分を
「…"
次の瞬間、くいなは刀の柄を蹴りあげて狙っている男に刀を飛ばしたのだ。男も当たる寸前に気付きとっさに避けたが銃は刀に壊された。
くそッ!!と悪態をつく男だがすぐに代えの銃を用意しようとしたがその時、壁に突き刺さった刀の柄に細い糸が付いていることに気づいた。
それを見た時男は分かった。しかし遅すぎた。
その糸を手繰り寄せてくいながこちらまで飛んできたのだ。
とっさの防御も叶わずに斬られる男。
「ふぅー。成功して良かった」
この"
この技を練習しているが未だに6割は狙ったところより外れることがある。それでも刀の柄にワイヤーを仕込みそれを辿って向かえば斬りかかれると使ってはいる。
それでも吞擲は刀を少しの間でも手放すことになるので出来るなら使いたくない技でもある。
ゾロはどうだろうーと周りをみると丁度向かい側の同じ高さの建物の屋上にいるのを見つけた。
そしてゾロとくいなが近くにいるため多くの敵が下に群がって銃口を向けてくる。
改めてゾロを見るとアイコンタクトをしてきた。
そしてその意味を理解したくいなはゾロと同じタイミングで下にいる敵に向かって飛び降りて
「「
斬撃によって波状の衝撃波を発生させ広範囲の敵を斬り倒した。
それでもまだ群がってくる敵にゾロとくいなは背中合わせで刀を構える。
「私36人」
「ちっ、……33人」
「この勝負、私の勝ちかもね」
「言ってろ。こっからだ!」